24年パリ五輪を目指すU―21日本代表が、今月末にカタール遠征を計画していることが1日、分かった。複数の日本サッカー協会関係者が明かしたもので、国際Aマッチウイークを使った21日から29日までで調整中。昨年末に就任し「五輪出場、そして優勝を目指すグループをつくっていきたい」と所信表明していた大岩剛監督(49)にとっては、初の海外遠征で初の国際試合となる。
パリ五輪世代には、すでにA代表の常連となっているMF久保建英(マジョルカ)のほかにも、1月の国内組によるA代表候補合宿に招集されたMF荒木遼太郎(鹿島)、DF西尾隆矢(C大阪)ら、すでにJリーグでレギュラーとして活躍する選手が多くいる。遠征時期はA代表の活動期間と重なり、欧州でプレーする日本人選手を招集する可能性もありそうだ。関係者によると、カタールでは練習試合を2~3試合ほど組む方向で調整しているという。
今月6日には国内で始動。合宿最終日にはJクラブとの練習試合も予定されており、カタール遠征メンバーを絞り込むことになる。カタールは11月21日に開幕するW杯の開催地。ここから大岩ジャパンのパリ五輪ロードが本格的にスタートする。
◆大岩監督率いるU―21 今月末にカタールで武者修行!初海外遠征でパリ五輪へ第一歩 欧州組も招集か(スポニチ)