日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年1月9日月曜日
◇<賀詞交換会>J1浦和・淵田代表が抱負 鹿島のように世界で活躍を(埼玉新聞)
新春恒例の「豊かな埼玉をつくる県民の集い―2017年新年賀詞交換会」が6日、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテルで行われ、県内のプロスポーツ界をリードするJ1浦和、大宮、プロ野球埼玉西武、Bリーグ埼玉の首脳陣が、新たな一年へ向けてそれぞれの展望と決意を述べた。
昨季チャンピオンシップの土壇場でリーグ制覇を逃した浦和の淵田敬三代表は2006年以来11年ぶりとなる悲願の栄冠へ「バージョンアップ」をキーワードに掲げた。
「一つ一つの仕事の質を高めてさらに上を目指す。新しい株主やパートナー企業にも来ていただいて一つ上のステップを狙うレベルになった」と新年の抱負を語る。この日の仕事始めでも全社員に思いを伝えたという。
今季はリーグが巨額の放送権契約を締結したほか、1シーズン制に戻る大きな節目になる。2月の開幕からいきなり厳しい連戦も待ち構える。
同代表は「これも神様がレッズに与えた試練。乗り越えないと喜びはない。去年の鹿島のように世界で活躍したい」とアジア・チャンピオンズリーグも含めて、貪欲にタイトルを狙っていく。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/01/07/09.html
◆川崎Fに鹿島出身の鬼木新監督が就任した意味。理想はサンフレッチェの成功例?(週プレNEWS)
カップを掲げて喜びを爆発させる鹿島アントラーズの選手たちと、その様子を悔しそうに見つめ、うなだれる川崎フロンターレの選手たち。元日に行なわれた天皇杯決勝後の光景は、これまでに何度も目にしたものだった。
延長戦までもつれ込んだファイナルは、川崎を2-1で下した鹿島が6大会ぶり5回目の優勝を飾った。この戴冠で鹿島はJリーグ、リーグカップ(=現ルヴァンカップ、旧ナビスコカップ)、天皇杯の3大タイトルにおける優勝回数を「19」に伸ばした。
一方、敗れた川崎はまたしても悲願のタイトルに届かなかった。過去にリーグ戦2位が3度、カップ戦2位が3度ある彼らは2016年シーズンもJ1ファーストステージ2位、年間順位2位、そして、天皇杯でも準優勝に終わったことで「シルバーコレクター」との印象をさらに強めてしまった。
「またしても」という印象が強い一方で、「ようやくここまで」という印象もある。
川崎が最後にリーグ戦で2位となり、カップ戦で準優勝したのは09年シーズンのこと。それ以降の6年間、リーグ戦で最後まで優勝を争うことも、カップ戦の決勝に勝ち進むこともなかった。つまり、この6年間は「シルバーコレクター」にすらなれていなかったのだ。
04年に就任した関塚隆監督(元ロンドン五輪日本代表監督)が09年を最後に退任すると、高畠勉体制が1年、相馬直樹体制が1年4ヵ月で終焉。12年4月末に風間八宏監督を招いてスタイルを刷新し、ようやくここまでたどり着いたともいえる。
その風間監督も16年シーズン限りでの退任が決定し、後任には鬼木達(とおる)コーチが就くことが決まっている。
川崎にとって理想とすべきは、サンフレッチェ広島の成功例だ。12年シーズンにミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後任に就いた森保一監督が、戦術面をうまく引き継ぎながら守備面を強化。さらに勝負にこだわるメンバー選考を行ない、12年からの4シーズンで実に3度のリーグ制覇を成し遂げた。
前任者が理想を追求し、選手の能力とチーム力を大きく引き上げながらもタイトルには手が届かなかったという点で、川崎と広島には共通する部分がある。
鬼木新監督に求められるものは、当時の森保監督と似ている。前体制で足りなかったもの――選手との密なコミュニケーションや心理ケアといったマネジメント面、相手の分析や対策などの勝負のディテール――を補い、勝てるチームへと成長させることがミッションだ。
その点で、チームと選手のことをよく知り、なおかつ、日本で最も勝ち方を知るクラブである鹿島出身の鬼木は新監督として適任と言える。キャプテンの中村憲剛も新シーズンをこう想像する。
「鬼木さんが監督になっても、これまで積み上げてきたものをより突き詰めるというのは変わらないと思うけど、よりリアリストの部分が増すと思います」
天皇杯決勝を戦い終えた後、鹿島のキャプテン、小笠原満男がこんなことを言っていた。
「これからがもっともっと大事になってくる。この経験は絶対に財産になるから、これを途切れさせないように、さらに強いチームになっていきたいと思います」
その意味でいえば、川崎はカップ戦の決勝に進出した自信や、そこで敗れたという悔しさを09年で途絶えさせ、振り出しにしてしまったことが問題だった。重要なのは、またしてもタイトルを獲れなかったと否定するのではなく、ようやくここまでたどり着いたことを肯定し、これまでの取り組みを極めることだろう。
16年シーズンに掴んだ手応えの感触が温かいうちに、16年シーズンにタイトルを掴み損ねた悔しさが生々しいうちに「途切れさせないこと」と「上積みすること」をテーマに新たな一歩を踏み出したい。
(取材・文/飯尾篤史 写真/アフロ)
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/01/08/77945/
◆【湘南】FWジネイ残留、1年でのJ1復帰を狙う(報知)
J2湘南のブラジル人FWジネイ(33)が、残留することが9日、ブラジル関係者の話で分かった。
ジネイは昨季の第1ステージ(S)まで鹿島に所属し、第2Sから湘南に加入した。10試合2得点と苦しんだが、10月22日の第2S第15節大宮戦では2発決めるなど終盤にはチームにフィット。186センチの高さを生かした空中戦の強さ、ポストプレーだけではなく、足元の技術も高く、1年でのJ1復帰を狙う湘南にとっては大きな戦力となる。
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170109-OHT1T50038.html
◆鹿島の20歳MF杉本太郎、徳島へ期限付き移籍「経験や力を全て捧げたい」(サッカーキング)
鹿島アントラーズのMF杉本太郎が、徳島ヴォルティスへ期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日まで。8日に両クラブが発表した。
杉本は1996年生まれの20歳。帝京大可児高校から2014年に鹿島へ加入した。在籍3シーズンで、明治安田生命J1リーグで通算19試合出場1ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で2試合出場1ゴール、天皇杯で5試合出場1ゴールを記録している。
期限付き移籍にあたり、杉本は鹿島に対して以下のようにメッセージを寄せている。
「まずは、新人としてアントラーズに加入してから3年間、いつも応援してくれてありがとうございました。この3年間、色々な経験を積ませていただきました。タイトルもたくさん取ることができましたし、この経験は自分にとってかけがえのない財産です。しかし、在籍期間が長くなるにつれ、もっともっとチームに貢献したいという悔しさも増してきました。また、試合に出場したいという欲も増え、このクラブを支えるレベルの選手になるためにも、さらなる経験が必要だと感じ、このたび移籍することを決断しました。成長した自分をまた皆さんに見てもらいたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」
そして加入する徳島には以下のようにメッセージを寄せている。
「鹿島アントラーズから加入することとなりました杉本太郎です。このたび、徳島ヴォルティスからお声掛けいただき、チームに加入することができたことを光栄に感じています。あらゆる場面においてチームの目標を達成するため、今までの経験や自分の持つ力を全て捧げたいと思います。日々の練習から最大限努力して頑張りたいと思います。ファン、サポーターの皆さん、J1昇格という大きな目標に向けて一緒に戦いましょう!」
なお徳島は、杉本が13日からチームに合流する予定と発表している。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170108/538741.html?cx_cat=page1
◆源昌子の“すべらない”守備の話。 スライディング無しで守る方法論。(Number)
すべらんなあ。
「人志松本のすべらない話」ではないが鹿島アントラーズのセンターバック、昌子源を見ていると思わずそうつぶやいてしまう。
彼はシュートブロックのためのスライディングがとにかく少ない。
体を投げ出すスライディングでのブロックは、言わば“最終手段”。シュートをブロックできれば御の字だとしても、外される可能性だってある。つまりは「賭け」。GKとの連係を考えれば、むやみに賭けに出ることなくシュートコースの一方を消すほうが防ぐ確率は高まるのかもしれない。優勝した天皇杯でも常勝軍団の背番号3は、冷静に確率の高いプレーを選択していた。
クラブワールドカップを終えてから24日の準々決勝サンフレッチェ広島戦、29日の準決勝横浜F・マリノス戦、そして元日の決勝川崎フロンターレ戦と3試合で失点はわずか1。昌子の安定感はピカイチであった。
そしてまた思った。すべらんなあ、と。
すべって切り返されるよりは「潔くあきらめますね」。
もう1年半ほど前になるだろうか。
ハリルジャパンで国際Aマッチデビューを果たした後、「すべらない話」を聞いたことがある。
きっかけは、国内屈指のストライカーである豊田陽平との1対1を語ったときのこと。
ホームのサガン鳥栖戦(2015年4月)で相手のカウンターを受け、ゴール正面でペナルティーエリア内に入ってきた豊田と対峙した。豊田に切り返されながらも、うまく回ってシュート体勢に入る前に「すべって」右足でボールをカットして防いだ。
彼はこう振り返った。
「あのときは豊田選手の足元にボールが入っていたんで、シュートもなかなか打ちづらいと思ったんです。でも僕は、あんまりすべらない。ギリギリ当たるか当たらないかですべって切り返しをされるよりも、僕の場合は潔くあきらめますね。
フォアだけ消してニアに打たせるとか、うしろはソガさん(曽ヶ端準)なんで取ってくれる。すべって股を通されるとGKは取りにくい。それに立っていれば、切り返されてもついていけますしね。僕は連係を大事にしたいし、だから極力すべらないようにしているんです」
大袈裟にすべる時は、大体時間稼ぎのため。
自分の都合で無茶はしない。
体を寄せてシュートコースを限定して、シュートを打たせて曽ヶ端が止める。ゴールを割らせなければそれでいい。
チャンピオンシップ準決勝の川崎戦では、ゴール前に侵入してきた中村憲剛に対して、珍しくスライディングでシュートを防ごうとした。切り返されてシュートを打たれたものの、これはセンターバックの相棒ファン・ソッコを間に合わせるための時間稼ぎで、わざと大袈裟にスライディングを試みたのだった。連係を重視する彼らしいプレーであった。
これらは、相手がシュートを打つ最終局面での判断を語った話である。しかしながら、そもそも昌子はすべらなくてもいい状況に持っていくことができる。事前にシュートチャンスの芽をつむことができる。
ロナウドやメッシのドリブルが昌子の仮想敵だった。
象徴的なシーンが、クラブワールドカップでの決勝レアル・マドリー戦。2-2で迎えた後半42分、カウンターを受けてC・ロナウドと1対1になったが、仕掛けてくる相手に対して間合いを詰めて右足でボールを突っついて危機を逃れている。
対応を間違えていたら、シュートまで持っていかれていた。最終的にはイチかバチかですべってシュートブロックしなければならなかったかもしれない。
実は1年半前の「すべらない話」をしてくれた際、昌子はC・ロナウドの名前を出していた。
「C・ロナウドやメッシには、チョコチョコとかわす切り返しがあって、ついていけなかったら意味がない。もし足が遅くても、最初の1歩目が相手に近くてちょっとでも触れたら、相手が思い描くリズム、ドリブルのコースを外せると思うんです。世界と戦ううえで、そういうところが大事になってくる」
チョコチョコかわす相手の技についていけるだけのアジリティーが、昌子の何よりのストロングポイント。加えてスピード、パワー、体の使い方、そして判断。そう、C・ロナウドを偶然止めたわけではない。世界と戦うイメージを働かせ、その準備をずっとしてきたからこそあの大事な場面で防ぐことができたのだ。
森重、吉田の代表CBレギュラーもMVSの手に?
昌子は2016年、ひと皮もふた皮もむけた。
声を張り上げてコーチングするなどディフェンスリーダーの風格が備わってきた。キャプテンの小笠原満男も、コーチングの質やチームを引っ張る意識が高まっていることを認めている。
「岩政(大樹)さんのような存在感を身につけたい。それがセンターバックには必要」と語っていたが、もはや手に入れつつあると言っていい。
ハリルジャパンに必要な戦力であることは十分に証明した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は鹿島の試合を何度も視察しており、森重真人、吉田麻也のレギュラー勢を脅かす存在となることはまず間違いない。
MVS(Most Valuable すべらない話)は、MVS(Most Valuable Shoji)へ。
世界と張り合えるポテンシャル。2017年、昌子源のさらなる飛躍を確信している。
http://number.bunshun.jp/articles/-/827219
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