日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月19日日曜日

◆岩崎悠人が豪快先制点! U-19代表がチェコとの接戦制し2連勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192033-192033-fl

 中国遠征中のU-19日本代表は17日、Panda CupでU-19チェコ代表と対戦し、2-1で勝利した。同代表は15日のU-19クロアチア代表(5-0)戦に続いて2連勝とした。

 U-19代表は前半9分、DF浦田樹が自陣から左サイドの裏のスペースにロングボールを入れると、FW岩崎悠人が中央にカットインし、相手DFをかわして右足を振り抜く。豪快なシュートがゴール右隅に突き刺さり、早々に先制する。同45分にはMF長沼洋一が左サイドの深いちから中央にドリブルで仕掛け、ラストパスを浦田が左足で流し込み、2-0とした。

 後半開始早々に1点を返されたが、リードを守り抜き、日本が接戦を制した。決勝点をアシストした長沼は日本サッカー協会によると、「初戦ではチームとして良いゲームができましたし、その良い流れのまま第2戦に入ることができたのでチームとしてやりたいことを明確に立ち上がりから素晴らしいゲームができました。個人としては久しぶりの代表でのゲームだったので、少し緊張しましたが、自分のプレーを前面に出しチームのために頑張れたと思います」と振り返っている。

 なお、U-19代表は19日にU-19中国代表と対戦する。

■スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:小島雅也、大南拓磨、町田浩樹、浦田樹
MF:高木彰人、市丸瑞希、久保田和音、長沼洋一
FW:垣田裕暉、岩崎悠人

■サブメンバー
GK:大迫敬介
DF:柳貴博、中山雄太
MF:堂安律、坂井大将、冨安健洋、杉森考起
FW:小川航基、岸本武流

■交代
57分:大南拓磨→冨安健洋
69分:浦田樹→中山雄太
69分:垣田裕暉→岸本武流
69分:高木彰人→堂安律
90+3分:長沼洋一→杉森考起

◇浦和、3連敗でV逸…サポーターから水かけられバス待ち伏せ(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160619/jle16061905010001-n1.html

V逸でサポーターから強烈なヤジを飛ばされる中、引き揚げるDF槙野(左から2人目)ら浦和イレブン (撮影・鳥越瑞絵)

 明治安田J1第1ステージ第16節(18日、広島4-2浦和、Eスタ)前半2-1とリードしながら、後半に3失点。浦和が3連敗でステージV逸が決まった。

 「何とか歯を食いしばって、この状況を乗り越えるしかない」

 ペトロビッチ監督が言葉を振り絞ったが、これが厳しい現実だった。

 試合後、怒りのサポーターから選手にペットボトルの水が投げかけられ、さらに約300人が帰路に就く選手バスを待ち構えた。緊迫の事態にサポーター代表がクラブ関係者と緊急会談。その後、事態は収束したものの勝負どころの終盤に失速する、お決まりのパターンに怒りが頂点に達したようだ。

 チームとして5試合ぶりの得点となるMF関根の同点ゴールなど、意地は見せたが結果に結びつかず。右ふくらはぎ痛で途中出場の日本代表MF柏木も「申し訳ない…」。“身売り騒動”の渦中にもあり、安息のときが訪れるのはいつか。 (宇賀神隆)

◆鹿島が逆転V王手、川崎Fは引き分けで2位後退(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1665391.html



<明治安田生命J1>◇第1ステージ第16節◇18日◇レベスタほか

 鹿島が神戸に逆転勝ちで首位浮上。前期優勝に王手をかけた。前半24分に先制されながら、同終了間際にMF土居のゴールで追いつくと、後半5分にMF遠藤が勝ち越しゴールを決めた。

 川崎Fは福岡と引き分け2位に転落。初優勝へ崖っぷちに立たされた。前半15分までに福岡FW金森が2ゴールを決めて先行。川崎Fも同42分にFW小林のゴールで1点を返し、後半228分にFW大久保がPKを決め追いついた。

 また、3位に付けていた浦和は広島に敗れ、優勝の可能性が消滅した。

 次戦の25日最終節で、鹿島は福岡と、川崎Fは大宮とそれぞれホームで対戦する。

◆次の標的は鹿島…川崎Fの自力V奪う2発!福岡FW金森「次も優勝を阻止したい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192095-192095-fl



[6.18 J1第1ステージ第16節 福岡2-2川崎F レベスタ]

 目の前で優勝させるわけにはいかない。最下位のアビスパ福岡はFW金森健志の2ゴールで首位の川崎Fと2-2の引き分け。この日、第1ステージ優勝が決まる可能性もあった川崎Fを首位の座から引きずり下ろした。

 前半9分、GKイ・ボムヨンのロングキックをFWウェリントンが頭でそらすと、MF邦本宜裕が競ったボールを金森が胸トラップから右足一閃。ゴール右隅に突き刺し、先制点を奪った。

「ウェリントンが競り勝ってくれて、そのこぼれは狙っていた。点を取れる自信もあったし、狙いどおりだった」。7試合ぶり今季2ゴール目を決めた金森は前半15分にも左足で追加点。J1で初の1試合2ゴールをマークした。

「相手は首位だけど、自分たちはやれるんだというのを見せたかった。自分にはまだまだオリンピックのチャンスも残っている。強いインパクトを残さないといけない」

 川崎Fの自力優勝を消滅させる2発に続いて、次戦も強烈なインパクトを残すには格好の試合だ。福岡は25日の第1ステージ最終節でアウェーに乗り込み、鹿島と対戦する。この日、神戸に逆転勝ちした鹿島は川崎Fを抜いて首位に浮上。最終節で福岡に勝てば、第1ステージ優勝が決まる大一番だ。

 2試合連続で首位チームと対戦することになる福岡。金森は「自分たちはどっちにも優勝させないようにするだけ。優勝するところは見たくないし、次もしっかり首位チームを叩いて、優勝を阻止したい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

◆【鹿島】逆王手かけるも…主力の昌子&カイオが次節出場停止(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160619-OHT1T50011.html



 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第16節 神戸1―2鹿島(18日・ノエビアスタジアム)

 鹿島が2―1で神戸に逆転で勝利し、第1ステージ(S)優勝に逆王手をかけた。前半45分にFW土居聖真(24)が同点ゴールを決め、後半5分にMF遠藤康(28)が決勝点を決めた。先制点を許し、選手同士が空中分解寸前にも見える激しい口論で修正し、首位浮上。最終節25日にホームで戦う福岡戦で、1シーズン制だった2009年以来のリーグタイトルを狙う。

 だが一方でDF昌子、MFカイオが神戸戦で警告を受け、最終節・福岡戦(25日・カシマ)は出場停止が決まった。

 ともに今季リーグ戦全16試合に出場し、好調のチームを支えてきた主力。厳しい判定を受けた昌子は「迷惑をかけてしまった。チームメートを信じる」と仲間に優勝を託した。2人の代役はDFファン・ソッコ、MF中村が有力だ。

◆【鹿島】残り1戦劇的奪首逆王手!25日最終節勝ってV決める(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160618-OHT1T50204.html



 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第16節 神戸1―2鹿島(18日・ノエビアスタジアム)

 鹿島が2―1で神戸に逆転で勝利し、第1ステージ(S)優勝に逆王手をかけた。前半45分にFW土居聖真(24)が同点ゴールを決め、後半5分にMF遠藤康(28)が決勝点を決めた。5連勝で首位に浮上。最終節・福岡戦(25日・カシマ)で勝利すれば、優勝が決まる。

 FW土居がワンチャンスをものにした。1点を追う前半45分。MF小笠原の縦パスを受け、神戸DF2人を引きつけながらドリブル前進。エリア内に入ったところでFW金崎とワンツーを決め、最後はゴール前フリーで倒れ込みながら、右足を振り抜いた。ゴール左サイドネットに突き刺さる同点弾。「出た時に必ず1点」と言うストライカーはピッチにひざをついてガッツポーズを作った。

 崖っぷちの戦いだった。神戸に敗れれば、川崎の優勝が決まる可能性がある一戦。前節(11日)、浦和との上位対決を制したが、DF昌子が「浦和に勝っても神戸に負けたら意味がない。僕らには勝ち続けることでしか、道が開けない」と話すように、鹿島に息をつく暇はなかった。逆転優勝のためには残り2試合の連勝。その上で川崎の取りこぼしを待つ。アウェーでも攻めるしかない。

 その思いはすぐに形になった。後半5分だ。MFカイオがゴール前にグラウンダーのクロス。これをMF遠藤が左足スライディングで、ゴール中央に押し込んだ。前半24分にセットプレーから神戸DF北本に先制点を奪われ、その後も主導権を握られた。その時間帯を1失点でしのぐと、土居のゴールで風向きを変え、一気にたたみかけた。

 川崎が引き分けたため、5連勝で首位に浮上し、逆王手をかけた。最終節・福岡戦(25日・カシマ)で勝利すれば、第1S優勝が決まる。リーグ最多、7回の優勝を誇る「大本命」がトップに立った。

◆鹿島5連勝で逆王手 首位で最終節へ(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2016/06/19/0009200836.shtml

 後半、勝ち越し点を決め歓喜の鹿島・遠藤(左)

 「J1、神戸1-2鹿島」(18日、ノエビアスタジアム神戸)

 鹿島が神戸に2-1で逆転勝ちして連勝を5に伸ばし、福岡と2-2で引き分けた川崎に代わって首位に立った。勝ち点は鹿島が36、川崎が35。25日の最終節で鹿島は福岡、川崎は大宮とそれぞれホームで対戦する。1試合消化の少ない浦和は広島に2-4で敗れ、ステージ優勝の可能性が消えた。G大阪はFW宇佐美貴史(24)が3試合連続ゴールを奪ったものの、鳥栖に1-2で逆転負けした。

 通算17冠の歴史が持つ底力か。鹿島が逆転勝利で5連勝。最終節を残して首位に立ち、97年以来19年ぶりとなる第1ステージ優勝に逆王手をかけた。

 立ち上がりから神戸に押し込まれ、前半24分に右CKからDF植田がマークを外され、想定外の先制点を食らった。FW金崎がDF昌子やDF西と激しい口論を交わすなど、前半は攻守にチグハグさが目立った。それでも、互いに高い要求をし合えるのが鹿島の強みだ。

 重たい空気を振り払ったのはFW土居だった。1点を追う前半45分、MF小笠原の縦パスを受けると金崎とのワンツーで抜け出し、右足で同点弾。「自分で言うのも何ですが、いい時間帯に決められた。悪い流れを断ち切る点だった」と胸を張った。

 息を吹き返し、後半5分、MFカイオのクロスをMF遠藤が滑り込みながら左足を合わせた。今季初ゴールが貴重な決勝点となり「長かったけど、チームの勝利に貢献するゴールとなって良かった」と静かに胸をなで下ろした。

 最終節はホームに福岡を迎える。勝てば無条件で通算6度目のステージ優勝が決まる。昌子は「川崎が、どこかでつまずくと信じてやってきた。浮かれることなく、地に足を着けてやりたい」。自身は累積警告で出場停止となるが「チームを信じるだけ」と思いを託した。

◆鹿島 大逆転Vへ5連勝で「逆王手」 盟主が底力2発(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/06/19/kiji/K20160619012807290.html

明治安田生命J1第1S第16節  鹿島2―1神戸 (6月18日  ノエスタ)

後半、遠藤が勝ち越しゴール

 9試合が行われ、2位の鹿島がMF土居聖真(24)とMF遠藤康(28)のゴールで神戸に2―1で逆転勝ち。勝ち点を36とし、今季初の首位に立った。川崎Fは福岡と2―2で引き分け、自力優勝が消滅。25日の最終節で鹿島は福岡、川崎Fは大宮とそれぞれホームで対戦する。1試合消化の少ない浦和は広島に2―4で敗れ、勝ち点27のままで優勝の可能性が消えた。 

 鹿島が「逆王手」をかけた。先制を許しながらも逆転し5連勝。引き分けた川崎Fをまくって、最終節を前に首位に躍り出た。決勝弾を決めたMF遠藤は「優勝はしなきゃいけない。これを続けていけば年間1位も獲れる。この戦いを続けていきたい」と、最終節の福岡戦を見据えた。

 前節終了時点で首位・川崎Fとは勝ち点1差の2位。勝たなければ頂点が見えてこない状況の中、前半は相手の守備に苦しみ、カウンターに手を焼いた。序盤にはDF昌子が激しい口調でFW金崎に対して指示を飛ばした。「攻撃陣は攻撃。守備陣は守備という感じになっていた。もっと、前から(守備に)行ってくれ、と言いました」。その後、DF西とFW金崎も“口論”。西は「“もっと強く(ボールを)出せ”と言われたので、出してほしかったらボールをキープしろよと言い返しました」。選手同士が勝利を目指して高い要求を出し合うことは強いチームの必須条件。今季は昨季までに比べて、言い合いが多いと西は言う。6年間リーグタイトルから遠ざかっている鹿島だが、常勝軍団復活へ向け、勝利への執念を全員が燃やした。前半45分には土居が同点弾。「自分で言うのも何ですが、いい時間に決められた」。この一撃で主導権を取り戻し、逆転勝利を呼んだ。

 この結果、最終節の福岡戦に勝てば優勝が決まる。累積警告でMFカイオと昌子が出場停止となったが、最後にリーグ優勝を果たした09年を知る28歳の遠藤は「代わりに出た選手がやってくれる」と言い切る。これまで17冠を誇る名門が、総力戦で頂点をつかむ。

◆「常勝軍団」首位鹿島の優位(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160619/jle16061905000004-n1.html

 明治安田J1第1ステージ第16節(18日、神戸1-2鹿島、ノエス)状況を見れば、首位鹿島の優位は揺るぎない。2位川崎に勝ち点1差をつけ、次節はホームに最下位の福岡を迎える。

 ただ、優勝のかかる試合は何が起こるか分からない。2007年には浦和がJ2降格が決まっていた最下位の横浜FCに敗れ、手中のタイトルを逃した。「常勝軍団」と呼ばれる鹿島だが、リーグのタイトルは09年を最後に遠ざかっている。MF柴崎やDF植田ら若手にとって、簡単な試合にはならないだろう。

 初戴冠を目指す川崎は苦しい立場に立った。FW小林が序盤のチャンスを外したのは重圧のせいかもしれない。ただ、0-2から同点に追いついたのは実力だ。次節までに司令塔、MF中村の復帰を待ちたい。緊張感の中、自分たちの力を出し切ったチームが頂点に立つと思う。 (元日本代表GK)

◆首位でホームの最終節へ…鹿島の石井監督「多くのファンの前で勝ち点3を」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160618/457739.html



 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節が18日に行われ、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズがノエビアスタジアム神戸で対戦。鹿島が2-1と逆転勝利を収めて首位に浮上し、ステージ優勝に王手をかけた。

 試合後、鹿島の石井正忠監督が記者会見に出席し、勝利を振り返ってコメントした。

 石井監督は「まずは今日のアントラーズのサポーターの皆さんが神戸まで足を運んで後押ししてくれたと思います。神戸のファン、サポーターの皆さんもお越しいただいて1万8千人以上の方の前でサッカーをできる幸せを感じました」と、両クラブのサポーターに感謝の意を述べた。

 そのうえで「試合の内容については、うちが少し押し込まれた形からセットプレーで失点してしまった。前半は自分たちのミスから相手にボールを渡す形が多くなってしまって、自分たちのリズムを作ることができず、そこから失点してしまった。前半の終わりに良い形で同点にして、そこから後半は自分たちの形でボールをつないでいこうという話をしていて、その形はある程度はできたと思う。後半は前半から切り替えてしっかりと自分たちのサッカーをやってくれて、90分間を戦ってくれた」と、選手たちを称えた。

 鹿島は首位でファーストステージ最終節を迎えることとなった。25日にはアビスパ福岡をホームに迎えて優勝を懸けた一戦に臨む。石井監督は「何試合も前から、我々は“勝ち点3を積み重ねていくしかない、1試合ずつ勝っていくしかない”と言ってきた。たくさんのアントラーズファンの前でしっかりと勝ち点3を取って優勝に向かっていきたい」と、平常心を強調しながら優勝への抱負を述べた。

◆鹿島が逆転首位浮上、ステージ優勝に王手…神戸撃破で5連勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160618/457634.html



 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節が18日に行われ、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズがノエビアスタジアム神戸で対戦した。

 リーグ戦15試合を終えて5勝5分け5敗、勝ち点20で暫定9位の神戸は5試合勝ちなし、3試合連続で引き分けと足踏みが続いている。ステージのホーム最終戦となる今節はFWレアンドロとFWペドロ・ジュニオールが前線に並び、中盤にはMF田中英雄やルーキーのMF小林成豪らが入った。

 一方、10勝3分け2敗の勝ち点33で暫定2位の鹿島。首位の川崎フロンターレとは勝ち点差「1」で、ステージ優勝に向けて残り2試合での逆転を目指す。先発メンバーは前節の浦和レッズ戦と同じ11名で、最終ラインにはDF昌子源やDF植田直通ら、中盤にはMF柴崎岳やMF小笠原満男らが並んだ。前線ではFW金崎夢生とFW土居聖真が2トップを組む。

 序盤は互いに静かな展開で、シュートへ持ち込む場面が少ない状況で推移した。神戸はセットプレーに活路を見出し、フリーでヘディングシュートを放つチャンスを増やしていく。そして24分、右CKから北本久仁衛が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。ホームの神戸が先制に成功した。

 対する鹿島はなかなか前線でボールが収まらず、劣勢を強いられる。しかし45分、ペナルティーエリア右側で金崎とのワンツーに反応した土居が右足シュートを決め、同点に追いついた。1-1でハーフタイムを迎えた。

 そして後半立ち上がり、50分に鹿島が逆転に成功する。左サイドからのクロスに遠藤康が飛び込み、左足で押し込んでゴールネットを揺らした。

 鹿島は以降も攻勢をかけるが、追加点を奪うことはできない。神戸は69分、小林がドリブル突破からミドルシュートを放ったが、枠のわずか右に外れた。

 試合終盤は神戸が攻勢をかけたが、同点ゴールを奪うことができなかった。試合は2-1で終了。鹿島が5連勝で勝ち点を「36」に伸ばした。同34で今節を迎えた川崎がアビスパ福岡と引き分けたため、鹿島が首位に浮上。次節は25日、優勝を懸けて福岡をホームに迎える。一方の神戸は次節、浦和レッズとのアウェーゲームに臨む。

【スコア】
ヴィッセル神戸 1-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 24分 北本久仁衛(ヴィッセル神戸)
1-1 45分 土居聖真(鹿島アントラーズ)
1-2 50分 遠藤康(鹿島アントラーズ)

◆鹿島がステージ制覇に逆王手! 破竹の5連勝で最終節を前に首位浮上!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192067-192067-fl

[6.18 J1第1ステージ第16節 神戸1-2鹿島 ノエスタ]

 2位鹿島アントラーズが最終節に優勝の望みをつないだ。鹿島は敵地でヴィッセル神戸と対戦し、2-1で逆転勝利。首位・川崎F(勝ち点34)と福岡が引き分けたため、勝ち点を36に伸ばした鹿島が最終節を前に首位に浮上した。25日にホームで行われる最終節・福岡戦で勝利すれば、他会場に関係なく第1ステージ制覇が決まる。

 序盤はホーム神戸の流れで試合が進む。前半15分、ゴール正面左で獲得したFKをキッカーのFW渡邉千真が直接ゴールを狙うもGK曽ヶ端準に弾き出される。それでもセットプレーから得点のチャンスを作り続けると、同24分に先制点を挙げる。MF藤田直之が右CKからゴール前に入れると、FWレアンドロがニアに相手を引き付けて開いた中央のスペースに飛び込んだDF北本久仁衛がダイビングヘッド。神戸がスコアを1-0とした。

 鹿島は前半36分にFW金崎夢生がPA右からシュートを放つも枠を外れる。同40分には北本のスルーパスからFWペドロ・ジュニオールの右足シュートが右ポスト。同43分にもカウンターから神戸にチャンスを与えたが、ピンチを逃れると、前半終了間際に同点に追いつく。同45分、MF小笠原満男の縦パスを受けたFW土居聖真が金崎とのパス交換からPA内に侵入し、右足でゴールネットを揺らし、前半のうちに振り出しに戻した。

 その勢いのまま後半に入った鹿島が立ち上がりに逆転に成功する。後半5分、MFカイオが左からクロスを供給すると、ニアでDF山本脩斗がスルーし、逆サイドから走りこんだMF遠藤康が滑り込みながら押し込み、2-1。同15分にはPA左でパスを受けたカイオがGKキム・スンギュをかわすも角度がなく、ラストパスは相手DFにカットされた。

 後半は鹿島のペースで試合が進む。後半28分、右サイドからDF西大伍が上げたクロスがクロスバー直撃。跳ね返りにカイオが反応するもシュートは枠を捉えられず。終盤に向けては疲れが見え始めた鹿島を相手に神戸が猛攻を仕掛けるも、レアンドロやペドロのシュートは枠内に飛ばず、試合はそのまま1-2で終了した。

◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第16節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51788

明治安田J1 1st 第16節

鹿島、執念の逆転勝利!土居、遠藤のゴールでついに1stステージ優勝へ王手!
鹿島がアウェイのノエスタで苦しみながらも、貴重な勝ち点3を手にした。勢いのある神戸に押され先制されるが、前半終了間際に土居が同点弾を決めると、後半開始直後に遠藤の今季初ゴールで逆転。このリードを守り切り、2-1と勝利した。





前節の浦和戦から全く変わらない11人をピッチに送り出した石井監督。試合前には、「ボールを保持する時間が長くなると思う」といっていたが、序盤から試合の様相は全くその想定とは違っていた。Jリーグ屈指のツートップ、レアンドロ、ペドロ ジュニオールを擁する神戸に中盤での激しいプレッシングから主導権を握られる。そして24分、再三脅かされたCKから北本に決められ、先制点を献上してしまった。











慣れないピッチ、そして相手のアグレッシブなプレーに手こずり、イライラだけがつのる展開となったが、ここで気を吐いたのが、苛つく周囲とは対照的に冷静なプレーに終始していた土居だった。前半終了間際の45分、神戸の攻撃を何とか止めた後のカウンターから金崎とのワンツーで倒れ込みながら、同点弾を叩き込んだ。





この土居のゴールで再び一体感を取り戻した鹿島は後半開始から圧力を高める。そして50分、左サイドでボールを受けたカイオがゴール前を良く見て、クロスを入れる。ここに遠藤が飛び込み、神戸ゴールにボールを叩き込んだ。







遠藤の今季初ゴールで逆転という素晴らしい展開となったが、この後の追加点がなかなか取れない。そして試合の流れは少しずつ神戸へ傾いていった。しかし鹿島は全員が体を張り、最後まで守り切り、2-1と逆転で勝ち点3を手中に収めた。そして川崎Fが福岡と2-2のドロー、また浦和が広島に2-4と負けたことで、次節のホーム福岡戦では自力での優勝まで可能性を広げる最高の結果となった。













イエローカードを多く宣告され、次節にはカイオ、そして昌子といった攻守の要が累積警告で出場できない。しかしその代償で手に入れたものは大きく貴重なものとなった。ホームで歓喜を。来週末は、カシマの地に結集しよう。



【この試合のトピックス】
・遠藤が今季初ゴール。
・カイオと昌子がそれぞれイエローカードを宣告され、次節は累積警告で出場停止。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・もっと落ち着いて、自分たちのリズムで試合を動かそう。
・前線から制限をかけながら、ボールの奪いどころを全員で共有しよう。
・攻撃のところはもっとシンプルでいい。相手のDFラインの裏をしっかり活用しよう。

ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
・中盤のプレスを緩めないように。
・失うものは何も無い。勇気を持って戦え。
・絶対に勝とう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
先ずは今日もサポーターの皆さんにこの神戸の地まで足を運んでくださって、選手たちの後押しをしてくれたと思う。また神戸のサポーターにもたくさん来ていただき、この1万8,000人もの皆さんの前でサッカーができる喜びを感じた。内容は最初、ウチが押し込まれてセットプレーから失点してしまった。前半はつなぐことができずにミスからボールを渡すことが多く、自分たちでリズムを悪くして失点してしまった。その後、前半の終わりにいい形で同点にして、後半は振り出しに戻って、また自分たちの形であるボールを収め、落ち着いてやろうと話していた。後半はある程度できたと思う。逆転ゴールも取れて、2-1と勝利できた。選手たちは前半と後半を切り替えて自分たちのサッカーに戻ったと思う。

Q 首位に立ったが?

A 何試合も前から勝ち点3を積み上げていくしかない戦いをしている。最後もホームゲームなので、たくさんのサポーターの前で勝ち点3を取って、優勝へ向けて戦えればいい。

Q 前半はなぜ苦戦したのか?

A グラウンドがかなりスリッピーだった。コントロールミスと判断が遅いのもあって、パススピードが少し上がり扱いにくくなった。それでうまくいかなかったと思う。後半に入る時には判断を早くしようといった。そうすればパススピードを落としても、相手の陣内に持ち込むことはできていくと話した。その辺は後半しっかりできたと思う。

ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
個人的な見解としては、両チームともに競い合い、とても拮抗した展開だったと思う。前半は我々が優位に進めていた時間帯があり、そこで得点できた。その後も得点できるチャンスはあったが、そこで決めきれなかった。ハーフタイムにはもう一度気を引き締め直して、やろうといった。相手ももっとタフに来ると思って入った。後半はよりハードになった。鹿島が優れていた点は決定機で決めることができたこと。それを我々は忘れてはいけない。そこで決めないとこういう結果になるという教訓の試合だったと思う。


選手コメント

[試合後]

【植田 直通】
勝てたことは良かったが失点しているし、そこは自分もかかわっているので、反省しなくてはいけない。終わってから川崎Fの結果を聞いた。1stステージを取ってもチャンピオンになれる訳ではないが、次に勝つことが年間チャンピオンになるためには必要だと思っている。福岡戦に向けていい準備をしたい。

【遠藤 康】
今季初ゴールまで長かった。自分が決めなくても他の選手が決めてくれると思っていた。いい形で貴重なゴールを決めることが出来た。チームの勝利に貢献できるゴールでうれしかった。ボールが来ると思って信じて走っていた。悪い時間は必ずあると思っていたが、そこで耐えられれば良かったけど、失点してしまった。聖真が決めてくれて、息を吹き返した。前半は良くなかったがサッカーは90分なので、あと45分あると思って戦った。

【土居 聖真】
自分で言うのも何だが、いい時間に決める事が出来た。前半は流れが悪くて、守備も攻撃もチグハグだった。ピッチでは色々な要求が飛んでいた。その中でチャンスらしいチャンスもなく、ワンチャンスで決めることができ、悪い流れを断ち切れたと思う。リセットする意味では良かった。いい形で前を向けなかったが、常に狙っていた。(ゴールシーンは)CBとCBの間が空いていた。ゴールを見てはなかった。

【西 大伍】
まだまだ。完璧な試合がやれればいいのだが、押し込まれる展開でも粘れればと思っていた。1失点ならと言う気持ちで戦っていた。ズルズルいくとダメージは大きい。苦しい試合で勝てるのも自信を持ってやっているから。選手たちは試合中もいいたいことをいいながらやっていた。

【昌子 源】
今日に関してはジャッジが不利だったと思う。それで勝てたのは良かったが、チームに迷惑をかけた。情けない。次の試合に立つことはできないけど、練習相手として自分が出来ることをやりたい。

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