日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月3日木曜日

◆鹿島安西幸輝「代表に入り続けることがどれだけ難しいことか」代表長友佑都のプレーに刺激(ニッカン)






鹿島アントラーズのDF安西幸輝(26)が2日、宮崎キャンプ中にオンライン取材に応じ、日本代表DF長友の奮闘に刺激を受けたことを明かした。長友は1月末の中国戦後、サポーターやメディアから不要論が巻き起こるほどの批判を浴びたが、1日のサウジアラビア戦では全盛期のプレーを発揮し、勝利に貢献していた。

安西は日本代表経験があり、長友と一緒に戦っている。長友の魂のプレーに「代表に入り続けることがどれだけ難しいことか分かる」と実感を口にした上で「見たくなくてもSNSで(批判を)見てしまうもの。その中で、サウジアラビア戦はすごくクオリティー高くやっていた。守備でも負けていなかったし限られた時間かもしれないけど、佑都くんのああいうプレーを見るとまだまだだなと感じたりします」と敬意を表した。

安西は昨夏、「鹿島で、もう1度、代表を目指したい」とポルティモネンセから復帰。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選では、DF谷口彰悟、山根視来らJリーグで育った選手も先発起用され勝利に貢献した。W杯カタール大会まで1年を切っている中、安西は代表復帰に「数字が大事」と強調する。「アシスト、ゴールに絡むプレーが増えると、必然的にチームも上に行く。数字の部分で結果を出し続けるしかない。数字の部分で(山根)視来くん、佑都くんに負けないようにしたいと思っている」とアシスト、得点を合わせて2ケタを目標に掲げている。

チームは、バイラー監督はまだ合流できていないが、岩政大樹コーチの下、縦に速いサッカーを構築。鹿島のアジア・チャンピオンズリーグ優勝を知る安西は、MF三竿、今季から鹿島に復帰したFW鈴木とともに「鹿島イズム」の後輩への伝達者として大きな役割を担う。「3人で新しい鹿島をつくっていこうという話はしている。(土居)聖真くんが(主将として)その上にいてくれて。聖真くんが全体を見ながら、3人が若手にいい指示を与えるようにやっていこうと。23人で基盤をつくっていきたい」と頼もしかった。【岩田千代巳】


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◆鹿島安西幸輝「代表に入り続けることがどれだけ難しいことか」代表長友佑都のプレーに刺激(ニッカン)


◆【鹿島】どんどん前へ!安西幸輝がレネ・スタイルに好感触「やりやすさ感じる」。長友佑都の日本代表渾身プレーに「自分はまだまだ」(サカノワ)






政府の水際対策でヴァイラー監督の来日いまだ目処立たず。それでも「すごく充実したキャンプになっています」。


 J1リーグ鹿島アントラーズのDF安西幸輝が2月2日、オンラインによる取材に応じて、これまでの宮崎キャンプでの手応え、そして新シーズンへの意気込みを語った。

 日本政府による感染症の水際対策で外国人の新規入国が認められない措置が続くなか(まず2月下旬まで続くとされる)、Jリーグは日本サッカー協会とともに折衝すると言っていたが、レネ・ヴァイラー監督をはじめ新指揮官・選手の来日予定は一向に決まらずにいる。

 そうしたなか、鹿島は今季就任した岩政大樹コーチを中心に、ヴァイラー監督はリモートで状況を把握しながら現場と意見交換して、チーム作りを進めている。

 新体制のビジョンがまずチーム内で共有されている。安西も自らのスタイルをより生かせると好感触を掴む。

「新しい監督がまだ来れないなか、(岩政)大樹さんを中心に本当に昨年とは全く違ったスタイルをいちからやっています。みんなすごく前向きにトライしています。チームとしてやりたいことがまとまってきて、すごく充実したキャンプになっています」

 昨季途中にポルトガル1部のポルティモネンセSCから復帰し、内田篤人のつけた背番号「2」を継承。新体制のスタートから臨む今季、2018年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)を経験しているメンバーの一人でもあり、新たなアントラーズの歴史を作りたいと意気込む。

「サイドバックに関しては、スプリントがより多く求められ、昨年より前へ速いサッカーを意識しています。僕は出ていく回数が多い分、すごくやりやすさを感じています。自分の武器は運動量やサイドを崩す推進力だと思っています。大樹さん、監督から『どんどんスプリントして前へ出ていけ』と言われているので、スタイルが合っていると感じています」

 一方、前日の日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦(〇2-0)も話題に。左サイドバックの長友佑都(FC東京)が批判を糧に2ゴールに絡み、さらに無失点に抑えた。その魂のプレーについて印象を問われると、安西は次のように語った。

「代表に選ばれ続ける大変さは、長友佑都くんを間近で見て、どれだけ難しいか分かっています。批判があると、どうしても見たくてもなくても目に入ってきますし、その中で、サウジアラビア戦はクオリティが高く、守備で全然負けていませんでした。限られた時間の中であるにもかかわらず、佑都くんのあのプレーを見ると、僕自身まだまだだなと感じます」

 2022年はワールドカップイヤー。もちろん鹿島で結果を残せば、これまで森保ジャパンにも招集されてきた安西にW杯逆転選出のチャンスはある。レネ・スタイルのもと、長友にも中山雄太にもない、武器を示していきたい!


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◆【鹿島】新シーズンの手応えを確固たるものにするために。三竿健斗「結果にこだわりたい」(サッカーマガジン)






2月1日、鹿島アントラーズの三竿健斗が練習後のオンライン取材に応じた。この日、チームはひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でのキャンプ9日目を迎えた。いよいよ2月に入り、19日のリーグ開幕戦(ガンバ大阪戦)に照準を合わせていく。


「どんなにいいことをやっても、結局は試合に勝たなければ意味がない」


 鹿島は1月24日から宮崎県のひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でトレーニングキャンプを行なっている。キャンプ9日目の2月1日は、昨季までキャプテンを務め、今季は選手会長としてチームを牽引する三竿健斗がオンライン取材に応じた。

「監督はまだ来日していませんが、練習試合を2試合やって、それまでの鹿嶋での練習から引き続きやっている戦術面の攻撃の部分だったり、守備での約束事などを日に日にアップデートしていっています。ただ、練習試合は1勝1分けで、内容的にはまだまだだと感じています」

 今季、背番号を「6」に変更した三竿は、ここまでのチーム状況についてそのように語った。岩政大樹コーチのもとで「より言語化されてすごく頭の中を整理しやすい状態で、攻守にわたって新しいことも落とし込んでもらっているので、選手としてすごくやりがいがあります」といい、「どんなにいいことをやっても、結局は試合に勝たなければ意味がない。とにかく、たくさんのことを吸収して、それを臨機応変に試合で使っていくことが必要」と、勝利へ向けてさらなる成長を期す。

「やっぱり、自信は結果が伴ってからじゃないとついてこない。だから、開幕したときにチームとしての完成度が低くても、そのなかで一つずつ勝ち点を積み重ねることによって、徐々にチーム力だったり、戦術的な精度がもっともっと高くなってきて、より上に行けると思っています。とにかく結果にこだわってやっていきたいです」

 始動後からチームがつかんでいる手応えを確固たるものとするために、今季の開幕戦となる2月19日のアウェー・G大阪戦から三竿を中心にスタートダッシュを図る。




◆【鹿島】新シーズンの手応えを確固たるものにするために。三竿健斗「結果にこだわりたい」(サッカーマガジン)





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