
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年2月10日日曜日
◆大迫勇也、用具をナイキに変更…現役代表主力選手の契約メーカー変更は異例(報知)

サッカーダイジェスト 2019年1月10日号【電子書籍】
日本代表FW大迫勇也(28)=ブレーメン=が、ナイキ社とスパイクなどの用具提供契約を結んだことが9日、分かった。日本代表が参加した1月のアジア杯(UAE)まではアシックス社製のスパイクを履いていたが、10日のアウクスブルク戦からナイキ社製を使用する。現役日本代表の主力選手が契約メーカーを変更するのは異例だ。
大迫は鹿島時代にナイキ社と契約していた。そのスパイクで主力への階段を上り、ドイツ移籍を果たした。14年ブラジルW杯では力を発揮できず悔しい思いもしたが、常に挑戦する気持ちを持っていた。今回の変更はナイキ社から高い評価を得たことに加え、3年後のカタールW杯へ向けて、挑戦する気持ちを大切にしたいという思いが込められている。
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◆【J1開幕直前クラブガイド】アジア初制覇も主力の大量流出、国内タイトル奪還なるか!?《鹿島アントラーズ》(超WORLDサッカー)

GIANT KILLING Jリーグ50選手スペシャルコラボ21巻【電子書籍】[...
2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第3弾はアジア王者の鹿島アントラーズを紹介。
◆Jタイトル奪還が最優先《優勝争い》
※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択
全冠制覇を掲げ挑んだ大岩剛体制2年目の2018シーズンだったが、勝ち取ったタイトルはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初制覇のみ。国内では無冠に終わり、悲願を果たすも物足りない結果となった。
さらに、チームの軸であった小笠原満男が現役生活に別れを告げ、2018年夏から移籍が噂されていたDF昌子源がフランス・トゥールズへと完全移籍。主力選手の大量流出もあり、変革が求められるシーズンとなる。
今シーズンの目標は、国内タイトルの奪還だろう。変わりながらも強さを維持することが、常勝軍団と呼ばれる所以だ。
注目ポイントは、主力の流出をどうチームとして循環させるかだ。2018シーズンの途中から数えると、FW金崎夢生(サガン鳥栖)、FWペドロ・ジュニオール(フォルタレーザ)、センターバックのDF植田直通(セルクル・ブルージュ)、昌子、サイドバックのDF西大伍(ヴィッセル神戸)とチームの核を担っていた選手がこぞって流出した。
2018シーズン終盤は、上手くターンオーバーし連戦を乗り切ることができたものの、精神的柱であった小笠原の引退もあり、チームの総合力が試されることとなる。
FC町田ゼルビアで武者修行を積んだMF平戸大貴の復帰もあり、セットプレーの精度の向上は期待できる上、前線のタレントは揃っている。ベストな組み合わせをいかに早く見つけられるかが重要だろう。
問題はディフェンスライン。選手層が厚いとは言えない戦力構成のため、DF犬飼智也、DF町田浩樹の成長と、ケガ明けのDF伊東幸敏の復帰がキーとなる。
◆主力流出の穴は埋め切れたのか!?《D》※最低E~最高S
DFブエノ(23)←徳島ヴォルティス/期限付き満了
DF佐々木翔悟(18)←鹿島アントラーズユース/昇格
DF関川郁万(18)←流通経済大学付属柏高等学校/新加入
MF平戸太貴(21)←FC町田ゼルビア/期限付き満了
MF白崎凌兵(25)←清水エスパルス/完全
MF有馬幸太郎(18)←鹿島アントラーズユース/昇格
MF名古新太郎(22)←順天堂大学/新加入
FW伊藤翔(30)←横浜F・マリノス/完全
【OUT】
DF昌子源(26)→トゥールーズ(フランス)/完全
DF西大伍(31)→ヴィッセル神戸/完全
DF三竿雄斗(27)→大分トリニータ/完全
MF小笠原満男(39)→現役引退
MF杉本太郎(22)→松本山雅FC/完全
MF久保田和音(22)→ファジアーノ岡山/育成型期限付き
MF田中稔也(21)→ザスパクサツ群馬/完全
FWペドロ・ジュニオール(32)→フォルタレーザEC(ブラジル)/完全
FW垣田裕暉(21)→ツエーゲン金沢/期限付き延長
◆超WS編集部イチオシ選手
MF三竿健斗(22)
東京ヴェルディから移籍加入し、在籍4年目となる今シーズン。チームの軸として選手会長も任されているほどになった。
昨シーズンは三竿を軸に、MFレオ・シルバ、MF永木亮太、小笠原とうまくローテーションをして連戦を戦い抜いていた鹿島。相方が変わっても器用にバランスを取ることが出来る三竿だが、今シーズンはディフェンスラインとの連携も求められる。
三竿がボランチとして機能し、攻守のバランスを取ることができれば、鹿島の優勝も見えてくるであろう。
◆注目の東京五輪世代!
MF安部裕葵(20)
今シーズンから鹿島の「10」を背負う事となった安部裕葵。2018シーズンは、ACL制覇やJリーグベストヤングプレイヤー賞の受賞等輝かしい体験をした一方で、クラブ・ワールドカップのリーベル・プレート、レアル・マドリーとの対戦では世界との差を目の当たりにし、挫折も味わった。
個人の数字にはこだわらず、クラブの勝利が第一とは言うものの、安部がゴール、アシストを積み重ねることは、鹿島の国内タイトル奪還に必要不可欠と言える。天と地の経験を経て、世界を体感した安部の成長に期待である。
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◆鹿島新主将の内田篤人、主力流出も「そうしてタイトルを取ってきたチーム」(ゲキサカ)

僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版【電子書籍】[ 内田篤人 ]
[2.9 いばらきサッカーフェスティバル 鹿島1-0水戸 カシマ]
鹿島アントラーズの新キャプテンに就任したDF内田篤人は水戸とのプレシーズンマッチで15分間にわたってプレーした。「開幕がピークじゃない。僕は一回死んだ身ですからみんなと一緒に身体を作っていたらダメ」。長いシーズンを見据えて徐々にコンディションを上げていくようだ。
昨季から約8年ぶりに古巣鹿島へ復帰。J1リーグ戦では12試合の出場だったが、ACLでは準決勝の決勝ゴールなど要所で大きな活躍を見せ、クラブ史上初のアジア制覇を牽引した。そうして迎えた2年目は新主将を担当。オフには中心選手の流出もあり、さらに大きな役割が期待される。
しかし、しばらくは焦らず調整していく構えだ。「そこ(開幕)を見ていたら、キャンプ全部やったほうがいいけどそこだけじゃない」。そう強調した30歳は開幕へラストスパートをかける同僚たちとは別調整を続けている模様。「別に遅れているとは思っていない。やれと言われればやれる」上での選択だという。
オフにはDF昌子源(→トゥールーズ)、DF西大伍(→神戸)といった中心選手が移籍し、最終ラインは大きく顔ぶれが変わることになる。しかし、経験豊富な30歳は問題視していない。「他のチームとは違って良い選手はどんどん海外に出ちゃう。それは日本の現代のサッカーの流れ」と語り、次のように続けた。
「(鹿島は日本の)トップでやっているので、核を作り切れずにチームを作らなきゃいけない難しさはあるけど、ヤナギさん(柳沢敦)も(小笠原)満男さんも俺も、ゲンも、ナオ(植田直通)も。これから出て行く選手がいるかは分からないけど、そうしてタイトルを取ってきたチーム」。
選手流出を常勝軍団の歴史の一部と受け入れ、「新しい選手が活躍するチャンス」と若手の台頭を期待した内田。「若い選手もポテンシャルは持っている。昨季はスタートでこけたし、型にハマって戦える流れができてくるといいけど、そこに乗っかるまでは難しい」。自らのコンディションも、チームの完成度も、落ち着きをもって高めていくつもりだ。
(取材・文 竹内達也)
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◆鹿島新主将の内田篤人、主力流出も「そうしてタイトルを取ってきたチーム」(ゲキサカ)

◆何度も響いた“関川コール”…サポーター期待の18歳CB「特別な時間だった」(ゲキサカ)

◆◆オプション増刊 / 2019年1月号
[2.9 いばらきサッカーフェスティバル 鹿島1-0水戸 カシマ]
ゴール裏に陣取るホームサポーターの大声援からは、あふれんばかりの期待が感じられた。流通経済大柏高から加入した鹿島アントラーズDF関川郁万は後半26分から途中出場。「出ると思っていなかった」と予期せぬ本拠地デビューだったようだが、度重なる関川コールに「うれしかった」と照れ笑いを浮かべた。
2年連続での全国高校選手権準優勝という実績を引っさげ、常勝軍団の鹿島に加わった高校3年生。高円宮杯プレミアリーグEASTではアウェーチームとしてピッチに立っていたカシマスタジアムでこの日、初めてホームサポーターの声援を受けた。「迫力があるし、変なプレーはできないと思った」と素直な感慨を語る。
新加入選手は他にもいたが、関川にはとりわけ大きな声援が送られていた。DF植田直通、DF昌子源といった海外移籍組の影響もあるのだろう、超高校級センターバックへの期待は大きい。関川自身も「もっと鹿島の一員に認められるようにアピールして、信頼を得たい」と注がれた愛情をピッチ上で表現していく構えだ。
「鹿島はタイトルを取り続けないといけないクラブ。自分が試合に絡めたらいいけど、まだスピード感などが課題」と語ったように、プロレベルには適応過程。「紅白戦でも前線にレベルの高い選手がいるし、ついていくのが必死。もっと上を目指す選手であるなら余裕を持たないといけない」と取り組む最中だという。
もっとも、この日はJ2水戸を相手に落ち着いたプレーを披露。果敢なポジション取りや両足ビルドアップといった長所もアピールした。「特別な時間だった。今までの選手権、紅白戦の90分以上に値するような時間だったと思う」。本拠地での第一歩を踏み出した18歳にとって、期待を感じながらの実り大きな約20分間だったようだ。
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◆何度も響いた“関川コール”…サポーター期待の18歳CB「特別な時間だった」(ゲキサカ)

◆18歳の鹿島・関川、本拠地デビュー!「いきなりチャンスがきた」(サンスポ)

「第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」大会プログラム【電子書...
Jリーグ・プレシーズンマッチ(9日、カシマスタジアムほか)J1鹿島が1-0でJ2水戸を下した。1-0の後半26分、全国高校選手権で準優勝した千葉・流通経大柏から加わったDF関川郁万(いくま、18)が本拠地デビューを果たし、開幕ベンチ入りの可能性も出てきた。
冷たい雨が降り注ぐスタジアム。鹿島の大物ルーキー、DF関川が白い息を吐きながら本拠地のピッチに初見参した。
「いきなり(出場)チャンスがきた。『これで逃したら次はない』と思い、がんばった。守備面の1対1では勝てた」
恒例のJ2水戸とのプレシーズンマッチ。1-0の後半26分、腰を痛めたDF町田に代わって左センターバック(CB)で緊急出場すると、相手FWに素早く寄せてボールを奪い切り、1-0の勝利に貢献。全国高校選手権で2年連続準優勝した流通経大柏から鹿島入り。182センチながらタイミングの良い跳躍で空中戦にも強い。
CBは昨季途中にDF植田(セルクル・ブリュージュ)、今オフにDF昌子(トゥールーズ)が抜けたポジション。23日の大分との開幕戦(カシマ)に向け「アピールしていく」。DF登録の高卒新人で開幕メンバー入りすれば、2006年に先発したDF内田以来13年ぶり。18歳とは思えぬ落ち着いた面構えに、自信を漂わせた。 (一色伸裕)
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◆18歳の鹿島・関川、本拠地デビュー!「いきなりチャンスがきた」(サンスポ)

◆鹿島 内田から関川に愛のムチ「背が低い分、頭でプレーしないと」(スポニチ)

GIANT KILLING Jリーグ50選手スペシャルコラボ28巻【電子書籍】[...
いばらきサッカーフェスティバル 鹿島1-0水戸 ( 2019年2月9日 カシマスタジアム )
鹿島は9日、開幕前恒例の水戸とのプレシーズンマッチ、いばらきサッカーフェスティバル2019を本拠地で行い、1―0で勝利した。MF中村充孝(28)のゴールで先制した後、後半26分に、流通経大柏高から加入したDF関川郁万(18)が途中出場した。プロになって初めてプレーするカシマスタジアムで、上々のデビューを飾った。
気温3度のカシマスタジアムに何度も「関川」のコールが熱く響いた。後半26分から4000人のサポーターの前で本拠地デビュー。高校選手権の活躍で脚光を浴びたルーキーは「15分間くらいでしたけど、自分にとって特別な時間だった。紅白戦や選手権、そういう90分間に値する以上の時間だった」と笑顔で振り返った。
昨季で引退した小笠原氏も観戦した一戦。町田に代わり左センターバック(CB)に入り、落ち着いた守備を見せた。約20分間で約20回のボールタッチ。終了間際にはサイドを高速で駆け上がる相手に並走してボールを奪いきる好プレーもあった。「あんまり緊張しなかった。(得意な)ヘディングはなかったけど、最後は1対1で勝てていい形で終われた。細かいミスはたくさんあったけど、まず守備面でうまく対応できたのは良かった」とうなずいた。
及第点以上の内容にも、新主将のDF内田からは早速、課題を突きつけられた。1メートル82はCBとしては小柄で、「背が低い分、頭でプレーしないといけない。いくらジャンプ力があるといっても、(海外には)1メートル90のカメルーン人がいたけど、俺より高く跳んで、速く走る」とピシャリ。成長を見込むからこそ、油断しないための“愛のムチ”。公式戦デビューへ、まい進する18歳は「鹿島の一員として認められるよう、もっとアピールして信頼を得たい」と力を込めた。
◆関川 郁万(せきがわ・いくま)2000年(平12)9月13日生まれ、東京都八王子市出身の18歳。狭間FC―FC多摩―流通経大柏。空中戦に強く、高校では1年から主力としてプレー。2年時に全国総体優勝。2、3年時に全国選手権準優勝。好きな選手はスペイン代表DFのセルヒオラモス。1メートル82、72キロ。家族は父、母、兄、姉。
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◆鹿島 内田から関川に愛のムチ「背が低い分、頭でプレーしないと」(スポニチ)

◆鹿島 MF中村が左足で技ありV弾「これを続けないと」(スポニチ)

◆◆月刊サッカーマガジン / 2019年3月号
鹿島は9日、開幕前恒例の水戸とのプレシーズンマッチを戦い、1―0で勝利した。4608人が観戦した、気温3度のカシマスタジアム。前半24分に決勝点を決めたのは、左サイドハーフで先発したMF中村充孝(28)だった。
安西の右クロスが相手選手に当たってこぼれ、土居が左の中村につなぐ。「目の前の相手をよく見ることができたかなと思う」。28歳はマークのタイミングを外す右足での巧みなトラップから左足で蹴り込んだ。
「個人的にはこれ(得点)を続けないといけない」と話す一方、自分に厳しく課題も指摘。「もっとサイドバックとの関係性であったり、守備でのポジショニングを突き詰めたい」と続けた。
「今年は去年以上に守備の練習を凄く大事にして、チームの中で意識している」と話す。「サイドハーフが9対1の割合でボールを取りに行こうという話も出ている。もっと強度を上げていきたい」と勝ってカブトの緒を締めた。
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◆鹿島 MF中村が左足で技ありV弾「これを続けないと」(スポニチ)

◆V弾の鹿島中村充孝「これを続けないといけない」(ニッカン)

月刊フットボリスタ 2019年2月号【電子書籍】
<プレシーズンマッチ・いばらきサッカーフェスティバル2019:鹿島1-0水戸>◇9日◇カシマ
恒例の茨城ダービーは、鹿島アントラーズがMF中村充孝(28)のゴールで水戸ホーリーホックを下し、ホームで勝利を飾った。
台所事情の厳しい鹿島が、MF中村充孝(28)の技ありゴールで茨城ダービーを制した。9日にカシマスタジアムで行った水戸とのプレシーズンマッチでは、2日前の紅白戦を1本で切り上げたFW安部に代わり、中村が左サイドハーフで先発出場。前半24分に味方シュートのこぼれ球を拾うと、ワントラップで相手DFをかわして左足で突き刺した。昨年7月以来のゴールも、冷静な表情で「個人的にはこれを続けないといけない」と引き締めた。
昨季終盤から離脱しているMF三竿、FW鈴木らに加えて、安部やDF犬飼、MF白崎、FW伊藤も万全でなく試合を回避。DF昌子、西らの移籍もあり戦力が疑問視される中、J1開幕を前に手堅く勝ちきる“らしさ”を見せて、今季公式戦初戦となる19日のACLプレーオフ(対戦相手未定)に弾みをつけた。
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◆V弾の鹿島中村充孝「これを続けないといけない」(ニッカン)

◆【鹿島】中村充孝が巧みな切り返しで決勝点 19日初陣先発へ猛アピール「突き詰めていく」(報知)

◆◆月刊サッカーマガジン / 2019年3月号
◆いばらきサッカーフェスティバル2019 鹿島1―0水戸(9日・カシマスタジアム)
鹿島はMF中村充孝が決勝点を挙げ、J2水戸を1―0で下した。前半24分、FW土居聖真のクロスが相手に当たったこぼれ球に中村が反応。鋭い切り返しのファーストタッチで相手DFを華麗にかわすと、左足を豪快に振り抜いてネットを揺らした。中村は「目の前の相手を良く見られたかなと思います」と振り返った。
左サイドハーフで先発出場。左サイドバックやボランチと連動した積極的なプレスでも存在感を見せ、1・5列目で先発した土居とポジションを入れ替えるなど流動的な動きも見せた。「(プレスに)もっといかないといけない。自分のところで取れれば、後ろの選手はすごく楽だと思いますし。今年はサイドハーフが積極的にボールを取りにいこうという話も出ている。もっと強度を上げていきたい」とレギュラー奪取へ“走るファンタジスタ”を目指す覚悟だ。
今季の公式戦初陣は19日に行われるACLプレーオフ(対戦相手未定・カシマスタジアム)。敗れればACL2連覇の夢が初戦にしてついえることになる。攻撃陣に負傷者が続出している現状もあり、好調の中村にかかる期待は大きい。「個人的にはこれを続けないといけない。サイドバックとの関係性であったり、守備でのポジショニングをもっと突き詰めていく」と意気込んだ。
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◆【鹿島】中村充孝が巧みな切り返しで決勝点 19日初陣先発へ猛アピール「突き詰めていく」(報知)

◆2019Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2019(オフィシャル)

常勝ファミリー・鹿島の流儀
2019年02月09日(土) 13:00キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
【入場者数】4,608人 【天候】雨のち曇、弱風、 気温6.1度、 湿度75.0% 【ピッチ】 全面良芝、水含み
【主審】笠原 寛貴 【副審】田尻 智計 【副審】竹田 明弘 【第4の審判員】桜井 大介
マッチレビュープレシーズン いばらきサッカーフェスティバル2019
中村が決勝弾!2019年カシマ初戦を勝利で飾る!
アントラーズがカシマスタジアムでの2019年の初戦に臨んだ。シーズン開幕前恒例の「いばらきサッカーフェスティバル」で水戸ホーリーホックと対戦すると、前半に奪った中村の先制ゴールを守り切り、1-0で接戦を制した。だが、全体としては水戸に押し込まれる場面も目立つ、課題の多いプレシーズンマッチとなった。
約2週間に渡って行われた宮崎キャンプを終え、選手たちは2月4日に鹿嶋へ帰還。つかの間のオフを経て、4日から練習再開したチームは、トレーニングを積み、ホームでのシーズン初戦を迎えた。
大岩監督が指名した先発メンバー11名は、GKに曽ケ端、最終ラインは右から安西、スンヒョン、町田、山本。ボランチはレオシルバと新加入の名古がコンビを組む。右サイドに遠藤、左サイドに中村、フォワードには土居とセルジーニョが入った。そしてゲームキャプテンは遠藤が務める。またベンチには、沖、内田、ブエノ、関川、永木、レアンドロ、平戸が座った。
試合当日、関東地方はあいにくの雪模様。今冬一番の厳しい冷え込みのなか、水戸のキックオフで試合が始まった。
立ち上がりは水戸が主導権を握る。試合開始1分で早くも水戸にファーストシュートを放たれると、13分には前の縦パスを村田が落とし、茂木がミドルシュート。曽ケ端が確実に正面でセーブしたが、ゴールを脅かされる。
18分にも水戸にチャンス。コーナーキックの混戦から黒川が振り向きざまにシュート。ボールはゴールポストをかすめ、わずかに枠を外れた。水戸のアグレッシブな攻撃姿勢にアントラーズは守勢に回り、ボールを握っても前進できない展開が続く。
それでも、24分にアントラーズが反撃。右サイドからボールを前進させると、ペナルティエリア手前から土居がシュート。一度は相手DFにブロックされるも、こぼれ球は中村のもとへ。中村はワントラップで切り返すと、相手DFをかわして、左足でシュート。相手GKの左側を抜き、ゴールネットを揺らした。
先制に成功したアントラーズは、徐々に主導権を掌握する。26分、コーナーキックを獲得すると、キッカーは遠藤。精度の高いボールに町田がヘディングで合わせた。しかし、シュートはわずかに枠を外れ、ゴールバーに阻まれる。27分には、左サイドからのクロスボールを相手DFがクリア。こぼれ球を回収したレオシルバが、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放った。相手GKの好セーブに阻まれ、得点には至らなかったが、水戸のゴールに迫る連続攻撃をみせた。
前半はこのまま1-0で終了。前半序盤は水戸のアグレッシブさに苦しんだが、先制点を奪取してからは徐々に主導権を掌握。前半終盤には何度かチャンスを創出してハーフタイムを迎えた。
両チームともハーフタイムでの選手交代はなし。後半に入ると、試合はこう着状態に陥り、どちらも決定的な場面はつくれない展開が続く。
それでも、後半開始10分を過ぎたあたりからアントラーズが攻勢を強める。55分、パスカットした山本がそのまま敵陣まで持ち上がり、アーリークロス。土居がボレーシュートで相手守備陣を脅かした。61分には、ペナルティエリア内に侵入した土居が中央へクロス。しかし、惜しくもセルジーニョには合わなかった。アントラーズはボールを奪ってから素早いカウンターを発動。手数をかけずに攻撃を完結させるプレーをみせた。
62分、先制点を決めた中村との交代でレアンドロ、新加入の名古との交代で永木、曽ケ端との交代で沖を投入。様々な組み合わせを試しながらコンビネーションの熟成を図る。
すると、途中出場レアンドロがいきなりチャンスをつくる。63分、ペナルティエリア手前でボールを受けたレアンドロはセルジーニョとのパス交換で相手DFが密集する中央を突破。相手DFに寄せられて、強いシュートは打てなかったが、得点の可能性を感じさせる連動したプレーをみせた。
レアンドロ投入によって攻勢を強めていたアントラーズだが、70分以降は徐々にトーンダウン。試合終盤はスペースが目立ち始め、水戸が積極的なドリブル突破でアントラーズのゴールに迫る展開となる。
大岩監督は71分に新加入の関川、80分には内田、89分には平戸をピッチへ投入。アントラーズは守勢に回り、立て続けにゴールを脅かされるが守備陣が身体を張ってゴールを死守する。
試合はこのまま終了。アントラーズが1点のリードを守りきり、水戸との茨城ダービーを制した。中村の見事なゴールで無失点完封勝利を達成したものの、最終ラインのばたつき、攻守のバランスなど多くの課題も散見された試合となった。AFCチャンピオンズリーグプレーオフまで残り10日。試合で見つかった課題を修正し、万全の準備をしていきたい。
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【この試合のトピックス】
・いばらきサッカーフェスティバルは通算14回目で、13勝1分となった。
・いばらきサッカーフェスティバルでの完封勝利は2017年以来2年ぶりとなった。
・新加入の名古が先発出場。
・新加入の関川、期限付き移籍から復帰した平戸も途中出場でピッチに立った。
監督コメント[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・ボールまわしのテンポをもっと上げていこう。
・積極的にシュートを打っていこう。
・後半開始からアグレッシブに戦っていこう!
水戸ホーリーホック:長谷部 茂利
・もっとチャレンジしよう。
・シュートで終わろう。
・自分の長所を出していこう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
ACLのプレーオフに向けての位置づけで試合に入ったが、水戸のアグレッシブな部分に面食らった部分もあった。しかし怪我人が多い中、急遽試合に入る選手もいて、そういう意味ではプレーオフに向けてのいい準備になったと思う。
Q.宮崎キャンプやこれまで積み上げてきたものが、この試合で得られた部分、収穫はあったのか?
A.攻撃でも守備でも物足りなさはある。けが人が多い中ですり合わせができなかった選手もいる。その中で試合中にコミュニケーションが取れてやれていた部分とやれなかった部分があったので、プレーオフまでのトレーニングでしっかり詰めていきたい。
Q.プレーオフが迫っている中、これまでの仕上がり、手ごたえや戦術面で重視していることは?
A.いい守備からいい攻撃というところは、去年からアントラーズのコンセプトとして持ち続けている。また、自分たちでボールを保持している時のバリエーションを増やして攻撃していくことも昨年に引き続き、試合の中で増やしていきたいと思っている。現段階では100%ではないが、キャンプから戻ってきて、少しずつチーム全体のコンディションも上がってきている手応えはある。そして、プレーオフまでにもう1ランク、2ランクギアを上げていきたい。
Q.今日出た課題と、これからプレーオフまでにどのようにして詰めていくか?
A.守備と攻撃での一人ひとりのアイディアと距離感、そこはもっとコミュニケーションを取っていかないといけない。もう少し戦術的な部分を落とし込んでいきたい。
水戸ホーリーホック:長谷部 茂利
出来ることなら、点を取って、勝つか引き分けたかった。前半からチャンスを作っていたが、シュートの質やフィニッシュまでの持っていき方が良くなかった。失点の場面では水戸ペースだと思っていたが、そこで点を取ってくるのがアントラーズの凄さ。試合内容は想定内の展開でもあり、鹿島はとても強かった。真似するところは真似できるようにして、力をつけていきたい。
選手コメント[試合後]
【中村 充孝】
ゴールを決めるというのはこれからも続けていかなければいけない。そしてACLやリーグに向けて、サイドバックとの関係性や守備でのポジショニングをもっと突き詰めていく必要がある。
【内田 篤人】
今日のようなプレシーズンマッチやリーグ開幕をピークに持っていこうとは思っていない。今は別メニューで調整したりしているが、自分なりにこれから体を作って行きたいと思う。
【関川 郁万】
周りの選手に声をかけてもらったので、あまり緊張せずに試合に入れた。細かいミス等はあったが、最後に1-0といい形で試合を終われたのはよかった。
【安西 幸輝】
まずは勝ててよかった。しかし、修正しなければいけないところがたくさん出た試合だった。19日までにその課題を修正して挑みたい。
【遠藤 康】
個人的には、全然うまくいかなかった。もっと改善していかないといけない部分がたくさんあるので、プレーオフへ向け、しっかりやっていきたい。
【沖 悠哉】
普段の練習と試合とでの難しさはあった。危ないシーンもあったので、声かけの部分や準備をもっと改善していかないといけない。
◆2019Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2019(オフィシャル)
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