日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年11月18日金曜日
◆内田3月復帰プラン加速 近日中スタッフ派遣 独で状態チェック(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/18/kiji/K20161118013744140.html
日本代表のハリルホジッチ監督が右膝負傷から復帰を目指すシャルケのDF内田篤人(28)の状態チェックのため近日中にもスタッフをドイツに派遣することが17日、分かった。内田は昨年6月に右膝膝蓋(しつがい)腱を手術し、リハビリ期間を経て15日にチーム練習に合流。3月に再開するW杯最終予選で日本代表に復帰する可能性が高まってきた。
手術後、リハビリに長時間を費やした内田だが今年10月に受けた精密検査で状態が改善していることが判明。今月3日には紅白戦にも出場したという。先月には「監督が“行け”って言ったら行く」と話したこともあった。一時は、今月のW杯アジア最終予選出場も目指したほど順調な回復を見せている。
日本代表が鹿嶋合宿を行った6~11日には私的な理由で一時帰国。その際、日本代表宿舎も訪ねた。今後の復帰プランも当然、代表スタッフに伝わったはずだ。シャルケでは内田を欧州リーグのメンバーに登録。順調ならば12月8日のザルツブルク戦で復帰の可能性もある。ハリルジャパンにとって右SBは弱点の一つで、内田復帰は明るい材料となる。
◆ハリルホジッチ監督待望の男がカムバック! 今の日本代表に不可欠な内田の持ち味(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161117/jpn16111712010005-n1.html
【No Ball、No Life】
ロシアW杯アジア最終予選を戦うハリル・ジャパンに朗報が届いた。DF内田篤人(28)が15日、所属するシャルケの全体練習に合流した。
内田は代表ウイークを利用して10日、ドイツから一時帰国した。午前中に日本代表チームが宿泊していた鹿嶋市内のホテルを訪れ、「(香川)真司や本田(圭佑)さん、岡ちゃん(岡崎慎司)、清武(弘嗣)と会って話してきた」と同じ欧州組を激励。スタッフに昨年6月に手術を受けた右膝の状態を伝え、チームドクターに足の状態の確認してもらったという。
険しい道のりだった。昨夏に以前から痛めていた右膝の膝蓋腱(しつがいけん)の手術を受けると、その後はリハビリの日々。早期の復帰を目指したものの、1試合も出場しないまま昨シーズンは終了した。
苦闘が続いたが、笑顔は絶やさなかった。今年5月にはバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の「代表でやってほしいから呼んだ。けがの状態を見たかった」という考えで、国内合宿に招集された。
女性3人組Perfumeの曲を大音量で流し、仲間とともにリラックスの表情を見せ練習場へ。チームを和ませる内田のキャラクターは代表に不可欠な存在だと、誰もが感じたことだろう。
ピッチ横でスタッフと談笑しながらエアロバイクをこいでリハビリ。辛いメニューもあった。それでも、「暗い顔してやったら死んじゃうので、少しでも明るくやらないと。みんなと同じグラウンドでやらせてもらえるのはありがたい」と弱音を吐かず、取り組んでいた。
ハリルホジッチ監督も期待する、内田の武器は豊富な運動量を生かした守備力と機を見た攻撃参加だ。2012-13年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、ガラタサライ(トルコ)戦の第2戦。シャルケはホームで2-3で敗れて16強で敗退したが、内田はチーム2点目をアシストした。
勝ち上がれば準々決勝で当たっていたレアル・マドリード(スペイン)の分析担当者は試合を観戦し、名前こそ出さなかったが「サイドの選手がタイミングのいい攻撃参加を見せていた」とスタジアムで記者に明かしたことがあった。その内田の持ち味をいまの代表チームで見てみたいところだ。
長かったトンネルからようやく抜け出るときがきた。今回の帰国時、「この試合での復帰に向け逆算してやってきいた。鹿島だし、出たかったけど無理だった」と古巣J1鹿島の本拠地での代表戦(11日、オマーン戦◯4-0)で復帰できなかったことを悔やんだが、半面「監督の判断次第のところまで来ている」と回復をアピールした。
12月8日の欧州リーグ、ザルツブルク(オーストリア)戦でのメンバー入りの可能性も出ている。ハリルホジッチ監督待望の選手が戻ってくる。(一色伸裕)
◆【進め!ギラヴァンツ北九州】チーム最年長のベテラン MF本山雅志選手(37)[福岡県](西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/289754
●サポーターに恩返しを
12日の水戸ホーリーホック戦はロスタイムに追い付いて辛くも引き分けに持ち込み、J2残留への望みを最終節につないだギラヴァンツ北九州。18シーズン在籍したJ1鹿島アントラーズから今季移籍し、経験豊富なベテランとしてチームを支えるMF本山雅志選手(37)=若松区出身=に、残り1試合への意気込みや地元サポーターへのメッセージを聞いた。
-今季は40節までで、シュート直前のラストパスは33本あるが、自身は無得点。ゴールに期待する地元ファンも多い。
「僕の持ち味は守備より攻撃だと思っているので、もっと攻撃に関わらないといけないとは思っている。ただ、守備のポジション取りで監督から指示があったり、(コーナーキックなどの)セットプレーでキッカーをすることが多かったり、点を取りにくいポジションにいる事情もある。このチームはカウンターから攻め上がるのが速いので、ついて行ってチャンスを狙いたいとは常に意識している」
-チーム最年長。若手選手へのアドバイスなどは。
「試合の中心はあくまでゲームキャプテンなので、声を掛けるべきときには掛けるという感じ。選手一人一人“サッカー観”は違うし、それをどうこうは言わない。オフにどう過ごしているとか、たわいもない会話でコミュニケーションを取っている」
-高校卒業以来の地元。今季でラストとなったホームの本城陸上競技場には思い出も多いと聞く。
「小さい頃からサッカー以外でもよく来ていた。当時は芝生でサッカーができるって、すごいことだった。スパイクはあまり減らないし、転んでもけがをしないし、本城に来ると気持ちが上がっていた。本当に思い出深い場所だ」
-北九州のサポーターについてどう思うか。
「鹿島はビッグクラブなので、サポーターの数は北九州より当然多い。ただ熱さは変わらないし、北九州はサポーターのグループが増えつつあると聞いている。クラブはサポーターが増えるのに応えて強くならなきゃいけないし、強くなれば応援してくれる人も増える。だから今は大事な時。悪いときは文句を言って、良いときはみんなで喜んでほしい」
-最終戦にどんな気持ちで臨むか。
「先制点が非常に重要になる。ただ、その共通認識をチーム全員で持たないと力が発揮できない。周囲をよく見て声を出し、しっかり合わせていきたい」
「今季なかなか気持ち良く勝てない中で、ずっと応援してくれたサポーターに恩返しになる結果を残したい。勝つためには、考えてプレーすることが必要な細かい部分もあるけど気持ちが一番大事。技術はみんな持っている。気持ちで相手を上回りたい」
=2016/11/17付 西日本新聞朝刊=
◆天皇杯、準々決勝以降のキックオフ時間及び会場が決定 準決は日産とヤンマー(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/emperorcup/20161117/517158.html?cx_cat=page1
日本サッカー協会(JFA)は17日、第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会における準々決勝以降のキックオフ時間及び試合会場を発表した。
12月24日に行われる準々決勝には、横浜F・マリノス、ガンバ大阪、鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島、大宮アルディージャ、湘南ベルマーレ、FC東京、川崎フロンターレが進出。ここを勝ち抜いた4チームは、ヤンマースタジアム長居と日産スタジアムで行われる準決勝を戦い、来年1月1日の決勝を目指す。
発表されたキックオフ時間及び試合会場は以下の通り。
■準々決勝対戦カード
(1)横浜FM vs G大阪(日産ス/13:00)
(2)鹿島 vs 広島(カシマ/13:00)
(3)大宮 vs 湘南(NACK/16:00)
(4)FC東京 vs 川崎(味スタ/16:00)
■準決勝対戦カード
(1)の勝者 vs (2)の勝者(ヤンマー/13:05)
(3)の勝者 vs (4)の勝者(日産ス/15:05)
■決勝
(吹田S/14:00)
◆鹿島・植田、3位からの下克上宣言「最後に勝てば優勝」JリーグCS会見(デイリー)
http://www.daily.co.jp/soccer/2016/11/18/0009675688.shtml
Jリーグは17日、都内で「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ(CS)」の合同会見を開き、浦和・MF柏木陽介(28)、川崎・MF中村憲剛(36)、鹿島・DF植田直通(22)が出席した。23日の準決勝で年間勝ち点2位の川崎がホームで同3位で第1ステージ優勝の鹿島を迎え撃つ。決勝は年間1位で第2ステージ優勝の浦和と準決勝の勝者がホームアンドアウェー方式で29日と12月3日に対戦する。
植田は「(年間)3位だろうが、最後に勝ったヤツが優勝になる。良い準備していくだけ」と下克上を宣言。中村は「ホームで自分たちの(攻撃)スタイルをどれだけ出せるか。このスタイルを(優勝という)形にしたい」と悲願の初タイトル獲得へ意気込みを語った。
決勝で待ち受けるのは年間1位の浦和。柏木は「(年間1位を)最後まで競った川崎とやって、そこで勝った方が気持ちいいかな」と言いつつ、「鹿島が上がってきたら勝負強さがあっていややな」と本音ものぞかせた。
CSは今季限りで、来季は1シーズン制に戻る。
◆JリーグCSへ向け浦和・柏木、川崎・中村、鹿島・植田が意気込む(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161117/jle16111720450006-n1.html
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップの大会概要発表会見が17日に行われ、出場する浦和レッズの柏木陽介、川崎フロンターレの中村憲剛、鹿島アントラーズの植田直通らが出席した。
今季のチャンピオンシップは年間勝ち点3位でファーストステージ優勝の鹿島と、年間勝ち点2位の川崎が準決勝で激突。11月23日に等々力で行われる試合の勝者と、年間勝ち点1位でセカンドステージ優勝の浦和がホーム&アウェー方式の決勝を戦う。
柏木は「セカンド(ステージ)を取った時も、全員が嬉しいという感じではなかった。年間勝ち点1位で終われたのはよかった。年間1位を決めた時に「ワーッ!!」とやりたかったというのが正直なところ。ただ僕が浦和に来たのはタイトルを取りたかったから。今年1年、浦和が強かったと思ってもらえるようにするために、戦っていきたいと思います」と意気込みを口にした。
中村は「風間(八宏)さんが来て4年、自分たちのサッカーが浸透していますし、メディアもサポーターのみなさんも独特だと評価してくれるところまで来ていると思います。どれだけ自分たちのスタイルを鹿島相手に出せるか、というところだと思います」と準決勝へのポイントを挙げた。
一方の植田は「ファーストは取れましたけれど、セカンドシーズンで不甲斐ない結果に終わってしまって。チャンピオンシップは別物だと思っています。最後に勝ったところが優勝。勝つだけです」と年間3位からの下克上へ意欲を示した。(Goal.com)
◆鹿島DF植田「CSは別物」年間3位から下克上だ(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1739502.html
Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)に出場する浦和、川崎F、鹿島の合同記者会見が17日、都内で行われた。
鹿島は年間勝ち点3位からの逆転リーグ優勝を狙う。第1ステージでは優勝したものの、シーズン後半まで好調を維持することはできなかった。準決勝の川崎戦は“アウェー”となるが、ルヴァン杯と天皇杯を合わせて17のタイトルを積み重ねた大一番での勝負強さはリーグ随一だ。
来季からは2ステージ制がなくなることもあり、優勝を目指すチームにとって今季は制度に救われた形。会見に出席したDF植田は「CSは(リーグ戦とは)別物。年間3位だろうが最後に勝ったチームが優勝。いい準備をして挑むだけ」と、真剣なまなざしで下克上を誓った。
◆CS準決勝前に植田が憲剛を褒め殺し?待ち受ける柏木が決勝で対戦したいのは…(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203468-203468-fl
Jリーグは17日、都内のホテルで「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ 出場クラブ合同記者会見」を開催し、出場クラブから浦和レッズのMF柏木陽介、川崎フロンターレのMF中村憲剛、鹿島アントラーズのDF植田直通が出席した。
今季のチャンピオンシップには、年間勝ち点1位および第2ステージ優勝の浦和、年間勝ち点2位の川崎F、年間勝ち点3位および第1ステージ優勝の鹿島が出場。まず23日の準決勝で川崎Fがホームに鹿島を迎え、29日と12月3日に行われる決勝で浦和と準決勝の勝利チームがホーム&アウェー方式で対戦する。
昨季、11年ぶりに復活したチャンピオンシップだが、今季は一部、レギュレーションに変更がある。昨季は準決勝で90分間の試合を行い、勝敗が決しない場合は延長戦、PK戦で勝者を決めたが、今季は90分間で勝敗が決しない場合、年間勝ち点上位チームが勝者となる。また、決勝も昨季は2試合の勝利数、得失点差、アウェーゴール数が同じ場合、延長戦およびPK戦を行うレギュレーションだったが、今季は年間勝ち点1位チームが優勝となる。
昨季の準決勝は延長戦の末、年間3位のG大阪が年間2位の浦和を下す“下剋上”を起こしたが、もしも今季のレギュレーションなら同点で90分を終えた時点で浦和の勝ち上がりとなっていた。今季の場合、“引き分けでもOK”の立場は年間勝ち点2位の川崎F。しかし、中村は「最初から(引き分けを)考える必要はない」と、あくまでホームで勝利を目指す考えを強調した。
会見に同席した大会アンバサダーの松木安太郎氏から「対戦して嫌な選手は?」という質問を受けた植田は「フロンターレだと中村憲剛さん」と名前を挙げ、「いい動きをする選手はどのチームにもいるけど、そこに(パスを)出せる選手はなかなかいない」と、目の前で“褒め殺し”。これには中村も「同業者から言われるのはうれしい」と、思わず白い歯をこぼした。
決勝で待ち受ける立場の浦和だが、松木氏から「どちらがいい?」と聞かれた柏木は「それは難しいですよ」と苦笑い。「でも、年間勝ち点1位を最後まで競った川崎が上がってきて、そこで勝って“やっぱり(チャンピオンは)俺らだぞ”となるほうが気持ちいいかなと。鹿島は勝負強さがあるので嫌だな」と、シーズン終盤までしのぎを削り、今月12日の天皇杯4回戦でも死闘を演じた川崎Fとの“再戦”を望んだ。
天皇杯ではホームの川崎Fが激しい点の取り合いの末、3-3からPK戦を制したが、松木氏は今季のリーグ戦に限ると、チャンピオンシップに出場する3チーム同士の対戦ではいずれもホームチームが勝てていないという意外なデータを披露。実際、浦和はホームで川崎Fに1-2、鹿島に0-2、川崎Fはホームで浦和に0-1、鹿島と1-1、鹿島もホームで浦和に1-2、川崎Fに0-1という結果に終わっている。
選手からすれば“不吉”なデータとも言えるが、中村が「言われて気づいた」と話すなど、3選手にとっても寝耳に水だったようで、「めぐり合わせもある」(中村)、「(ホームのサポーターの存在は)いつも力になっている」(柏木)、「考えたことなかったけど、これからはホームで勝てるように準備したい」(植田)と、特に気にする様子はなかった。
(取材・文 西山紘平)
◆CSでの下剋上を狙う鹿島DF植田「ここからは年間3位も関係ない」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203473-203473-fl
年間勝ち点は「59」。年間勝ち点1位の浦和は「74」、2位の川崎Fは「72」と上位2チームに勝ち点「10」以上の差をつけられ、年間3位となった。しかし、チャンピオンシップに向けて鹿島アントラーズDF植田直通は、「ここからは年間3位も関係ない」と下剋上を誓った。
第1ステージを12勝3分1敗の勝ち点39で制した鹿島だったが、第2ステージは思ったように勝ち点を伸ばせず。4連敗を喫してステージを終えるなど、第2ステージは6勝2分9敗の勝ち点20で11位に沈んだ。植田も「第2ステージは不甲斐ない結果に終わってしまった。皆も悔しい思いをしています」と悔しさを滲ませている。
しかし、その悔しさをぶつける機会はまだ残されている。年間3位になったため、23日に行われるチャンピオンシップ準決勝では川崎Fのホームに乗り込むことになるが、「後押しをしてくれるたくさんのファン・サポーターの方が来てくれると思うし、いい準備をしてチームで団結して戦いたい」と語ると、「CSはまったく別物だと思っている。3位だろうが最後に勝ったチームが一番。必ずタイトルを獲りたい」とリーグ制覇への意欲を示した。
(取材・文 折戸岳彦)
◆CS開幕へ出場3チームが意気込み…MF柏木「『浦和が強かった』という年にしたい」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161117/517037.html?cx_cat=page1
Jリーグは17日、都内で『明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ(CS)』の合同記者会見を行い、出場クラブを代表してDF植田直通(鹿島アントラーズ)、MF中村憲剛(川崎フロンターレ)、MF柏木陽介(浦和レッズ)の3名が出席した。
今季のJ1優勝クラブを決めるCSには、J1年間1位、セカンドステージ優勝の浦和レッズ、同2位の川崎フロンターレ、同3位、ファーストステージ優勝の鹿島アントラーズが出場する。準決勝は23日に等々力陸上競技場で行われ、川崎と鹿島が対戦。勝者が決勝(第1戦:29日、第2戦:12月3日)で浦和と対戦する。
鹿島はファーストステージを制しながらも、セカンドステージは11位に終わった。植田も「セカンドは不甲斐ない結果になってしまって、みんなも悔しい思いをしています。でも、ここからのCSは全く別物だと思います。年間3位だろうが、最後に勝ったところが優勝だと思うので、23日に向けて自分たちがいい準備をして挑むだけです」と下克上での年間王者奪取へ強い思いを口にした。
準決勝でホームに鹿島を迎える川崎の中村は「風間(八宏)さんがチームに来て4年。本当に自分たちのサッカーが浸透していますし、メディアのみなさんやサポーターのみなさんにも“独特のサッカー”と評価されるまできている。23日はホームでできるので、鹿島相手にどれだけ自分たちのサッカーを出せるか」と、ホームアドバンテージを生かして決勝へ進みたいと話した。また、川崎はこれまで幾度となくタイトル獲得のチャンスを逃してきた。クラブ創立20周年という節目の年に懸ける想いは強く、「自分たちが優勝を手にするチャンスを掴み取れたので。なんとか、結果というものを持って川崎に帰りたい」とタイトル獲得に意欲を見せた。
一方、昨季はファーストステージ優勝、年間2位になりながら、準決勝でガンバ大阪に敗れてCS決勝を逃した浦和。柏木は昨年の大会を思い出し、「非常に悔しかった。自分たちのスタイルは出しながら点を取りきることができなかったという悔しさもあった。一発勝負の難しさを感じました」とノックアウトトーナメントの難しさを痛感したという。今回は決勝からの参戦となるが、「相手は1試合戦っている分、勢いがあるチームの方がいい試合をする傾向があるので難しい面はある」と別の難しさがあることを予想。それでも「自分たちが今年一年間やってきたことをしっかりと振り返りながら臨めれば、自信を持って勝利につながると思う。ブレないサッカーをしていくだけ。年間勝ち点1位をとって、チャンピオンシップを優勝することによって、今年を『浦和が強かった』という年にしたい」と年間チャンピオンへの自信を覗かせた。
また、昨季に引き続き、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ・アンバサダーに就任した、サッカー解説者の松木安太郎氏は「今シーズンも本当に精一杯戦った3チームが、これからチャンピオンを競い合う。昨年も相当白熱した、予想以上の試合が展開されました。今年もそれ以上の試合を楽しめるんじゃないかな」と、3チームの覇権争いに期待を寄せた。
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