日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年10月30日木曜日

◆ANTLERS REPORT Plus #001【アーカイブ版】(いばキラTV)


https://www.youtube.com/watch?v=4KOuy6epAww&feature=youtu.be

◆【ジーコの想い】“パパ”と日本をつないだ子供たち 「成功の裏に家族あり」(ZAKZAK)


http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20141029/soc1410291550001-n1.htm



 ジーコこと、アルトゥール・アントゥネス・コインブラは1975年、22歳で結婚。2年後には長男が誕生するなど、3人の男児に恵まれた。家族のことを「ファミリー」ではなく「ファミリア」(打ち解けるという意味)と言う。日頃から「自分の成功は家族の存在があってこそ」というジーコらしい。

 1991年に鹿島アントラーズに来た頃、「ファミリアになろう」とチームに訴えた。当時の鹿島はアマチュアからプロチームへの転換の真っ最中。技術、体力、戦術、さらに精神面までたたき直す日々が続いていた。

 そんな30代後半のジーコが短期間で鹿島を戦うプロ集団に変身させた裏には、ジーコを支え続けた家族がいたからだ。

 長男ジュニオール、二男ブルーノ、三男チアゴ。日本に来た頃は3人とも小学生だった。ジーコと選手、スタッフ間に生まれたギャップを埋めるため、通訳だった私の任務はジーコに直談判する日々。当時まだ血気盛んなジーコの逆鱗に触れないため、「パパにお願い事をするのはどんな時が一番いい?」と子供たちに聞いたことがある。

 3人は「パパはビールを飲むとすぐいい気分になる。その時に頼むがベスト」と教えてくれた。当時の私にとってはまさに天の声。「成功の裏に家族あり」だった。

 Jリーグ元年の1993年。鹿島はプロらしいクラブとなり、好結果を残した。「ジーコの言う通りにやれば進化できる」という考えは共有できていたが、それでもジーコと選手の間には壁があった。変わったのは第1回Jリーグチャンピンオンシップ(年間王者決定戦)がきっかけだ。

 1994年1月、川崎-鹿島の第2戦。後半36分、鹿島DF賀谷のプレーに主審がPKを宣告。川崎FW三浦知良が蹴ろうとしていたボールにジーコが唾を吐いた。ジーコはこの日2度目の警告で退場処分となり、川崎が初のJリーグ王者になった。

 試合後、重苦しい雰囲気の中、シーズン終了の挨拶をしたジーコは突然、自分のバッグからシャンパンを取り出した。「これはアントラーズの優勝を信じて疑わない息子たちがくれたものだ。自分たちの小遣いを集めて、『優勝してみんなで祝って』とくれたんだ」と言うと初めて涙を見せた。当時、シャンパンはジーコが用意したと報道されたが、実は3人の息子からの贈り物だったのだ。

 鳥栖に在籍したこともある長男ジュニオールは日系人の女性と結婚。2011年12月には初孫(男児)が生まれた。「オレの日本との絆はハンパなものじゃない。コインブラ家に“日出る国”の血が注入されるなんて思いもしなかった」。かつて見せたことのないジーコの笑顔がそこにあった。

 ◇

「PENSAMENTO POSITIVO」(ペンサメント ポジティーボ)はポルトガル語で「ポジティブシンキング」「頑張れ」の意。ジーコがよく色紙に書く言葉の1つ

◆シャルケ、内田の代表復帰に慎重(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2014/10/29/0007460487.shtml

 【ハンブルク(ドイツ)共同】サッカーのドイツ1部リーグでDF内田篤人の所属するシャルケは29日、11月にホンジュラス、オーストラリアと対戦する国際親善試合の日本代表として内田を招集する文書が届いたことを認めた上で「招集に応じるかどうかは未定」と明らかにした。

 クラブ関係者は「本人とはまだ話し合っていない。日本協会とあつれきを起こすつもりはなく、内田の希望はできる限り尊重したい。だが負傷からの復帰の過程で、負担の大きい代表戦への招集に応じるべきか懐疑的でもある」と話した。

 内田は、右膝故障で復帰が9月下旬にずれ込み、アギーレ体制では招集されていない。

◆内田、シャルケ04と契約延長!欧州同一クラブ日本人最長(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20141029-OHT1T50286.html



 DF内田篤人(26)と所属するドイツ1部のシャルケ04が、2018年7月まで契約を延長することで大筋合意に至ったことが29日、分かった。30日にサインし、クラブから正式発表される。年俸2億5000万円(推定)で、これにインセンティブ(出来高)が加わる。15年7月で契約が切れることから、今年に入ってから双方で話し合いを続けていた。

 内田は10年7月、鹿島から完全移籍でシャルケ04に加入。新たな契約通りにプレーすれば、8シーズンを過ごすことになる。欧州主要リーグの同一クラブで、8季もプレーした日本人は過去にいない。欧州CLの常連で、欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブランクで9位につける強豪で、“レジェンド”への道を進むようだ。

 シャルケ04は内田を「選手としても、人としてもとても素晴らしい」(強化部関係者)と高く評価。「長く貢献してほしい」との考えで、契約延長にこだわったという。内田には契約切れをにらみ、スペイン、イングランド、イタリアの強豪クラブから獲得の打診があり、移籍も選択肢に入れたが、最終的に「大好き」と語るシャルケ04への貢献を選んだ。

 体を張った守備と冷静な判断力で、目の肥えたサポーターからも支持される内田。26~30歳という最高の時期を、世界トップクラスのクラブにささげる覚悟はできている。

 シャルケ04は29日、11月14日にホンジュラス(豊田ス)、同18日にオーストラリア(ヤンマー)と対戦する国際親善試合の日本代表として内田を招集する文書が届いたと認めた上で、「招集に応じるかは未定」と明かした。

 クラブ関係者は「本人とはまだ話し合っていない。日本協会とあつれきを起こすつもりはなく、内田の希望はできる限り尊重したい。だが負傷からの復帰の過程で、負担の大きい代表戦への招集に応じるべきか懐疑的でもある」と話した。

 内田はブラジルW杯で全3試合に出場。右膝故障で復帰が9月下旬にずれ込み、アギーレ・ジャパンでは招集されていない。

 ◆シャルケ04 1904年創立。ルール工業地帯の中心地ゲルゼンキルヘン、シャルケ地区をホームタウンとする。01年開設の本拠フェルティンス・アレナは6万1973人収容。リーグ優勝7回、ドイツ杯5回、UEFA杯(現欧州リーグ)1回優勝。ドルトムントとの“ルール・ダービー”は欧州でも有数の熱いダービーマッチとして知られる。今季途中からイタリア出身のロベルト・ディマッテオ監督(44)が指揮を執る。

◆泥臭い心と宝箱のような両足をその身に宿すイケメン・柴崎岳の魅力(アメーバニュース)


http://news.ameba.jp/20141029-92/

アギーレジャパンで抜擢(ばってき)された新戦力の中で、文句なしの結果を残しているMF柴崎岳。代表わずか3戦にしてベテランのような雰囲気を漂わせる22歳は、所属する鹿島アントラーズで常に自分自身との対話を繰り返しながらレベルアップを果たしてきた。

○天王山を戦い終えた柴崎が沈黙した理由

ふがいない。情けない。もどかしい。何よりも悔しい。自分自身に対するネガティブな感情が脳裏を駆け巡っていたのだろう。首位の浦和レッズをホームに迎えた10月26日の天王山を無念のドローで終え、ロッカールームに戻ってからわずか十数分後。取材エリアに姿を現した柴崎が無言で通過していく。

1点リードで迎えた後半18分。ゴールほぼ正面、ペナルティーエリアのやや外側でパスを受けたレッズのMF柏木陽介と柴崎が対峙(たいじ)した。しかし、重心を右足に残した体勢が災いしたのか。柏木の背後から現れ、自身の左側に広がるスペースに走り込んできたボランチ阿部勇樹へのパスに反応できない。

阿部の強烈なシュートをGK曽ヶ端準がはじいたこぼれ球を、FW李忠成がゴールに押し込む。一連のシーンを、柴崎はただ見つめるしかなかった。5シーズンぶりのJ1優勝が遠のく痛恨の失点。自責の念が試合後の柴崎を沈黙させた。

青森山田高校から加入して4シーズン目。22歳ながらJ1の通算出場試合数がすでに108を数えるなど、中心選手の雰囲気を漂わせている柴崎の胸中を、アントラーズの鈴木満常務取締役強化部長はこう慮(おもんぱか)る。

「日本代表のプライドといったものがだんだんと身についてきて、自分が所属するチームでは下手なプレーはできないという気持ちが芽生えてきているんだと思う」。

○自分自身を客観的に評価できる稀有な才能

卓越したパスセンスと視野の広いプレースタイルで早くから注目され、高校2年時でアントラーズが仮契約を結んだ逸材。しかし、柴崎の最大の武器はメンタルにあると鈴木強化部長は指摘する。

「非常に意識が高い選手なので、もっと上のレベルを目指すために、自分自身を客観的に評価することができる。いろいろな課題を自分の中で整理しながらプレーしているから、どんどん伸びるんです」。

高校時代からボランチを主戦場にしてきた柴崎だが、ただパスをさばくだけでは現代サッカーでは通用しないとプロ入り後のある段階で判断したのだろう。175cm、64kgとプロの世界ではやや華奢(きゃしゃ)に映る体に搭載された柴崎の新たな力を、同期入団のDF昌子源がこう表現したことがある。

「アイツがあそこまで走るから、オレらも走れる。アイツは間違いなくアントラーズを支える心臓。フィジカル練習ひとつ取っても、アイツがいるからオレたちも『しんどい』とか『疲れた』とか言えない」。

若手を鍛錬する力を見込まれて昨シーズンから再登板しているトニーニョ・セレーゾ監督も、柴崎の潜在能力に魅せられたのか、こんな言葉を残したことがある。

「柴崎の両足は宝箱だ。開ければものすごい光を発する。必ず日本代表に選ばれる非凡な才能を、何とかして輝かせることだけを考えている」。

○アギーレジャパンで手にした手応えと教訓

ザックジャパン時代は縁がなかったが、90分間を通じて攻守に絡み続ける走力とスタミナ、何よりもゴールへの高い意欲は、ハビエル・アギーレ新監督が新生日本代表のインサイドハーフに求める能力そのものだった。

9月9日のベネズエラ代表戦で代表デビューを先発で果たすと、後半22分には初ゴールをマーク。自陣から弧を描くように長い距離を走り、左からのクロスをファーサイドからボレーでたたきこんだ。

決勝点となるオウンゴールを誘発した10月10日のジャマイカ代表戦でも、ボールを保持するFW本田圭佑(ACミラン)をトップスピードで追い抜いて強烈なシュートを一閃(いっせん)。一度はGKにはじかれたものの、こぼれ球が相手に当たってゴールインした。試合後のアギーレ監督は、柴崎を絶賛しながらレギュラー当確を示唆している。

「柴崎はワールドクラスだ。まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる。彼はかなり遠いところまで行きつくことができる」。

しかし、好事魔多し。4日後に行われたブラジル代表戦の後半開始早々に柴崎はまさかのトラップミスを犯し、こぼれ球をカウンターで運ばれてFWネイマール(バルセロナ)にあっさりと決められた。0対4の惨敗につながる失点。高価すぎるほどの授業料を支払った。

○「常にいい影響を与えられる選手」を目指して

力の差を見せつけられたネイマールとブラジルに対して、試合後の柴崎は興味深いコメントを残している。

「ああいう選手がいるチームと対峙(たいじ)することや上回ることを、常に目指していかないといけない。並大抵の成長速度では僕の現役時代の中では対応できないと思うので、自分のトップフォームの期間の中で成長速度を上げながらやっていく必要があると思う」。

その真意を鈴木強化部長は「もっと上のレベルにまで行けるという自信があるのでしょう」と読み解く。球際の激しい攻防や体を張った競り合いに強くなる―。王国ブラジルから突きつけられ、克明になったはずのレベルアップへの課題を、レッズ戦の最も肝心な場面で達成できなかった。そんな自分に憤りを覚えていたことは容易に察しがつく。

選手ならば誰でも憧(あこが)れるワールドカップへ。アギーレジャパンが発足する前の8月中旬に、決して饒舌(じょうぜつ)ではない柴崎からこんな言葉を聞いたことがある。

「次のワールドカップのときは26歳。すごくいい年齢で迎えられると思う。最初から選ばれて、ずっと入っていたい」。

ひとつ目の目標である「最初から選ばれる」はクリアした。ふたつ目の「ずっと入っている」を成就させるために、思い描くのは「常にいい影響を与えられる選手」だという。端正なマスクと華麗なパスセンスに愚直なまでの泥臭さを同居させながら、例えるならば流れる雲をつかむかのような柴崎の挑戦は続く。

○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)

日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。

◆柴崎 児童を前に逆転優勝へ誓い「残り4試合は勝ちたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/10/30/kiji/K20141030009192670.html

 鹿島の日本代表MF柴崎が茨城県神栖市内の小学校を訪問し約200人の児童と触れ合った。

 サッカーの技術を披露しただけでなく、チームや柴崎らに関するクイズも出すなど、つかの間の時間でリフレッシュ。「みんなの年代ではプロになりたいと思う子が多い。そういう子たちの道しるべ、一つの目標にされる選手になりたい」と語った。優勝争いは首位・浦和との勝ち点差は7だが「応援してくれる人のためにも残り4試合は勝ちたい」と、奇跡の逆転優勝を目指すことを誓った。

◆鹿島・柴崎、小学校訪問!シュート外しブーイングの場面も(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141030/jle14103005000001-n1.html

 鹿島の日本代表MF柴崎とDF伊東が29日、ホームタウン活動の一環で深芝小を訪問。同校の5、6年生約200人と、◯×ゲームやリフティング競争などで触れ合った。柴崎はシュートを3本中2本外して児童からブーイングを受けるハプニングもあったが、最後は「好きなことを見つけて目標に向かって進んでください」とメッセージ。「楽しかったし、刺激になった」と笑顔で話した。 (神栖市)

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