日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年10月23日土曜日

◆【鹿島】アウェーの地でFC東京撃破へ。相馬直樹監督「しっかりとゲームに入り、先に点を取ること」(サッカーマガジン)






10月22日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは2日に行なわれた第31節で横浜FCに敗れ、ホームで勝ち点を奪うことはできなかった。それから3週間後となる23日、アウェー・味の素スタジアムでの第33節FC東京戦を戦う。


「FC東京は前へのエネルギーが非常に強くなっている」


 鹿島は10月2日の第31節横浜FC戦に敗れてから、3週間にわたり公式戦から遠ざかった。ファン・サポーターに勝利を届けられない日々が続く中、23日に敵地・味の素スタジアムで迎える次節のFC東京戦は何としても勝利をつかみ取りたい一戦となる。

 横浜FC戦から3週間がたち、「横浜FC戦ではしっかりと戦えなかったところもあった」と相馬直樹監督は反省点を挙げる。それだけに、公式戦のなかった期間のトレーニングでは「いろいろな戦い方であるとか、やり方のところで確認した部分は当然ありますが、それ以上にチームが一つになって戦うというところをしっかりと選手たちに持ってもらえるように」と強調した。

 結果だけを見れば、対戦相手となるFC東京もいま一つ波に乗れていない状況だ。リーグ戦ではここ3試合で勝利がなく、直近のルヴァンカップ準決勝第2戦では名古屋に競り勝ったものの、2戦合計スコアで及ばず敗退となった。それでも、相馬監督は「FC東京はルヴァンカップを落としてしまいましたが、前へのエネルギーが非常に強くなっている。それだけでなく、速い攻撃もストロングポイント」と警戒する。そのため、「その良さを出させないようにできるかが、すごく大事になる」と試合のポイントを語った。

「このFC東京戦では、まずはしっかりと戦うこと。我々は3週間、FC東京は2週間と、お互いにゲーム間隔が空いた中で、しっかりと立ち上がりからゲームに入ること、それプラス、先に点を取ること、あるいは先に取らせないこと。それが、中断後の再開のゲームで大事になると思っています」

 AFCチャンピオンズリーグ出場権争いと天皇杯が待ち受けるシーズン終盤戦に向けて弾みをつけるためにも、相馬監督率いる鹿島はアウェーの地で勝ち点3を持ち帰りたい。


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◆【FC東京vs鹿島プレビュー】カップ戦で復調のきっかけを得たFC東京…逆転での目標達成へ勝つしかない鹿島 (サッカーキング)






■FC東京 カップ戦で見せた好パフォーマンスをリーグ戦でも続けられるか


【プラス材料】
 代表の活動期間に行われたJリーグYBCルヴァンカップ準決勝は、DF長友佑都とDFジョアン・オマリ、出場停止のMFレアンドロを欠く中、名古屋グランパスに1勝1敗。トータルスコアにより決勝進出は果たせなかったが、第2戦はシーズン一番とも言える試合内容だった。左サイドバックに抜擢されたMF渡邊凌磨が好パフォーマンスを見せたほか、MF髙萩洋次郎が攻守のリンクマンとして活躍。自らゴールを挙げるなど、チームの連動性を生かして終始主導権を握った。

 髙萩は今節に向けて「前線の推進力を生かしてゴールに直結するプレーを優先しつつ、それができなかった時に判断を変えることも大事。鹿島アントラーズは基本が徹底されているチーム。球際の勝負でも上回りたい。ホームでファンの皆さんに気持ちの伝わる試合をしたい」と述べており、勝利に期待がかかる。

【マイナス材料】
 国外でワールドカップ予選を戦った長友とJ・オマリのコンディションは不透明。また、ここにきてDF鈴木準弥が負傷した。レアンドロは今節も出場停止で、チームとしては苦しい状態が続いている。特にゲームの中で苦境に陥った時、一気に流れを変えられるような交代策がなかなか打てていない状況でもある。

 流れを引き寄せられるFW永井謙佑の先発起用を含め、今節もメンバーは流動的。だが、交代のオプションが限られることはマイナス材料だ。

 現在リーグ戦2連敗、直近の3試合で得た勝ち点は1ポイントのみ。また、鹿島戦においても2019年の第26節以降は1分3敗で勝利がなく、2連敗中と分が悪い。ルヴァンカップで得た手応えをこの鹿島戦につなぐことができるか、も焦点の一戦となる。

文:totoONE編集部


■鹿島アントラーズ 久々の試合で結果を残せるか。攻撃陣の奮起が待たれる





【プラス材料】
 リーグ戦6試合を残して現在6位。目標を「来季のACL出場権を得られる3位以内」に下げざるを得ない位置にいる。ただ、この状況がアウェイのFC東京戦で安定しないチームの背中を押すことになるかもしれない。

 ACL出場権を得られる3位のヴィッセル神戸との勝ち点差は「6」。サッカーのリーグ戦で逆転可能・不可能のラインとなるのが「残り試合数が勝ち点差を超えないこと」だとすれば、鹿島アントラーズはまだ諦める数字ではない。

 直近のリーグ戦8試合で4勝4敗という成績が物語っているように、ふたを開けてみなければ分からないチーム状況にある。とにかく勝ちにいかなければいけないという境遇は、これまで足りなかった攻撃の大胆さを生む可能性があると見てプラス材料に挙げたい。

【マイナス材料】
 マイナス材料は明確で、前節の横浜FC戦から試合間隔が3週間も空いたことだ。シーズン終盤で疲労や多少の痛みなどを抱えながらの練習は、生産性を求めるのが難しい。最終節後に戦う天皇杯で番狂わせが多いのは、この難しさが一因に挙げられる。リーグ戦に関してはFC東京も同じ試合間隔なのが救いだが、直前のリーグ戦から2週間空いた第22節の柏レイソル戦(1●2)や第28節のアビスパ福岡戦(0●3)では黒星を喫するなど、今季は良い結果を残すことができていないデータがある。そのため、不安は募るばかりだ。

 また、勝つためには得点が必要となるが、強引な形でゴールに迫ることができるFWエヴェラウドが今節は累積警告のため出場停止。先に主導権を握らなければ、苦しい試合になることが見えている。

文:totoONE編集部


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◆J1鹿島、勝利で勢いを 23日FC東京戦 荒木の得点に期待(茨城新聞)






明治安田J1第33節第2日は23日、各地で5試合が行われ、6位鹿島は東京・味の素スタジアムで9位FC東京と対戦する。キックオフは午後2時。鹿島の今季通算成績は16勝5分け11敗、勝ち点53。27日の天皇杯全日本選手権準々決勝・川崎戦に向け、今節に勝って勢いに乗りたい。

2日に行われた前節・横浜FC戦は1-2で競り負けた。ホームでありながら、相手の勢いに押されてしまった。





リーグ優勝の可能性はなくなっており、現在はアジア・チャンピオンズリーグプレーオフの出場権が与えられる3位の座を争う。3位神戸との勝ち点差は7で、これ以上の負けは許されない。

FC東京は今季の無冠が決定している。ただ、YBCルヴァン・カップ準決勝で名古屋に2戦合計スコアで敗れたものの、10日の第2戦はホームで高いプレー強度を発揮し、競り勝った。

前回対戦では鹿島が3-0で快勝したが、油断は禁物だ。前線にはパワーとスピードのある選手が並び、サイド攻撃には迫力がある。守備から縦に早い攻撃を繰り出す形も得意としており、先制点は与えれば厄介だ。

鹿島は3週間ぶりの公式戦で、立ち上がりから高いプレー強度を示さなければいけない。前節の敗戦後、相馬監督は戦術の整理に加え、メンタル面へも働き掛けてきたとし、「戦う姿勢を出したい。チームが一つになって戦う」と強調した。

注目は2桁得点が目前の荒木。昨年プロ初先発を果たした舞台で大台を狙う。攻撃をけん引する若鹿は「良い思い出があるスタジアムで、結果を残したい」と意気込む。


◆J1鹿島、勝利で勢いを 23日FC東京戦 荒木の得点に期待(茨城新聞)





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