日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月16日金曜日
◆【コラム】全員で掴み取った初の決勝進出…歴史を変えた鹿島に受け継がれる“らしさ”(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161215/527916.html?cx_cat=page1
珍しい光景だった。敵陣の左サイド、ゴールまで約30メートルの地点で獲得した直接フリーキックのチャンス。本来ならば相手ゴール前にポジションを取り、空中戦からゴールを狙う役割を担う鹿島アントラーズのDF昌子源が、自軍のベンチ前へ走り寄っていく。
テクニカルエリアで戦況を見つめていた石井正忠監督と、真剣な表情で何かを確認し合っている。南米サッカー連盟代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と市立吹田サッカースタジアムで対峙した、14日のFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝。71分過ぎに訪れたやり取りが、鹿島に受け継がれる“らしさ”を象徴していた。
「(永木)亮太君はどのような指示を受けて入っているんですか」
昌子が確認したかったのは、キャプテンのMF小笠原満男に代わって58分に投入されたMF永木亮太の役割だった。その4分前にはFW赤崎秀平に代えてFW金崎夢生をピッチに送り出すなど、1点をリードしている状況で早目の交代カードを切った理由を、石井監督は試合後の公式会見でこう説明している。
「相手の攻撃力がかなり高かったので、同点にされずにこちらが点を取ることを考えて2人を入れました。亮太に関しては守備面を安定させることを考えていましたが、ボールを奪ってからの攻撃力もあるので、それも期待しながらです」
攻めることで相手の勢いを封じ込める狙いも込めて、永木の武器でもある「前への推進力」を生かす青写真を描いていたのだろう。もっとも、昌子が思い描いていた選手交代とはちょっと乖離していた。実は後半に入ると、3トップの背後に位置する背番号10のMFマクネリー・トーレスが厄介な存在になっていた。
鹿島のダブルボランチ、小笠原と柴崎岳のマークを巧みに外してはパスを受けて攻撃を差配する。何かしらの対策が必要なのではないか、と思い始めた矢先に永木が交代で入ってきた。守備力も高い永木の運動量でトーレスを封じ込めるのかと考えたが、どうも勝手が違う。
ベンチとピッチで実際に戦う選手たちの思いがずれたままでは、小さな綻びが大きな穴となり、いつ決定的なピンチを招くともわからない。ファウルを食らったFW土居聖真がピッチにうずくまり、試合が中断する瞬間を待っていたとばかりに、昌子は石井監督と直接言葉を交わしにいった。そして、永木には特にトーレス封じのミッションを託していないと告げられると、こんな言葉を返している。
「10番は極力、亮太君に見てほしい。僕のコーチングで、亮太君につかせる時が多くなってもいいですか」
最前線には今夏のリオデジャネイロ・オリンピックに出場し、手倉森誠監督(現日本代表コーチ)に率いられたU-23日本代表とも対峙している身長183センチメートルのミゲル・ボルハをはじめ、3人のストライカーが攻め残っている状況が続いていた。
そこでセンターバックのどちらかがトーレスとの間合いを詰めれば、最終ラインに決定的なギャップが生じかねない。自軍のゴール前でのみ感じられる、相手攻撃陣の狙いがひしひしと伝わってきたからこそ、昌子はあえて指揮官の狙いに修正を願い出た。
間髪入れずに「それは中で(自由に)やってくれ」と一任した石井監督は、時間にして十数秒ほどの昌子とのやり取りこそが鹿島の強さの“源泉”だと力を込める。
「チームとして守備から入ることを実践し続けてきた中で、試合中に選手たちがベンチや監督の方を見て指示を仰ぐのではなく、試合中に選手たちが自分たちでしっかり判断しながら、という部分があるチームなので。その部分が、慌てなかった対応につながったと思います」
珍しい光景はまだ続く。トーレスを監視してほしいと指示した昌子と、それは基本的に最終ラインの役目だと考えていた永木がお互いに納得せず、半ば口論のような状況を招いてしまった。昌子が続ける。
「今すぐにゴールが必要かと言ったら、1-0で勝っていたこともあるし、特に前線の3人と10番は攻め残っていたわけやから。亮太君も(柴崎)岳も運動量があるけれども、そこはやはりどちらかが残ってほしいと伝えました。何か言い合いみたいになってしまったけど、亮太君も10番にしっかりとついてくれたことで、相手としてもちょっとボールを回しづらくなったのかなと。チームとして、そして組織として戦えたことが、2点目、3点目につながったと思います」
目の前の試合に勝つためには何が必要なのか、という考えに則って鹿島の選手たちはピッチに立つ。当然ながら意見が食い違うこともあるが、その時は例え試合中であっても簡単には妥協しない。根底に流れているのは神様ジーコが礎を作った黎明期から脈々と受け継がれてきた、勝者のメンタリティーだと石井監督は言う。指揮官もまた、1993年5月16日のJリーグ開幕戦をジーコとともに戦っているOBの一人だ。
「勝負に対する執着心があることと、チームのために全員が一人ひとりの役割を全うすること。そういう気持ちがあるチームなので、その点も今日の試合は非常に良く出ていたのではないかと思います」
勝負への執着心が強いからこそ意見をぶつけ合えるし、目標も高く掲げられる。キックオフ前に守備陣が設定した目標は無失点。好調な攻撃陣へ厚い信頼を寄せ、ゼロに抑えれば勝てるという方程式を成り立たせても、昌子とセンターバックを組んだ植田直通は「まだまだ納得できない」と笑顔すら浮かべない。
「内容としてもあまり自分たちがしたいと思っていたサッカーではないし、自分としては全てで納得できない。高さ以外でも勝ちたいところがあるので」
植田が納得できていないプレーのひとつに、ボルハとのマッチアップがあるはずだ。鹿島ゴールに背を向けた体勢でボールを収めるボルハとの間合いを詰め、背後にピタリと密着するたびに、昌子から「そんなにくっつくな!」と怒気を含めた指示が飛んできた。
驚くほど運動量が少なく、鹿島守備陣を拍子抜けさせたボルハだが、規格外のパワーとゴール前での一瞬の駆け引きは長けていた。自らの手を触れさせることで背中越しに迫る相手の位置や体勢を確認して、一瞬の隙を見逃さずにターンしてマーカーを置き去りにする。大柄な外国人選手と対峙する際の守備の“秘伝”が鹿島には伝わっている、と昌子は力を込める。
「スローインの時に僕が9番(ボルハ)の背後についたけど、案の定、手を使って僕のことを探してきた。なので、手が当たらんような位置にいたら、誰もマークに来ていないと思ったのか、体の横でトラップしたので、そこを狙ってボールを奪えた。そういう駆け引きを、僕は(中田)浩二さんや(岩政)大樹さんから教わった。センターバックだと、Jリーグでも外国人選手と対峙することが多いので。歴代の先輩たちの教えを、今日も実践したまでです」
実践したのはテクニックだけではない。アフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)との準々決勝で、前歯をへし折られたのはわずか3日前。痛み止めを服用し、医師からは「強い衝撃を受けると折れる」と警告された、プラスチック製の差し歯でむき出しになった神経をカバーして、昌子は何事もなかったかのように最終ラインを統率した。
「もう割れてもええ、という感じでした。ご飯とか固いものを食べただけでも割れると言われていたし、肉なんかもすごく細かく切って食べるのは辛かったけど、それでも言い訳にはできませんからね」
昌子の体と気力を支えていたのは、中田浩二氏(2014シーズンで引退)や、今もお互いに刺激し合う岩政大樹(前ファジアーノ岡山)から受け継いだ、常勝軍団の最終ラインを司る覚悟と責任感。そして、試合途中からは鹿島のもうひとつの伝統でもある“狡猾さ”も発揮していた。
FIFA(国際サッカー連盟)主催の大会で初めて導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、鹿島にFIFAの主催大会の歴史上で初めてとなる“ビデオ判定によるPK”が与えられ、土居が冷静にゴール左隅へ決めたのが33分。喜びと同時に要警戒を、昌子は全員に呼び掛けている。
「ああいうのでPKになるなら、ウチも取られる可能性が非常に高いと。特に相手にセットプレーを与える度に『手は使わずに、タイトに体をぶつけていこう』と言いました」
初めて臨む大舞台で、受け継がれてきた“らしさ”を存分に発揮。日本勢としてだけでなく、アジア勢としても初めてのファイナリストとなった鹿島は快挙達成から一夜明けて、18日に決勝戦が行われる横浜の地へと移動した。対戦相手は15日夜のもうひとつの準決勝で決まるが、心技体のすべてが最高のハーモニーを奏でる選手たちは、欧州サッカー連盟代表の銀河系軍団、レアル・マドリード(スペイン)との世界一をかけた真剣勝負しか望んでいない。
文=藤江直人
◆鳥栖DF青木剛が契約更新「鳥栖でプレー出来る事に感謝」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205473-205473-fl
サガン鳥栖は15日、DF青木剛(34)と2017年度の契約を更新したことを発表した。今夏、鹿島から加入した青木はJ1リーグ8試合に出場していた。
クラブを通じて青木は、「来シーズン、サガン鳥栖の為に自分が出来る事、やるべき事を全うして、エネルギーをチームに注ぎ、貢献したいと思います。サガン鳥栖でプレー出来る事に感謝して戦います」とコメントしている。
◆ハリル監督、鹿島・金崎の再招集検討へ 6戦5発大活躍で再評価(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161216/jpn16121605030001-n1.html
サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が、クラブW杯決勝に進出した鹿島のFW金崎夢生(27)の代表再招集を検討していることが15日、分かった。クラブW杯は同日、準決勝もう1試合を行い、欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)が北中米カリブ海代表のアメリカ(メキシコ)に2-0で快勝。指揮官として日本初上陸のジネディーヌ・ジダン監督(44)は、ホッと胸をなで下ろした。
前日14日のクラブW杯準決勝で南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)を破り、アジア勢初の決勝進出を果たした鹿島。Jリーグチャンピオンシップ(CS)から6戦5発と絶好調をキープするエースFW金崎の日本代表復帰の可能性が、急浮上した。
日本代表のハリルホジッチ監督はCSやクラブW杯での活躍を受けて、実力を再評価。複数の関係者によると、来年3月のW杯アジア最終予選再開まで「あのパフォーマンスを続けてもらえれば」という条件付きながら、代表に呼び戻す考えを示唆したという。
金崎は8月のリーグ戦・湘南戦で石井監督に途中交代を命じられ、激怒して暴言。チームへの許されざる造反行為と見なされて、ハリルホジッチ監督から日本代表からの“無期限追放”を宣告され、6月7日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦を最後に招集されていない。
日本代表はアジア最終予選B組で現在、勝ち点10でサウジアラビアに続く2位。本戦進出圏内にいるものの、9月の初戦では格下のアラブ首長国連邦(UAE)に1-2でいきなり黒星を喫するなど、常に首の皮一枚の戦いが続いている。勝負強さを見せる金崎を、来年3月23日のUAE戦から再開する最終予選の起爆剤とする考えだ。
金崎は「俺が悪いから」と日本代表については多くを語らず、鹿島での活躍をステップに再度の海外移籍も視野に入れている。18日のクラブW杯決勝(横浜)で結果を残し、代表復帰と欧州移籍へ弾みをつける。
金崎 夢生(かなざき・むう)
FW。1989(平成元)年2月16日生まれ、27歳。三重・津市出身。小2でフットサルを始め、サッカーは中学校入学後に開始。兵庫・滝川二高から2007年に大分入団。名古屋、ニュルンベルク(ドイツ)、ポルティモネンセ(ポルトガル)を経て15年2月に鹿島。今季開幕前に完全移籍した。代表デビューは09年1月のイエメン戦。J1今季30試合10得点、同通算208試合35得点。代表通算10試合2得点。1メートル80、70キロ。
◆無敗記録更新のジダン監督、鹿島との決勝へ「日本のチームはホームだから…」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205529-205529-fl
[12.15 クラブW杯準決勝 クラブ・アメリカ0-2R・マドリー 横浜]
2年ぶり2度目のクラブW杯制覇に王手をかけたレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は「自分たちは決勝進出を目論んでいた。目指していたことを成し遂げられた」と、納得の表情を見せた。
公式戦無敗記録を「36試合」に伸ばして迎える決勝の相手はJリーグ王者の鹿島アントラーズだ。前日14日の準決勝アトレティコ・ナシオナル戦について「自分たちが対戦する可能性のあるチームの試合はすべて見ている」としながらも、鹿島の印象については「どのプレイヤーというのはない。チームとして試合の流れを追った。日本のチームはホームだから頑張ると思う」と話すにとどめた。
「今、一番大事なのは休養を取ること」。中2日で迎える決勝戦に向け、何よりも疲労回復を重視し、「日曜までの間に相手チームを細かく分析したい」と指摘した。
現役時代、クラブW杯の前身にあたるインターコンチネンタル杯を2度制覇しているジダン監督。96年にはユベントスの選手として、02年にはレアルの選手として来日し、タイトルを勝ち取った。「以前はインターコンチネンタル杯だった。タイトルは変わるが、このカップを持ち帰りたい」。選手、監督含めて自身3度目のクラブ世界一へ、ジダン監督の視線は次を見据えた。
(取材・文 西山紘平)
◆鹿島・柴崎ら20人、Rマドリード-アメリカ戦生観戦/クラブW杯(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161216/jle16121605010002-n1.html
Jリーグ王者の鹿島は南米王者ナシオナル・メデジン(コロンビア)を3-0で下した歴史的な一戦から一夜明けた15日、大阪から空路、決勝の地・横浜に移動した。
この日はオフとなり、羽田空港に到着した選手らは横浜市内の宿舎で激戦の疲れを癒した。DF昌子は「決勝はこれまで以上に厳しいものになる。しっかりと準備したい」と18日の決戦に向けて意気込んだ。
その後、石井監督とMF柴崎、準決勝のゴール後にロナウドポーズを真似たFW鈴木ら選手、スタッフ約20人が、Rマドリード-アメリカの準決勝をスタンドで生観戦。試合後は報道陣の取材エリアを通らず、別の出口から帰路に就いた。
◆鹿島石井監督らレアル戦視察「次に向けて準備」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1752341.html
Jリーグ王者としてクラブW杯でアジア勢初の決勝進出を決めた鹿島は15日、南米代表ナシオナル・メデジン(コロンビア)戦から一夜明け、決勝の地となる横浜へ移動した。石井正忠監督(49)やコーチ陣に加え、希望した選手らも、Rマドリード-クラブ・アメリカ戦(日産ス)を視察した。
石井監督は横浜へ向かう前の羽田空港で「もう次に向けて準備にとりかかっています。疲れている選手や、痛んでいる選手もいるので体調を整えたい」。今大会は1回戦から準決勝まで7日間で3試合を戦い、さらに中3日で18日の決勝に臨むため、過密日程での体調管理に重点を置いた。
また、準決勝で3点目を奪い、Rマドリードのロナルドのようなゴールパフォーマンスでも沸かせたFW鈴木優磨(20)は、FIFA(国際サッカー連盟)のホームページ上にも特集されるなど注目を浴びた。数多くの祝福メールや電話も約200件届き、「やっぱ、うれしいっすね。みんな見ていてくれたんだなと。でも決勝で決めなかったら、これで忘れられてしまう。決勝でも(ゴールを)決められるように、いい準備をするだけです」。濃紺のスーツに赤と黒のネクタイ姿で力強く2戦連続ゴールを誓った。【鎌田直秀】
◆鹿島はいつ「勝負をかけるのか」判断が大事(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161216/jle16121605000001-n1.html
【小島伸幸の好セーブ】
クラブW杯準決勝(15日、アメリカ0-2Rマドリード、横浜国)やはりレアル・マドリードは強い。ベンゼマ、ロナウドとエース格の選手が活躍したが、全体的に見ても実力差が明確な試合となった。
注目の決勝。鹿島にとっては厳しい戦いになるだろう。一方的に押し込まれる展開が予想されるが「どの位置で、どのタイミングで勝負をかけるのか」の判断が大事になる。相手の戦い方に応じるのではなく、決めた戦術を貫くことが、鹿島が番狂わせを起こす好機につながるだろう。
日本代表DF昌子を中心とする鹿島の守備陣は準決勝でいい守りを見せた。レアルのスター軍団がそれをどのように崩すのか。逆に鹿島がどのように抑えるのか。日本サッカーの将来を考える上でも、これ以上ない重要な一戦になる。日本代表のハリルホジッチ監督にも、世界とどのように戦えばいいのか、参考になる試合となるだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)
◆都並敏史がクラブW杯決勝進出の鹿島を称賛「石井監督の狙いは素晴らしい!」(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161215/528094.html?cx_cat=page1
14日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝で、開催国王者の鹿島アントラーズが南米王者アトレティコ・ナシオナルを下して、日本勢として初の決勝進出を決めた。
試合を見守った元日本代表DFの都並敏史さんは、開口一番「鹿島の戦略勝ち」と口火を切る。「石井監督が決めたゲームプランをしっかり選手が遂行した。前半、粘り強く耐えて、後半に相手が出てくるところを金崎の投入からスピードアップ。1回戦、準々決勝で見せていた形を準決勝でも見せた」と振り返り勝因を語った。
「アトレティコ・ナシオナルの3トップに対して、1対1ではなく2人を付けて2対1で守る形を徹底していた」と守備の局面についても言及。「小笠原を先発で起用して、相手のキーマンである10番マクネリ・トーレスのポジション取りを消していた。後半は永木を投入してパワーを維持する。石井監督の狙いは素晴らしい。おめでとう! 鹿島!」と手放しでたたえ、「サッカーは何が起きるか分からない」と締めた。
鹿島が待つ決勝進出を懸けた準決勝2試合目のクラブ・アメリカ対レアル・マドリードは、12月15日(木)よる7時から地上波日テレ系生中継される。
◆ジーコ氏が古巣・鹿島にエール「クラブ世界一のタイトルを獲得できる」(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161215/527908.html?cx_cat=page1
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝が14日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズが南米サッカー連盟代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0で下し、日本勢初の決勝進出を果たした。この結果について、クラブOBで元日本代表監督のジーコ氏のコメントを、ブラジルメディア『テーハ』が14日に伝えている。
得点を決めた3選手について、ジーコ氏は「PKを決めた土居聖真は2007年、ヒールで追加点を挙げた遠藤康は2003年、3点目の鈴木優磨は2011年に、日伯友好カップに参加した選手たちだ」と、コメント。日伯友好カップとは、ジーコ氏が主催するU-15の大会で、毎年8月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州にあるジーコサッカーセンターで開催されている。毎年、日本からはJリーグ選抜や鹿島アントラーズなどが参加しており、自身が発案した大会への出場経験を持つ選手たちが、国際舞台で得点を決めたことを喜んでいる。
また、「鹿島のチーム状態は非常に良好だ。クラブ世界一のタイトルを獲得できる」と、古巣にエールを送っている。
◆ジーコ氏、鹿島の実力に太鼓判。CWC優勝を願う「世界タイトルを獲得できる」(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2016/12/15/post190041/
クラブW杯の準決勝が14日に行われ、開催国王者の鹿島アントラーズは南米王者のアトレティコ・ナシオナルと対戦し3-0の勝利をおさめた。決勝進出を決めた鹿島について元ブラジル代表で鹿島OBのジーコ氏が言及した。14日にブラジルメディア『esportes』が報じている。
まず、FIFA主催国際大会で史上初のビデオ判定が行われた事に関しては「長い間、これは続けるべき。識別可能なエラーを簡単に取り除くことができる。この措置により、多くの悪い行為はできなくなるだろう」とコメントした。
そして、南米王者に勝利した鹿島については「鹿島はとても好調であり、世界タイトルを獲得することができる」と語り、クラブW杯優勝を願っている。
【了】
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