日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2014年7月15日火曜日

◆U-17W杯予選控えるU-16日本代表、U-16タイ代表と4-4で勝ち切れず・・・(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?143144-143144-fl

 タイ遠征を行っているU-16日本代表は13日、U-16タイ代表と国際親善試合を行い、4-4で引き分け。その後行ったPK戦は3-4で敗れた。

 前半、2点を先取されたU-16代表は29分からFW堂安律(G大阪ユース)、FW安井拓也(神戸U-18)、MF菅大輝(札幌U-18)が3連続ゴールを決めて逆転。だが40分に追いつかれると、後半、堂安のこの日2点目となるゴールで突き放しながらも再び追いつかれてしまった。

 今秋にタイで開催されるAFC U-16選手権(U-17W杯アジア最終予選)を想定して行っている今回のタイ遠征。勝てばU-17W杯出場の決まるAFC U-16選手権準々決勝とグループリーグ3試合を想定して中1日で計4試合を組んでいる日本だが、これで3試合の成績は1勝1分1敗となった。

 JFAによると、杉浦は「絶対に勝たなければならない状況で引き分けに終わりとても悔しい思いをしました。0-2から4-3とリードした後に追い付かれてしまい、相手の息の根を止めることの重要さを思い知らされました」と語り、「個人としては攻守における運動量を増やすこと、チャンスを確実に決める、という課題と向き合い向上していきたいと思います」と誓っていた。


出場メンバー

GK:鶴田海人(78分→原田岳)
DF:阿部雅志(68分→梶山幹太)、西本卓申、森下怜哉、藤本寛也
MF:渡辺皓太(60分→下口稚葉)、菅大輝、田中碧(84分→佐々木匠)
FW:堂安律(80分→小野湧哉)、安井拓也、杉浦文哉

控え
GK:大迫敬介
FW:崎村祐丞、石川啓人、渡邊陽


以下、JFA発表のコメント

●吉武博文監督

「AFC U-16選手権の決勝トーナメント1回戦で世界への切符をかけて対戦する可能性のあるタイ代表との試合が今遠征第3戦目でした。4得点を取れたことは大いに評価できますが、4失点は今後の大きな課題となりました。失点の原因としては、ボールの失い方がよくないこと、また、相手のカウンターを粘り強く阻止できない単発な守備がその要因でした。攻撃に関してもボールは保持するがテンポが非常に遅いことや、中盤に出来たスペースを有効に使えず、くさびのボールが入っても前を向けない、という課題が残りました。0-2から追いついたことは評価できますが、3-2や4-3とリードしたにも関わらず、精神的な主導権を感じない大局観のなさはやはり課題として残りました」

●安井拓也(ヴィッセル神戸U-18)

「今日は「負けたら解散」という設定で試合に臨みました。勝ちきれなかったことは残念でしたが、引き分けという最低限の結果を出すことはできました。試合内容についてもボールを保持することができ、またポジショニングの取り方が理解できたことは個人的には大きな収穫でした。残りわずかな滞在になりましたが最後まで楽しみたいと思います」

●杉浦文哉(名古屋グランパスU15)

「絶対に勝たなければならない状況で引き分けに終わりとても悔しい思いをしました。0-2から4-3とリードした後に追い付かれてしまい、相手の息の根を止めることの重要さを思い知らされました。個人としては攻守における運動量を増やすこと、チャンスを確実に決める、という課題と向き合い向上していきたいと思います」

●鶴田海人(ヴィッセル神戸U-18)

「タイ代表との試合は4-4の引き分けでした。4得点しましたが、4失点を許し、もっとディフェンスラインでコミュニケーションを取り、ピンチを未然に防ぐことが重要だと感じました。同時に個人の課題はポジショニングがニア寄りになってしまったり、もっと足を運んでダイビングすべきだったと反省してます。PK戦も相手のシュートを手に当てているのに枠の外に弾き出せなかったことや先読みして飛んでしまったことを今後改善していきたいと思います」

◆全日本少年サッカー大会1次ラウンド組み分け(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?143154-143154-fl

第38回 全日本少年サッカー大会 決勝大会
1次ラウンドグループ

【1組】
潮江JFC(高知)
MIRUMAE(岩手)
FCリベルダーデ(山口)
鹿島アントラーズ(茨城1)

【2組】
田宮ビクトリー(徳島)
JFCフトゥーロ(神奈川)
平章SSS(福井)
ACジュニオール(宮城)

【3組】
レジスタFC(埼玉)
ふじかげSC山形(山形)
エスペランサFC(沖縄)
サンフレッチェ広島(広島)

【4組】
セレッソ大阪(大阪)
BUDDY・FC(福岡)
SSS札幌(北海道)
栃木SC(栃木)

【5組】
福島ユナイテッドFC(福島)
FCアミーゴ(鳥取)
横河武蔵野FC(東京)
サガン鳥栖(佐賀)

【6組】
比内SSS(秋田)
ブルーウイングFC(大分)
一身田FC(三重)
オオタFC(岡山)

【7組】
鹿島アントラーズつくば(茨城2)
FC ENFINI(岐阜)
リベロ津軽SC(青森)
新居浜SSS宮西(愛媛)

【8組】
スネイル(長崎)
FCバレンティア(和歌山)
スクエア富山FC(富山)
ヴァンフォーレ甲府(山梨)

【9組】
丸亀FC(香川)
FCおろち(島根)
ヴィッセル神戸(兵庫)
Vivace(静岡)

【10組】
太陽SC(鹿児島)
シルフィードFC(愛知)
エスプリ長岡FC(新潟)
オールサウス(滋賀)

【11組】
ブレイズ熊本(熊本)
美川FC(石川)
ファナティコス(群馬)
YF奈良テソロ(奈良)

【12組】
柏レイソル(千葉)
フォルツァ松本(長野)
アリーバFC(宮崎)
京都紫光SC(京都)

◆J鹿島の柴崎選手ら講演 青森山田学園がアスリートシンポ(北海道新聞)


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/aomori/551071.html



 学校法人青森山田学園(岡島成行理事長)は13日、青森市の県総合社会教育センターで青森山田高校を卒業したスポーツ選手を招き、「トップアスリートシンポジウム」を開いた。サッカー、バドミントン、新体操の3選手が講演し、目標を持ちながら人一倍練習する大切さなどを訴えた。

 市民らにスポーツの魅力を知ってもらおうと今回初めて開催。サッカーJリーグ鹿島アントラーズの柴崎岳(22)=野辺地町出身、ロンドン五輪バドミントン銀メダリストの藤井瑞希(25)=熊本県出身、世界的なパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の一員である新体操の外崎成仁(25)=青森市出身=の3選手がパネリストとして登壇した。

 会場に詰めかけた300人を前に、柴崎は「競争意識を高く持ち、チームメートより少しでも多く練習した」、藤井は「幼少期から、試合に負けたらその理由を考え、それを意識して練習していた」と話した。外崎は「夢を持って活動することが大切。本県は指導者の育成も必要」と語った。

◆【第94回天皇杯 2回戦 鹿島 vs ソニー】レポート:ひたむきに戦うソニー仙台を崩し切れず、PK戦でも自滅した鹿島が20大会ぶりの天皇杯初戦で敗退。死力を尽くしたソニー仙台が3回戦に進む(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00175234.html

7月12日(土) 第94回天皇杯 2回戦
鹿島 2 - 2(PK 1 - 2)ソニー (18:00/カシマ/3,656人)
得点者:23' 細見 諒(ソニー)、28' 田中 豪紀(ソニー)、33' ダヴィ(鹿島)、36' カイオ(鹿島)
★J's GOAL 天皇杯特集ページ
----------

延長戦が終わった瞬間、ソニー仙台の選手が4人、5人とピッチに崩れ落ち、大の字になっていた。死力を尽くしてゴールを守り倒したことを表す光景からは、とてもPK戦を戦い抜く力が残っているようには見えなかった。しかし、その後、歓喜に沸いたのはソニー仙台のゴール裏。選手全員が手を繋いで声援に応えると大きな拍手がこだました。

昨季はオーソドックスな[4-4-2]の布陣だったソニー仙台だが、今年は守備の時は[5-4-1]、攻撃時には[3-4-3]となる可変システムを採用していた。一見すると5バックだが、攻めるときにはの両サイドのウイングバックが高い位置を取る、堅い守備と攻撃的な姿勢を両立させる組織が整備されていた。
対する鹿島は、昌子源を欠いたものの、中断前のリーグ戦とほぼ同様の布陣。しかし、その並びは見慣れないものだった。小笠原満男を中盤の底に置く[4-1-4-1]。9日の練習で久々に試した布陣をぶっつけ本番で採用してきたのである。

ところがこれが機能しない。選手は[4-1-4-1]に並んでいるが、誰がどの相手にプレッシャーをかけるのかハッキリしないため、相手のミスでボールを奪うことはできても、自ら能動的にうばうことができない。ボールは鹿島が支配していたが攻撃はすべて単発で終わっており、流れが掴めないまま時計の針は進んでいった。

すると23分、ソニー仙台の細見諒がJリーグでもなかなかお目にかかれないほどの見事なFKを直接ゴールに突き刺す。この得点でソニー仙台が一気に流れを掴み、28分にはDFラインの裏に抜け出した田中豪紀が追加点。あっという間に2点のリードを奪った。

まさかの2失点に、鹿島の選手たちの闘争心もさすがに燃え上がる。一列前で守備をしていた柴崎岳をいつもの位置に戻し、小笠原とダブルボランチを組む通常の布陣に組み直すと、33分にはスルーパスに抜け出したダヴィがゴールを決め1点差。続く36分にはカイオのクロスがそのままゴールに吸い込まれ、短い時間で同点に追いつく。

「ひとつポイントは2点目を取られてから前半の終了までだったと思います。あそこで間違いなく流れは鹿島さんでしたし、あそこで3点目を与えていればこういう結果にはなっていなかったと思います」
ソニー仙台の石川雅人監督が振り返ったように、ここで失点を食い止めたことが大きかった。ハーフタイムには気持ちを入れ替え、0-0からの仕切り直しという気持ちでソニー仙台の選手たちはピッチに立つ。

鹿島も逆転を狙い、55分に中村充孝、63分に赤崎秀平、81分に野沢拓也と攻撃的ポジションの選手を次々と送り込み得点をうかがうが、相手のゴールを割ることができない。結局、延長戦でも相手を崩し切れずPK戦にまでもつれてしまった。

そのPK戦、最初のキッカーである小笠原がきっちり決め曽ヶ端が阻止した時点で、勝利を確信した人も多かったはずだ。しかし、ホッと胸をなで下ろしたのも束の間、二人目の野沢がセーブされたあたりから雲行きが怪しくなる。ソニー仙台の二人目がバーに当ててしまいリードは守ったものの、三人目の柴崎のキックはポストに弾かれ、ソニー仙台が同点に追いつく。さらに四人目の中村がバーに当ててリードを奪われると、5人目の山本脩斗が大きく外してしまい、じつに20大会ぶりとなる天皇杯初戦敗退が決定してしまった。

大きなブーイングに包まれたスタジアム。試合後の会見で1週間後に控えるJリーグ開幕についてコメントを求められたセレーゾ監督は「120分以上戦って、いまどうしようと言われても急には難しい」と力が無かった。しかし、「人生は常にシンプルなことであり、やるべきことをしっかりやり続けることが大切です。僕はやるべきことをしっかりやり続けたい」と続け、再起を誓っていた。

サッカーには落胆と失望もあれば、歓喜と希望もある。巨大な失意を受け止めることは辛い経験だが、それをバネにすることができれば驚くような成長に繋げることもできるはずだ。
「今日の負けからなにかを感じないといけない。今日の結果をしっかり消化しないといけない」
無言を貫く選手が多かったなかで、ベテランの青木剛はいま必要な姿勢を説いていた。敗戦のショックは大きく、リーグ戦での巻き返しは簡単なことではないだろう。しかし、試合は待ってくれない。
「鹿島の選手がすごく悔しそうだった。変な試合はできない」
勝利したソニー仙台の金子進は、鹿島に勝った意味を噛みしめて次戦に臨むと誓っていた。授業料は高く付いたが、ソニー仙台の選手が見せたひたむきな姿勢は、学ぶべきものを示唆していたはずだ。

以上

2014.07.13 Reported by 田中滋

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事