日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月30日木曜日

◇ACL優勝の浦和堀監督が年間アジア最優秀監督に(ニッカン)




 浦和レッズの堀孝史監督(50)が29日、アジアサッカー連盟(AFC)が決める年間アジア最優秀監督に選ばれた。

 堀監督はシーズン途中からペトロビッチ前監督に代わって指揮をとり、チームを10年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ優勝に導いた。

 この日のリーグ第33節ホーム川崎フロンターレ戦後に選出を聞いた指揮官は、会見で「自分1人の力じゃないし、選手の力、クラブが積み重ねてきたもののおかげ。チーム全体でいただけたものだと思う」と話した。

ACL優勝の浦和堀監督が年間アジア最優秀監督に

◆浦和・興梠、得点王チャンスも出場微妙「けがも嫌なんで…」(サンスポ)




 浦和は28日、29日の川崎戦(埼玉)に向けて約1時間調整した。逆転での得点王を狙うFW興梠はコンディションが万全とはいえず、川崎戦の出場は微妙だ。「個人のタイトルもかかっているけど、けがも嫌なんで…」。現在、リーグ2位の20得点でトップのFW杉本(C大阪)とは2得点差。来月のクラブW杯(アラブ首長国連邦)に向けて無理はできない。(大原)

浦和・興梠、得点王チャンスも出場微妙「けがも嫌なんで…」

◆鹿島、不動の4バック全員が日本代表選出。西大伍の復帰、山本脩斗の初招集で実現(フットボールチャンネル)


鹿島

 日本サッカー協会(JFA)は29日、EAFF E-1サッカー選手権 2017決勝大会に出場する日本代表のメンバーを発表した。

 今回は欧州組やクラブW杯に出場する浦和レッズの選手を招集できないため、全員が浦和を除いたJ1クラブ所属選手となった。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選んだメンバーをクラブ別に分けると、最多は鹿島アントラーズとガンバ大阪の6人ずつ、そして5人を輩出した川崎フロンターレとなった。

 特に目立ったのは鹿島アントラーズの選手たちだ。昨年9月、Jリーグの試合で途中交代に激昂して当時の石井正忠監督との握手を拒否するなどの行動が問題視されたFW金崎夢生が復帰。そして中盤でブレイクを果たした三竿健斗が初招集を受けた。

 残る4人は全員がDFだ。西大伍、植田直通、昌子源、山本脩斗の4人は、鹿島の堅守を支える不動の4バックを形成している。今回は西が3年ぶりに復帰し、山本がA代表初招集となったことで、同一クラブの最終ラインが全員同時に日本代表入りすることが叶った。

 海外ではイタリア代表の最終ラインが全員ユベントスの選手になることが多かった。アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ、そしてGKジャンルイジ・ブッフォンを含めた4人がそびえるイタリア代表の守備は世界屈指の堅牢さを誇っていた。

 鹿島の4人のうち西と昌子はすでに日本代表の試合に出場した経験を持つが、植田と山本はまだ初キャップを刻めていない。彼らは来月9日の朝鮮民主主義人民共和国代表戦から始まるEAFF E-1サッカー選手権で同時にピッチに立ち、普段から高めている抜群の連係と、Jリーグ王者らしい堅い守備を披露できるだろうか。

【了】

鹿島、不動の4バック全員が日本代表選出。西大伍の復帰、山本脩斗の初招集で実現

◆さらりと…ハリル監督「金崎が復帰しています」 代表”追放”から1年半ぶり(スポニチ)


写真・図版

 日本サッカー協会は29日、国内組のみで臨む来月開催のE―1選手権(旧東アジア杯)に出場する日本代表メンバーを発表し、鹿島のFW金崎夢生(28)が昨年5月以来1年半ぶりの代表復帰を果たした。

 金崎は昨年8月20日のJ1リーグ湘南戦(カシマ)で途中交代を告げられた際に激昂。ベンチ前で石井監督(当時、現大宮監督)に対して悪態をついたことを問題視したハリルホジッチ監督から「彼の態度は私にとって受け入れがたい」として代表メンバーから外されていた。

 指揮官は一人ひとりメンバー発表をしながら「金崎が復帰しています」とサラリ。「前線でたくさん動く選手。他の選手と比較すると珍しくパワーがあり、アグレッシブにプレーする」と評価しつつ「代表では中央でプレーすることを求めているが、彼にはフィニッシュの精度を上げてほしいと思っている」と注文をつけることも忘れなかった。

さらりと…ハリル監督「金崎が復帰しています」 代表”追放”から1年半ぶり

◆4バックそろい踏みの鹿島、初招集の21歳三竿&32歳山本ら最多タイ6人選出(ゲキサカ)




 J1連覇に王手をかけている鹿島アントラーズからはG大阪と並び、最多タイの6人が12月のE-1選手権に臨む日本代表に招集された。32歳のDF山本脩斗、21歳のMF三竿健斗がともにA代表初選出。DF西大伍はアギーレジャパン時代の14年10月以来の復帰で、ハリルジャパンは初招集となった。

 さらに昨年6月のキリン杯以来、約1年半ぶり復帰のFW金崎夢生、今年10月以来の復帰となったDF植田直通に代表常連のDF昌子源を加え、総勢6人。西、植田、昌子、山本という鹿島の4バックがそろって名を連ねた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は初めて招集した西、山本、三竿の3選手いずれも「長い間、チェックしてきた」と指摘。西と山本の両サイドバックについては、西が「攻撃で面白い選手」、山本が「守備も攻撃もいいパフォーマンスを見せているが、どちらかと言えば特徴は守備にあるかもしれない。ヘディングも強い」と評した。

 西については「日本人の多くに見られることだが、デュエルのところのパフォーマンスは上げてもらいたい」と要求。山本に関しては「特に北朝鮮と中国は空中戦に強いので、こういった特徴を持っている選手も必要だと思った」と、起用法にも言及した。

 また、鹿島で大岩剛監督就任後、ボランチのレギュラーに定着した三竿については「彼はボールを奪える選手だ。ボールを奪ったあとのファーストパスも面白いものを持っている。力強さは他の選手と比べて、より強いかもしれない。彼も代表でどんなプレーができるのかを見たいと思った」と、高い評価を口にした。

(取材・文 西山紘平)

4バックそろい踏みの鹿島、初招集の21歳三竿&32歳山本ら最多タイ6人選出

◆ハリルJに金崎、清武が復帰 東アジアE-1選手権に臨む23人に柏・伊東ら初選出(サンスポ)


サッカー日本代表

 日本サッカー協会は29日、12月9日に開幕する東アジアE-1選手権に臨む日本代表23人を発表した。今回のメンバーは国内組で構成。MF清武弘嗣(C大阪)、FW金崎夢生(鹿島)らが復帰したほか、柏FW伊東純也ら5人が代表初選出となった。アジア・チャンピオンズリーグを制し、アジア代表としてクラブW杯に出場する浦和レッズ勢は日程が重複するためメンバーから外れた。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング55位の日本は12月9日に114位の北朝鮮、12日に60位の中国、16日に59位の韓国と、いずれも味の素スタジアムで対戦する。

 日本代表は以下の通り。

 GK:東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)、権田修一(鳥栖)

 DF:西大伍(鹿島)、初瀬亮(G大阪)、車屋紳太郎(川崎)、山本脩斗(鹿島)、三浦弦太(G大阪)、植田直通(鹿島)、昌子源(鹿島)、谷口彰悟(川崎)

 MF:三竿健斗(鹿島)、今野泰幸(G大阪)、井手口陽介(G大阪)、高萩洋次郎(FC東京)、大島僚太(川崎)、清武弘嗣(C大阪)

 FW:伊東純也(柏)、小林悠(川崎)、倉田秋(G大阪)、阿部浩之(川崎)、杉本健勇(C大阪)、金崎夢生(鹿島)

ハリルJに金崎、清武が復帰 東アジアE-1選手権に臨む23人に柏・伊東ら初選出

◆鹿島MF三竿健斗が初招集、大島や清武ら4名が代表復帰のMF陣…ハリル監督の狙いは?(GOAL)




日本サッカー協会(JFA)は29日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会に臨む日本代表メンバーを発表した。

日本サッカー協会(JFA)は29日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会に臨む日本代表メンバーを発表した。

MFには、三竿健斗(鹿島アントラーズ)、今野泰幸(ガンバ大阪)、井手口陽介(G大阪)、大島僚太(川崎F)、高萩洋次郎(FC東京)、清武弘嗣(セレッソ大阪)の計6名が選出。三竿は初招集となる。

初招集となった三竿についてヴァイッド・ハリルホジッチ代表監督は、「2〜3カ月前からチェックしている。彼はゴールを奪える選手で、ボールを奪った後のファーストパスも面白いものを持っています。ほかの選手と比べて、より力強さのある選手かもしれません。代表でどういったプレーができるのか見たいと思います」と期待を寄せる。

井手口については「非常に質の高い選手だと思っています。ただ、右にも左にも、前にも後ろにも行って頑張ろうとするので、そういうところを少し落ち着せるべきかもしれません。そこは忍耐強く、我々も彼の成長を見続けなければなりません」と評価した。

今野の代表復帰にも言及。「今野はG大阪で左センターバックでプレーしていますが、代表ではボランチとして見せてもらいたい。素晴らしいコンディションで戦ったアウェイのUAE戦の活躍を私は忘れていません」とした。

「高萩は以前代表に入っていたパワーのある選手です。ケガにより長い間代表を外れていた大島と清武も復帰します。彼らはまだトップコンディションではないかもしれませんが、彼らと直接話をしたいということもあり、今回呼びました。最終的に代表に残るためには、フィジカルコンディションを保つ必要があります。現在よりもさらに高いところを見せないといけない」と、復帰組への奮起を促した。

鹿島MF三竿健斗が初招集、大島や清武ら4名が代表復帰のMF陣…ハリル監督の狙いは?

◆【日本代表】昌子、金崎、西ら6人が選出された“最大勢力・鹿島”で最注目の選手は?(サッカーダイジェスト)


同年代の井手口は「いつか必ず追い越したい」存在。


 12月8日に開幕するE-1選手権(旧・東アジアカップ)に向けた日本代表メンバー23名が発表され、鹿島アントラーズからは最多の6人が選ばれた。
 
 常連の昌子源、植田直通ほか、現体制では初招集となる西大伍、久々の復帰となる金崎夢生、そして代表初選出の三竿健斗、山本脩斗というラインナップだ。
 
 今大会の開催時期はインターナショナルマッチデーに該当しないため、海外組の招集ができず、また同時期に開催されるクラブワールドカップに出場する浦和レッズからも選手を呼ぶことができない。
 
 限定された国内組の中から、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は今季のリーグ戦で首位に立つ“常勝軍団”から、4バックのレギュラー4人をそっくりそのまま呼び寄せ、伸び盛りのボランチと不動のエースをピックアップした。
 
 リーグ連覇と節目の「20冠」がかかる今季、鹿島はシーズン途中の監督交代というアクシデントに直面するも、大岩剛新体制に移行後は盤石の強さを披露。ACL、ルヴァンカップ、天皇杯はすでに敗退しているとはいえ、9度目のリーグタイトルに王手をかけており、国内のトップに立つクラブから多くの選手が選ばれるのは、極めて自然な流れだ。
 
 昌子は代表のCBのレギュラーを争う実力者で、人材難の左SBに抜擢された山本は32歳にして初の代表入りと、ハリルジャパンにおける6人それぞれの立ち位置は異なる。その中で最も注目すべき選手を挙げるとすれば、21歳のボランチ、三竿健だろう。
 
「ボールを奪える選手です。そして奪った後のファーストパスも面白いものを持っています。他の選手に比べて、より力強いかもしれません」
 
 ハリルホジッチ監督は選考の理由をこう語る。三竿健自身もボール奪取は「一番の特長」と認め、球際の強さに関しても「自信はあります」と話す。指揮官が重視するデュエルの能力を備え、昨年に東京Vから鹿島に移籍してからは「わざと相手にトラップさせて、前を向いた瞬間を狙ったり」と、駆け引きでボールを奪う技術も身につけた。
 
 2013年のU-17ワールドカップや16年のU-23アジア選手権に場するなど、世代別代表に選ばれ続けてきたエリートでもある。もっとも、リオ五輪はメンバー入りできず、悔しい想いも味わった。同大会を経験してA代表にも定着しつつある同年代の井手口陽介について「どんどんステップアップしている」と語る一方で、「今は遠い存在ですけど、いつか必ず追い越したい」と表情を引き締める。
 
 そのチャンスがようやく訪れた。デュエルの強さはもちろん、シンプルかつ正確なパスワークや、181センチの長身も魅力だ。アンカーもしくは2ボランチでの起用が有力視される将来性抜群のニューカマーが、周囲の期待に応えられるか注目したい。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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