日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年11月27日土曜日

◆J1鹿島の新スタジアム構想 鹿嶋市長、市外移転を容認せず(毎日新聞)






 サッカーJ1鹿島アントラーズFCが進めている新スタジアム整備構想を巡り、茨城県鹿嶋市の錦織孝一市長は26日、本拠地の市外移転を容認しないと述べた。

 鹿島の小泉文明社長は、クラブ創設30周年を迎えた10月、サッカーを核とした「コンパクトシティ」建設構想を発表、新スタジアムの整備を明言した。現行の県立カシマスタジアム(同市神向寺)は築約30年。老朽化に加え、鹿島灘からの潮風による塩害、東日本大震災による被害で、維持管理費は年間約10億円に上るという。

 小泉社長は移転候補地について「5年以内に結論を出す」としたのみで、市内外かなどについて言及しなかったため、錦織市長がくぎを刺したかたち。錦織市長はコンパクトシティ構想には賛意を示しつつ、クラブ創設時の地元の協力などを強調。「スタジアムは地元の鹿嶋に存在すべきで、市外移転計画は当然、納得できるわけがない」と語気を強めた。【根本太一】


◆J1鹿島の新スタジアム構想 鹿嶋市長、市外移転を容認せず(毎日新聞)


◆鹿島相馬監督 27日ホーム最終戦「立ち上がり大事」4位確保へ決意(ニッカン)






鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)が26日、27日のホーム最終戦・サガン鳥栖戦に向けオンライン取材に応じ、4位確保へ決意を口にした。昨年のホーム最終戦はセレッソ大阪に引き分けアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場を逃しGK沖らが涙を流した。直近5年間、ホーム最終戦は2敗3分けと勝ち星から遠ざかっている。相馬監督は「ハードワークの鳥栖相手で、まずは戦うところでしっかり上回っていかないといけない。そこも含めて立ち上がり大事」とポイントを挙げ「勝つことによって(ACL出場の)可能性は残すことができる。ホーム最終戦も含めて勝ち点3は必要なゲーム」と話した。

前節で大分トリニータと引き分け、4位以下が確定した。目標の3位以内が絶たれ、チームのメンタル的な落ち込みも大きかったが、相馬監督は「まず私が切り替えなければいけないのは常々思っている。空回りにならないよう、勝ちに向けたメッセージを出せるようにと。自分自身が一番最初にしないといけないと常々思ってやっている」と気持ちの切り替えはできていると自負している。主将のMF三竿が累積警告で出場停止だが、指揮官は「(鳥栖は)チーム預かって最初に負けた相手。出来る準備はしてきた。ホームで勝って、結果として喜んで一緒に笑って終われるようにしたい」とホーム最終戦でのリベンジを誓っていた。




◆鹿島相馬監督 27日ホーム最終戦「立ち上がり大事」4位確保へ決意(ニッカン)

◆【鹿島vs鳥栖プレビュー】勝利で4位奪取の可能性を残したい鹿島…堅守復活の鳥栖は敵地で7年ぶりの白星狙う(サッカーキング)






■鹿島アントラーズ 攻撃的な姿勢を貫き通し、勝ち点3を手中に収めたい





【プラス材料】
 3位確保へ勝たなければいけなかった前節の大分トリニータ戦で引き分けたチームにプラス材料は少ない。

 絞り出すとすれば、中盤の組み合わせが変わることか。主将のMF三竿健斗が累積警告により出場停止で、代役はMFレオ・シルバが有力。現状のチーム状況を鑑みれば、マイナスよりもプラスに出る可能性が高いと見る。三竿は守備面での貢献度が高い一方、攻撃面での寄与はそこまで高くない。勝ちきることを念頭に置いた時、L・シルバの展開力と推進力は目的にマッチすると言えるだろう。

 大分戦でも敵陣でプレーする時間が長かったが、最後のひと押しが効かなかった。豊富な運動量を誇るサガン鳥栖相手に、守備面でもろさが出る恐れもあるが、「攻撃こそ最大の防御」の考えで押しきりたい。

【マイナス材料】
 終盤戦で堅い試合が多くなるとはいえ、大分戦のドローはいただけない。来季のACL出場権を得られる3位以内の確保は水泡に帰した。天皇杯の結果いかんでは4位にも出場権が回ってくる可能性はある。ただ、今の鹿島アントラーズにとって大事な試合で勝ちきれなかったことは、チーム力を示していると捉えることができる。また、大きな目標が絶たれたことで後に尾を引く可能性もあるだろう。

 鹿島のサッカーにおいては、攻めるも守るも「我慢」が肝要。どちらも焦れず、丁寧にできたからこそ、タイトルを積み重ねてきた歴史がある。目標を失った今、その我慢が効くのか。淡泊になってしまうのか。戦前から自信をもって「鹿島である」と断言することは残念ながらできない。

文:totoONE編集部



■サガン鳥栖 持ち味の粘り強い堅守が復活。最高の形でホームに帰還できるか


【プラス材料】
 今節を含め、残り2試合となった。3位以内には手が届かないものの、来季を見据えて少しでも勝ち点を積み上げておきたい。チーム状況がサッカー以外で穏やかではないため、鹿島アントラーズを相手にすっきりと勝ちたいものである。

 前節の北海道コンサドーレ札幌戦は押し込まれながらも勝ち点3を積み上げた。その大きな要因は、守備で耐えて少ない好機で決めたことが挙げられる。「守備に関しては、基本的にはほぼパーフェクトにできた」と金明輝監督は試合後に振り返った。相手に合わせずしっかりとブロックを敷き、チーム全体でプレスをかけることができていた。今節の相手はターゲットがはっきりしている鹿島。前節同様にブロックを敷きながらワンチャンスを狙うことになるだろう。

 今季ラストのアウェイゲーム。最終節のホームゲームを気持ち良く迎えるためにも凱旋を願う。

【マイナス材料】
「高い位置で引っかけて点を取るというところで、狙いどおりに点が取れた」と札幌戦の決勝点を振り返った金監督。指揮官の狙いどおりだったとはいえ、DF大畑歩夢がアクシデントで交代を余儀なくされ、コンディションの問題でMF飯野七聖が出場を回避した。彼らの回復具合が気になるところだ。

 加えて、MF白崎凌兵が契約の関係で出場できない。誰が出ても同様のパフォーマンスができる状態だが、連係面には不安が残る。札幌戦は耐えることができたが、鹿島にとって狙い目であることは間違いない。今季の守備を支え続けてきたGK朴一圭を中心に耐え抜きたいが……。MF樋口雄太は「強い時のサガン鳥栖はピンチを招いても失点しない」と札幌戦後に振り返った。前節同様、その姿を見せてほしい。

文:totoONE編集部



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