日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月13日水曜日

◆鹿島大迫、定位置獲得へ柿谷に負けん(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20131112-1217085.html

 日本代表は11日、ベルギーで行われるオランダ、ベルギー両代表との国際親善試合に向けて成田空港から出発した。

 FW大迫勇也(23=鹿島)がA代表では初の海外遠征だが、終始リラックスした表情で成田空港に到着した。10日のリーグ戦では所属クラブの鹿島史上初めて、1シーズン2度目の4戦連発を記録し、好調を維持している。1トップの座を争う同い年のFW柿谷曜一朗(23=C大阪)とは、リーグ戦18得点でともに3位タイ。定位置獲得へ、ライバルとの競争は必至。「結果を残せるように頑張ります」と静かに闘志を燃やした。

◆大迫、勝負強さで先発アピール「どれだけ自分が生きることができるか」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20131112-OHT1T00194.htm



 ◆国際親善試合 オランダ―日本(16日、ベルギー・ゲンク、クリスタル・アレナ) ベルギー―日本(19日、ベルギー・ブリュッセル、ボードワン国王スタジアム) サッカー日本代表主将のMF長谷部誠(29)=ニュルンベルク=が、欧州遠征のテーマにコミュニケーションの必要性を掲げた。日本代表は12日、オランダ戦(16日)に向け当地で練習を開始。長谷部は戦術などについてアルベルト・ザッケローニ監督(60)とイレブンの間にある意識の“誤差”を修正するため、ひと肌脱ぐ考えを示した。選手ミーティング以外にも話し合う機会を増やし、選手間の意思統一を図る。

 大迫勇也(23)=鹿島=がゴール前での勝負強さを売りに先発をアピールする。11日のベルギー入り直後、「(オランダは)堅いチーム。どれだけ自分が生きることができるかが大事」と決意表明。W杯欧州予選10戦5失点の堅守から得点を奪えば、代表での存在感は大きくなるはずだ。

 強気になる理由もある。鹿島では直前のリーグ戦で4戦連発。10日の湘南戦では後半ロスタイムに追いつかれた直後に「ゴールに向かう気持ちを出した」と決勝点を叩き込んだ。この積極性が今季の18ゴールの原動力。同時に代表でも武器になる。

 今回の遠征では柿谷と1トップを争う。東アジア杯で日本の新戦力として一緒に招集されたが、以後8戦で6試合のスタメンを勝ち取ったライバルに対して、大迫はグアテマラ戦(9月6日・長居)の1戦のみ。「味方への要求? はい。頑張ります」と静かに燃えた。

◆大迫が代表定着弾狙う!国内組がベルギー入り(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131113/jpn13111305030002-n1.html



 サッカー・日本代表ベルギー遠征(12日、ゲンク)オランダとの国際親善試合(16日)に向け、当地で初練習を行った。国内組は前日11日夜に到着し、先乗りの海外組と合流。1トップのレギュラー獲得を目指すFW大迫勇也(23)=鹿島=は、2002年日韓W杯で「シンデレラボーイ」と呼ばれた鹿島の大先輩、FW鈴木隆行(37)=J2水戸=のゆかりの地からサクセスストーリーの再現に挑む。新調した代表スーツで当地入りしたFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、心機一転で強豪との一戦に臨む。



 首都ブリュッセルから東に約100キロ。紅葉に囲まれたゲンク郊外の施設で練習が始まった。霧雨も降る気温8度の寒さの中で、FW大迫が胸を高ぶらせた。

 「クラブと代表はまったく別もの。能力が高いチームの中でやれるのが楽しみです」

 10日の湘南戦でリーグ4戦連続ゴールを決めて調子は上向き。ブラジルW杯に向けたアピール合戦はいよいよ佳境を迎える。オランダ(FIFAランク8位、日本は44位)、ベルギー(同5位)という格上との対戦が終われば、来年5月のメンバー発表までは同3月の親善試合を残すのみとなる。

 固定メンバーで戦うザック・ジャパンの中でも、大迫が狙う1トップは流動的だ。5戦連続無得点と結果が出ないFW柿谷を、FWハーフナー(フィテッセ)と2番手で猛追している。

 「両チームともゴール前が堅いので、どれだけやれるか大事になる」

 ザック監督に初招集された7月の東アジア杯(韓国)は2試合2得点。9月のグアテマラ、ガーナとの親善試合で欧州組と初めて一緒にプレーした。順調にホップ・ステップを踏み、一気にジャンプといきたい。



 ゲンクといえば、02年日韓W杯1次リーグ・ベルギー戦(2-2)でゴールを決めたFW鈴木が、02~03年シーズンをプレーした土地。染めた髪の色から「銀狼」の異名をとり、W杯1年前に頭角を現して「シンデレラボーイ」と呼ばれた鈴木もまた、鹿島で背番号9を付けていた。

 「あのゴールは家で見ていました。小学6年生だったかな。あの頃は、日本中がサッカーに注目していた」

 大迫も無心で階段を駆け上がる。W杯欧州予選を無敗で勝ち抜いた2カ国を相手にゴールを決めれば、魔法のように世界が変わる。 (浅井武)

■鈴木隆行とゲンク

 FW鈴木隆行(現J2水戸)は2002~03年シーズンに、ベルギーリーグのゲンクに在籍した。J1鹿島所属時に出場した02年日韓W杯で、1次リーグ・ベルギー戦でゴールを決めるなど日本の16強進出に貢献。その活躍が評価され、同年7月の移籍が実現した。リーグ戦19試合(0得点)に出場し、欧州CLのピッチを踏むなど1年間プレー。退団後は鹿島に一時復帰し、03年8月に再び、ベルギーのゾルダーに移籍した。

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