日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月19日土曜日

◆鹿島幹部ジーコが手術成功報告「順調な回復に感謝」昨季終了後にブラジル帰国(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズのクラブアドバイザーであるジーコ氏は17日、母国ブラジルで手術を受けたことを明かした。

 現在68歳のジーコ氏は日本代表監督として2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会に出場。2018年7月からテクニカルディレクターという立場で古巣である鹿島アントラーズを支えていたが、昨年12月にブラジルへ帰国していた。また、帰国前にはインスタグラムに日本で仲良くなった方々と一緒に収まった写真を投稿。これには、ジーコ氏が杖をついていたこともあり、一部の鹿島アントラーズサポーターから健康面を心配する声が上がっていた。

 そんなジーコ氏は今月17日にインスタグラムを更新。病院のベッドで横になる自身の姿をアップするとともに「右股関節に人工軟骨を入れる手術が成功して部屋に戻ってきた。神様に感謝しているよ。皆さんからの愛情あふれるメッセージと、順調な回復に感謝している。痛みから解放されて前に進むように(願っているよ)」とコメントを残している。

 ジーコ氏は昨季までと異なり、今季からは現場で直接選手たちに指導する機会はほとんどないものとみられる。それでも自身の健康面と相談しながら引き続き鹿島アントラーズのタイトル獲得にむけて邁進するはずだ。








【参考】google翻訳 ポルトガル語→日本語

Ja no quarto e graças a Deus deu tudo certo na colocação da prótese no quadril direito. Obrigado a todos pelas mensagens de carinho e de boa recuperação. Vamos em frente e livre das dores.

すでに部屋にいて、神に感謝します。右股関節にプロテーゼを配置することですべてがうまくいきました。 愛情と回復のメッセージをありがとうございました。 先に進み、痛みから解放しましょう。

◆湘南DF杉岡大暉に第一子誕生「頑張ってくれた妻と我が子を支えていくことができるよう」(ゲキサカ)






 湘南ベルマーレは18日、DF杉岡大暉(23)に第一子となる男の子が誕生したと発表した。

 杉岡はクラブを通じて「2月12日に男の子が産まれました。命がけで産んでくれた妻、そしてコロナ禍の中で立ち会うことができましたが、支えてくださった医療従事者の皆さんに心から感謝しています。頑張ってくれた妻と我が子を支えていくことができるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。いよいよ明日シーズンが開幕しますが、チームの勝利のために戦っていきます。今シーズンも応援よろしくお願いします」と喜びと意気込みを伝えている。





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◆湘南DF杉岡大暉に第一子誕生「頑張ってくれた妻と我が子を支えていくことができるよう」(ゲキサカ)







◆J2仙台MF遠藤康「勝つ姿勢見せる」ホーム開幕戦へ「いつも通り」主導権握るサッカー体現(ニッカン)






J2ベガルタ仙台は18日、仙台市内で約1時間の調整(冒頭の20分のみ公開)。20日、新潟とのホーム開幕戦(ユアスタ)に向け、準備を整えた。練習後、今季新加入のMF遠藤康(33)が取材に応じ「いつも通りのコンディションできていると思う。試合(開幕戦)の時に気持ちは高まってくるのかなと思います」と心境を口にした。

「J1復帰」のピースとなる。昨季までJ1鹿島で15年間プレー。リーグ通算300試合出場を達成するなど、積み上げてきた経験は豊富だ。原崎政人新監督(47)率いる「新生・ベガルタ」が掲げる「主導権を握るサッカー」を体現するキーマンの1人として期待は大きい。遠藤は「90分間の中で、勝つ姿勢を見せることが僕の役目だと思っています」と意気込んだ。

生まれ故郷の子どもたちに夢を届ける。遠藤は宮城県出身で、ユース時代まで塩釜FC(宮城)でプレー。06年以来16年ぶりの凱旋(がいせん)”となり、今シーズンは県内の子どもを対象に「YASUシート」30席を設置。プロサッカーの試合を生観戦できる機会をつくった。「より多くの子どもたちにユアスタでの試合を見てもらって『僕もプロになりたいな』とか、仙台からプロの選手が輩出されるきっかけになってくれたらうれしい」と思いを語った。

J2降格から巻き返しを期すシーズンが幕を開ける。「ホーム開幕戦を勝っても、最後一番上にいないと意味がない。(開幕戦を)全試合の中の1試合と割り切って終わった時にみんなで笑い合いたい」と言葉に力を込めた。【佐藤究】




◆J2仙台MF遠藤康「勝つ姿勢見せる」ホーム開幕戦へ「いつも通り」主導権握るサッカー体現(ニッカン)





◆鹿島で15年を過ごした遠藤康。貫き、芯を通して、大きくなったその背中で、仙台をJ1へ導いていくだろう(サッカーダイジェスト)






「うまくなるために」毎日練習に向かった


 遠藤康は15年を過ごした鹿島を離れ、今季から仙台でプレーすることを選んだ。

 選手とクラブの橋渡しをする選手代理人の存在や、考え方の変化で移籍のハードルが低くなった時代。デビューから同一チームでプレーするバンディエラと呼ばれるような存在は、すでに絶滅危惧種と言っていいかもしれない。

 そんな時代背景にあって、遠藤は貫いた。「一番サッカーがうまくなれるチームは、ここ以外にない。練習だけでうまくなれるのだから移籍したいとも思わない」。本当に芯の強い選手だった。

 在籍15年で、シーズンを通してポジションを守り通した年はない。キャリアハイの10得点を挙げた2014年でも、夏場にはサブ組に転落している。常に競争にさらされた。相手は本山雅志、野沢拓也と屈指のMFに、ブラジルでキャリアを積んだ助っ人たちが続く。

 2列目はいつの時代も戦国時代だった。若い時に「もっとやらないと」と思うのは自然だが、中堅になっても同じ思いを持ち続けられるかは別の話。子だくさんに恵まれた遠藤は特に今後の人生を考えた選択をしてもおかしくなかったが、次から次に競争相手を送り込んでくるクラブを不満に感じるどころか、苦しい素振りすら見せずに「うまくなるために」毎日練習に向かった。

 168センチと小柄で、お世辞にもスピードがあるとは言えないが、相手を引き付け、味方のスペースと選択を生み出すドリブルは、同じタイプのダニーロが在籍していた期間を除けば、唯一無二の武器となった。

 そして、練習の緊張感を大事にしてきたクラブにとって、遠藤が流す汗が欠かせなかった。小澤英明、杉山哲、大岩剛、青木剛、小笠原満男、クォン・スンテ。出番が少なくなっても練習で貢献してきた選手たちの中に、遠藤も間違いなく加えられる。

 退団はクラブとの話し合いで決まった。

 タイトル奪還を目指すクラブからは、新監督に移行し、より機動力を生かしたサッカーを目指すという説明を受けた。遠藤の持ち味が発揮されにくい状況になる。そのうえで「まだ他クラブから声がかかる状態で進路を選んでほしい」と選択肢を与えられた。

 戦力だが、今後出場機会が減っていくことは明らか。そこで今後の人生を考慮し、選手に判断をゆだねる。名古屋に渡った秋田豊、京都に向かった柳沢敦も同じ形で去った。レジェンドたちと同じ提案をされ、遠藤もまた同じ決断を下した。


追うものがあったからこそ――





 15年、いつも誰かの背中を見ていた。細かいことを気にしない話しっぷり、勝敗へのこだわりには、同じ東北出身の小笠原満男の影響を強く感じる。チームメイトに厳しく注文する姿は、自身の代理人を務める新井場徹の姿と重なる。チームを取りまとめる姿は、本山雅志。追うものがあったからこそ、15年間も芯を通せたと言い換えられるかもしれない。

 移籍に際し、遠藤はコメントを出した。

「2007年に加入してから15年間、アントラーズでたくさんのことを学びました。多くの偉大な先輩たちの背中を追いかけながら、常にタイトルが求められるクラブで日々戦い、サッカー選手として、人として成長することができました」(鹿島退団コメント)

「高校卒業まで宮城県で過ごした自分にとって、ベガルタ仙台でプレーすることは故郷に帰ってきたような感覚でいます。J1昇格という目標を達成するため、勝利に貢献するとともに、これまでの経験を伝えていくことも自分の役割だと思っています。クラブ全体でひとつとなり、共に戦っていきましょう。応援、よろしくお願いします」(仙台加入コメント)

 1年でのJ1返り咲きを目指す仙台。遠藤は、追ってきたからこそ大きくなったその背中で、チームを導いていくだろう。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)



◆鹿島で15年を過ごした遠藤康。貫き、芯を通して、大きくなったその背中で、仙台をJ1へ導いていくだろう(サッカーダイジェスト)





◆鹿島岩政コーチがG大阪戦で初指揮 新しい鹿島を作る一歩へ(報知)






 鹿島の岩政大樹コーチがアウェーG大阪戦で、指導者として初陣を迎える。レネ・バイラー監督がコロナ禍による入国制限のため、チーム合流は3月以降となり、ルヴァン杯と合わせた序盤の公式戦5試合は代理で指揮を執る見通しだ。初戦を前にオンラインで会見した岩政コーチは「5連勝で(監督に)引き継ぐと選手に宣言しているので、5連勝で引き継ぎたい」と意気込んだ。

 岩政コーチは2018年に現役を引退後、様々な角度からサッカーを学んだ。大学サッカーの指導に携わり、テレビ解説、評論家としても活動。「色んなことに挑戦して、自分がどの道に進むべきか、見極めたい。どの可能性も消したくない」とし、本の出版にも積極的に取り組んできた。昨年12月、古巣の鹿島からオファーを受けた。5シーズン、国内タイトル獲得から遠ざかる鹿島変革の一翼を担うことを期待され、「迷うことはなかった」と快諾した。

 就任後は選手に過去よりも「今、未来」。そして模倣よりも「創造」を意識させた。

 「僕が(鹿島の選手として)勝っていたのは13年も前の話。当時とはサッカーもまるで違う。あの時代のことを追いかけようとしても意味がない。自分たちで新しいサッカーを作ろう」

 「もし僕が選手だったら、勝ってきた時代の人が来て、勝っていたぞという話をしたら胡散臭くて仕方がない。そうはなりたくない。新しい時代を作らなきゃいけない立場にいる。昔の価値観が、邪魔になることもある。新しい強さを身につけ、勝ち取ることで世界にアピールしていく」

 この言葉に背中を押され、昨季まで歴史を気にしていた選手たちの視線は前へ、そして苦しそうだった表情にも変化が見て取れる。

 そんな岩政コーチが思い描く、開幕戦のプランは「がっぷり四つ」。現役時代から選手名鑑を読むことを趣味とするほどの研究家。G大阪対策はいくつも考えただろうが、「小手先で片野坂監督に挑もうということではなく、がっぷり四つで行こうと。開幕戦はそういう組み方にしようと思っている」と自分たちの形を最優先にメンバーを決めていく方針だ。

 鹿島がどのように変わり、的確な解説でお茶の間をうならせた岩政コーチはどう動くのか。ドキドキとワクワク。開幕戦ならではの空気を感じられる一戦になる。


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◆鹿島岩政コーチ、監督代行する5試合で5連勝目標「心境が変わって」決意、19日G大阪と開幕戦(ニッカン)






鹿島アントラーズの岩政大樹コーチ(40)が18日、19日のガンバ大阪との開幕戦を前にオンライン取材に応じ、監督代行として指揮をする5試合で5連勝することを目標に掲げた。

今季から指揮を執るスイス人のバイラー監督が、政府による新型コロナウイルスの防疫対策などもあり、まだ入国ができていない。3月には緩和されるとみられるが、当面、岩政コーチが監督代行として指揮を執る。

岩政コーチは「おそらく、この5試合は僕が任されることになる」とし「最初は5戦負けなしで引き継ぎたいと思ったが、(2月13日のプレシーズンマッチで)水戸に負けてから心境が変わって5連勝で監督に引き継ぐことを目標にしていきたい」と決意を述べた。

水戸ホーリーホック戦は勝敗より、各選手が迷い無くプレーできているかに焦点を当てていた。だが、敗戦の翌日のオフに、選手時代に負けた後の休みの日を思い出し、悔しさがふつふつとわいてきたという。

「オフの日の心境の揺れ動きから、勝ちたいという感情が出てきて。それを選手たちに正直に伝えた」と明かした。常勝鹿島を知るOBは、コーチになっても勝利へのこだわりは変わっていないようだ。

バイラー監督は、選手選考などを現場に一任している。岩政コーチも「言い方は難しいが、現場を預かるのは僕。監督も現場主義で、そこは僕に非常に似ている印象。そういう面で現場でしか判断できないのは現場で決めろとおっしゃっていただいている。監督に責任を僕がおしつけることは一切無い。すべて僕という言い方で問題ない」と説明する。

キャンプやプレシーズンマッチで指揮はしたが、公式戦となると「プレッシャーはまるで違う」と明かし「楽しみながらも苦しんでいるという日々」と表現する。

鹿島は開幕戦は16年を最後に勝っていない。16年は今季と同じパナスタ(吹田スタジアム)でのG大阪戦だった。チームの完成度を問われると「勝ったら100%、負けたら0%」と岩政コーチらしい答えを口にした。常勝軍団復活へ、まずは最初の公式戦で白星をつかみに行く。

【岩田千代巳】


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◆J1鹿島、開幕戦勝利へ 19日、G大阪戦 守備乱さず大胆に攻撃(茨城新聞)






明治安田J1第1節最終日は19日、各地で8試合が行われ、鹿島はパナソニックスタジアム吹田でG大阪との開幕戦を迎える。キックオフは午後2時。2016年以来の開幕戦勝利を挙げ、若いチームは勢いに乗りたい。

監督不在という異例の状態でシーズンをスタートする。完成度について、岩政コーチは「勝ったら100%、負けたら0%」と結果を最重要視する姿勢を示した。

17日の練習では相手の2シャドーに対する守り方を確認した。守備陣の連係を乱されることなく守り、ダイナミックに攻撃に転じたい。細かいパスに固執せずに、ロングボールを活用しながらスペースの攻略を図れれば、好機が生まれるはずだ。

G大阪は戦術家の片野坂監督が指揮する。J3だった大分をJ1まで昇格させ、昨年は天皇杯全日本選手権で準優勝に導いた。就任1年目とはいえ、組織的な攻撃を仕掛けてくるだろう。

その中で昨季13ゴールでエースのパトリックは警戒が必要だ。攻撃戦術が整備されているとすれば、宇佐美も危険な存在になるだろう。決定的な仕事に関与させたくはない。元鹿島のDF昌子と鹿島の鈴木、上田両FWとのマッチアップにも注目が集まる。

両チームともタイトルから遠ざかっており、互いに新指揮官を迎え、戦術の浸透度はまだ不十分だろう。故に鹿島は従来の強みである球際の強さや攻守の切り替えという基本的な部分が重要になってくる。

岩政コーチが言う「新しい鹿島の時代をつくる」ため、まずは結果を手にし、確かな自信を得たい。


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◆J1鹿島、開幕戦勝利へ 19日、G大阪戦 守備乱さず大胆に攻撃(茨城新聞)





◆【G大阪vs鹿島プレビュー】新監督のもとで復活を目指すG大阪…指揮官不在の中で久々の開幕白星を狙う鹿島(サッカーキング)






■ガンバ大阪

【プラス材料】
 片野坂知宏新監督のもとで迎える新シーズン。開幕戦は「3-4-3」を予想したが、「3-5-2」や4バックもオプションに。片野坂監督も「選手個々の特長に応じてシステムを考える」と話しており、起用するメンバーやシステムは対戦相手によって変化しそうだ。

 準備期間では攻守の約束事を明確にしながら、ボールを保持したサッカーを目指してきた。すぐに浸透とはいかないはずだが、選手は口々に新戦術への手応えを口にしている。戦いを重ねるごとに成熟を楽しめるシーズンになりそうだ。

【マイナス材料】
 沖縄キャンプまでは順調にチーム作りが進んでいたが、その後に新型コロナウイルス感染者が多数出たため1週間の活動休止に。公式戦を想定したプレシーズンマッチの京都サンガF.C.戦が急遽中止になったこと、再び選手個々のコンディションにバラつきが出てしまったのは残念なところ。

 開幕戦もベストメンバーというより、基本的にはコンディション優先で組まざるを得ないだろう。その中で新戦術がどれだけ機能し、チャンスを作り出せるか。

文:totoONE編集部


■鹿島アントラーズ




【プラス材料】
 監督交代や選手の入れ替えで連係面など未知数な部分はあるものの、現状では期待感が勝る。ベルギーのシント・トロイデンから獲得したFW鈴木優磨、サガン鳥栖から獲得したMF樋口雄太もすでにチームにフィットしている様子が練習からうかがえる。

 昨季4位はクラブにとっては痛恨だが、上位。そこに戦力面だけを見れば、確実な上積みがあったと言える。

 ガンバ大阪は過去62回の対戦で31勝を挙げている好相性の相手。アウェイ戦となるが、戦える準備は整った。

【マイナス材料】
 今季から就任したレネ・ヴァイラー監督以下、外国籍スタッフがコロナ禍による入国制限で合流できていない。開幕戦も同じく新任の岩政大樹コーチが指揮を執ることになる。

 監督不在の影響は最小限にとどめられているが、プレシーズンマッチでJ2の水戸に敗れるなど、細かな連係や共通理解といったフタを開けてみなければ分からない点があることはマイナス材料に挙げられる。

 また、開幕戦は3連敗中というデータもある。

文:totoONE編集部




◆【G大阪vs鹿島プレビュー】新監督のもとで復活を目指すG大阪…指揮官不在の中で久々の開幕白星を狙う鹿島(サッカーキング)





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