日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月31日日曜日

◆昌子選手、西選手、土居選手イベント参加のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/club_info/44944

8月31日(日)に新大陸ドキドキランド「すぽると!ドリームパーク ドリームステージ」ブースで開催される「2014/15JFAエンジョイ5〜JFAエンジョイフットサル大会〜」(主催:公益財団法人 日本サッカー協会)に昌子選手、西選手、土居選手が参加する事になりましたので、お知らせいたします。

日時:8月31日(日)開場 16:00 開演 16:30 終演 18:00

会場:新大陸ドキドキランド「すぽると!ドリームパーク ドリームステージ」ブース

参加:昌子選手、西選手、土居選手

内容:トークショー、実技披露、ミニゲーム、集合写真

なお、入場には1DAYパスポートが必要となります。その他イベントの詳細は、こちらをご覧ください。

◆大迫 独1部初ゴール!こぼれ球左足で…代表先発争い名乗り(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/31/kiji/K20140831008843910.html

ブンデスリーガ第2節 ケルン2―0シュツットガルト (8月30日)



 アギーレジャパン入りしたケルンのFW大迫がドイツ1部で初ゴールを決めた。30日、DF酒井高との日本代表対決となったアウェーのシュツットガルト戦に先発し、前半22分に移籍1号となる先制ゴール。味方の右クロスから相手GKがはじいたこぼれ球に反応し、左ポスト付近に走り込んで左足で押し込んだ。

 後半40分までプレーし、チームの1部復帰初勝利に貢献。岡崎(マインツ)、柿谷(バーゼル)、皆川(広島)らがライバルとなる日本代表での先発争いに向けてアピールした。

 W杯ブラジル大会は2試合に先発したが、無得点。「自分が成長できると確信している」と昨季15試合6得点を挙げた2部1860ミュンヘンから1部ケルンへの移籍を決断した。新天地ではトップ下でプレーする中でもゴールへの鋭い嗅覚を発揮してみせた。

◆大迫、ブンデス初ゴールで勝利貢献(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140831-OHT1T50047.html



 ◆ドイツ・ブンデスリーガ シュツットガルト0―2 1FCケルン(30日・メルセデスベンツ・アレーナほか)

 1FCケルンの日本代表FW大迫勇也(24)は敵地で日本代表DF酒井高徳(23)のシュツットガルトと対戦し、前半に移籍後初得点を決めるなど2―0の勝利に貢献した。大迫はトップ下、酒井は左サイドバックで先発し、終盤に退いた。

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠(30)、MF乾貴士(25)は敵地でヴォルフスブルクと2―2で引き分けた。乾はフル出場してFKで点に絡み、長谷部は終盤に交代した。

 ヘルタの日本代表MF細貝萌(28)は敵地のレーバークーゼン戦に先発し、後半途中に交代した。試合は2―4で敗れた。

 大迫勇也「立ち上がりは相手ペースだったので、(得点で)チームを落ち着かせることができて良かった。今週はいい練習ができ、いい状態で試合に入れた」

◆大迫がブンデス1部初ゴール!!酒井高との日本代表対決制し今季初勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146157-146157-fl



[8.30 ブンデスリーガ第2節 シュツットガルト0-2ケルン]

 ブンデスリーガは30日、第2節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは敵地で日本代表DF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、2-0で勝った。大迫はトップ下、酒井は左SBで先発出場。大迫は前半22分に先制点を決め、ブンデスリーガ1部初ゴールを記録した。ケルンのMF長澤和輝は負傷欠場している。

 ケルンは前半22分、DFミショ・ブレチュコが右サイドからクロスボールを入れると、相手DFがクリアしたボールがゴール方向に飛び、GKが前に弾いたところに大迫が素早く詰めて左足で押し込んだ。

 大迫の移籍後初ゴールとなる先制点。今年1月に1860ミュンヘンに加入し、ブンデスリーガ2部で6ゴールを記録していた大迫だが、ブンデスリーガ1部では初ゴールとなった。

 ケルンは前半33分にFWアンソニー・ウジャーの追加点で2-0と突き放すと、後半もリードを守り続ける。酒井は後半32分、大迫は後半40分にそれぞれ途中交代。試合はそのまま終了し、1部復帰のケルンが今季初勝利を挙げ、3シーズンぶりとなるブンデスリーガ1部での白星を飾った。

◆【鹿島】柴崎に岩政から金言「考え過ぎるな」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140829-OHT1T50411.html

 鹿島の日本代表MF柴崎岳(22)が29日、元日本代表で鹿島OBのDF岩政大樹(32)=テロ・サーサナ=から金言を授かった。岩政はタイリーグの中断期間を利用し、一時帰国。この日、鹿島のクラブハウスを訪問し、アギーレ・ジャパン入りした柴崎に、「重圧とうまく付き合うためにも、考え過ぎないことも大切」とメッセージを送った。

 2010年南アフリカW杯メンバーで、Jリーグ3連覇を遂げた経験を持つ岩政。「悩んで考えるのは彼の良さ」と認めながらも「たまには大ざっぱになってもいい」と代表戦士としての心構えを説いた。柴崎は首位奪回の可能性がある30日のリーグ戦・F東京戦(カシマ)へ、「代表とクラブは別物。勝利のためにベストを尽くす」と意気込んだ。

◆代表初選出のFW武藤が2点に絡む活躍でF東京が4連勝中の鹿島と分ける(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146137-146137-fl

[8.30 J1第22節 鹿島2-2F東京 カシマ]

 J1は30日、各地で第22節を行い、鹿島アントラーズとFC東京が対戦した。前半は鹿島が圧倒して、2点のリードを奪う。しかし、後半になるとF東京も猛反撃を見せ、日本代表に初招集されたFW武藤嘉紀がPA内で倒されて得たPKで同点に追いつくと、試合終盤の42分にも武藤がゴールを決め、試合は2-2で終了している。

 ホームの鹿島はリーグ戦4連勝中で、8戦無敗。一方、アウェーのF東京も9戦無敗と、好調をキープしている。MF小笠原満男、MF遠藤康、DF上田直通が出場停止という不安を抱えていた鹿島だったが、前半はF東京を圧倒する。

 新加入のMFジョルジ・ワグネルが初先発した鹿島は、右サイドから好機をつくり出す。前半10分にはMFカイオの大きなクロスをMF土居聖真がPA内で絶妙なコントロール。GK権田修一との1対1を制して先制点を記録。さらに同26分にもGK曽ヶ端準のパントキックをMF高橋秀人が処理ミス。ボールをFWダヴィに拾われると、そのままゴール前に持ち込み、GK権田の鼻先でシュートして追加点を挙げる。守備でも鹿島はF東京のシュートを2本に抑え、ほぼ完ぺきな内容で前半を折り返した。

 後半に入ると、F東京も反撃に出る。再開早々の4分にはMF米本拓司が高い位置でカットしたボールをPA内で武藤がコントロール。縦に仕掛けようとしたところをDF山村和也に倒されてPKを獲得した。これを後半開始から出場していたFWエドゥーが決めて、F東京が1点差に詰め寄った。

 その後、鹿島も攻撃に転じ、10分にMFカイオが中央を突破してGK権田修一と1対1になったが、シュートをブロックされてしまう。さらに後半25分、鹿島は途中出場したDF青木剛がエドゥーに対する危険なタックルで一発退場となる。

 数的優位を得たF東京は後半34分、富山への期限付き移籍から復帰したばかりのU-21日本代表MF中島翔哉をピッチに送り出す。一人少ない鹿島は、前線に残したダヴィにボールを集め、ダメ押し点を狙う。同36分にはCKの流れから、DF西大伍がシュートを放ったが、わずかにクロスバーを越えて行った。

 ボールを保持する時間の長くなったF東京は、41分に左サイドから太田が入れたクロスを武藤がヘッドで合わせたが、わずかにクロスバーを越える。それでも直後の42分、中島がヒールパスで中央にボールを入れると、FW渡邉千真がルーズボールに体を寄せる。これが相手守備の混乱を生むと、こぼれ球を武藤がゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻した。このまま試合は2-2で終了。好調の両チームは勝ち点1を分け合い、無敗試合数を鹿島は9に、F東京は10に伸ばしている。

◆柴崎 キャプテンシー発揮も…2点先行からドロー決着に反省(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/31/kiji/K20140831008842110.html

J1第22節 鹿島2―2FC東京 (8月30日 カシマ)



 主将マークを巻いた鹿島の日本代表MF柴崎は「勝てる試合だった。悔しさの方が大きい」と4連勝で止まり唇をかんだ。2点を先行しながら後半の2失点でドロー。MF小笠原ら主力3人が出場停止で、さらに数的不利な状況ながら、勝利への渇望を隠さなかった。

 9月1日からアギーレジャパンの一員として代表合宿がスタート。「周囲の期待は感じている。ベストを尽くす」という。この日もボランチの位置でゲームをつくるだけでなく機を見て前線に駆け上がり、攻撃センスの高さを発揮。主将としては主審と積極的にコミュニケーションを取るなど、精神面での強さも示した。最高の形での合流とはならなかったものの「きょうの試合のことは切り替えて、いろんな選手とコミュニケーションを取りたい」と代表定着へ向けて気合は十分だ。

◆鹿島、2点差を追い付かれて連勝が4でストップ(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140830/jle14083023280014-n1.html



 J1第22節(30日、鹿島2-2FC東京、カシマ)鹿島は2点差を追い付かれて引き分け、連勝が4で止まった。ベテラン小笠原が出場停止で、代わってキャプテンマークを巻いた22歳の日本代表MF柴崎は「悔しいイメージの残る試合」と残念がった。前半はパス回しで圧倒して2-0。だが、後半早々にPKで失点すると途中出場した青木の一発退場で数的不利となり、相手の反撃をかわし切れなかった。

 白星を逃したセレーゾ監督は「10人になった後は全員が献身的にやった。引き分けはいい結果だと思う。泣くより笑ったほうがいい」と自らを納得させていた。(共同)

◆鹿島、無念ドロー…柴崎「唯一の救いは負けなかったこと」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140831/jle14083105010014-n1.html



 J1第22節(30日、鹿島2-2FC東京、カシマ)鹿島は試合終了間際に追いつかれ、日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は「悔しさの残る試合。唯一の救いは負けなかったこと」と唇をかんだ。

 警告累積の主将MF小笠原ら主力3人を欠き、柴崎がキャプテンマークを巻いて出場。攻撃の起点になるなど試合を巧みに操ってチームは前半に2得点したが、退場者を出した後半に追いつかれた。3年ぶりの5連勝を逃し、柴崎は「これが(優勝争いになる)最後にどう転ぶか」と逃した勝ち点「2」を案じた。

 気持ちを切り替え、「ずっと目指していた」という日本代表での試合に臨む。 (伊藤昇)

◆鹿島柴崎痛恨ドロー「やれた部分多い」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140830-1359198.html



<J1:鹿島2-2東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 鹿島が5連勝を飾れなかった。前半2点リードから追いつかれて引き分け。

 2日前、アギーレジャパンの初代メンバーに選ばれた日本代表MF柴崎岳(22)は「前半は素晴らしい内容だったと思うけど、後半は立ち上がりにPKを与え、退場者が出て10人になった残り20分間くらいも、難しい部分があった。悔しいけど、やれた部分の方が多いので次の大宮戦(9月13日)につなげていきたい」と冷静に振り返った。

 主将のMF小笠原満男(35)が累積警告による出場停止のため、リーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻いて出場した。通算100試合出場の節目でもあったが、勝利で飾れなかった。

 しかし、前半11分にMF梅鉢へのヒールパスでサポーターを沸かせると、24分には右CKのキッカーとしてグラウンダーのパスを送り、FWダビのシュートを演出。後半4分には、同じ日本代表の東京FW武藤嘉紀(22)とのマッチアップを制してボールを奪うなど、個人として見せ場はつくった。

 首位浦和との勝ち点差は4に広がり、同1差の2位鳥栖が引き分けたため、勝てば2位浮上だったが3位止まりだった。「勝てる試合を落としたので、上位へ行くことを考えれば惜しいことをした。ただ(出場停止選手が3人いて)中心選手がいない中、代わりの選手がいいパフォーマンスを見せて、普段とそんなに変わらないゲームを見せられた、とは思う」と話した。

 9月1日から日本代表に合流する。まずはウルグアイ戦(5日、札幌ドーム)へ「切り替えて一からスタートしたい。期待は感じますし、いろんな選手と話しながら応えられるよう頑張りたい」と抱負を語った。

◆【J1:第22節 鹿島 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177994.html

8月30日(土) 2014 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 2 F東京 (19:04/カシマ/19,839人)
得点者:10' 土居聖真(鹿島)、26' ダヴィ(鹿島)、49' エドゥー(F東京)、87' 武藤嘉紀(F東京)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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●梅鉢貴秀選手(鹿島)
Q:前半はすばらしい内容だった。
「2-0で勝ってましたからね。後半始まってからも決定機を何度も作っていた。PKは取られましたけどそんなに流れは悪くなかった。4連勝は止まってしまったけど負けたわけではない。切り替えて次に向かいたい」

Q:リーグ戦では良いパフォーマンスができない試合が続いていたがどう臨んでいたのか?
「頭の中をしっかり整理して、これを逃せば今年はチャンスは無いと思っていた。相手のシステム、自分たちのシステムとかも頭に入れて。今回は出るだろうということで良い準備ができたと思います」

Q:相手とシステムが噛み合う。優位に立つようにどうしたのか?
「サイドを使って相手を押し込んだ。押し込んで理想的な展開ができていたと思います。後半、相手はサイドをケアしてきたけれど上手く対処できていた」

●山村和也選手(鹿島)
「ソガ(曽ヶ端準)さんにボールを流そうと思って流したけれど、自分がクリアすればよかったと思います。自分で勝手に判断してしまってキーパーが取れるかなと思ってああいうプレーになってしまった。退場者が出てしっかり守り切って時間を使うことが明確になっていた。個人のミス。チームには申し訳ないと思います。勝てる試合で勝点3を落とすことはチームが優勝するためにはあってはいけない。しっかり反省して、また出場することがあったら、この分までチームに貢献したい」

●柴崎岳選手(鹿島)
「悔しさの方が先にあります。唯一の救いは負けなかったこと。勝てる試合でしたけどそれを落としたのと、アントラーズが上に行くには惜しい試合をした。でも、中心選手がいないなかで代わりに出た選手は良いパフォーマンスだったと思います。不足していた部分はあるかもしれないけれど、そんなに変わらないサッカーを見せられたと思います」

Q:梅鉢選手とはどんな打ち合わせをしていたのか?
「特にありません。練習でもいつもやっているし、試合で組むのも初めてじゃない。互いに良い関係ができたと思います。バチも久しぶりの試合だったけれどセカンドボールもよく拾えていたし、F東京のすばらしい選手に対して良いプレーをしていた。運動量が落ちて後半代えられたのは残念だったけど」

Q:10人になってからは?
「ある程度はっきり守備を固めることがはっきりしていました。結果としては守り切れなかったけれど、20分くらいあったし、もうちょっとボールが保持できればよかった」

Q:勝ちきれなかったことを次にどう繋げたい?
「一瞬の気の緩みとか、技術的にそんなに差があるわけじゃない。勝ちきれなかったですけど、3-2になるよりは、同点にされたあとも全員で声を掛けあって守れた。上位とはあまり離れていないし、また次の大宮戦からアウェイでもホームでもしっかり勝っていきたいです」

●高橋秀人選手(F東京)
「前半は押し込まれた。自分のミスもあって、後半はメンタルを切り替えました。前半はシステム変更もうまくいかなかったけど後半は前線の3人でDF4人にシンプルに当てる。MFはセカンドを狙う。自分たちの第一プライオリティをしっかり確認した。今日の前半は飛ばす作戦だったけれど、うまく噛み合わず両サイドがかなりフリーでやられた。前半がうまくいかなかったので、そこが惜しかった」

●米本拓司選手(F東京)
「最初に点をとりたかった。もう少し縦に速く攻めていれば相手を押し込むことができたので、あんなにプレスを受けなかったと思う。入りがマズすぎた。もう少し戦い方を考えないといけない。負けはしなかったことをプラスに考えたい」

以上

◇【J1:第22節 鹿島 vs F東京】マッシモフィッカデンティ監督(F東京)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177993.html

8月30日(土) 2014 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 2 F東京 (19:04/カシマ/19,839人)
得点者:10' 土居聖真(鹿島)、26' ダヴィ(鹿島)、49' エドゥー(F東京)、87' 武藤嘉紀(F東京)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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●マッシモフィッカデンティ監督(F東京):
「前半の入り方が少し受け身になってしまって、鹿島は非常に調子が良かったですから、自分たちの2回のミスから残念だった部分はあるんですけど、2点をプレゼントしてしまいました。後半になって自分たちの入り方というものをもう一度見直して、前線から3トップの形にしてアグレッシブに行くことで試合の展開を変えることができたと思います。2点取って追いついたあとも、渡邉千真選手のシュートに対する相手のGKのすばらしい反応もありましたし、勝利のぎりぎりのところまで行ったと思います。鹿島アントラーズに関して言いますと、4連勝中ということで非常に調子の良いチームでしたし、誰もが知っているほど強いチームですから、そういったチームに対して、最後までタイトルを争うチームに対して、自分たちがこういうゲームができたことはチームにとって非常に大きな自信になると思います。次に繋がる引き分けだったと思います。トニーニョ セレーゾ監督は非常にすばらしい仕事をしていると思いました」

Q:時間と共に3トップがサイドに開かずSBなどに任せることが多くなったと思いますが、それは監督の指示だったのでしょうか?
「後半、前線のところ、最後のところでもっとしっかりゴール前に良い形で入っていきたかったので前の3人は近い距離でいるようにしっかり指示を出しました。最低でも2人は近い距離感でいて、3人のうち1人がスペースに広がって飛び出していくと。そういった形がまさに狙いでした」

以上

◆【J1:第22節 鹿島 vs F東京】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177992.html

8月30日(土) 2014 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 2 F東京 (19:04/カシマ/19,839人)
得点者:10' 土居聖真(鹿島)、26' ダヴィ(鹿島)、49' エドゥー(F東京)、87' 武藤嘉紀(F東京)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:前半と後半でガラッと試合の印象が変わり、相手が3トップにしてきて苦しんだ部分があったように見えましたが?
「確かに言われたとおり前半後半で別々のチームになってしまったと思います。当然ながら相手もそのシステム変更をしたり、攻撃的なカードをハーフタイムで入れてきたところで、相手はなにも失うものはないという勝負を仕掛けたところもありました。僕がハーフタイムに選手たちに言ったのは、2-0というスコアは非常に危険なスコアである、と。相手はちょうど一回ハーフタイムに入って、監督の指示を受けて気持ちを高めて後半の頭から早い時間帯に得点をして、自分たちの流れを作りたいという意向を持って入ってくると。だから集中力、注意力をもって入らなければいけない、と。それができれば10分、15分なので、それを耐えることができれば自分たちの流れに持っていくことができる、と。そこで足りなかったのは経験値というところだと思います。梅鉢(貴秀)選手は前半は非常にすばらしいパフォーマンスでした。ただ、後半になるとどうしてもペース配分というところで、試合を継続してできていないところでそういうペース配分がわからず、もし小笠原(満男)選手がいれば柴崎(岳)選手ともう少しパスワークでゲームコントロールする、相手をいなす、ボールを持ちながらいなす、というところができたと思いますが、残念ながらそうした経験値が足りませんでした。もうひとつ経験値というところでは相手が圧力をかけてくる。そこでも気持ちをしっかり入れて、集中力と注意力を高めて10分、15分、後半の立ち上がりに入れてはいらなければいけないところで、緩んだ状態で入ってしまって、相手の勢いにのまれてやられてしまいました。それもおそらくPKだったのか、違うのかは僕が言うことではないです。ただ、時間帯が4分から6分だったと思いますが、そこで失点してしまい、流れを失ってしまいました。自分たちがもっと苦しい展開で受け身になってしまい、自分たちが武器としているパスワーク、あるいはボールを保持するということができずに流れを渡し、僕は交代カードでその流れを止めようとしたのですが、残念ながら退場がありました。退場があったところで下りテンポになっていく、悪い流れになっていくところで、逆に10人になってから選手たちが、もう一度ハードワークをする、献身的に犠牲心を持ってやる、という運動量をあげたところは収穫としてはいいと思います。あれだけF東京のいろんな形の攻撃を最後まで耐え抜き、走りがんばったのは引き分けというご褒美になったのではないかと思います。当然ながらホームなので勝点3を取らないといけないのが自分たちの最大の目標ですし、それを達成しなければならなかったのですが、引き分けたという部分についても、全員が献身的にやったところはよかったと思います。前半だけでもこの試合を決められるチャンスがあって、後半も失点したあとも明らかに得点するチャンスがあったなか、今回は後半に関してはそれを決めることができなかったのは残念に思います。でも、それは後の祭りであって、決めるところでしっかり決めなくちゃいけない。自分たちの流れがどのようになっているのか、どちらに傾いているのか、自分たちが有利なのか不利なのか、ということを整理しながらプレーするというところで、頭を使うインテリジェンスはハーフタイムの表現として使わせてもらいました。
後半、約25分、30分くらいは守備にしかまわらない時間帯が多かったと思います。その要因としては前の方でボールを収めることができなかった。キープすることができなかった。相手にボールを渡すことが多くなったので、そういう状況に至ってしまいました。さすがに25分、30分くらいで守備をずっとやっていれば疲労が加わっていくので、相手も非常に能力の高い攻撃陣がいるのですから、その部分で疲労性からの判断ミスがあったのだと思います。ただ、そのなかでディフェンス陣は耐えるべき部分ではうまくできたのではないかと思っています。
我々にとっては引き分けというのは良い結果、総合的に欠けられた負荷や圧力を考えればよかったと思います。
交代のところでは、一つはジョルジ ワグネルが長いこと試合をしてなかったことで運動量が低下してしまいました。僕自身は、彼はもっと高いパフォーマンスを示すことができると期待しています。カイオのところを交代しなくてはいけなかったのは、カードをもらっていたことと、もう一つは退場者が出たので中盤のバランスを整えなければいけなかったのでそういったカードを切りました」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第22節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50867

J1 第22節 FC東京戦

鹿島、2点リードを守りきれず、ホームでドロー。連勝は4でストップ。

先週末の清水戦、アウェイで先制を許しながらも3-1と逆転勝利を収めて4連勝を果たした鹿島が、8月5戦全勝を懸けてホームゲームに臨んだ。第22節でFC東京戦と対戦すると、前半に2点をリードしたものの、後半終了間際に同点弾を許し、2-2で引き分けた。

3選手を出場停止で欠く鹿島は、山村がセンターバックに、梅鉢がボランチに入った。そして今月5日に加入が発表されたジョルジ ワグネルが、鹿島での初先発初出場を果たした。5連勝を目指す鹿島は立ち上がりから積極的な動きを見せる。6分には、西からのスルーパスに反応した土居が右サイド深くからクロスを上げ、最後はダヴィが右足ボレーでゴールを脅かした。8分にも、土居からのスルーパスを受けた西が中央へ折り返してダヴィが飛び込んだものの、相手DFにブロックされた。

右サイドを中心に攻勢をかける鹿島は、10分に先制点を奪った。右サイドの西が敵陣に入ってパスを受け、対角線上のアーリークロスを蹴り込む。最終ラインの背後で反応したのは土居だった。ペナルティーエリア内に入って正確なトラップでボールを収め、最後は相手GKの股下を抜く鮮やかなシュートを決めた。

2試合ぶりに先制して勢いに乗る鹿島は、以降も出足の早いプレスと流動的なパス交換で主導権を掌握する。15分には、敵陣右サイドでのスローインからカイオが競り合ってボールを奪い、西がこぼれ球を拾って鋭い切り返しを見せる。中央へ流れたボールをダヴィが引き取り、右足ダイレクトで狙ったが、枠の外へ外れた。24分には、梅鉢が自陣でパスコースを読み切ってインターセプトし、そのままドリブルで敵陣へ進入。右前方へラストパスを出すと、最後はカイオがシュートを放ったが、相手DFにブロックされた。

追加点が欲しい鹿島は、待望の2点目を26分に記録する。最終ラインの背後へ飛んだボールにダヴィが反応し、相手DFと並走。バックパスを奪うとボールを浮かせてGKもかわし、カバーに入ったDFよりも先にボールに触れてゴールネットを揺らした。前半は鹿島が圧倒的にボールをキープし、2点リードでハーフタイムを迎えた。

さらにリードを広げていきたいところだったが、鹿島は後半立ち上がりに1点を返されてしまう。ペナルティーエリア内でルーズボールに反応した山村が、相手を倒したとの判定でFC東京のPKに。これをエドゥーに決められ、スコアは2-1となった。

1点差に迫られたものの、鹿島は3点目を目指して攻撃を仕掛ける。54分には、カイオがペナルティーエリア中央で高速ドリブルを披露し、複数の相手DFを瞬く間にかわしてGKと1対1となるチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも阻まれてしまった。62分には、左サイドからのクロスのこぼれ球に西が反応し、ペナルティーエリア手前から強烈なダイレクトボレーを放ったものの、枠のわずか上へ外れた。

追加点を奪えずにいた鹿島は70分、途中出場していた青木のタックルがレッドカードと判定され、10人での戦いを強いられる。数的不利に陥ったが、73分に投入された中田がボランチに入ってバランスをとり、試合は2-1のまま終盤に突入した。しかし87分、ペナルティーエリア内での混戦から、最後は武藤にシュートを決められ、同点に追いつかれてしまった。

試合は2-2で終了。鹿島は2点差を追いつかれて5連勝を逃したが、勝点1は獲得した。リーグ戦9試合負けなしで、勝点は40となっている。次節は2週間後の9月13日、第23節の大宮アルディージャ戦だ。2週間のインターバルを経て迎えるアウェイゲームで勝利を収め、再び反撃の狼煙を上げなければならない。



【この試合のトピックス】
・リーグ戦は9試合負けなしとなった。
・リーグでのFC東京戦は、2008年10月26日の第30節以来10試合負けなしとなった。
・柴崎がJ1通算100試合出場を達成。キャプテンマークを巻いてフル出場を果たした。
・ダヴィもJ1通算100試合出場を達成し、2試合連続得点を記録した。今季のリーグ戦での得点数は10となっている。
・土居が今季のリーグ戦5得点目を記録。リーグ戦での得点は、4月26日の第9節広島戦以来だった。
・8月5日に加入したジョルジ ワグネルが、初先発初出場を果たした。
・梅鉢が、5月6日に行われた第12節名古屋戦以来のリーグ戦先発出場を果たした。
・杉本が、8月2日の第18節広島戦以来4試合ぶり、今季リーグ3試合目の出場を果たした。
・中田が途中出場。リーグ戦出場は、5月17日に行われた第14節の徳島戦以来で、今季3試合目だった。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・最後まで集中力、注意力を緩めないこと。
・サッカーIQの高さを証明しろ。ゲームをかしこく組み立てろ。
・チャンスがあったら迷わずシュートを打て。中途半端なプレーで終わるな!

FC東京:マッシモ フィッカデンティ
・落ち着いてボールを回し、自分たちでゲームを作っていこう。
・スペースが無いところに無理なパスは出さないこと。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・前後半で、別のチームになってしまった。相手がシステム変更や選手交代で勝負を仕掛けてきたこともあったが、ハーフタイムに2-0というスコアは非常に危険だと選手たちには言った。相手は気持ちを切り替えて、やり方を変えてやってくる。そこを10分、15分しのげば、また自分たちの流れになると言ったが、足りなかったのは、やはり経験値。
・梅鉢は前半は素晴らしかったが、後半は息切れした。もし小笠原がいれば、柴崎と共に相手をいなすことができたかもしれない。それが、経験値の差。後半の立ち上がりでしっかりやらなければいけないところで、相手に押し切られた。流れを失ったところで、自分たちが苦しいにもかかわらず、受け身になって、自分たちの武器であるパスワークが出せなくなった。
・後半の冒頭25分から30分は守備だけの時間となった。その原因は、前でボールをキープできなかったこととボールを失うことが多かったから。そういう時間が長ければ、疲労度は高まる。相手にも質の高い攻撃陣がいるのだから、疲労があればこちらの判断ミスも多くなる。
・交代のカードを切ろうとしたところで、退場もあった。逆に10人になってから、もう一度運動力を回復して最後まで相手の攻撃をしのぎきったことで引き分けというご褒美をもらえたかもしれない。もちろんホームなので勝たなければいけなかったが、10人でドローという結果を得たということはそういうことなのだろう。
・前半で勝利を決定づけることができた試合だったと思うが、それを言っても後の祭り。流れを読んでどうすればいいかを考えることが必要であり、それが私のハーフタイムでのコメントにも表現されている。


FC東京:マッシモ フィッカデンティ
前半の入り方が少し受け身だった。鹿島は調子が良かったし、自分たちのミスから2失点してしまった。後半に入ってチームの入り方を少し変えて、試合の流れを一気に変えることができた。追いついてからも勝利のために戦えた。カシマは4連勝中で調子もいいし、実力もある。そういうチームに対して、後半は自分たちの試合ができて、この引き分けは次につながる結果。トニーニョ セレーゾ監督はやはり素晴らしい指導をしていると感じた。


選手コメント

[試合後]

【梅鉢 貴秀】
良かったのは60分くらいだけど、前半も後半も決定機はあった。PKを取られたけど、カウンターで良い形を作れていた場面もあった。結果として4連勝で止まってしまって悔しいし、責任を感じる。頭の中を整理して、これを逃せばもうチャンスはないと思って試合に臨んだ。相手のシステムと特長を頭に入れて、しっかり準備できたとは思う。

【柴崎 岳】
前半は良い戦いだった。退場者が出てからはやることがはっきりした。非常に悔しい試合だが、負けなかったことでどうなるか。今後につなげていきたい。キャプテンマークを巻いて試合に出ることは、責任感が増すし、鹿島のキャプテンは重みがある。その立場で、中心としてやらなければいけないという部分はある。そういう意味では、チームを勝たせることはできなかった。内容が悪くても、チームを勝たせられる選手になりたい。

【昌子 源】
(退場者が出て)10人になってから、浩二さんが入ってさすがのプレーをしてくれて、岳と2人でバランスを取ってくれた。浩二さんには感謝したい。戦い方ははっきりした。逆転されなかったことをプラスに捉えて、この勝点1が大きく働いてくれることを期待して、次の大宮戦に向けてしっかり修正したい。

土居選手、西選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

2014年8月30日土曜日

◇【J1第22節予想スタメン 浦和vs大宮】首位浦和が“さいたまダービー”4連勝を狙う…大宮戦2試合連続得点中の興梠がカギ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140829/226305.html?view=more


5月に行われたダービーでゴールを決め、浦和の勝利に貢献した興梠 [写真]=清原茂樹

■浦和レッズ 好調を持続する興梠、大宮戦は2試合連続得点中と好相性を誇る

 前節はFC東京とのアウェー戦で派手な撃ち合いを演じ、最大2点のビハインドから引き分けに持ち込んだ。苦しい展開でもあきらめずに勝ち点を持ち帰ったことは評価できる。ただ、今シーズンにJ1連続無失点記録を更新したチームとして、4失点はいただけない。防ぎようのない失点もあった一方で、緩慢な守備の隙を突かれて許したゴールもあった。無失点記録がストップして以降、守備の甘さが目立つ試合が多いため、4失点という痛みを契機にディフェンス面での集中力を取り戻したい。

 大宮との“さいたまダービー”は、少し前まではなかなか勝てない印象の強いカードだったが、最近は3連勝と浦和が結果を残しており、苦手意識は薄れてきている。ただ、大宮はダービーマッチにおいて予想以上の力を出してきた過去がある。気を引き締めて戦う必要があるだろう。

 リーグ戦での“さいたまダービー”では、興梠慎三が2試合連続ゴールを決めている。今回も決めて3戦連発で“ダービー男”になるか注目だ。本人も「どの試合でも取りたいので大宮戦だからと意識することはないけど、ダービー男になってサポーターが喜んでくれるなら」とまんざらでもない様子。中断明けの7試合で4ゴールと気を吐くエースが今節でも点を取ることができれば、優勝争いに向けて弾みがつくのは間違いない。(神谷正明)

■浦和予想スタメン

3-4-2-1

GK
西川周作

DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章

MF
平川忠亮
青木拓矢
阿部勇樹
宇賀神友弥
柏木陽介
梅崎司

FW
興梠慎三

■大宮アルディージャ 勝利のカギは先制点、少ないチャンスをものにできるか

 天皇杯の勝利を良い流れに変えることができなかった大宮。今節は浦和との“さいたまダービー”、流れや順位は関係ない。「全ての試合が重要だが、ダービーは特に重要。流れは悪いが、ここで勝つことが自信につながる」(ズラタン)。相手は首位、さらにアウェーという状況は、逆に選手たちにとっては開き直って戦うことできるとも言える。

「常にゼロを心掛けている中でやられてしまっている」と中村北斗が言うとおり、リーグ戦再開後は常に先制点を許している。5トップ気味になる浦和に対して4人のディフェンスラインで対応し、誰が誰を見るのかは非常に重要になる。「サイドを崩されないように」(泉澤仁)とサイドハーフとして出場の可能性がある泉澤や渡邉大剛の守備がポイントになるだろう。現在の守備について「受け身な感じはする」と藤井悠太は話すが、ボールの受け手だけではなく、ボールの出所にしっかりとプレッシャーを掛けないと柏木陽介、阿部勇樹とパスに優れた選手たちを相手に、90分間耐えることは難しい。いくところはいく、役割ははっきりしたい。「前半は0-0でいき、相手を焦らせたい」(富山貴光)と相手の攻撃をしっかり耐え、自分たちの時間帯で訪れる少ないチャンスでしっかり決めきりたい。今の攻撃陣にはそれが可能だろう。

 不安要素は中心として活躍してきた家長昭博が木曜日の練習で別メニュー調整だったこと。しかし、戦線離脱していたDF今井智基が戻ってくるのは何より大きい。ユース上がりの今井は、ムードメーカーとして早くも練習を盛り上げていた。ダービーに出場すればキープレーヤーの一人になるはずだ。(上野直彦)

■大宮予想スタメン

4-4-2

GK
北野貴之

DF
今井智基
菊地光将
高橋祥平
中村北斗

MF
渡邉大剛
和田拓也
金澤慎
泉澤仁

FW
ドラガン・ムルジャ
ズラタン

◆内田はバイエルン戦欠場 ケラー監督「100パーセントではない」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140830-OHT1T50002.html

 ドイツ・ブンデスリーガ、シャルケ04の日本代表DF内田篤人(26)が、ホームでバイエルンと対戦する30日の試合を欠場する見通しとなった。ケラー監督が29日の記者会見で明らかにした。

 内田は右膝の負傷が回復して練習には復帰しているが、23日のリーグ初戦に続いて出場を回避する。同監督は「状態はまだ100パーセントではない」と話した。

◆鹿島伊東、新潟松原の代表入りに危機感(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140829-1358524.html

 鹿島のU-21(21歳以下)日本代表候補DF伊東幸敏(20)が、新潟DF松原健(21)のアギーレジャパン入りに刺激を受けた。

 2人は16年リオデジャネイロ五輪を目指す手倉森ジャパンの、右サイドバックの定位置を争うライバル。

 今月11~13日に行われたU-21代表候補の福岡合宿でも、ともに練習しただけに「A代表に入ったと聞いて驚いたし、悔しい思いもあった。自分も負けないように頑張らないと」と危機感すら覚えた。

 9月開幕の仁川アジア大会も、鹿島からDF植田直通(19)が選ばれたため参加しない(招集は各クラブから原則1人のため)。「A代表はまだまだ先だとしても、U-21としてアジアでの戦いを経験できない複雑な思いもある」。鹿島でも6月の右肩脱臼後、元日本代表DF西に定位置を譲った。「まずはクラブでポジションを奪い返さないといけない」と話し、地道に力を蓄えるつもりだ。

◆鹿島柴崎、W杯組と積極対話で打ち解ける(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20140829-1358076.html

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)はW杯組と積極的にコミュニケーションを取りにいく。「再スタートの第1回メンバーに選んでもらってうれしい」と素直に喜んだ後、本田や長友、同じボランチの長谷部らと「いろんな話を聞いて学びたい」と目標を立てた。その上でこう続けた。

 柴崎 人見知りなので最初からできるかは分からないけど…。いろいろ話しかけていくうちに、うち解けたいという欲はあります。そこが人間としての課題かなと感じているので。自分から突っ込んでいきたい。

 その先に国際Aマッチ初出場がある。初招集された12年2月のアイスランド戦は出場機会なし。昨年の東アジア杯は体調不良で辞退した。4年後へ、まず定着を目指す男は「システムが4-3-3であればインサイドハーフが適しているのかな。攻撃的な特長や運動量を発揮できれば、評価はされると思う」。自ら課題というシャイな性格を変えた後、自信のあるプレーで勝負していく。【木下淳】

◇FC東京・武藤、日本代表対決へ「意識するのはやっぱり柴崎君」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140830/jle14083005010002-n1.html

 初の日本代表入りが決まったFC東京のFW武藤が、勝利を手土産に代表合宿へ向かう。「あす(30日)の鹿島戦は何としてでも結果を残す。意識するのはやっぱり柴崎君。仕事をさせない」。練習を終えた慶大4年生は、同じく代表入りした相手MFとの激突に闘志を見せた。前夜は友人からの携帯電話への激励メッセージ約200通に、「全部返事を書きました」。新星が勢いを増す。 (小平市)

◆鹿島「キャプテン」柴崎 同学年制し気持ちよく「代表へ」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/30/kiji/K20140830008836280.html



 首位獲りでアギーレジャパンに弾みをつける。30日のJ1リーグで鹿島はFC東京とホームで対戦。新生日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は出場停止のMF小笠原満男(35)に代わってキャプテンマークを巻くことが濃厚。同学年のFC東京FW武藤嘉紀(22)との対戦に注目が集まる中、若きリーダーが存在感を発揮する。【J1順位表】

 アギーレジャパンの立ち上げメンバーとして大きな注目が集まっても、浮ついた気持ちはない。FC東京戦を控えた柴崎は「クラブと代表は別。在籍しているのはクラブだし、そこでベストを尽くすことは代表メンバーに入っても変えることはない」とキッパリ。相手には新鋭FW武藤とW杯ブラジル大会を経験したDF森重がおり「武藤選手はキープレーヤーだけど、中盤や守備にもキーになる選手はいる。そういう(対決をあおる周囲の声)のは気にせずにやりたい」と勝利だけを見据えた。

 FC東京戦は柴崎にとっても、クラブにとっても大きな意味を持つ。12年10月6日にリーグ初得点を挙げた験のいい相手だが、今回は主将MF小笠原やU―21代表DF植田ら3選手が累積警告で出場停止。リーグ4連勝中で、チームとしての底力が試される。同時にリーグ後半戦は負けなしと好調なFC東京に勝てばさらに勢いがつき、首位・浦和、2位・鳥栖の結果次第では首位浮上の可能性も出てくる。

 柴崎は主将マークを巻くことが濃厚。今季カップ戦などではすでに主将の重責を担っており、チームを背負える主軸に成長した。「今節も勝って、切り替えて代表に行きたい」。柴崎は中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、今季は5得点と得点力もついた。今季7得点の武藤とは同じ22歳。面識はほとんどないというが、同学年対決を制し、気持ち良くアギーレジャパンの第一歩を踏み出す。 

◆鹿島・柴崎、FC東京・武藤を警戒「マークしないといけない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140830/jle14083005010001-n1.html

 鹿島は29日、30日のFC東京戦(ホーム)に向け、約1時間の調整を行った。勝てば首位浮上の可能性もある一戦。日本代表に選出されたMF柴崎は、「クラブのためにベストを尽くすのは変わらない」と平常心で試合に臨む。同じく代表入りした相手のFW武藤は同い年で、日本代表対決にもなる。柴崎は「攻撃のキープレーヤーだし、マークしないといけない」と警戒した。 (鹿嶋市)

◆対鹿島6年ぶり勝利なるか/鹿-東22節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140830-1358611.html

<J1:鹿島-東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 19時キックオフ。

 【東京】今季6月から9戦連続負けなしが続いているが、前節浦和戦では4失点を喫した。安定した守備を取り戻したいところ。攻撃の注目は日本代表に選ばれたFW武藤。08年を最後に勝利がない鹿島相手に、6年ぶりの勝利を収められるか。現在勝ち点33で5位につけるが、同39の3位鹿島に勝てば上位争いに食い込むことができる。

◆【J1第22節予想スタメン 鹿島vsFC東京】タイトルレースの行方を占う上位対決…日本代表組の活躍は必見(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140829/226331.html?view=more


日本代表メンバーに選出された柴崎(左)と武藤(右) [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 主力3選手が出場停止も代役の実績は十分

 前節、清水に快勝した鹿島は4連勝でさらに勢いを増した。2007年から勝っていない相手のホームで先制点を奪われる苦しい展開に加え、審判の判定にも悩まされた難しい試合で逆転勝ち。順位も3位に上げ、首位に勝ち点2差まで忍び寄った。いよいよ射程圏内に捉えたと言っていいだろう。

 ただし、その代償は大きかった。チームのキャプテンである小笠原満男が累積警告が4枚に達したため今節は出場停止。それだけでなくCBの一角である植田直通、途中出場で前線に起点を作る役目を担ってきた遠藤康も相次いでカードを受け、FC東京戦は出場停止となってしまった。3選手が不在という緊急事態で、鹿島と同じく中断明けから無敗のFC東京を迎え撃たなければならず、チームの地力が問われる。

 とはいえ、小笠原と植田の穴を埋める選手も実績は十分だ。ボランチの控えには、ルイス・アルベルトと梅鉢貴秀の2人、そしてCBには山村和也と青木剛、中田浩二という顔ぶれが揃う。今季初出場という選手はおらず、誰を起用したとしてもぶっつけ本番でないことは不安を軽減させてくれる重要な要素だ。

 今季、FC東京にはナビスコ杯のグループリーグとリーグ戦で対戦し、1分1敗と2試合未勝利。ただ、中断明けの初戦だった第15節の対戦では互角の戦いを繰り広げた。注目はなんといっても日本代表に選出された柴崎岳。小笠原がいないチームをどうまとめてタクトを振るうか。彼にかかる期待は大きい。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
曽ヶ端準

DF
西大伍
山村和也
昌子源
山本脩斗

MF
柴崎岳
ルイス・アルベルト
カイオ
赤崎秀平
中村充孝

FW
ダヴィ

■FC東京 アタッカー陣の出来は上々、課題は守備面か

 第21節の首位浦和との対戦は、戦前の予想に反して打ち合う展開となった。一時は3-1とリード、また武藤嘉紀が2得点を挙げて勝ち越しにも成功したが、終盤に追いつかれてドロー。だが、2失点はPKによるもので守備の組織を崩されたわけではなく、選手たちは「個人のレベルで修正できるもの」とネガティブには捉えていない。

 しかし、浦和戦で平山相太が骨折し、長期離脱を余儀なくされることに。マッシモ・フィッカデンティ監督は「チームにとって重要な時期に、大事な選手の離脱はとても残念。不在の穴は全員の力でカバーしていかなければ」と話す。

 ただし、アグレッシブな守備から切り替えの早いカウンターや、サイド攻撃は着実に精度を増している。堅守を誇る浦和に対して発揮した攻撃力をプラス材料とし、好調の鹿島に挑む。

 リーグ8戦無敗の4連勝中と絶好調の鹿島に対して、FC東京も9試合負けなし。がっぷりと渡り合う好試合を期待したいところだ。特にリーグトップの得点力を誇る鹿島に対して、いかに失点を抑えられるかが勝利のカギになる。

 また、森重真人は「東京はここぞという試合を落としてしまうことが多かったが、今は簡単には負けないようになってきている」と前進の手応えも。過去には試合巧者の鹿島、特にアウェー戦を苦手としてきたFC東京だが、堅守をベースに、“勝負弱さ”を脱却する意味でもターニングポイントとしたい一戦だ。(totoONE編集部)

■FC東京予想スタメン

4-3-1-2

GK
権田修一

DF
徳永悠平
吉本一謙
森重真人
太田宏介
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴

FW
エドゥー
武藤嘉紀

◆【J1:第22節 鹿島 vs F東京】プレビュー:3人が出場停止という緊急事態の鹿島はいよいよジョルジ ワグネルが出陣か!?(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177895.html

8月30日(土)J1 第22節 鹿島 vs F東京(19:00KICK OFF/カシマ)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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リーグ戦8戦無敗の鹿島と9戦無敗のF東京の好調チーム同士の対戦だ。特に鹿島は4連勝と絶好調で順位を3位にあげてきた。首位との勝点差も2に縮めており第10節以来となる1位返り咲きも見えてきた。そこで迎える難敵のF東京。今季の結果を占う大一番と言えるだろう。

さらに鹿島は難しい状況で試合を迎えなければならない。前節に警告を受けた小笠原満男と遠藤康が累積警告による出場停止。加えて2枚の警告を受けた退場した植田直通も出場停止。合計3人の選手を欠いて戦わなければならない。そのためトニーニョ セレーゾ監督は試合前々日に非公開練習を敢行。雨が降りしきるなか、さまざまなパターンを想定して練習を実施したそうだ。明けた試合前日はセットプレーのみの確認という軽いメニューで終えて試合に備えたが、主力組のなかにはジョルジ ワグネルの顔も見られた。もし出場となれば、助っ人としてシーズン途中に加入にした大ベテランの初お目見えとなる。柏レイソル、そしてボタフォゴFR(ブラジル)に移籍した最初の試合では、いずれも直接FKを決めているそうだ。FK練習をすれば、スパスパとゴールに蹴り込む左足の精度には特に注目したい。

トップ下として連携が求められる土居聖真は、まわりを使う能力が高いことを歓迎する。
「自分で仕掛けていくタイプというよりはまわりを活かしてくれるタイプだと思う。自分が動き出しをすれば良いパスを出してくれると思う。最初の試合だから難しいところはあるかもしれないけれど、少しでもサポートできればと思います」。
ゲームメイカーである小笠原の不在は大きな影を落とすが「いつもより仕事量は増えるかもしれないけれどチームが勝つためならやらないといけない」と意気込んでいた。

また、28日には新しい日本代表が発表され鹿島からは柴崎岳が選出された。同じく選出されたF東京の森重真人、武藤嘉紀と共に、これからは"日本代表の"という枕詞が付くようになる。
「特別なことはできない。自覚と責任という言葉はあるけれど、自分のプレーに集中したい」。
会見でそう述べた柴崎。小笠原がいないことで、その一挙手一投足には余計に視線が集まることになるだろう。そのなかでどういうプレーができるのか興味深いところだ。

約1ヶ月前の7月19日に対戦したときは、F東京が先行するも、鹿島が後半途中から怒濤の攻撃を見せ、最後に追いつくという展開だった。両チームとも運動量をサッカーのベースとし、奪ってからの速い攻めを得意とする。あっという間に攻守が入れ替え変わる試合が予想される。また、F東京は中盤が3枚のためにサイドが空くという特長があるため、鹿島はそこで攻撃の起点をつくろうとするだろうし、F東京はそれをさせない戦いをしてくるはずだ。そのせめぎ合いは前回対戦時と変わらず激しいものになるだろう。

以上

2014.08.29 Reported by 田中滋

2014年8月29日金曜日

◇元日天皇杯来季復活 ACL組はシード案(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140828-1357585.html

 天皇杯元日決勝が復活する。来年度の第95回天皇杯決勝が、2016年元日(場所は未定)に行われることが27日、分かった。サッカー界では元日決勝が恒例だったが、今季の第94回大会は日程上の理由から12月13日(横浜国際)の決勝が決まっていた。また、来年度からACL出場クラブが、天皇杯でスーパーシードとしてベスト8から出場する案が浮上しており、現在、日本協会とJリーグで協議していることも分かった。

 2年ぶりの天皇杯元日決勝開催が決まった。7月の理事会で16年元日決勝案が各理事に提示されており、この日までに正式に決定。宮内庁に報告する準備に入っている。肝心の開催競技場は、国立競技場が改築工事に入ることから、今年中に公募する予定だ。

 日本協会としては、元日開催に大きな意義を見いだしている。14年度の決勝は、1月に控えるアジア杯を念頭に、12月中の決勝開催を選択せざるを得なかったが、元日決戦が風物詩となっている以上、日本サッカーならではの伝統を守ろうという意見は根強い。

 さらに、秋の天皇杯の大詰めの戦いと関連するのが、ACLだ。ACLを勝ち抜けば、アジア王者として12月のクラブW杯出場権を得る。そこで、最近ふがいない戦いが続くJリーグ勢力を鼓舞する意味合いもこめ、ACL出場チームにはスーパーシードとして、天皇杯は8強から出場させる案が浮上している。

 日本協会側とJリーグ側の実務者が話し合っている。アギーレジャパン誕生直後で、確認事項が多く、正式決定にはまだ時間がかかるが、今年中には結論が出る見込みだ。

 Jリーグ勢はACLでの惨敗を繰り返しており、協会もJリーグも効果的な強化策を打ち出せないでいる。日本協会の大仁会長は「ACLに出場するクラブにはぜひアジアNO・1になってもらいたい。そのためのバックアップはします」と明言し、村井チェアマンも「金銭面や人的な協力はもちろん、日程調整など、Jリーグとしてできることはなんでもします」としてきた。

 ACLがスタートした02年以降、07年大会に浦和、08年大会にG大阪が優勝。その後は中東、中国、韓国のクラブに全く歯が立たず、決勝にも進めず、1次リーグ敗退、決勝トーナメント1回戦敗退ばかり。出場クラブ幹部は「日程が厳しい」と、弱気発言が目立つが、天皇杯スーパーシード制が正式に決まれば、日程面で大きな追い風を受ける。なによりも、ACLでのJリーグの巻き返しと、天皇杯での熱戦が、スーパーシード構想の狙いと言える。

 ◆天皇杯日程 1921年(大10)に設立された日本最古の大会で、今年は7月5日に1回戦が行われ、J1、J2全クラブは、同12、13日に行われた2回戦から出場した。初戦で鹿島、仙台、神戸とJ1の3クラブが敗退し、3回戦では横浜、浦和、川崎Fなど、有力クラブも負けた。スーパーシードが実施されれば、ACL出場クラブは準々決勝(今年は10月11、12日)からの登場となり、2回戦~4回戦の3試合が免除される。

◆【磐田】伊野波29歳誕生日、代表復帰へ一から出直し(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140828-OHT1T50315.html



 J2ジュビロ磐田のDF伊野波雅彦が28日に29歳の誕生日を迎えた。この日は31日の栃木戦(ヤマハ)に向けて完全非公開で調整。左もも裏痛で離脱していたが、3試合ぶりの戦列復帰に意欲を見せた。

 報道陣からケーキを贈られた伊野波は「29か…。うれしくないですよ」と言いつつ笑顔。けがが心配されたが、すでに練習もフルメニューを消化。栃木戦に向け「試合まで日にちがあるし、コンディションが戻れば」と前向きな姿勢を示した。

 後半戦、守備が崩壊状態だったチームはここ2試合の公式戦で3バックを導入し、計1失点と安定。「引いてカウンターに徹することも大事だが、自分たちが主導権を握ることも必要。攻撃と守備のバランスが取れた戦い方を」と訴える。

 ブラジルW杯代表戦士は、この日発表されたアギーレ・ジャパン入りは逃した。「自分としてはもう1回、一からやらないと入れないと思っている」。代表復帰へ、再びJでアピールを続ける。(武藤 瑞基)

◆U-19代表ベトナム遠征メンバー発表、鹿島MF杉本ら招集(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146018-146018-fl



 日本サッカー協会(JFA)は28日、来月5日~13日までベトナム遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。

 同代表は、5日から開催される「AFF NutiFood U19 Cup 2014」に参加し、7日にオーストラリア、9日にベトナムとグループリーグで対戦する。その後、11日に準決勝、13日に決勝戦が行われ、14日に帰国する予定となっている。

 鹿島MF杉本太郎と清水ユースFW北川航也は候補合宿も含めてU-19日本代表初招集。U-19日本代表は10月にミャンマーで開催される15年U-20W杯アジア最終予選、AFC U-19選手権ミャンマー2014に出場する。今回は本番前、最後の遠征となる。

以下、メンバー

【スタッフ】

監督:鈴木政一
コーチ:内山篤
GKコーチ:浜野征哉
総務:本間一憲

【選手】

▽GK
中村航輔(柏)
1995.02.27 184cm/72kg

吉丸絢梓(神戸)
1996.03.27 183cm/72kg

▽DF

三浦弦太(清水)
1995.03.01 182cm/77kg

内山裕貴(札幌)
1995.05.07 183cm/69kg

中谷進之介(柏)
1996.03.24 182cm/75kg

進藤亮佑(札幌U-18)
1996.06.07 178cm/60kg

▽MF

金子翔太(清水)
1995.05.02 162cm/58kg

大山啓輔(大宮)
1995.05.07 174cm/62kg

安東輝(福島)
1995.06.28 173cm/68kg

杉本太郎(鹿島)
1996.02.12 162cm/61kg

中野雅臣(東京Vユース)
1996.04.09 182cm/68kg

奥川雅也(京都U-18)
1996.04.14 174cm/58kg

坂井大将(大分U-18)
1997.01.18 165cm/59kg

鈴木徳真(前橋育英高)
1997.03.12 164cm/57kg

▽FW

越智大和(産業能率大)
1995.05.12 171cm/58kg

表原玄太(愛媛)
1996.02.28 165cm/66kg

北川航也(清水ユース)
1996.07.26 179cm/62kg

◆鹿島・柴崎は人見知り克服「突っ込んでいきたい」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140829-OHT1T50008.html

 ◆国際親善試合 日本―ウルグアイ(9月5日・札幌ドーム)日本―ベネズエラ(同9日・横浜国際総合競技場)

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日・札幌ド)、ベネズエラ戦(同9日・横浜国際)に臨む日本代表23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)が「課題」を克服して最初のチャンスを生かす。順当にアギーレ・ジャパン入り。「うれしい。それと、あまり知らない世界に飛び込む不安が半々」と心境を明かした上で、チームに溶け込むため「いろいろな選手と話したい。そこは自分の人間的な課題でもあると思うので、人見知りせず、突っ込んでいきたい」とテーマを掲げた。

 元日本代表MF小笠原(鹿島)が「鹿島には自分が、自分が、という選手が少ないので、代表では苦労するところもある」と明かすように、伝統的に「黙して語らず」タイプの選手が多い。柴崎もそのうちの一人だが、代表に定着するためには、周囲とのコミュニケーションは必要不可欠と判断。FW本田、DF長友ら代表の“大御所”とも積極的に対話していく考えだ。

◆アギーレJ新司令塔候補の鹿島・柴崎、課題は「人見知り」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140829/jpn14082905010010-n1.html

 日本サッカー協会は28日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が初めて指揮を執るキリンチャレンジ杯のウルグアイ戦(9月5日、札幌ド)とベネズエラ戦(同9日、日産ス)のメンバーを発表した。4月の日本代表候補合宿以来の招集となった鹿島のMF柴崎は、「ずっと目指していたのでうれしい」と笑顔。MF遠藤(G大阪)が招集されず、新たな司令塔候補として期待がかかる。ただ「不安はもちろんある。まだどこまでやれるかわからない」と珍しく本音をのぞかせ、「人見知りは人間としての課題。いろんな選手と話したい」と精神面の課題克服に意欲を見せた。(カシマ)

◆鹿島柴崎が代表入り「目指してきた場所」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20140828-1357954.html



 アギーレジャパンに選出された鹿島MF柴崎岳(22)が28日、カシマスタジアムで会見した。

 12年2月のアイスランド戦、辞退した13年7月の東アジア杯、今年4月の国内組候補合宿以来となる代表選出について「うれしいです。目指してきた場所ですし、第1回メンバーはインパクトもある。持ち味を発揮できれば」と笑顔で話した。

 W杯ブラジル大会のメンバー入りは果たせなかったが「国を背負う責任とか見て感じるものはあったし、4年後のロシアW杯へ向けて毎回メンバーに入れるよう頑張りたい。W杯組もいる合宿は楽しみも不安もあるけど、食事とかサッカー以外の部分でも、成長できる場所だと思う」と9月への期待を膨らませていた。

2014年8月28日木曜日

◆【磐田】宮崎、新戦術3バックキーマン名乗り!定位置再奪取誓った(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140827-OHT1T50280.html



 J2ジュビロ磐田のDF宮崎智彦(27)が27日、レギュラー再奪取を誓った。この日は31日の栃木戦(ヤマハ)に向けて調整。左ウイングバック(WB)に定着し、3バックの新システムのキーマンに名乗りを上げる。

 第15節以降、不動の左サイドバックとしてプレーしてきたが、夏場に入るとコンディションを落とし、第24節からは先発を外れ4試合出番がなかった。「自分の中で試合に出るのが当たり前の感覚になっていた。外されて初心に戻ろうと思った」。チームが3―4―3を採用した20日の天皇杯・奈良クラブ戦から先発復帰。24日の湘南戦(BMWス)も左WBで出場した。

 この日の戦術練習でも主力組に入り、堅実なプレーを披露。「3バックは守備に関してはつかみやすい。攻撃ももっと厚みをかけられるので、サイドだけでなく中からも行けるようにしたい」。自身の特長でもある左足からのクロスで好機を演出していく構えだ。

 残りは14試合となったが、2位・松本との勝ち点差は7のまま。「この先一つも落とさないつもりでやる」。試練を乗り越えた宮崎が、再び左サイドで輝きを取り戻す。(武藤 瑞基)

◆U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ、注目は国内リーグ30戦全勝のバルサ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140827/225610.html?view=more



前回大会で優勝したFCバルセロナ [写真]=瀬藤尚美

 8月28日から31日にかけて、夏の終わりを飾るに相応しいビッグマッチが開催される。『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014』だ。これはU-12カテゴリーにおいて、Jクラブを中心とした日本の強豪クラブと、海外のクラブが対戦しチャンピオンを決める大会で、昨年は久保建英君擁するFCバルセロナが初代チャンピオンに輝いた。

 今大会、参加するチームは大きく分けて4つある。Jクラブ、日本の街クラブ、東京都U-12選抜、そして海外クラブだ。日本からは今夏の全日本少年サッカー大会で優勝したセレッソ大阪、準優勝の柏レイソルを筆頭に、鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ、東京ヴェルディ、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、名古屋グランパスの9チームが参戦。今年から“街クラブ枠”が設けられ、全日本少年サッカー大会ベスト4のレジスタ(埼玉)を始め、諏訪FC(長野)、AG香我美(高知)など、各地から強豪が集結した。まさに、日本のU-12年代を代表する顔ぶれが出揃ったと言っていいだろう。

 海外クラブは、大会の目玉でもあるFCバルセロナ。さらには日本代表MF本田圭佑が所属するACミランのアカデミーと、インドネシアからアシオップ・アパチンティの出場が決まっている。今大会の見どころは、昨年の王者FCバルセロナの戦いぶりだ。今年のチームも昨年に勝るとも劣らない強豪で、国内リーグでは30戦全勝の成績を残すモンスターチーム。FCバルセロナには“メソッド部門”というカテゴリーがあり、ジュニアからトップまで同じ哲学のもと、プレーモデルを共有している。身体は小さいが、標榜するスタイルはトップと変わらないのだ。FCバルセロナのプレーモデルをジュニア年代の選手たちが、どこまで実行できているかを見るのもおもしろいだろう。とくに、選手個々の技術だけでなく、状況を見て、どのプレーを選択し、実行するかといった“判断”の部分に注目してほしい。

 日本の選手たちにとって、同年代の世界最高峰であるFCバルセロナ、ACミランといったクラブと試合をすることは、経験という意味で大きな財産になる。もちろんそれは選手だけでなく、指導者や観客、メディアまで、U-12年代の世界トップレベルを肌で感じ、基準を作るための貴重な場になるだろう。8月28、29、30日はヴェルディグラウンド、31日の準決勝、3位決定戦、決勝は味の素フィールド西が丘で行われる(全試合入場無料)。ジュニア年代の世界トップレベルを知ることのできる『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014』。ぜひスタジアムで、激闘を目撃してほしい。

文=鈴木智之

◆3トップは正副6名を海外組が独占? 意外に少ない「残り枠」に宇佐美、米本、柴崎、そして川崎Fの新星を推す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140827/225643.html?view=more


新生日本代表にJリーグで好調を持続する米本拓司、宇佐美貴史、柴崎岳の招集はあるのか? [写真]=Getty Images


週替わりのテーマで語り合う『J論』。今週のテーマは「俺のガチ予想」と題して28日に予定されているアギーレ・ジャパンの「ファーストメンバー発表」を予想してみる。単に予想するだけでは面白くないので、二人の「予想屋」には各ポジションに「たぶん選ばれないだろうけれど、推しておきたい1名」を選んでもらった。今回は編集長の川端暁彦が選ぶ23名。「意外に枠は埋まっているのではないか?」という視点から、残された枠に滑り込むJリーグの精鋭を予想してみた。

■本田、香川、岡崎……。居並ぶおなじみの顔ぶれ

「ガチ予想」はある種の切なさを伴う企画である。

 代表選考なんて夢や浪漫を語ったほうが楽しいに決まっているのだが、指揮官の立場になってみればそうも言ってられない。「最初は遊びみたいなメンバーでいいんじゃない?」なんて無責任なことを言う人(しかもサッカー関係者!)もいるのだけれど、監督の立場になって考えてみればそれが非現実的な夢想であることは明らかだ。

 9、10、11月に2試合ずつをこなした日本代表は、そのまま1月の豪州で開催されるアジアカップへと臨む。いろいろな選手を大量招集なんて「いかにも」な景気の良い報道もあるけれど、それもどうだろうか。監督就任早々、「ガチ勝負」を求められる大会が4カ月半後にあるのだ。冷静に考えて、「遊び」に使える試合はないと観るべきだし、そうなったときに指揮官を変に責める空気が生まれるのだとしたら、とんだ勘違いというものだ。

 アギーレ監督の「最初のリスト」の詳細は不透明で、そもそも何人呼ばれるかも定かではないのだが、慣例どおりに23人が選ばれるのだとしたら、その椅子はすでに相当数が埋まっている。海外組にはすでに「招集状」が発せられており、その相当数が漏れている。[4-3-3]で考えるのであれば、3トップに関してはもう埋まっているのでは?という感覚すらある。

【センターFW】

柿谷曜一朗 1990年1月3日(24歳)
大迫勇也  1990年5月18日(24歳)

【右ウイング】

本田圭佑  1986年6月13日(28歳)
田中順也  1987年7月15日(27歳)

【左ウイング】

香川真司  1989年3月17日(25歳)
岡崎慎司  1986年4月16日(28歳)

 以上、海外組6名の名前が挙がる。変な冒険のできない初戦であることを思えば、本田、香川、岡崎といった選手たちを軸にして戦うことを選んだのは、オーソドックスな選択だろう。唯一「遊び」があるのはポルトガルに渡って早々の田中順也だ。アギーレ監督のイベリア半島人脈で何やら情報が入っていたのかもしれない。

 もちろんこれは、アギーレ監督が「左利きの右ウイング」を使うことや、岡崎、香川のウイング起用を前提にしての仮定ではある。さらに言えば、原口元気にも招集がかかっていたこと(負傷辞退)を思えば、香川や本田のMF起用を考えているのかもしれない。となると、ウイングには一枠の余裕がある。あるいは柿谷を左で考えるなら、センターFWに余裕があるかもしれない。いずれにせよ、国内組に残された枠は「1」ということになりはしないか。

 その「1」は誰だろう。真っ先に名前が出てくるのは南野拓実(C大阪)だろう。ただ、調子は上向きとはいえ、まだ今の彼は万全ではない。10月にはAFC・U-19選手権も控えており、今回の招集は見送るのではないか。現在の調子で言えば、最近話題の「和製ムトゥ」こと武藤嘉紀(FC東京)のプレーは個人的に好きだ。技術があるのに馬力もあって、意外なほどの「頑張り屋」でもある。かつてサイドバックでプレーしていた時期もあり、ディフェンスをおろそかにするわけでもない。個人的には推したい選手なのだが、今回は選外ではないだろうか。というのも、もっと「入りそう」な選手がいるからだ。

 つまり宇佐美貴史(ガンバ大阪)である。そのフィニッシャーとしての才能はやはり傑出している。かつてジュニアユース時代の恩師である鴨川幸司監督は、当時中学2年生だった宇佐美について「将来はマグノ・アウベスのようなゴール前で抜け目なく、鋭く点を獲るストライカーになってくれれば」と語っていた。個人的には「ロマーリオのような選手になってくれれば」と思っていたのだが、だいぶ「らしく」なってきたのではないだろうか。かつてはサイドハーフで気ままなプレーを悪い意味で許されていたのだが、「点を獲る」ことに重点を置いた責任を課せられることで一皮むけた。宇佐美はやはりゴール前の選手だ。サイドで上下動を強いても、その個性は消えるだけだろう。そのライバルは香川ではなく、柿谷だと見る。


【もう1枠】

宇佐美貴史 1992年5月6日(22歳)

【俺のイチ押し】

武藤嘉紀  1992年7月15日(22歳)

■中盤は残り2枠?

 前線に7枚のカードを配してしまったので、中盤中央の3枚に選べるのは合計5枚。[4-3-3]の3センターハーフにどんな選手を置くかは監督の個性が色濃く出るもの。たとえば、アンカーの選手として文字通りにディフェンスラインの前に「錨(いかり)」としてタフに戦える屈強な選手を置く監督もいれば、あえてこの位置にピルロのような創造性豊かなタイプを置く指揮官もいる。駒次第、組み合わせ次第となるこの3つのポジションに当確の選手はいるだろうか。

【セントラルMF】

長谷部誠  1984年1月18日(30歳)
細貝萌   1986年6月10日(28歳)
清武弘嗣  1989年11月12日(24歳)

 まず海外組で名前が出てくるのは、この三人だろう。清武は前線の候補という可能性も高いが、前線はちょっと人余りの傾向もあるので適性を探る意味でもこちらでの起用ではないか。30歳になる長谷部の当落は注目ポイントだが、私はメンバー入りすると見る。心理面で大きな影響力を持つ選手であるし、34歳の遠藤保仁を外すとしたら、長谷部も同時に外すのは監督として「リスク」という判断になるのではないか。長谷部を構想外にするとしたら、それは「アジアカップ後」と予想する。

 となると、残りは2枠。山口蛍(セレッソ大阪)が健在ならば、残り1枠となることだったが、彼は負傷中だ。上記3人が比較的高齢の選手であることを考えても、25歳未満の(つまり4年後に肉体的なピークが来る)世代の選手が望ましい。国内組の「ボランチ」から適材を探していくと、まずはボールを「奪う」能力に長けた選手から1名を選ぶと、やはり青赤軍団の7番ではないか。米本拓司の現在のパフォーマンスは「国際試合ならどうだろう?」という興味を駆り立てるのに十分なものと言える。さらに遠藤に代わる、ボールを「出す」選手となると、これもまた「やはり」柴崎岳の名前が思い浮かぶ。ほかにもJリーグに良いボランチはいるのだが(J2にもいる)、4年後まで意識して「メンバー入りさせたくなる」選手は柴崎と米本。この二人だ。

 イチ押しは負傷中のために絶対に選ばれないことは分かっている札幌の深井一希。米本がそうであったように、たび重なる負傷を乗り越えての「復活」を期待して選んでおく。


【残り2枠】

米本拓司  1990年12月3日(23歳)
柴崎岳   1992年5月28日(22歳)

【俺のイチ押し】

深井一希  1995年3月11日(19歳)


■選考難航の最終ライン

 最初から難しいことが分かっていたのが最終ラインである。吉田麻也は恐らく呼ばれるのだと思うが、31歳になる相方の今野泰幸(G大阪)をどう考えるか。落選予想が多いようにも思うのだが、今回はメンバーに残るのではないか。試したくなるような若手はアジア大会のU-21代表に呼ばれて今回は招集困難という事情もある。

【センターバック】

今野泰幸  1983年1月25日(31歳)
森重真人  1987年5月21日(27歳)
吉田麻也  1988年8月24日(26歳)

 よって、センターバックはあと1枠。ザッケローニ監督時代の最後に候補入りしていた昌子源(鹿島)、山下達也(C大阪)の名前も出てきそうだが、個人的には毛色の違う選手を推す。

【あと1枠】

谷口彰悟  1991年7月15日(23歳)

 原口元気と同世代、大卒ルーキーの谷口(川崎F)だ。テクニックを持ったボランチタイプのセンターバックという、他の候補には見られないタイプ。アンカー起用も含めての選出は意外にあるのではないだろうか。イチ押しは、今回選ばれないであろうこの選手。

【俺のイチ押し】

植田直通  1994年10月24日(20歳)

 サイドバックはどうか。内田篤人が負傷中だが、3枠は埋まっているように思う。

【サイドバック】

長友佑都  1986年9月12日(27歳)
酒井宏樹  1990年4月12日(24歳)
酒井高徳  1991年3月14日(23歳)

 あと1枠、探したいのは「左利きの左サイドバック」だろう。[4-3-3]で左ウイングに中へと切り込むタイプを置くなら、なおさらだ。その発掘ができれば、「長友の右サイド起用」という新たな選択肢も出てくる。では、左利きの左サイドバック、それも相応に若い選手でとなると、今のJ1リーグでは登里享平(川崎F)、丸橋祐介(C大阪)、大野和成(新潟)といった名前が出てくる。少し上の世代では藤春廣輝(G大阪)、太田宏介(FC東京)、下平匠(横浜FM)といった選手たち。ここは正直に言って分からないので、純然たる「予想」だが、バランスで考えて太田を選んでみた。

【あと1枠】

太田宏介  1987年7月23日(27歳)

■GKの人選にサプライズはあるか?

 一言で言ってしまえば、焦点は川島永嗣を選ぶのかどうか。GKはチームの要。入れ替えにもっとも繊細さが要求されるポジションだが、「監督交代」はその契機となりやすい。ただ、今年31歳、4年後に35歳という川島の年齢はGKというポジションの特質を思えばそれほどネックと思われないのではないか。よって、GKの選考に「遊び」は発生しないと見る。ただし、正GKの人選についてはここからだろう。

【ゴールキーパー】

川島永嗣  1983年3月20日(31歳)
西川周作  1986年6月18日(28歳)
権田修一  1989年3月3日(25歳)

 この3人、年齢バランスもいいのだ。個人的イチ押しはやはり、東口順昭(G大阪)。Jリーグのパフォーマンスで言えば、林彰洋(鳥栖)も選ばれておかしくないプレーは見せている。

【俺のイチ押し】

東口順昭  1986年5月12日(28歳)

「最初の選考結果」が発表されるのは、28日15時半から。それほどサプライズに富んだメンバーにはならないだろうが、その中でも新監督の「色」は見えるモノ。特にベテラン選手たちの処遇は一つの注目ポイントと言えそうだ。

文●川端暁彦(かわばた あきひこ)

◆秋田豊氏FM番組で原博実専務理事を直撃(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20140827-1357115.html

 日刊スポーツ評論家の元日本代表DF秋田豊氏(44)が、日本協会の原博実専務理事(55)を直撃した。パーソナリティーの柴田幸子を加えたスペシャル対談が、30日のTOKYO FM「SPO☆LOVE」(毎週土曜午前5時~)の中で放送される。惨敗だったW杯ブラジル大会を振り返るとともに、日本代表アギーレ新監督就任の過程のエピソード、日本の育成面の課題、注目の若手など、話題は多岐にわたった。原専務理事は「日本代表だけを強くすることはできない。日本協会、Jリーグ、サポーター、メディアを含む総合力を高める必要がある」と力説し、秋田氏も持論を展開。注目の内容となっている。

◆相次ぐフライング…ケルンが大迫勇也の日本代表選出を発表(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145955-145955-fl



 ケルンは26日、FW大迫勇也が、来月5日と9日にキリン・チャレンジ杯を戦う日本代表に選出されたと発表した。日本代表のメンバー発表は28日。

 またもフライング発表だ。21日にはスポルティング・リスボンがFW田中順也の日本代表選出を発表した。これは日本サッカー協会(JFA)から招集レターと呼ばれる、代表招集への協力を求めた文書が届いたためとみられている。

 なぜ、メンバー発表前に情報が漏れてしまったのか。これは今回から招集が決定している選手にレターを送ることになったためと考えられる。各クラブの要請によって実現したことだが、情報漏えいの可能性が以前から心配されていた。

 今回は親善試合のためと許容することも考えられるが、今後もメンバーが事前に漏れるようであれば、大きな問題に繋がりかねない。JFAには早期の対策が求められる。

◆ケルン、FW大迫勇也のアギーレ・ジャパン招集を発表(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140827/225519.html?view=more


日本代表招集が発表されたFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 ケルンは26日、FW大迫勇也が日本代表メンバーに招集されたことを明らかにした。クラブの公式HPが伝えている。

 ハビエル・アギーレ新監督が就任した日本代表は、「キリンチャレンジカップ 2014」で、9月5日に札幌ドームでウルグアイ代表と対戦。9月9日には、横浜国際総合競技場でベネズエラ代表と対戦する。

 大迫は1990年生まれの24歳。2009年に鹿児島城西高校から鹿島に入団した。2013年にはJ1で19得点を挙げ、今年1月から1860ミュンヘンに所属。ブンデスリーガ2部で15試合に出場して6得点を挙げた。1860ミュンヘンはリーグ戦を7位で終え、1部昇格は果たせなかった。また、大迫は日本代表としても国際Aマッチ7試合に出場して3得点を記録。ブラジル・ワールドカップに出場する代表メンバーに選出され、2試合に先発出場した。今シーズンからケルンに移籍し、23日のブンデスリーガ開幕節、ハンブルガーSV戦で先発出場を果たしている。

◆【鹿島】MF柴崎、ロシアW杯まで代表入りに意欲「最初から選ばれてずっと入りたい」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140828-OHT1T50016.html

 鹿島のMF柴崎岳(22)がアギーレ・ジャパンでのプレーに意欲を示した。W杯の中断明け後は8試合3得点などチームへの貢献度は高く、激戦区と言われる日本代表のボランチでも、招集されるにふさわしい結果を示している。「最初から選ばれて(ロシアW杯まで)ずっと入っていきたいという気持ちがある」

 ブラジルW杯では最終候補に残ったが、メンバー入りはかなわず。テレビで観戦したW杯では、かつてU―17W杯で対戦経験のあるブラジル代表FWネイマールら同世代の選手たちが体を張って戦っていた。「母国の誇りや、覚悟について気づかされました。大会前はあまり思っていなかったことだった」。W杯後はカバーリングや流れを読む選択など責任感があるプレーが増えて成長。満を持して発表を待つ。

2014年8月27日水曜日

◆磐田伊野波フル出場 阿部復帰へ1発(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140826-1356815.html



J2磐田は25日、磐田市内で、関東学院大と練習試合を行った。10日のアウェー福岡戦で左太ももを痛め途中交代していたDF伊野波雅彦(28)がフル出場した。シャムスカ監督(48)は当初、「腱(けん)に痛みもあって復帰まで3週間ほどかかるかも」としていたが、回復は早く21日から全体練習に合流していた。

 この日は、前日24日の湘南戦と同じ「3-4-3」のフォーメーションで臨んだ。伊野波は3バックの左に入り、DF菅沼駿哉(24)木下高彰(21)と最終ラインを務めた。無失点で終えた伊野波は全身汗まみれで「暑さの中というのもあるけど、もうちょっとコンディションを上げていかないと厳しいかな。(次戦まで)1週間あるので、しっかり上げていきたい」。公式戦復帰は今後の状態を見極めてからだが、90分間出場し視界は良好だ。

 また、体調不良で19日の練習を早退していたFW阿部吉朗(34)は後半から出場。同27分にはしっかりネットを揺らし復帰をアピールした。「今日は大丈夫でしたし、決められて良かったです」。試合はMF松浦拓弥(25)と阿部のゴールで2-0で勝利。ボールを保持している中で攻めあぐねる時間もあり「相手が何が嫌なのかを考えてやっていくのも、1つのやり方かな」と振り返った。伊野波、阿部の頼もしい戦力がリーグ戦に復帰する日も近い。【岩田千代巳】

◆【奥野サッカー道】子供の成長は「チーム愛」で早くなる(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140826-OHT1T50154.html

 今週は、Jクラブの選手育成についてお話ししましょう。

 昨年、ジュニアチームが全日本少年サッカー大会で初優勝したのに続き、先日まで北海道で行われた日本クラブユースサッカー選手権(U―15)大会でも鹿島アントラーズジュニアユースが初優勝を飾りました。ユースチームもU―18プレミアリーグに所属し、活躍中。育成年代の様々な取り組みの効果が結果として表れてきました。私が幼少期から知っている子供たちも数多く活躍していて、とてもうれしいです。

 私はJクラブの選手育成に関して、以前から思うことがあります。JFAが掲げる「Players First!」、「プレーヤーを第一に考える」というコンセプトに対して指導者は技術、戦術、体力を培うことに注目することが多いですが、何より大切なことは「気持ち」を育み、育てることだと考えます。

 「将来、この大好きなクラブのトップチームでプレーしたい」と強く思う選手を育てることです。そして、子供たちが「この愛するチームのために力になりたい」と思うことが子供たちの成長、「Players First!」、さらにクラブの発展へとつながっていくと考えます。

 息子のジュニアチーム所属やサテライトチームの監督を通して、育成年代の選手たちとも一緒の時間を過ごしました。チームへの愛着をより強く持っている選手の成長はより早いと感じています。育成年代ならなおのこと、チーム、クラブへの愛情がサッカーに対する努力と向上心、成長に大きく作用します。ゆくゆくはクラブの選手としてのみならず、クラブを支える支援者に成長してほしいものです。誰もが様々な形でクラブの存在に対して喜び、楽しみを享受できる。育成年代はその気持ちを大きく育てる大切な期間です。より「クラブ」を「サッカー」を身近に感じていただければ幸いです。(前山形監督・奥野僚右)

◆アギーレJ代表28日発表!鹿島DF昌子に目あり!!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140827/jle14082705030002-n1.html



 日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となる9月のキリンチャレンジ杯、ウルグアイ戦(5日、札幌ド)とベネズエラ戦(9日、日産ス)に向けたメンバーが、28日に発表される。4年後のロシアW杯に向けた重要な第一歩。選出が期待される若手の1人、DF昌子源(しょうじ・げん、21)=鹿島=は26日、「求められればどこのポジションでもやりたい」と最大4つのポジションOKを宣言。同期入団のMF柴崎岳(22)とともに吉報を待つ。

 自然に胸が高鳴る。新生日本代表の船出が近づき、DF昌子が日本代表への思いを口にした。

 「もし選ばれたら光栄なこと。国を代表して戦えるのはうれしい」

 この日は30日のFC東京戦(カシマ)に向け約1時間の調整。現在は首位・浦和に勝ち点差2の3位につけており、4カ月ぶりの奪首へムードは高まっている。

 原動力となっているのがプロ4年目の昌子だ。GKも含め鹿島でただ1人、開幕からJ1、ナビスコ杯の全試合にフル出場。身体の強さやキック力に定評があり、ブラジルW杯前の4月に行われた日本代表候補合宿(千葉)にも参加。新体制発足後の代表スタッフも鹿島戦を視察に訪れた。ブラジルW杯3戦で6失点を喫し1次リーグで敗退した日本。“補強ポイント”でもある守備陣の新たな担い手として注目される。

 センターバックが本職だが、代表では最大4つのポジションOKを宣言した。

 「求められればどこでもやりたい。4バックならセンターバックでもサイドバックでも。アンカー(守備的な中盤の底)もできると思う。3バックも最後列なら大丈夫」

 鳥取・米子北高1年でFWからDFに転向し才能が開花。アギーレ・ジャパンの4-3-3布陣の鍵であるアンカーについても「4バックなら守り方は鹿島と大きく変わらないと思うし、対応できる」と自信を見せる。

 G大阪ジュニアユースから同ユースへの昇格を逃しながら、高校サッカーで活躍してプロ入りした道筋は、MF本田圭佑(28)=ACミラン=とも重なる。「4月の代表候補合宿には呼ばれたけど、まだちゃんと代表のユニホームに袖を通したわけじゃない。あれを着たらいろんな思いがわき上がると思う」。鹿島の万能DFが日本の守備を背負って立つ。 (伊藤昇)

★この日のアギーレ監督

 東京・文京区のJFAハウスには姿を見せなかった。25日のスタッフ会議で9月の日本代表戦に向けた選手選考は終えており、日本協会の霜田正浩技術委員は「明日(27日)も来ないと思います」と明かした。28日のメンバー発表直前に行われる会議で微調整を加え、アギーレ・ジャパンの初陣の顔ぶれが決まる。

昌子源という男(しょうじ・げん)

 ★生まれなど 1992(平成4)年12月11日生まれ、21歳。神戸市出身。AB型。1メートル82、74キロ
 ★経歴 G大阪ジュニアユース-鳥取・米子北高-11年J1鹿島。MF柴崎岳と同期入団
 ★性格 鹿島では物おじしない明るい性格でムードメーカーの役割も担う。同僚MF中村も「ようしゃべる。1人でしゃべってる」
 ★師匠 元日本代表DF大岩剛コーチを師と仰ぎ、同氏を“まねて”真冬でも常に半袖で試合に出場する
 ★家族 父はS級コーチ資格を持つ力氏(50)。神戸ユース監督などを務め、現在は姫路独協大サッカー部監督。姉は現役モデルの昌子カエデ(23)。舞台などでも活躍
 ★出場記録 J1今季21試合1得点。同通算34試合1得点

◆“プラチナ世代”鹿島・柴崎、アギーレJで遠藤の後継者となるか!?(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140827/jle14082705020001-n1.html

 日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となる9月のキリンチャレンジ杯、ウルグアイ戦(5日、札幌ド)とベネズエラ戦(9日、日産ス)に向けたメンバーが、28日に発表される。

 DF昌子と同期入団で「プラチナ世代」として早くから注目を集めてきたMF柴崎の代表選出にも、注目が集まる。鹿島のセレーゾ監督が「柴崎の足は宝箱」と評する才能の持ち主。リーグ戦再開後は7試合3得点と急激に得点力を伸ばしており、日本代表ではMF遠藤保仁(G大阪)の後継者に名前を挙げる関係者も多い。「遠藤さんとはタイプが違うので」と本人はそっけないが、日本代表に新たなアクセントを加えることも可能だ。

2014年8月26日火曜日

◆AFC U-16選手権臨む日本代表発表…4強入りで5大会連続U-17W杯へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140825/225110.html?view=more



 AFC U-16選手権 タイ2014に臨む、U-16日本代表メンバー23名が25日に発表された。

 先日まで国内合宿を行っていたU-16代表。26日に現地入りし、グループBに属する日本は9月6日に香港とのグループリーグ初戦を迎える。その後、8日に中国、10日にオーストラリアと対戦し、グループ2位以内に入ると準々決勝進出を果たし、ベスト4入りで5大会連続となるFIFA U-17ワールドカップ チリ2015出場が決まる。

 メンバーは以下のとおり。(数字は背番号、カッコ内所属チーム)

■スタッフ
監督 吉武博文
コーチ 木村康彦
アシスタントコーチ 森山佳郎
GKコーチ 大橋昭好

■選手
▼GK
23 鶴田海人(ヴィッセル神戸U-18)
1 井上聖也(セレッソ大阪U-18)
18 千田奎斗(横浜F・マリノスユース)

▼DF
12 阿部雅志(星稜高校)
15 下口稚葉(JFAアカデミー福島)
6 堂安律(ガンバ大阪ユース)
22 麻田将吾(京都サンガF.C. U-18)
2 石川啓人(サガン鳥栖U-18)
5 冨安健洋(アビスパ福岡U-18)
3 森岡陸(ジュビロ磐田U-18)
16 田中康介(京都サンガF.C. U-18)
17 吉田峻(清水エスパルスジュニアユース)

▼MF
21 佐々木匠(ベガルタ仙台ユース)
7 菅大輝(コンサドーレ札幌U-18)
13 田中碧(川崎フロンターレU-18)
20 永澤竜亮(ヴィッセル神戸U-18)
4 渡辺皓太(東京ヴェルディユース)
10 藤本寛也(東京ヴェルディジュニアユース)

▼FW
9 斧澤隼輝(セレッソ大阪U-18)
8 西本卓申(鹿島アントラーズユース)
19 安井拓也(ヴィッセル神戸U-18)
11 半谷陽介(FC東京U-18)
14 杉浦文哉(名古屋グランパスU15)

◆[プレミアリーグEAST]3年生DF加藤が劇的初ゴール!首位・柏U-18が鹿島ユースとの好勝負制す!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145853-145853-fl


[8.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第10節 柏U-18 2-1 鹿島ユース 柏]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグEASTは24日、約1か月ぶりに再開。第10節を行い、首位の柏レイソルU-18(千葉)は後半アディショナルタイムに交代出場のDF加藤颯人(3年)が決めた決勝ゴールによって、5位・鹿島アントラーズユース(茨城)を2-1で破った。柏は、この日コンサドーレ札幌U-18(北海道)と引き分けた2位・清水エスパルスユース(静岡)との勝ち点差を4へ広げている。

 残り時間4分で追いついた勢いそのままに激しく柏ゴールへ向かう鹿島。その波に飲まれてもおかしくないような状況だった柏が、試合終了間際の48分に執念の決勝ゴールを奪った。カウンターから中央のスペースへ飛び出したMF手塚康平(3年)が「(同点の)PK与えたのは自分なので、何かしら取り返さないといけない。PKを与えたことが一番、自分をそこまで動かしてくれたと思います」と相手のタックルに足を刈られるような形になりながらも右サイドのFW白川恵士朗(2年)へ“魂のパス”をつなぐ。これを受けた白川が強引なカットインから左足シュート。強烈な一撃をGKがわずかに前へ弾いたところへFW浮田健誠(2年)が身体を投げ出すように詰めると、最後は最前線まで駆け上がっていた右SB加藤が左足で決勝弾を叩き込んだ。

 3年生DF加藤にとってはこれが公式戦初ゴール。殊勲の背番号15に対して右FW麦倉捺木(3年)が真っ先に体当たりして喜びを表現すると、ピッチ上の選手、ベンチの選手たちが次々と駆け寄り、右コーナー付近で“意外なヒーロー”を祝福する。加藤は「(紅白戦などで)ゴール最近獲れていたんですけど、まさかここで獲れるとは思っていなくて。たまたまこぼれてきた感じで運が良かったなという感じです。本当にラッキ-だっただけ。(ゴール前にこぼれて)誰が獲ってもおかしくない中で自分が決めただけ。でも自信になりました」。全国トップレベルの実力を有する柏だが、日本クラブユース選手権(U-18)大会ではまさかの関東予選敗退。全国大会出場へ最後の望みを懸けた11位決定戦で2-3で敗れている鹿島に雪辱したことも選手たちの決勝ゴール、そして勝利の喜びを増幅させていた。

 主力DF町田浩樹(2年)らが不在だった鹿島に対し、柏は下平隆宏監督が「ずっとトレーニングから良かった。スタートのピッチに立つに値する選手と思った」と説明したU-20ニュージーランド代表MFデン・ヘイジャー・マイケル・ジェームスを手塚と並べる形でインサイドハーフで先発起用。トップチームのアウェー名古屋戦(23日)に帯同していたという大島をCF、そして主将の中山雄太(3年)をCBに起用する陣容で再開初戦を戦った。

 試合開始直後に鹿島FW吉岡樹利也(2年)が左中間から放った左足シュートがゴール右隅を捉えるが、これは柏GK木村真(3年)がファインセーブ。その後ボールを保持して攻める柏に対し、鹿島はしっかりと守備を固めて対応する。その守りは非常に集中力が高く、背後に飛び出してくる柏の選手との距離を決して離さない。柏は9分に手塚のスペースへのパスからFW会津雄生(3年)との連係で左SB中島怜央(3年)が中央へ飛び込んでくるが、鹿島DFはここで冷静にカットするなど試合を通してカバーリングの意識高く、ほとんど背後を取られることはなかった。それでも15分、柏は会津が獲得した左FKを麦倉が左足で入れると、ニアサイドの密集を抜けたボールを中央の中山が左足ダイレクトで合わせて先制点を奪う。

 対する鹿島は21分、中央からのフィードをFW鈴木優磨(3年)が右サイドの深い位置で頭で競り勝つ。中央へ折り返されたボールに飛び込んだMF平戸太貴(2年)が頭でプッシュしたが、柏GK木村が再びビッグセーブ。鹿島は鈴木の高さやMF田中稔也(2年)のドリブル突破、左SB大里優斗(2年)のオーバーラップから打開を狙うが、ボールと試合の主導権は柏が握り続けた。中山と上島拓巳(3年)、そして1ボランチのMF安西海斗(2年)の3人を軸に完全にボールを支配。相手のカウンターを警戒したこともあり、仕掛ける回数こそ少なかったが、縦に抜けてくる右SB熊川翔(2年)や会津、連係から中へ切れ込もうとする中島が相手DFにプレッシャーをかけた。

 鹿島は後半16分にインターセプトから平戸が意表をつくロングシュート。柏も大島のヘディングシュートや手塚のスルーパスから白川が放った左足シュートなどで2点目を狙うが、奪い取ることができない。すると柏・下平監督が「本当にアントラーズさんは鍛えられているチーム。心折れないし、最後まで頑張るし、一人ひとりの守備の能力も高い」と讃える鹿島が終盤に猛反撃。鈴木や交代出場のFW垣田裕暉(2年)が前線から激しくプレスをかけて味方を鼓舞する。すると39分、左SB大里とのパス交換からスピードに乗ってPAへ飛び込んだ平戸が背後から倒されてPKを獲得。これを鈴木が右足で決めて同点に追いついた。一気に逆転を目指した鹿島だったが、熊谷浩二監督が「力がないし、ロスタイムのこういう形が続いているので、その辺を中断期間、きょうのミーティングも含めてアプローチをしてきたんですけど、結果として同じになってしまった。何人か欠けている選手もいたので、チームとしてはまとまってできていたという評価なんですけど、最後のところだと思います」と指摘する終盤の課題を露呈。素晴らしい気迫とプレーで追いついた鹿島だったが、勝負どころで再び失点し、勝ち点を失う結果となった。

 一方、柏にとっては終盤に追いつかれながらも、再び勝ち越して掴んだ大きな、大きな勝ち点3。「一生懸命やっているといいことがあるのかな、と実感しました。弾みがつきそうなところですけど、課題もありましたし、足元を見ていきたい」と語った下平監督は「プレミアは絶対に獲りたい。追われる立場だろうが目の前の試合で勝ち点3獲っていくことでしか、今のレイソルの強さを証明できないと思う。しっかり勝っていきたい」とプレミアリーグ制覇へ向けて力を込めた。また手塚は「この間金沢の遠征があったんですけど、その時に一人ひとり目標を話してJユース(カップ)とプレミアは絶対獲ると。その気持ちがプレーにみんな出ていたと思います。自分たちの代はまだ何も結果という形で出ていない。最後に結果を出してこのアカデミーを終わらせたい(卒業したい)と思います」。もちろん、攻撃の精度や崩しのタイミングの向上など課題はある。ただ、昇格1年目でのプレミアリーグ制覇へ加速する柏の劇的勝利だった。

(取材・文 吉田太郎)

◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユースは執念の同点劇も・・・課題の終盤失点で勝ち点落とす(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145886-145886-fl



[8.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第10節 柏U-18 2-1 鹿島ユース 柏]

 後半アディショナルタイムに決勝点を献上してしまったが、鹿島アントラーズユースの勝利への執念は非常に印象的だった。柏U-18の下平隆宏監督も「心折れないし、最後まで頑張る」と讃えていたが、1点ビハインドで相手に圧倒的にボールを支配される中でも集中力を切らさない。相手が攻撃のギアを上げても、右SB寺門宥斗(3年)、CB中野純(2年)、CB野原有希(3年)、左SB大里優斗(2年)の4バック、MF大橋尚志(3年)、MF千葉健太(2年)ら全員が最後まで食らいついてボールをクリア。なかなかセカンドボールを拾えない展開でもあったが、終盤になってもFW鈴木優磨(3年)とFW垣田裕暉(2年)を筆頭に全員が諦めずに走り続けて流れを引き寄せた。そして後半39分、素早いパス交換からPAへ侵入したMF平戸太貴(2年)がPKを獲得。これを鈴木が右足でゴールへ沈めて同点に追いついた。

 だが、逆転勝利を目指してさらにゴールを目指し続けた鹿島は逆に終了間際、カウンターから切り崩され、強烈なシュートを一度はGK山田晃平(3年)がセーブしたものの、こちらも勝利への執念を見せる柏U-18にこぼれ球に一瞬速く反応され、決勝点を押し込まれてしまった。プレミアリーグの3敗はいずれも終盤の失点によるもの。ほかにも後半35分以降の失点で追いつかれた試合があるだけに熊谷浩二監督はその課題について指摘してきたが、また繰り返してしまった。指揮官は「どこかでぬるさがある。ある程度はできてもですね、最後プレッシャーがかかってくる時間帯で弱さがあるのかなと思います」。試合後には非常に厳しい口調で選手たちに言葉を投げかけていた。

 それでも「(3年生の奮起への期待も大きいが)調子のいい選手とか、目的を持ってやっている選手を使っていきたい」という指揮官の下、下級生中心のメンバー構成で前半戦は5位ターン。怪我で主力数人が不在だったこの日も首位・柏U-18を追い詰めた。若いチームであるがための課題がある一方、厳しい戦いの中で着実に成長し、相手にとって怖い存在になりつつある。熊谷監督は「プレミアの目標はやはり残留を目指すチームだと思っている。勝ち点的にもそういう位置に近づいてきているし、その辺を見誤らないという事で彼らには伝えていますし、若いチームなので試合の流れを見るというところだったりとか非常に弱い部分がある。突き詰めていかないといけない。(きょうの)セットプレー一本だったり、最後のああいう時間帯というところ(の失点)で、これで何か気づいて次にステップアップしていければと思います」と期待していた。

[写真]後半39分、鹿島ユースはPAへ侵入した平戸がPKを獲得。鈴木が決めて同点に追いついたが・・・

(取材・文 吉田太郎)

◆アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ(Sportiva)


http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2014/08/25/post_708/

名波浩の視点

新たな指揮官としてハビエル・アギーレ氏を迎えた日本代表がまもなく始動する。今回は、その新チーム入りが期待される鹿島アントラーズのMF柴崎岳をピックアップ。アギーレジャパンの主力として活躍できる選手かどうか、解説者の名波浩氏に診断してもらった。


エスパルス戦の勝利に貢献した柴崎岳(右)。左はエスパルスのFW大前元紀。


 柴崎岳が、新生・日本代表のメンバー入りする可能性は十分にあると思う。Jリーグ第21節の清水エスパルス戦(3-1でアントラーズが勝利)でも、その存在は目立っていた。90分間を通して、安定したプレイを披露。パスの配球はもちろんのこと、パスの受け手として顔を出すタイミング、それから、自分がおとりになって相手を引きつけて、味方のスペースを生み出す動きもよかった。

 ボランチでありながら、2列目の仕事もこなせるのも大きい。精度の高いパスと効果的な動き出しでチャンスに絡み、フィニッシャーとしての役割まで全うしている。それでいて、試合展開や時間帯によっては、そうした攻撃的な仕事を自重。全体のバランスを考えてプレイができる大人のメンタリティーを持っていて、代表に入っても何ら問題なくやれるだろう。

 柴崎の最大の売りは、ゲームを読む力だ。敵の「ここが穴だ!」という急所を突くことに長(た)けている。

 この試合でも、いわゆるキラーパスを何本も通して決定機を演出。MF遠藤康が中央を抜け出してエスパルスのDFイ・キジェが思わず反則(退場)してしまったシーンも、遠藤へのスルーパスを出したのは柴崎だった(その反則で得たFKを、小笠原満男が直接決めた)。そして、柴崎はたとえミスをしても、常に相手の嫌なところを突き続けることができる。そのスタンスには好感が持てる。

 加えて、自分たちでボールを動かして、相手の守備ブロックを崩そうとか、今は自分たちのリズムではないから後方でボールを回そうとか、柴崎がいつもその判断の中心にいる。経験豊富な小笠原満男とコンビを組んでいることでやりやすい面もあるかもしれないが、最高の手本を間近に見ながら、メキメキと成長していることは間違いない。

 今季5ゴールを記録しているように、得点力もある。日本にはフィニッシュに絡めるボランチがまだまだ数が少ないので、その点も強調材料になるだろう。あと2、3年したら、もう少しウエイトが増して、もっとパンチのあるシュートが打てるようになるはず。そうしたら、もともとキックの質、とりわけインサイドキックはパーフェクトだから、一層魅力的な選手になるだろうし、日本代表の武器にもなると思う。

 課題は、本人もわかっているだろうけど、ボールへのアプローチの速さとか、守備における強さ。ただそれらは、代表入りして、国際経験を積んでいけば、だんだんと身についていくもの。代表チームにずっと帯同し、プレイし続けていけば、その問題は時間が解決してくるだろう。

 しかしひとつだけ、柴崎には早急に直してほしいというか、自らのプレイに肉付けしてほしいモノがある。それは、ピッチの中での”温度”だ。

 言葉では説明しづらいんだけれども、彼は一試合通してずっと”低温”でプレイし続けている感じがする。小笠原と比べると、その差は歴然。熱いモノが見ている側に伝わってこない。

 飄々(ひょうひょう)とプレイするのはいいけれども、今のままの“温度”でプレイし続けているようだと、タイトルや出場権がかかった国際大会では、使う側(監督)が起用しづらい選手になってしまうんじゃないか、と思う。

 そうならないためにも、普段はおとなしくてもいいから、ピッチに立ったら一気に“温度”を上げなければいけない。昔で言えば、森島寛晃(元日本代表FW。現セレッソ大阪アンバサダー)、今なら大久保嘉人(川崎フロンターレ)のような感じか。それができないと、ひりひりした国際舞台では戦えない。柴崎に注文したいのは、そこだけ。

 パフォーマンスに関しては、何も言うことがない。練習でも常に高い次元を維持しているというし、サッカーに取り組む姿勢も素晴らしいと聞いている。それだけに、柴崎にはその課題をクリアして、代表でコンスタントに活躍できる選手になってほしいと思う。

 何はともあれ、もし今回代表に選ばれたら、まずは好きなようにプレイしてもらいたい。他のメンバーの特徴を知ることは大事だけど、自分のいいところをどんどん出して、監督やチームメイト、そしてファンに“柴崎岳”という存在を目いっぱいアピールしてほしい。

2014年8月25日月曜日

◆大迫 トップ下で先発もホロ苦初陣 シュート1本…(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/25/kiji/K20140825008804740.html

ブンデスリーガ第1節 ケルン0―0ハンブルガーSV (8月23日)

 ケルンのFW大迫はホロ苦いドイツ1部デビューとなった。トップ下で先発したがシュートは枠外に外した後半9分の1本のみ。

 「うーん…、前半凄く難しい展開だった。長いボールが増えてちょっと難しい展開でした」と振り返ったように、ほとんどボールに絡めず後半17分に交代した。「これからが勝負。また次、切り替えてやるしかない。もっと気を引き締めて、一試合一試合に取り組みたい」と前を向くのに精いっぱいだった。

◆開幕戦ドローのケルン、FW大迫の地元紙寸評は「目が覚めていない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140824/224738.html?view=more


ブンデスリーガ開幕戦で途中交代したFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはハンブルガーSVと対戦。大迫は先発出場したが、長澤は負傷欠場している。

 同試合の採点と寸評をドイツ紙『エクスプレス』が発表した。今夏、ケルンに加入した大迫はブンデスリーガデビューとなったが、放ったシュートも1本のみと見せ場がなく、採点はかなり低い「5」と最低点に近い評価。寸評も「まだすっきり目が覚めていない」と、動きの悪さをしてきされ、厳しい評価となった。

■大迫勇也(ケルン)
対ハンブルガーSV戦(0-0)先発出場、62分交代
採点:5
寸評:彼は、まだすっきり目が覚めていないようだった。判断のスピードも速いとは言えなかった。リッセのパスを受けたとき、なぜ右足を使わなかったのか、大迫は(ペーター)シュテーガー監督に説明しなければならない。

 ケルンは、30日に行われるブンデスリーガ第2節で、日本代表DF酒井高徳が所属するシュツットガルトと対戦する。

◆鹿島小笠原が16年連続弾 J1新記録(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140824-1355708.html



<J1:清水1-3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 鹿島の元日本代表MF小笠原満男(35)が、J1新記録となる「16年連続ゴール」を決めた。1点を追う後半16分、MFカイオが獲得したPKを託され、右足でゴール右下の隅に蹴り込んだ。「PKは端っこに蹴れば入るんだよ」と冷静だったが、15年連続で並んでいた元日本代表FW中山雅史氏(46)とG大阪MF遠藤保仁(34)を抜き、リーグで唯一の存在となった。

 圧巻だったのは、その7分後だ。ゴール正面、約23メートルの位置で得た直接FK。右足で、今度はゴール右上を射抜いた。U-21日本代表候補GK櫛引が1歩も動けない芸術弾。07年8月15日の千葉戦以来、約7年ぶりとなる1試合2発で快挙に花を添えた。プロ2年目の99年から続けてきた大記録。サポーター席に駆け寄って喜びを分かち合った。

 昨オフ、左膝の手術を受けた。過去に前十字靱帯(じんたい)や半月板の損傷を負い、選手生命を奪われかねない危機もあった箇所だ。近年は痛みと付き合いながらプレーを続けてきたが、関節鏡を通して内部をクリーニング。本人は「何もしてないよ」と笑って手術のうちに数えないが、歴戦の傷をメンテナンスしたことで衰え知らずだ。今季も全21試合に先発出場し、昨季より1カ月半早い今季初ゴールを決めてみせた。

 節目にも、いつもの言葉を繰り返す。「記録にはホント興味ない。自分の仕事はゴールじゃなく、チームを勝たせることだから」。この日はG大阪の遠藤も得点したが、昨年がJ2だったため途切れていた。チームを常に勝たせてきた小笠原らしい勲章とも言える。

 小笠原の躍動でチームは今季初の4連勝。首位浦和と2差の3位に浮上した。08年以降、2分け4敗と鬼門だったアイスタでの逆転勝ちに導いたが「先に失点してるから喜べない。もっと上を目指さないと」。最多16冠の常勝軍団を支える主将。5年ぶりの優勝へ、個人記録には喜びの余韻すら残さなかった。【木下淳】

◆受け継がれる“鹿島スピリット”…ユース選手権優勝の裏に小笠原の存在(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140824/224782.html?view=more


クラブユース選手権で優勝した鹿島アントラーズジュニアユース [写真]=川端暁彦


 幾多の死闘を乗り越えてきた「逆転の清水」の力も、ファイナルでは届かなかった。北海道帯広市などを舞台に開催されていたadidas CUP全日本クラブユース選手権(U-15)は8月24日に決勝戦を迎え、2-1で清水エスパルスジュニアユースを下した鹿島アントラーズジュニアユースが初めてのタイトルを手にした。

 決勝の序盤、まず仕掛けたのは鹿島だった。中村幸聖監督が「僕らのイメージより早く点が入った」と振り返ったように、まずは4分に先制点。右サイドを破って、最後はファーのMF荻沼翼が押し込んでリードを奪う。さらに10分にも、今度は左CKにMF飯塚寿輝也が合わせて追加点。ゲーム自体の主導権を握った。

 ビハインドを負った清水は主将のMF吉田峻を軸とした丁寧なビルドアップからサイドを突く。準々決勝では2点差を、そして準決勝で3点差をひっくり返して決勝まで進んできただけに慌てた様子はなかったが、それは鹿島にとっても同じことだった。

「ウチの守備陣はしっかりしているので、2点あればと思っていた」と鹿島FW石津駿斗が語ったように、今大会の鹿島はすべての試合を1失点以内で抑えてきており、守備には絶対の自信を持つ。ガッツあふれるDF山本瑞樹や安定感抜群のGK沖悠哉を中心に清水の攻勢をいなし続けた。後半にPKから1点差に詰め寄られても、「清水は(準決勝で倒した)名古屋と攻め方が似ていて、(その名古屋を抑え込んでいたので)あまり怖くはなかった」とMF高村真哉は振り返る。結局、試合は2-1のまま終幕。逃げ切った鹿島が初めてのタイトルを手にすることとなった。

 中村監督は「美しい展開ではなかったかもしれないけれど、勝負にこだわるアントラーズのスピリットを出して勝ち切ってくれた」と感慨深げ。勝因の一つとして小笠原満男に導かれ、7月末に訪れた岩手県大船渡市への訪問を挙げた。「サッカーをやりたくてもできない子がいる。学校で体育をやりたくてもできない子がいる。そんな現実を観て、選手たちも思うところはあったと思う。好きなサッカーを誰よりもやり切ろうという思いが出ていた」(中村監督)。

 指揮官と小笠原は、かつて選手として共に戦った間柄。決勝前夜には連絡もあったそうで言われたことは、「絶対に勝て」。鹿島の看板を背負う以上、ファイナルで負けるなんてあり得ないというのは、まさにアントラーズスピリットだったか。小笠原は大会前に選手たちに向けても語る場を設けており、選手も「このクラブにいるのに簡単に負けてちゃいけない」(石津)と大いに刺激を受けていたようだ。

 鹿島のジュニアユースは普段からトップチームの隣で練習を行っており、そのプレーを間近で観ている。ホームゲームは練習時間などを調整してでも基本的に観戦させており、粘り強い戦い方を含めて「鹿島らしさ」を出せていたのは、まさにこうしたクラブとしての教育の賜物だったか。

 もちろん、「ここで勝つことはゴールじゃない」(中村監督)ことは分かっている。しかし、だからと言って、「負けていい」なんて判断は絶対にしない。それは「鹿島アントラーズ」の流儀ではないのだ。幼少期からそのプライドとスピリットを叩き込まれた選手たちは、勝利への執着心という一点で他クラブを確実に上回り、見事に栄冠を手にした。

文=川端暁彦

◆鹿島ジュニアユースが1点差守りきりU-15クラブユース大会初優勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/youth/20140824/224604.html?view=more



 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント決勝が24日に行われた。

 北海道の帯広で行われていた同大会の決勝カードは、初優勝のかかった鹿島アントラーズジュニアユースと、最多優勝に並ぶ6度目の大会制覇を狙う清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

 試合は、前半開始直後の4分に鹿島のMF荻沼翼がゴールを決めて、先制に成功する。すると6分後の10分にもMF飯塚寿輝也が追加点を挙げ、リードを広げて前半を折り返す。後半は、鹿島が清水にPKを献上してしまい、49分にFW大屋寛太が決めて2-1。その後は両チームが得点を挙げることができず、そのまま試合終了。1点差を守り抜いた鹿島アントラーズジュニアユースが、清水エスパルスジュニアユースを倒し、初優勝を飾った。

 なお、清水エスパルスジュニアユースのMF鈴木魁人が11得点を挙げ、大会得点王に輝いている。

【スコア】
鹿島アントラーズジュニアユース 2-1 清水エスパルスジュニアユース

【得点者】
1-0 4分 荻沼翼(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-0 10分 飯塚寿輝也(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-1 49分 大屋寛太(清水エスパルスジュニアユース)

◆[クラブユース選手権U-15]鹿島ジュニアユースが初V!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145761-145761-fl

 adidas CUP2014第29回日本クラブユース選手権(U-15)大会(北海道・帯広)は24日に決勝を行い、鹿島アントラーズジュニアユースがMF荻沼翼とMF飯塚寿輝也のゴールによって清水エスパルスジュニアユースに2-1で勝利。初優勝を飾った。


以下、決勝トーナメント試合結果
[決勝]
鹿島ジュニアユース 2-1 清水ジュニアユース

[準決勝]
名古屋U15 0-1 鹿島ジュニアユース
清水ジュニアユース 4-3(延長)広島ジュニアユース

[準々決勝]
F東京U-15深川 0-1 名古屋U15
鹿島ジュニアユース 2-1 栃木ジュニアユース
清水ジュニアユース 2-2(PK4-2)札幌U-15
横浜FMジュニアユース 1-4 広島ジュニアユース

[2回戦]
F東京U-15深川 2-1(延長)JFAアカデミー福島U15
名古屋U15 2-1 神戸U-15
FC多摩ジュニアユース 1-5 鹿島ジュニアユース
柏U-15 1-1(PK2-3)栃木ジュニアユース
浦和ジュニアユース 1-2 清水ジュニアユース
札幌U-15 2-1 磐田U-15
Forza‘02 1-2 横浜FMジュニアユース
長岡ジュニアユースFC 0-4 広島ジュニアユース

[1回戦]
F東京U-15深川 2-1 千葉U-15
サガン鳥栖U-15唐津 1-3 JFAアカデミー福島U15
名古屋U15 3-2 G大阪ジュニアユース
神戸U-15 4-3 福岡U-15
FC多摩ジュニアユース 4-3 岩田FC
鹿島ジュニアユース 2-0 C大阪U-15
S.T.FC 0-5 柏U-15
栃木ジュニアユース 3-0 湘南ベルマーレU-15平塚
ジュビロSS磐田 3-4 浦和ジュニアユース
清水ジュニアユース 4-1 G大阪堺ジュニアユース
札幌U-15 3-0 宇治FCジュニアユース
磐田U-15 1-0 横浜FCジュニアユース
鳥栖U-15 1-2 Forza‘02
横浜FMジュニアユース 2-0 ヴィッセル神戸伊丹U-15
長岡ジュニアユースFC 3-2 ブレイズ熊本
広島ジュニアユース 3-1 藤枝東FCジュニアユース

◆【J1:第21節 清水 vs 鹿島】レポート:清水は前半の良い戦いを続けることができず、10人になっても冷静な試合運びを見せた鹿島が貫禄の逆転勝ち。(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177648.html

8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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前半は、ほぼ清水の思惑通りに進んでいた。しかし後半、流れが変わったり、不測の事態が起こったりした時に冷静に対応できるチームとしての成熟度という面で、明確な差があったことは否めない。そして、それがそのままスコアと結果にも表われたゲームだった。
現在の鹿島の力を考えれば、清水がホームであっても守備から入る辛抱強い戦い方を選んだのは間違いではなかった。雨で水を含み、さらにボールの走りが良くなったアイスタのピッチで、立ち上がりからきっちりとパスをつなぎながら清水ゴールに迫っていく鹿島。序盤はその攻撃に押し込まれる時間帯もあったが、清水はチーム全体でしっかりと守備のブロックをコンパクトに整え、球際も粘り強く対応。23分のダヴィのシュートが左ポストを直撃するピンチもあったが、「前半は、ゲームプラン通りというか、しっかり形を整える守備のところができていた」(大榎克己監督)と意図する試合運びができ、少しずつ攻撃の形も作り始めることができていた。
そして31分には、左サイドバック・イ キジェがアーリークロスを入れ、それをファーサイドに逃げたノヴァコヴィッチが頭で折り返し、逆サイドの石毛秀樹がもう一度頭でマイナス方向に落としたところに大前元紀が走り込んで左足シュート。これが綺麗に決まって、押され気味の清水が先制点を奪うことに成功する。1-0で後半に折り返したところまでは、完全に清水のゲームだった。

鹿島としては、前半は判定やイエローカードに対するストレスも出て、選手たちが落ち着かない状況だったが、そこをハーフタイムできっちりと落ち着かせたのは、トニーニョセレーゾ監督の手腕だろうか。後半は立ち上がりから攻撃のギアを上げて清水ゴールに迫り、開始2分でカイオのシュートが右ポストに当たる場面を作るなど、攻めのプレッシャーを強めていく。
だが、清水も負けじと速攻で反撃に出て、後半13分にはカウンターから石毛秀樹のスルーパスで河井陽介が抜け出してシュートを放つが、これはGK正面。この日は左の2列目に入った石毛が、効果的なポジショニングやノヴァコヴィッチへのサポートを見せ、チームとしても前半から追加点のチャンスはいくつか作ったが、それを決めきれなかったことも敗因のひとつだった。
そして後半14分、鹿島が押し込んだ中からカイオがペナルティエリア左でドリブル突破を図り、遅れて対応した吉田豊に倒されてPKを獲得。これを小笠原満男が当然のように決めて(16分)、J1で16年連続ゴールという新記録を達成し、試合を振り出しに戻した。

ただ、その後にもう一波乱。後半18分、前半からノヴァコヴィッチに対して激しく当たっていた植田直通が2枚目のイエローカードを受けて退場。これで清水が数的優位を得ることになったが、そこからの戦い方が非常にもったいなかった。「相手が10人になってからもっと落ち着いて攻めれば良かった」と大前も悔やんだように、まだ同点で30分近く時間が残っている中で、それほど攻め急ぐ必要はなかった。これが鹿島なら、じっくりとパスをつなぎながら相手を疲れさせ、つけいるスキを与えないままジワジワと追い込んでいったことだろう。
だが、清水の選手たちは、同点に追いつかれた焦りがあったのか、早く点を取りたいという意識が出たのか、21分に手痛いカウンターを食らう。柴崎岳のパスから交代出場の遠藤康に飛び出され、たまらずイ キジェがファウルで止めて一発レッド。これで10人対10人になったばかりか、そのFKを小笠原に見事に決められ(後半23分)、逆転も許してしまった。
逆に言えば、10人になりながらも冷静にカウンターで攻めるスキをうかがい、ここぞという場面でキャプテンの小笠原がきっちりとFKを決めるあたりは、本当に鹿島らしい勝負強さ。さらに27分には、遠藤がまたもバイタルエリアで抜け目ない動きを見せ、その遠藤の左クロスをダヴィが頭で叩き込んで3点目をゲット。事実上これで勝負は決まった。

その後は、鹿島がスキのない試合運びを見せて、清水がリスクを負った攻撃的な交代策で反撃に出たがノーチャンス。鹿島が危なげなく2点差を守り切って、2008以来6試合連続で勝てていなかったアイスタで、貫禄の逆転勝ちを見せた。
終わってみれば、4連勝で3位に浮上した鹿島が、これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合。今後の優勝争いに向けて、注目すべき存在になりそうだ。
ただ、清水としても勝つチャンスは十分にあった。今の順位を考えれば、少なくとも勝点1は取らなければいけない試合だった。今後上位との戦いが続く中で、冷静かつしぶとく勝点を稼いでいくという部分も欠かせない要素になっていくだろう。

以上

2014.08.24 Reported by 前島芳雄

2014年8月24日日曜日

◆ケルン、開幕戦はスコアレスドロー…先発の大迫も見せ場なく途中交代(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140824/224399.html?view=more


ブンデス開幕節のハンブルガー戦に先発したFW大迫(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images


 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンは、ハンブルガーSVと対戦した。大迫は先発出場したが、長澤は負傷欠場となった。

 3シーズンぶりの1部復帰をホームで迎えたケルンは、大迫が積極的に前からの守備を見せるも、ハンブルガーの方に勢いがあり、前半だけで12本のシュートを放たれる。しかし、ゴールは許さずスコアレスで前半を折り返した。

 後半も、お互いチャンスはあったが、ゴールを割れない時間帯が続く。ケルンは、54分にマルセル・リッセがペナルティエリア内右に抜け出し、中央に折り返す。ハンブルガーDFにブロックされ、ハンドかと思われたが主審は取らず、こぼれた所にいち早く反応した大迫が、この日初めてのシュート。しかしこれも、ゴール右に逸れ、得点には至らない。その後、なかなかシュートまで持ち込めなかった大迫は62分にケヴィン・フォフトと交代となり、ピッチを後にした。

 ハンブルガーも86分に、コーナーキックのクリアボールをトルガイ・アルスランが見事なボレーを見せるも、ケルンDFが足を延ばしコースを変えたため、ボールはゴール右脇に逸れ、得点とはならなかった。

 ケルンが10本のシュートに対し、ハンブルガーは19本を放ったが、お互いゴールを奪うことができずスコアレスで試合終了。開幕戦は勝ち点1を分け合う結果となった。

【スコア】
ケルン 0-0 ハンブルガーSV

◆大迫が途中交代に悔しさ…自身のプレーに「納得できていない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140824/224484.html?view=more


開幕戦に先発出場したケルンFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images


 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはハンブルガーSVと対戦。両チームともに決定機からゴールを奪うことができず、試合は0-0の引き分けに終わった。

 今夏、ケルンに加入した大迫は先発出場するも見せ場なく、62分に途中交代となった。

 大迫は自身のプレーを振り返り、「納得はできていなので、これからが勝負だと思います」とコメント。悔しさを滲ませた。ケルンのロングボールを放り込むことが多いスタイルの中で、ボールを触る場面が少なかった大迫は、「ポジショニングはもっと変えた方が良かったと思うし、そこは改善の余地があると思う。これから徐々に良くしていかないといけないかなと思います」と続けた。

 スコアレスドローという結果については、「これからなんで。これからまた次に切り替えてやるしかないです」と話し、「もっと気を引き締めて1試合1試合やりたいなと思います」と気持の切り替えを強調した。

◆ケルン移籍の大迫、開幕スタメンでブンデス1部デビュー(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145731-145731-fl



[8.23 ブンデスリーガ第1節 ケルン0-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは23日、第1節2日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンはホームでハンブルガーSVと対戦し、0-0で引き分けた。大迫は4-2-3-1のトップ下で先発したが、得点に絡めず、後半17分に交代。負傷離脱中の長澤はメンバー外だった。

 昨季のブンデスリーガ2部で優勝し、3シーズンぶりの1部復帰を果たしたケルン。2部の1860ミュンヘンから加入した大迫はこの日がブンデスリーガ1部デビューとなった。

 序盤は故障でブラジルW杯を欠場したMFラファエル・ファン・デル・ファールトを中心にハンブルガーSVが攻勢に出る。ホームでの1部復帰戦を白星で飾りたいケルンも劣勢の時間帯を粘り強く耐え、前半は0-0で折り返した。

 ケルンは後半6分、左クロスにFWアンソニー・ウジャーがフリーで合わせるが、ヘディングシュートはGKの正面。同9分にはMFマルセル・リッセのマイナスのパスを大迫が左足で狙ったが、シュートは枠を大きく外れた。

 16日のDFBポカール(ドイツ国内杯)1回戦では先制点をアシストした大迫だったが、この日はゴールに絡めず、後半17分に交代。結局、最後まで両チームにゴールは生まれず、開幕戦はスコアレスドローに終わった。

◆ケルンの大迫はブンデスデビューも無得点、後半17分で交代(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140824-OHT1T50063.html



 ◆ドイツ・ブンデスリーガ 1FCケルン0―0ハンブルガーSV(23日・ラインエネルギー・シュタディオン)

 1部に復帰した1FCケルンの日本代表FW大迫勇也(24)とMF長沢和輝(22)はホームでハンブルガーSVと0―0で引き分けた。大迫は後半17分までプレーしたが無得点。長沢は欠場した。

 昨季2部の1860ミュンヘンで活躍し、今季からケルンに加入した大迫は、リーグ初戦で2トップの一角を務めた。目立った働きができないまま後半17分に交代で退く苦いブンデスリーガデビューとなった。

 押され気味の展開で、なかなかボールを引き出せなかった。ゴール前でパスを受けた後半9分の決定機にシュートを右に外し、サポーターからは大きなため息が起こった。

◆大迫 1部デビューも不完全燃焼 唯一のシュートは枠外へ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/24/kiji/K20140824008802020.html

ブンデスリーガ第1節 ケルン0―0ハンブルガーSV (8月23日)



 今夏に2部1860ミュンヘンからケルンに加入したFW大迫が開幕戦に先発して1部デビューを果たした。

 本職のトップではなく、4―2―3―1のトップ下でプレー。立ち上がりから積極的に攻撃に絡んだが、無得点に終わり、後半17分に途中交代した。後半9分にはリッセの落としたボールに反応。ダイレクトで左足を振り抜いたが、枠の右上に大きく外れた。これが唯一のシュート。「早く試合をやりたい」と開幕戦を心待ちにしていたが、不完全燃焼に終わった。

◆U-15クラブユース準決勝、延長制した清水と1点堅守の鹿島が決勝へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/youth/20140823/224244.html?view=more




 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント準決勝が23日に行われた。

 2度目の優勝を狙う名古屋グランパスU15と、初優勝を目指す鹿島アントラーズジュニアユースが対戦。後半の47分に鹿島のFW渡邉伶那斗がゴールを挙げて先制すると、そのゴールを守り抜いた鹿島が1-0で名古屋を下し、決勝へ駒を進めた。

 清水エスパルスジュニアユースは、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースと対戦。準々決勝で昨年王者の横浜F・マリノスジュニアユースを4-1で倒した広島が、18分に清水のオウンゴールで先制すると、5分後にMF仙波大志がゴールを挙げ2-0。さらに後半開始直後の47分にもFW明比友宏の追加点で3点差のリード奪う。しかし終盤から反撃を開始した清水は、62分と69分にFW大屋寛太が2ゴールを挙げて1点差に縮めるが、そのままアディショナルタイムに突入。すると試合終了間際に、清水のFW鈴木友也がゴールを決め同点に成功し延長戦へ。追いついた清水が勢いそのままに、延長前半開始直後の83分、MF鈴木魁人が値千金の得点で逆転。その1点を守りきった清水が激闘の末、広島に逆転勝利し、決勝進出を決めた。

 この結果、24日に行われる決勝の対戦カードは鹿島アントラーズジュニアユースと清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

【試合結果】
名古屋グランパスU15 0-1 鹿島アントラーズジュニアユース
清水エスパルスジュニアユース 4-3 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース

◆アジア大会代表の鹿島・植田、2度の警告で退場「勉強になった」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140823/jle14082322050008-n1.html

 J1第21節(23日、清水1-3鹿島、アイスタ)仁川アジア大会に出場するU-21(21歳以下)日本代表の鹿島の植田は、手倉森監督が視察した一戦で2度の警告で退場した。前半ロスタイムと後半18分に、ともにノバコビッチを倒した19歳のDFは「しょうがないですね」と反省した。

 センターバックでコンビを組む21歳の昌子も、ノバコビッチを倒して警告を受けた。試合中は判定基準への不満も表したが「外国人への対応は勉強になった」と素直に認めた。(共同)

◆鹿島・小笠原、J1新記録の16年連続ゴール達成も「興味ない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140824/jle14082405000006-n1.html



 J1第21節(23日、清水1-3鹿島、アイスタ)鹿島は35歳のベテランMF小笠原が、今季初ゴールを含む2得点。0-1の後半16分にPKを右隅に決めて同点。23分には約20メートルのFKを直接右隅に蹴り込み勝ち越した。J1新記録となる16年連続ゴール達成にも「興味ない」とそっけない。チームは今季初の4連勝で3位に浮上したが「後ろ(守備)はもっと耐え、先制して楽な試合にしないと」と苦言を連発した。

◆小笠原がPK&FK弾!!鹿島が清水に3発逆転で3年ぶり4連勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145700-145700-fl

[8.23 J1第21節 清水1-3鹿島 アイスタ]

 鹿島アントラーズはアウェーで清水エスパルスに3-1で逆転勝ちし、11年以来、3年ぶりの4連勝を飾った。これで8試合負けなし(5勝3分)となり、首位・浦和と勝ち点2差の3位に浮上。一方の清水は2連敗となり、ホームでの公式戦連勝も3でストップした。

 序盤は鹿島が攻勢に出た。前半11分、DF西大伍の右クロスからセカンドボールをMF小笠原満男がミドルシュートで狙うが、GKの正面。同23分にはFWダヴィのシュート性の左クロスがニアのゴールポストを直撃した。

 先制したのは清水だった。前半31分、DFイ・キジェの左クロスをファーサイドのFWノヴァコヴィッチがヘディングで折り返し、FW石毛秀樹が頭で落としたところをMF大前元紀が左足で流し込んだ。

 大前の公式戦3戦連発となるゴールで清水が1点をリードして前半を折り返したが、鹿島は後半14分、ドリブルでPA内へ切れ込んだMFカイオがDF吉田豊に倒され、PKを獲得。これを小笠原がゴール右隅に決め、小笠原の今季初ゴールで1-1の同点に追いついた。

 後半18分、鹿島DF植田直通が2枚目の警告で退場となるが、同21分にはMF遠藤康を倒したイ・キジェが決定的な得点機会の阻止で一発退場。両チームが退場者を出し、10人対10人となった。すると、このプレーで獲得したゴール正面からのFKを小笠原が右足で直接沈め、2-1と逆転。後半27分には遠藤の左クロスにダヴィが頭で合わせ、3-1と試合を決定づけた。

 PKとFKで2ゴールを挙げた小笠原は試合後のインタビューで「先に先制されたけど、チームが慌てず、逆転勝利まで持っていけたと思う」と振り返った。今季21試合目で待望の今季初ゴールを含む2得点。「これだけ試合をして2得点じゃ少ない」と話すと、3年ぶりの4連勝にも「僕たちは4連勝では満足しないし、まだ上にチームがいるので、もっともっと勝っていかないといけない」と力を込めていた。

◆鹿島4連勝、3位浮上(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14088029145181



J1鹿島は23日、静岡市のIAIスタジアム日本平で清水と対戦し、小笠原の2得点など3-1で逆転勝ち。4連勝で3位に浮上した。

鹿島は6季勝ちがなく「鬼門」となっている同スタジアムで前半31分に先制を許した。1点を追う後半16分、小笠原がPKを決めて追い付いた。その後両チーム1人ずつの退場者を出したが、鹿島は同23分、小笠原の直接FKで勝ち越し。さらに同27分、ダビのゴールで差を広げた。

◆鹿島4連勝 小笠原2発/清-鹿21節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140823-1355080.html



<J1:清水1-3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 試合序盤は、鹿島が優位に展開した。前半11分にカウンターから、最後はMF小笠原が強烈ミドル。同23分にも、再びカウンターからFWダヴィがポスト直撃のシュートを放った。

 しかし、均衡を破ったのは清水だった。同31分、左クロスからFWノバコビッチからMF石毛とつなぎ、最後はゴール中央に走り込んだFW大前が公式戦3試合連続となるゴールで先制のネットを揺らした。

 一方、現在3連勝中の鹿島も黙っていない。後半16分、MFカイオが倒されて獲得したPKをMF小笠原が冷静に決めて同点とした。ところが、直後の同18分にDF植田が2枚目の警告を受けて退場。再び清水に流れが傾くかに見えたが、同22分に清水のDFイも一発退場。数的同数となると、大きな2点目を奪ったのは鹿島だった。

 同23分、ゴール前のFKを小笠原が直接決めて勝ち越しに成功。続く同27分にも、ダヴィが頭で決定的な3点目を決めて勝負あり。鹿島が今季初の4連勝。清水は今季4度目の連敗となった。

◆【J1:第21節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177616.html

8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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●石毛秀樹選手(清水):
Q:今日は前のポジションでの先発ということで、どんな意識で入りましたか?
「(天皇杯で)3日前に出ているので、それほど緊張もせず、この間もそんなに悪くなかったと思っているので、その通りにやれればいいかなと。今日は左でしたが、相手のDFライン4枚と中盤4枚の間に落ちてこられれば、そこで前を向ければ良い仕事ができるなと思っていたので、とりあえずそこに入ることを意識していたし、あとは今日はアシストしましたけど、点とかアシストで目に見える結果がほしいと思って入りました」

Q:あのアシストのヘディングは狙い通り?
「最初は河井(陽介)くんにヘディングしたのに、河井くんが転んでいて、たまたま(大前)元紀くんがいたから良かったです。最初はヘディングで(シュートを)打とうと思ったんですけど、ノヴァ(ノヴァコヴィッチ)のボールが高かったから、そのままヘディングしても威力がないと思って、オーバーヘッドしようかとも思ったけど、河井くんが見えたから、そこに落としました」

Q:ノヴァコヴィッチ選手のサポートとか、うまく相手の間に入れていましたね。
「そのへんは、前半は良かったかなと思います。今日はノヴァがすごくつぶれてくれていたので、そこのこぼれ球を意識していて、個人的にはそんなに悪くはなかったかなと」

Q:チームとしても、前半は悪くなかったのでは?
「そうですね。後半も、要所要所で良いところもあったけど、ちょっとガタッと崩れちゃったところは良くなかったかなと思います」

Q:何かあっても崩れないというのは、向こうのほうが上手だと思いますか?
「はい。そこは完全に相手のほうが上手だったし、相手は1-2になってから本当にボールを回すのがうまくて、3点目もそこから決められちゃいましたが、やっぱり試合運びがうまいなと感じましたし、時間もうまく使われた部分がありました」

Q:前半のサッカーを90分間続けられればという手応えはありますか?
「そうですね。自分としても、最後にサイドバックをやったときは良くなかったなと思いますけど、前をやっている間はそこそこ良かったと思うので、そこを続けられれば、またチャンスは増えてくるかなと思います」

●河井陽介選手(清水):
Q:前半は、チームとして粘り強くやろうという意識だったのでしょうか?
「そうです。多少割り切って、しっかり守備のブロックを作ってやろうという形で監督も話していたので、それがある程度できて、うまくいっていた部分はあったと思います。そういう中で、自分にも大きなチャンスが2回ぐらいあったから、そういうところを決めれば、もっと楽な試合になっていたと思うし、本当にチームに申し訳ないです。そういうスキを見せると、鹿島はそれをしっかり突いてくるなと思いました」

Q:同点にされるまでは、イメージ通りの試合運びができていた?
「そうですね。でも、後半は相手がある程度修正してきたというか、若干前への圧力が強くなって、守備に回る時間が多くなって。前半は、そういう時間に我慢できたのは良かったですけど、後半は最後のところで我慢できなかったのが敗因かなと思います」

●ヤコヴィッチ選手(清水):
「前半はすごく良かったと思います。オーガナイズがすごく良くできていたし、相手のロングボール以外のところではうまく対処できたと思っています。そこからの逆転負けだったので、大きなショックを受けています。
後半の始まりも、その流れをキープしていて良かったと思いましたが、1失点してから少しずつ流れや雰囲気が変わってしまったと思います。相手が1人退場したときに、自分たちが何をしたら良いかという部分で、やろうとしていたことはやっていましたが、その後自分たちも退場者を出して、難しくしてしまったと思います」

Q:1失点してから流れが変わってしまった理由は?
「感覚としては、誰かに刺されたような感覚で落ち込んだ部分があったので、そのままやりたいプレーをする自信を失ってしまったのかなと思います。ただ、前半に関してはすごく良くできていたので、それはポジティブにとらえていきたいと思います。次の試合に向けてすぐに切り替えて、自分たちでしっかりやっていきたいと思います」

Q:戦っていて鹿島のイヤなところはどんなところでしたか?
「攻撃面で個々の能力が高いので、1対1の場面を作られるのはイヤな部分でした。だから、しっかりとカバーするということを考えてましたし、前半はあまり裏にも蹴られなかったし、うまくできたと思います」

●大前元紀選手(清水):
Q:個人として、点が取れていることに関してはいかがですか?
「それはいいですけど、結局勝っていないから、べつに何も思わないです」

Q:チャンスを作るということに関しては、良い感触が出てきているのでは?
「それはありますけど、もうちょっと精度を上げないといけないですね」

Q:前半は良い戦いができていたと思いますが
「45分が良くても、残りの45分がダメだったらダメだし、(大榎)克己さんも言っていたけど、サッカーは90分なので、1-0で折り返して満足してはいけないし、満足している選手はいなかったけど、もう一回しっかりやり直さなければいけなかったなと思います。とくに相手が10人になってから、もっと落ち着いて戦わないといけなかったかなと思います。まだ1-1だったのに、失点して余計に(攻めに)行かないといけない雰囲気になっちゃって、カウンターを食らったので」

●本田拓也選手(清水):
「鹿島もそれほど良かったわけではないと思うけど、その中でもPKとFKで勝ち越して、向こうのリズムになってという感じだったので、やっぱり勝ち方を知っているなと思いました」

Q:勝敗を分けたのはどこの場面だと思いますか?
「それは2失点目の僕のパスミスでしょ。あそこからカウンターになったから、(イ)キジェがファウルで止めるしかなくて。同点に追いつかれたというのもあったから、あそこは狙いに行って引っかかってしまって、あそこは自分の責任だと思います」

Q:なかなか結果が出ませんが、手応えはある中で今後の戦いは?
「このサッカーをやり続けるしかないと思います。やっていることは間違ってないと思うし、前半はそれで良い感じで戦えていたので、あとは90分間続けられるかどうかだと思います」

●遠藤康選手(鹿島):
「(退場者が出たことは)植田(直通)とか後ろの人が頑張ってノヴァコヴィッチを止めようとした結果だけであって、積極的にやった結果がああいうふうになってしまって、審判の判定もちょっと不安定だったと思いますが、その中でもチームとして成長しているなと、強くなっているんじゃないかと思います」

Q:カウンターのときに遠藤選手が非常に良いスペースに走り込んでいましたが、それは狙っていたことですか?
「そうですね。センターバックとサイドバックの間は、空いたらチャンスになりますし、そこをうまく突けばチームとしてうまく回るし、あとはバイタルエリアでボールをもらったりすれば、チームも1回落ち着くし、練習でやっている通りできたと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「この試合はけっこう失点しているし、逆転できたから良かったじゃなくて、やっぱり後ろがゼロで耐えなきゃいけないし、そういうところを見ていかないと勝てないと思います」

Q:PKの場面はいかがでしたか?
「PKは端っこに蹴れば入るので……」

Q:個人としてもこれで16年連続ゴールになって、Jリーグの新記録ですが?
「そうなんだ。自分の仕事はゴールすることじゃなくて、チームを勝たせることなので、そういう記録は興味ないです」

Q:PKを決めた後、すぐサブのメンバーのところに行きましたが?
「やっぱり彼らを含めてのチームなので、いつも僕らに声をかけてくれるし。チームのみんなで勝ち取った勝利だと思います」

Q:こういう乱戦のときに、どういうふうにチームとしてうまく試合運びをさせようとしますか?
「それはナイショです(笑)」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「今日は微妙なところでイエローカードとかもありましたけど、我慢強くできたと思いますし、10人になってからもしっかりつないでチャンスを作ったから、あそこでFKをとって相手が退場になって、そのFKからも点が入りましたし、そういうサッカーができたので。全体的にバタバタした感じはありましたけど、ここで勝つことはすごく難しいというのはわかっていましたし、去年も2点取ってそこからひっくり返されたというのもありましたし、ここで勝てたのはすごく大きいと思います」

Q:不測の状況が起こっても、バタバタしない強さがチームに出ているなと感じますか?
「今年の試合でも、ホームの神戸戦で青木(剛)が退場して、そこでPKを決められて、そこからまたポンポンと点を取られてしまった試合もありましたし、そういうところも経験として生きていると思います。そういう中で、先制もされましたが逆転したのはすごく良かったと思います」

Q:チームの力がついてきているなと?
「それは勝つことによってそうなっていくと思いますし、それがいちばんチームとして成長できますし、優勝争いすることがそうですし、引き続きそうなるようにできればいいと思います」

以上

◇【J1:第21節 清水 vs 鹿島】大榎克己監督(清水)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177614.html

8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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●大榎克己監督(清水):
「前半は、ゲームプラン通りと言いますか、しっかり形を整える守備のところがきちっとできていたと思います。立ち上がりは、ちょっと相手が前に前に人数をかけて、パワーを持ってくるということが多かったですが、そこのところも、みんなよく身体を張って頑張ってくれたと思います。
後半になると、うちのチャンスもできたんですが、逆に向こうのカウンター気味に縦に速い、前にドリブルが得意な選手がいる中で、そこの対応という部分で、結局ファウルをしなければいけない状況に……無理をしなくても良かった場面もあったかと思いますが、選手の中ではそのドリブルに対する対応ということで結局ファウルをとられて、PKとFKから2失点という形になってしまって、非常に残念なんですが……。
相手が1人退場になった中で、数的優位でいけるかなと思った矢先にまたうちも退場ということで、最後のところでは3点目を決められて、ちょっと攻め手がないような状況になってしまいました」

Q:前半はすごく良いゲームだったと思いますし、後半の立ち上がりも良かったと思いますが、流れが変わったポイントはどこだったと思いますか?
「やっぱり(ボールの)失い方。最後までやり切るような、攻撃をやり切って自分たちが整える時間が作れるような、シュートを打ちきるとかそういうことがなかなかできなくて。サッカーはミスのスポーツですからミスは出るんですが、その後の切り替えとかが、疲れもあったかもしれませんが、ちょっとルーズになったかなと思います」

Q:前半から両サイドバックの裏が鹿島に狙われていたと思いますが、後半に向けての対応は?
「サイドバックがあまり引っ張り出されないこと、そのへんはハーフタイムに注意をして、バランスはあまり崩さないであとは中盤との縦関係をきちんとする、マークの受け渡しにしても。サイドバックが引っ張り出されて、そのスペースを使われるというような場面には気をつけるようにというアドバイスをしました。とくに(イ)キジェのほうに長いボールを蹴ってくる感じで、あのセカンドボールを狙うような形が多かったので、石毛(秀樹)にはそのカバーリングというか、長いボールが入ったらそのスペースを埋めるような指示を試合中に出しました」

Q:最後に2トップとして入った瀬沼(優司)選手に対する期待度は?
「2トップにするかどうかということはあまり考えていないですが、この後ノヴァ(ノヴァコヴィッチ)が代表でいなくなることを考えると、彼が1トップでやってもらうというケースも出てくるかと思います。今日の場合は、最後に彼を入れてもあまり大きなゲームのチェンジはできなかったのかなという気がしますし、中に放り込んでパワープレー的な形になってしまっただけだったかなと思っています。ただ彼には、前で身体を張ってボールをしっかり収めること、スペースに出ていくこと、それからゴール前のクロスで得点に絡むプレーというのは期待しています」

以上

◆【J1:第21節 清水 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177615.html

8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「ここで試合をすると、毎回エスパルスとは好ゲームをやっていますし、今日もタフな試合になるだろうと予想していました。データでは、ここ数年勝っていないという報道がありましたが、それは我々にとってはプラスのモチベーションになって、その悪い記録を破るという意気込みが非常に高くなりました。

前半に関しては、レフェリーの判定に関して我々にストレスがありましたが、ハーフタイムまで行けたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと話して、落ち着いてやってくれたと思います。あと前半で問題があったのは、自分たちはパスワークを主体にしていますが、少し持ちすぎた選手が数名いたと思います。タメを作ってほしいという要求はしていますが、自分がやるべきゾーンというのが少しズレていたところがあって、チームのリズムというものを作れなかったことが非常に残念だし、改善しなければいけない部分でした。
ハーフタイムでは、まず選手たちを落ち着かせて、その後自分たちがやるべきことの整理をしました。それをピッチの中で表現した選手が、最後まであきらめずに走り続けて戦った成果が非常に良かったと思います。退場者が両チームに出たところで、どちらが主導権を握るのか、とくにボールを保持するという部分が非常に重要でしたが、そこでは交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思っています。

ハーフタイムで選手を落ち着かせて送り出して、後半はいきなり得点のチャンスもありましたし、前に行くという意識や積極性というものを立ち上がりから見せつけることができました。残念ながら我々のほうに退場があって、少し時間が経ってから相手にも退場者が出て、10対10の勝負になって多くのスペースができたところで、うちが主導権を持ってゲームを運ぶことができたこと。なおかつ限られたチャンスを確実に決めたことが、チームを勝利に導くことになったと思います。また、交代で入った遠藤(康)が、今日は非常に良い流れで良い勢いをチームにもたらしたと思いますし、不慣れな左サイドハーフに入った土居(聖真)も、非常に良いパフォーマンスを示したと思います。やるべき作業を徹底的に確実にやったことによって我々に得点が生まれて、勝利に近づいたと思っています。

もちろん、全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは、非常に評価できるところでもあります。また、柴崎(岳)と小笠原(満男)のドイスボランチの運動量が光ったと思います」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第21節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50862

J1 第21節 清水エスパルス戦

小笠原が2得点を挙げ、J1新記録樹立!鹿島がアウェイで清水を撃破、逆転勝利で4連勝!

先週末の甲府戦、開始直後に柴崎が放った強烈なロングシュートで先制し、1点を守りきって完封勝利を収めた鹿島が、リーグ7試合負けなしでアウェイゲームに臨んだ。第21節で清水と対戦すると、前半に先制を許したものの、後半に小笠原が2得点を挙げて逆転し、ダヴィが3点目を決めて3-1で勝利を収めた。これでリーグ戦4連勝となった。

鹿島は植田が2試合ぶりに先発復帰し、センターバックに入った。今季初の4連勝を目指す鹿島は立ち上がりから両サイドを広く使って攻撃を仕掛け、先制点を狙う。11分には、右サイドのカイオが浮き球のパスを最終ラインの背後へ送り、オーバーラップした西が中央へクロス。こぼれ球に小笠原が反応して右足で合わせたが、シュートは相手DFにブロックされた。23分には、自陣からのカウンターで柴崎が終盤を抜け出し、右サイドへ展開する。パスを受けたカイオがクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールをダヴィが拾い、角度のないところから左足シュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃して先制とはならなかった。

均衡を破ったのは清水だった。31分、浮き球のパスをペナルティーエリア内へ入れられ、ノヴァコヴィッチにヘディングで折り返されると、石毛を経由したボールを大前に蹴り込まれ、鹿島は先制を許してしまった。ファウルでプレーが止まる場面が多く、なかなかリズムに乗れない鹿島は、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

後半開始早々の47分、鹿島はいきなり決定機を作り出した。右サイドからのFKを小笠原が蹴り込み、ファーサイドへ流れたところにダヴィが反応してシュートを放つ。ペナルティーエリア内で混戦となり、こぼれ球をカイオが拾って右足ボレーシュートを打つと、強烈なボールはゴール右角のポストを弾かれてしまった。

鹿島は55分に遠藤を投入し、攻撃陣のテコ入れを図る。待望の同点弾は61分、キャプテンの右足から生まれた。カイオがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを、小笠原がゴール右隅へ冷静に突き刺した。J1新記録となる16シーズン連続得点で、鹿島がスコアをタイに戻した。

試合はここから荒れ模様となった。同点弾からわずか2分後の63分、植田がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となってしまう。10人での戦いを強いられた鹿島は、すぐに山村を投入。最終ラインを整備して、数的不利の中で逆転弾を目指した。すると66分、遠藤がペナルティーエリア手前でファウルを受け、今度は清水のイ キジェがレッドカードで一発退場となった。そして、直後のFKから逆転弾が記録された。小笠原が右足を振り抜くと、鮮やかな軌道を描いたボールがゴール右隅に決まった。

逆転を果たした鹿島は72分、左サイドでボールをキープした土居からのパスを受けた遠藤が正確なクロスを送ると、ダヴィがヘディングシュートを決め、3点目。リードを2点に広げた。

両チームに退場者が出る乱戦となったが、鹿島は冷静な試合運びで清水に反撃を許さず、3-1で逆転勝利。今季初の4連勝を達成し、勝点を39に伸ばして3位に浮上した。首位・浦和との勝点差は2、2位の鳥栖とは1差だ。いよいよ上位を射程圏内に捉えた鹿島は次節、カシマスタジアムでFC東京戦に臨む。8月反攻を締めくくる5戦目は、植田と遠藤、そして小笠原を出場停止で欠くこととなるが、チーム一丸となってサポーターとともに勝利を掴み、連勝をさらに伸ばさなければならない。



【この試合のトピックス】
・今季初、2011年以来のリーグ戦4連勝を果たした。なお前回は、2011年7月31日の第19節C大阪戦からの4試合で記録している。
・リーグ戦でのアウェイ清水戦勝利は、2007年4月21日に行われた第7節以来、約7年ぶり。前回は、柳沢の2得点で2-1と競り勝った一戦だった。
・小笠原がJ1新記録となる、16シーズン連続での得点を記録した。
・小笠原がリーグ戦での直接FKからの通算得点数を15に伸ばし、歴代3位タイに浮上した。
・小笠原のリーグ戦での1試合2得点は、2007年8月15日の第20節、千葉戦以来。
・ダヴィが今季のリーグ戦9得点目を記録した。
・植田が2試合ぶりの先発復帰を果たした。
・梅鉢が第17節の浦和戦以来、4試合ぶりのベンチ入りを果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・自分たちが前掛りになる時こそ、守備の意識を高く持つこと。
・焦らず、気持ちとボールを落ち着けて自分たちのサッカーを表現し続けよう。
・後半はギアを上げて、ポジティブなプレーを心掛けてほしい。

清水エスパルス:大榎 克己
・前半はプラン通り。良くやった。
・切りかえのところをしっかり集中すること。
・ディフェンスラインを下げないで、相手をペナ内に入れないように。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・清水とは好ゲームを毎回やっているので、タフな試合になると予想していた。データではここ数年、このスタジアムで勝てていないということがあったが、我々にとってはプラスの意味でのモチベーションになった。悪い記録を破るということで、意気込みは高いものとなった。
・前半に関しては、少しレフェリングの影響もあった。主審が過度の緊張をしてしまって、余計なイエローカードを与えてしまったり、ファウルの判定の部分でミスが少し見受けられた。そこで何らかの精神的な影響や余計な緊張を与えられたところはある。ただ、ハーフタイムまで持っていくことができたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと伝え、落ち着いてやってくれた。自分たちはパスワークを主体にしているのに、前半はボールを持ち過ぎた選手が数名いた。タメを作ってほしいとは要求しているが、それをやるべきゾーンが少しずれていた。チームのリズムを作れなかったのが残念で、改善しなければいけない部分だった。
・ハーフタイムではまず、選手たちを落ち着かせることを考えて、言葉をかけた。そして、自分たちがやるべきことの整理をした。それをピッチの中で表現した選手たちが、最後まで諦めずに走り続けて戦って得た成果は、非常に良いものだったと思う。両チームに退場者が出て、どちらが主導権を握るのか、ボール保持の部分が非常に重要だった。交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思う。
・ハーフタイムに選手を落ち着かせて、整理をして送り出したというところで、後半はいきなり得点のチャンスもあった。前へ行くという意識や積極性を後半開始直後に見せることができた。残念ながら我々に退場者が出て、時間が経ってから清水にも退場者が出て10対10の勝負になった。多くのスペースができたところで、うちが主導権を持って試合運びができた。なおかつ、数少ないチャンスをしっかり決めたところが、チームを勝利に導く形になったと思う。
・交代で入った遠藤選手が、非常に良い流れ、良い勢いをチームにもたらしたと思うし、不慣れな左サイドハーフに入った土居選手も非常に良いパフォーマンスを示したと思う。やるべき作業を徹底的に、確実にやったことで、我々に得点が生まれて、勝利に結びついたと思う。
・当然ながら全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは評価できる。また、柴崎選手と小笠原選手の運動量が光ったと思う。
・PKを取ったカイオ選手は、左サイドハーフでプレーをしている。サイドハーフには常に、ペナルティーエリア内では仕掛けたり相手に向かっていくことを要求している。それがなかなかできていなかったが、今日はそういう気持ちを持ったことを評価しているし、うれしく思っている。
・イエローカードは数多く出たが、カードをもらった選手には落ち着いてプレーするように、ハーフタイムに伝えた。

清水エスパルス:大榎 克己
前半はゲームプラン通りで、しっかり形を整える守備をできていた。立ち上がりには、相手が人数をかけて前へ前へというパワーを持って出てくることが多かったが、体を張って良く頑張ってくれたと思う。後半はうちのチャンスもできたが、相手のカウンター気味の縦へ速い攻撃があり、ドリブルが得意な選手がいる中で、そこへの対応という部分で、結局ファウルをしなければいけない状況になり、無理をしなくても良い場面もあったと思うが、そこへの対応でファウルを取られてPKとFKから2失点という形になった。非常に残念だった。相手が1人退場になった中で、数的優位で行けるかなと思ったところで、こちらも退場者が出て、3点目を決められて、最後のところでは攻め手がないような状況になってしまった。


選手コメント

[試合後]

【小笠原 満男】
PKは、はじに蹴れば入る。16年連続ゴールの新記録は興味がない。自分の仕事はゴールじゃなくて、チームを勝たせること。(ゴール後は)いつも応援してくれているから彼らの方へ行った。サポーターを含めてのアントラーズ。チームみんなで勝ち取った勝利。

【遠藤 康】
とりあえず勝てて良かった。植田の退場は、後ろの選手が止めようとした結果。悪いわけではなく、積極的にいっただけ。CBとSBの間を上手く突けば、チームとして上手く回ると思っていた。練習でやっている通りのプレー。逆転出来ているので、チームとして成長しているし、強くなっている。

【山村 和也】
勝って良かった。指示はセットプレーのマークの確認だけだった。源がカードを1枚もらっていたので、ノヴァコヴィッチは自分がマークについていたが、流れの中でついていく訳にいかない時があり、結果、源が行く形になった。途中から入る機会が多かったので、今回はスンナリ入れたと思う。

昌子選手、中村選手、柴崎選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

2014年8月23日土曜日

◆U-17代表、ウクライナに大敗で連敗(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145648-145648-fl

 チェコ遠征中のU-17日本代表は21日、第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントの第2戦、U-17ウクライナ代表戦に臨み、1-4で敗れた。前半だけで3失点を喫すると、4点ビハインドの後半33分にMF高木彰人(G大阪ユース)のゴールで1点を返すのがやっとだった。

 大敗にイレブンも肩を落とす。JFAによると、MF小林颯(四日市中央工業高)は「1対1の強さ、球際の強さを改めて感じさせられました」。MFサイ・ゴダード(トッテナム)も「相手が嫌がるポジションでボールを受けることはできましたが、ラストパスやシュートの精度をもっと高めなければいけないと思いました」と課題を口にしている。

 2連敗の日本は23日にU-17ハンガリー代表と5位6位決定戦を戦う。

[先発]
GK:阿部航斗
DF:坂井大将、村松航太(55分→野田裕喜)、山川哲史、浦田樹
MF:小林颯(50分→高木彰人)、鈴木徳真(60分→久保田和音)、井上潮音、サイ・ゴダード(70分→長沼洋一)
FW:岸本武流、杉森考起

[控え]
GK:小島亨介
DF:町田浩樹
FW:加藤陸次樹

◆ALSチャリティーはドイツにも…氷水かぶった岡崎が内田やゴン中山指名(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140822/224060.html?view=more


ALSのチャリティー運動に参加し、パク・チュホに水をかけられた岡崎 [写真]=1. FSVマインツ05


 難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するため、SNSで全世界へ広がりを見せる「アイス・バケツ・チャレンジ」に、マインツ所属の日本代表FW岡崎慎司が参加した。

 同運動は、知人などから指名された人物がALS支援の寄付のため100ドルを寄付するか、24時間以内に氷水をかぶって次に挑戦する3人を指名する動画をSNSで公開する、もしくはその両方を行うというチャリティー活動。著名人が多数参加し、世界各地で話題となり、多額の寄付が集まっている。

 岡崎はクラブの同僚である韓国代表DFパク・チュホに指名されての参加。同じくマインツのドイツ人GKロリス・カリウスに指名されたクーネルトGKコーチとともにピッチに立つと、岡崎は日本語で「ALSを支援したい」とコメント。次の挑戦者には、以前から憧れの存在と公言している元日本代表FW中山雅史氏、ドイツでともに活躍するシャルケの日本代表DF内田篤人、シュトゥットガルト所属時代の同僚である同代表DF酒井高徳を指名。パク・チュホから豪快に水をかけられる様子が、マインツの日本語版公式Facebook(https://www.facebook.com/1fsvmainz05jp)上で公開された。

 世界各地に大きく広がっている同運動。サッカー界でもクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ、ネイマールといった現役選手以外にも、デイヴィッド・ベッカム氏、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督、元マンチェスター・U指揮官のデイヴィッド・モイーズ氏らが次々と参加している。

 日本サッカー界ではJリーグの村井満チェアマンや横浜FC所属のFW三浦知良、マンチェスター・U所属の日本代表MF香川真司らがバトンを受けとり、動画を公開している。

◆内田 リーグ初戦欠場 指揮官「リスクを冒したくない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/23/kiji/K20140823008794380.html

 シャルケのDF内田が23日のリーグ初戦、ハノーバー戦を欠場することが分かった。7月17日に右膝の故障で離脱し、全治2~3週間と診断され、最近、練習に復帰したばかり。

 ケラー監督は21日の記者会見で「リスクを冒したくない」と話し、試合に同行させない考えを明らかにした。

◆U-15クラブユース準々決勝…広島が昨年王者の横浜FM破りベスト4へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/youth/20140822/223882.html?view=more



 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント準々決勝が22日に行われた。

 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは、横浜F・マリノスジュニアユースと対戦。横浜FMは、前の試合で2得点を挙げてチームを勝利に導いたMF佐藤悠太が、この試合でも先制点を挙げてリードを奪う。しかし広島が前半終盤にMF仙波大志の同点ゴールで試合を振り出しに戻し折り返す。後半は広島のFW明比友宏が逆転ゴールを挙げると、途中出場のFW桂陸人も追加点。さらに明比友宏がもう1点追加し、4-1で広島が昨年王者の横浜FMを相手に快勝し、ベスト4進出を決めた。

 同大会で優勝5回、準優勝3回を誇る清水エスパルスジュニアユースは、初優勝を目指すコンサドーレ札幌U-15と対戦した。前半は、札幌がMF佐藤大樹とFW山保璃空のゴールで2-0とリードをして折り返す。後半は一転して、清水のMF吉田峻とMF白井海斗が得点を挙げて2-2と同点に成功。しかし試合は80分、さらに延長の20分では決着がつかずPK戦へ突入。後攻の札幌が4番手までに2人が失敗したのに対し、清水は3番手の1人が失敗するも、5人目が成功し4-2で試合が決まった。 

 昨年準優勝のFC東京U-15深川は、1点が遠く名古屋グランパスU15に0-1で敗戦。共に初優勝がかかっている鹿島アントラーズジュニアユースと栃木SCジュニアユースの対戦は、鹿島が2-1で勝利し、準決勝へ駒を進めた

【試合結果】
FC東京U-15深川 0-1 名古屋グランパスU15
鹿島アントラーズジュニアユース 2-1 栃木SCジュニアユース

清水エスパルスジュニアユース 2-2(PK:4-2) コンサドーレ札幌U-15
横浜F・マリノスジュニアユース 1-4 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース

■準決勝の対戦カード(8月23日開催)

名古屋グランパスU15 vs 鹿島アントラーズジュニアユース
清水エスパルスジュニアユース vs サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース

◆清水、90分走りきれるか鍵/清-鹿21節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140823-1355080.html

<J1:清水-鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 18時キックオフ。

 【清水】鹿島を相手に、ホーム日本平では08年から6戦負けなし(4勝2分け)と相性が良い。しかし、20日の天皇杯3回戦から中2日と鹿島に比べて日程的に厳しい。この2日間は軽めのメニューで体力回復に集中してきたが、大榎監督は「多少の疲れはまだ見える」。90分間、最後まで走りきれるかが勝利への重要なポイントとなりそうだ。

◆【J1第21節予想スタメン 清水vs鹿島】リーグ戦再開後無敗の鹿島、柴崎ら若手が好調を支える(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140822/223770.html?view=more


主軸として好調を支える柴崎 [写真]=Getty Images


■清水エスパルス アイスタでの鹿島戦は7試合負けなしと好相性を誇る

 天皇杯3回戦の札幌戦を2-1で制した清水。直近のリーグ戦で先発した河井陽介、ノヴァコヴィッチ、杉山浩太を温存してスタートし、最後は河井、ノヴァコヴィッチを投入することにはなったが、90分で試合を終わらせることができ、体力の消耗は最小限にとどめることができた。

 今節は、公式戦二度の対戦で今年1勝もできていない鹿島と対戦する。ただし、それは全てアウェーでの試合。アイスタでは、2008年から7試合で一度も負けていない。鹿島との相性の良さはそれだけではなく、無敗記録が始まった2008年の対戦では、当時プロ入り1年目の本田拓也のプロ初ゴールで勝利している。また、昨年の第23節では、途中出場した高木俊幸がプロ初のハットトリックを達成。「鹿島戦には良いイメージが焼きついている」(高木俊)と、選手たちも相性の良さを実感しているようだ。

 ただ、鹿島とのコンディションの差はあるかもしれない。中2日という過密日程での試合となる。試合の翌日21日は、「疲れを取るにはプールが良いと思った」(大榎克己監督)と、練習場の隣にあるプールで調整。アフシン・ゴトビ前監督の下では行われていなかった調整方法に、選手たちは一様にリフレッシュした模様だが、ボールを使ったトレーニングは試合前日のみとなってしまう。セットプレーでの失点が2試合続いており、その修正がどのように進むか。そこが試合までの課題となる。(田中芳樹)

■清水予想スタメン

4-2-3-1

GK
櫛引政敏

DF
吉田豊
平岡康裕
杉山浩太
イ・キジェ

MF
本田拓也
六平光成
大前元紀
河井陽介
高木俊幸

FW
ノヴァコヴィッチ

■鹿島アントラーズ 中断明け6試合連続無敗と好調を維持、若手選手の台頭がチームを支える

 鹿島の調子が良い。開幕3連勝以降2度目となる3連勝で中断明けから6試合連続無敗を記録した。暑さの中でも走れていることが好調の要因と言えるだろう。柴崎岳、昌子源、土居聖真といった92年組を中心に、若くて活きの良い選手が先発に名を連ねる今のチームは暑さにも強い耐性を持つ。さらに、登録が遅れていたジョルジ・ワグネルも次節から出場が可能となる模様。"優勝請負人"と名高い大ベテランが若いチームを下支えすることになれば、落ち着いたゲーム運びや臨機応変にゲームを読む力など、苦手とされる部分も補強することができそうだ。遠藤康や赤崎秀平など、けがをしていた選手のコンディションもベストな状態に戻ってきた。

 とはいえ、今節は2008年からずっと未勝利が続いている日本平での清水戦となる。さらに前節の内容は決して褒められたものではなく、第20節にして初めて相手よりシュート数が少なく、初めて二桁に届かなかった。水曜には柴崎が途中で練習を切り上げるなど、夏場の疲労が蓄積しつつあることも懸念される。

 しかし、開幕時には薄すぎると思われた選手層は、若い選手が試合に出る経験を積んで鍛えられ、一人や二人の選手が代わってもチームの質は保てるようになってきた。この連勝中も、遠藤がいない間は中村充孝が、前節は植田直通の代わりに青木剛が、勝利に貢献してきた。2007年は3連覇が始まった年。その時以来となる日本平での勝利を目指す。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
曽ヶ端準

DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗

MF
柴崎岳
小笠原満男
カイオ
土居聖真
中村充孝

FW
ダヴィ

◆【J1:第21節 清水 vs 鹿島】プレビュー:難敵・鹿島をホームに迎える大榎エスパルスの正念場。集中した粘り強い戦いで、鹿島に3カ月半ぶりの黒星をつけられるか(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177529.html

8月23日(土)J1 第21節 清水 vs 鹿島(18:00KICK OFF/アイスタ)
☆クラブ対抗totoリーグ第2ターン投票受付中!
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監督交代後の成績がホームで1勝、アウェイで2敗の清水。大榎克己監督の色は少しずつ試合にも表われ始めている中で、今度のホーム2戦目は、チームにとって大きな正念場となる。対戦相手の鹿島は、現在7戦負けなし(4勝3分)で、首位の浦和と勝点4差の4位。チームの若返りを図りながらも鹿島らしい勝負強さがかなり出てきており、水曜日の天皇杯の試合がなかったので体調面でも有利。再建途上の清水にとっては、非常に難しい相手と言える。

現在13位の清水は、16位のC大阪とは勝点5差で、ここから鹿島、鳥栖、浦和、神戸、G大阪と上位陣との戦いが続く。チームの空気としては、選手もサポーターも非常に明るく前向きだが、おかれた状況はけっして楽観視できるものではない。だからこそ、ホームでは何としてもしぶとく勝点をつかんでいきたいところだ。
そのためにまず重要になるのは、守備を安定させ、失点を減らすことだ。簡単にDFラインの裏をとられてしまう問題はある程度改善されてきたが、まだ淡泊な失点が多く、前節の仙台戦ではカウンターへの対応が課題となって表われた。また、水曜日の天皇杯を含めると2試合連続でセットプレーから同じような形で失点を喫している。セットプレーからの失点の多さは、監督交代以前からの課題で、そう簡単に減らせるものではないだろうが、セットプレーも大きな武器のひとつである鹿島に対しては、本当に意地を見せなければいけないところだ。

その意味では、「監督と選手の間でも選手同士でもしっかり話し合いながらいろんな課題を修正できているので、自分たちもやりやすい」(六平光成)と、以前よりも選手たちが自分たちの課題として前向きに取り組むことができているのは明るい材料と言える。

清水の攻撃に関しては、ボールの動きは徐々に良くなってきているものの、しっかりと崩しきって決定機を作れている場面はまだ少ない。ここは一朝一夕で劇的に変わるものではないので、急に得点力が大幅アップするというのも考えにくい。ただ、天皇杯・札幌戦では、チームの2大エースである大前元紀とノヴァコヴィッチがそれぞれ良い形でゴールを決めているのは大きなプラス要素。スーパーサブの村田和哉は相変わらず好調を維持しているので、その2人が個人レベルで調子を上げてくるだけでも、得点力はかなり変わってくるはずだ。

対する鹿島は、前節の甲府戦では「パスミスだったり、判断ミスだったり、自分たちで自分たちの首を絞めていた。今日は良かったのは勝点3を取ったことだけ」(トニーニョ セレーゾ監督)と指揮官も怒りを見せたように、ホームで自分たちがサッカーができず、シュート数も7本にとどまった(今季の1試合平均は14.8本)。だが、それでもきっちりと相手の攻撃を無失点に抑えて勝ちきれるのは鹿島らしいところ。また、チームの中核に成長した22歳の柴崎岳が、ボランチながらここ4試合で3得点と高い得点力を発揮しているのも、チームにとって本当に頼もしいところだろう。

そうした両者のチーム状況から現実的に考えれば、清水としては打ち合いに持ち込んで勝てるとは考えにくい。やはり「守備のバランスを保って、簡単に失点しない戦い方をしなければいけない。それが自分たちが点を取るためにも大事になる」という大榎監督の言葉通り、まずは失点を抑える我慢強い戦いが必要になるだろう。当然、セットプレーでの失点もなくさなければならない。
ただ、「最近はやっぱり鹿島だなという感じになってきているし、今のJリーグの中でかなり難しい相手」と昨年まで鹿島にいた本田拓也が語るように、清水の選手たちには、辛抱強く、粘り強く戦わなければいけないという覚悟はできている。だから清水サポーターとしても、そういう戦いであることを理解し、最後まで選手たちに力を与え続けてほしい。

以上

2014.08.22 Reported by 前島芳雄

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