日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年12月4日水曜日

◆小兵杉本 大きな成長 J1鹿島に内定 高校生MF(東京新聞)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2013120302000235.html



 162センチの小さな体に限りない闘志を秘めている。J1の名門、鹿島に内定した岐阜・帝京大可児高3年のMF杉本太郎(17)。かつてJ1名古屋のジュニアチームで味わった挫折を糧に、世界から注目を浴びるプレーヤーに成長を遂げた。 (深世古峻一)

 不調に陥ると、今でも必ず思い出すようにしている光景がある。名古屋の下部組織U-12(12歳以下)に所属していた小学6年のとき、上のカテゴリーに進むことができなかった。DFとしてプレーしていた当時、技術は高かったが、身長は140センチほど。「当たり負けしていた。仕方ない」

 自分では納得していたが、父親の和彦さん(55)は悔しさで涙を流していた。詳細は覚えてなくても、大人が泣く姿は鮮明に焼きついた。「もうこんな思いはさせたくない。絶対にうまくなる」と心に誓った。

 高校入学直後から攻撃的MFとして3年生に交じって練習。まともにぶつかれば当たり負ける上級生を相手に、運動量を生かしてマークを外すすべを学んだ。「常にポジショニングを考えていたので、プレーが連続してできるようになった」

 より良いポジションでボールを受けて前を向く動作を繰り返し、ドリブルやシュートで相手にプレッシャーをかける。次のプレーへの意識を根付かせたことで、高い技術を存分に発揮できるようになった。

 その後は一気に駆け上がった。日本代表として臨んだ昨年のU-16アジア選手権で準優勝。3得点と活躍した杉本は最優秀選手(MVP)に選ばれた。「この大会がなかったら今の自分はない」という国際舞台での活躍に、イタリアやフランスの1部チームからもオファーが届いた。

 今年10月にアラブ首長国連邦で行われたU-17ワールドカップ(W杯)では、中央からのパスで何度も決定機を演出。世界の舞台で自信を深めた半面、外すことが多かったシュートの精度に課題を感じた。将来的な海外挑戦も視野に入れ、サッカーに集中できる環境と、育成力を理由に鹿島を選んだという。「大きい選手より、小柄な選手に負けたくない」。小兵であることをハンディと感じていないゆえ、プライドがにじんだ。

 杉本 太郎(すぎもと・たろう) 1996年2月12日生まれ。岐阜県多治見市出身。J1名古屋U-12、岐阜VAMOS(バーモス)を経て岐阜・帝京大可児高に入学。高校2年時、年代別の日本代表に初選出され、今年6月にJ1鹿島と仮契約。16強入りしたU-17W杯では1得点を挙げた。

◆元日本代表の鹿島・岩政が今季で退団(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131203/jle13120312010003-n1.html

 J1鹿島は3日、元日本代表のDF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。今後は移籍先を探す方針で、クラブを通じて「大先輩から受け取ったバトンを、次の世代に渡す任務をしっかり果たせた。感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したい」とコメントした。

 山口県出身の岩政は2004年に東学大から鹿島入りし、主力として07~09年のリーグ3連覇に貢献した。今季は夏以降に出場機会が減っていた。J1通算290試合で35得点。日本代表では10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会、11年アジア・カップのメンバーに選ばれた。(共同)

◆【鹿島】退団発表の岩政「新たな挑戦を希望」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131203-OHT1T00211.htm

 鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)について「本人が新たな挑戦を希望し、合意した」と今季限りでの退団を発表。関係者によると、岩政は退団後の背番号「3」について、「1年間試合に出続けたら着ていい」とDF昌子ら若手にゲキを飛ばしたという。

 2日には鹿島の「3」の先輩、元日本代表DF秋田豊氏(43)に「長く3番を着させていただき、ありがとうございます」と連絡。愛着があるだけでなく、チームにとっても歴史ある番号だけに、若手に成長してほしいとの期待を込めハードルを設定したようだ。

 この日は茨城・鹿嶋市内で最終節の広島戦(7日・カシマ)へ向け練習し「残り1週間楽しみ。(鹿島で)最後の試合なので」と優勝の可能性を残す一戦へ意気込んだ。今後については「再来週くらいまでに決まれば」と話した。

◆鹿島 DF岩政の今季限りでの退団発表 今後は移籍先探し(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/04/kiji/K20131204007131430.html

 鹿島に10年間在籍したDF岩政が今季限りで退団することが発表された。

 新たな挑戦の気持ちと、チームの世代交代を妨げたくない考えから決断。山村、植田の獲得の際にはレギュラー争いのライバルになるにもかかわらず自ら説得に乗り出すなどクラブ第一に考えてきた岩政らしい引き際。「常勝鹿島のセンターバックを務め続けるのは本当に苦しい日々でしたが、その分、多くのものを得ることができました」とコメント。今後、移籍先を探すことになる。

◆鹿島DF岩政が退団「いいタイミング」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131203-1226220.html

 現在優勝争いに絡む鹿島の元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団することが2日、分かった。04年に入団し、昨季までレギュラーとしてJ史上初の3連覇にも貢献した。今季は18試合に出場も7月6日の川崎F戦以降は出場機会が激減。現役続行を希望しており、今後新天地を目指すことになる。

 この日軽めの練習を終えると、愛車の前で腕を組み、感慨深そうに心境を語った。「最近2年ぐらい考えていたが、ここがいいタイミングだと思った。仲間にもあいさつして出たかった。まだやれる自信もあるし、ここで挑戦せずに後悔したくない」。腹を据えた岩政は晴れやかな表情を見せた。

 葛藤があった。センターバックには、今季DF山村が台頭するなど、チーム内は若手が成長している。世代交代を進める中で「自分が出ると若手の機会がなくなる。僕が入ったときの秋田(豊)さんもそうだった。彼らの活躍を見たい気持ちと、自分が試合に出たい気持ちの矛盾が一番つらかった」と、苦しんだ胸中を明かした。

 クラブ側は岩政の意思を尊重する考えだ。黄金時代を支えた岩政に、鈴木満常務は「そういう方向になれば、(指導者などで鹿島に戻ってくる)候補の1人であることは間違いない。いろんな経験を積んで帰ってきてくれれば」と、将来的にはコーチやフロントスタッフとして“復帰”も見据える。

 移籍先は決まっていない。岩政は他クラブからのオファーもないと明かした上で「この先どうなるか不安」と、正直な気持ちを漏らした。チームは最終節の広島戦で、大勝での大逆転優勝に望みをかける。その大勝負を前に、31歳の岩政は大きな決断を下した。

 ◆岩政大樹(いわまさ・だいき)1982年(昭57)1月30日、山口県生まれ。岩国-東学大から04年に鹿島入団。鹿島一筋で、主力として07~09年のリーグ3連覇にも貢献した。今季リーグ戦18試合出場。ここまでのリーグ戦通算成績は290試合35得点。09年に日本代表に初招集され、8試合無得点。ポジションはCB。教員免許を持つ。187センチ、85キロ。家族は妻と娘。

◆岩政「新たな挑戦に」 J1鹿島、退団を発表(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13860817758615

J1鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。移籍先は未定。

岩政は山口県出身。東京学芸大から2004年鹿島加入。打点の高いヘディングと体の強さに秀でたセンターバックとして活躍し、07〜09年には史上初となるリーグ3連覇を達成。天皇杯やナビスコ杯など数々のタイトル獲得に大きく貢献し、鹿島が常勝軍団と称される屋台骨を支えた。10年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表にも選ばれた。

長くレギュラーを務めたが、今季は世代交代を進めるチーム事情もあり、リーグ戦の出場は18試合にとどまっていた。退団は岩政本人が新たな挑戦を希望し、両者で合意した。

岩政はクラブを通して「残りのサッカー人生で個人の幅をさらに広げたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として鹿島を去ることを決断した。感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思う」とコメントを出した。J1通算290試合35得点。国際Aマッチ8試合無得点。07〜09年に3年連続でベストイレブン。

◆【鹿島】退団の岩政をひと目見ようと…(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131203-1226618.html



 鹿島が3日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。この日は今季限りでの退団が発表されたDF岩政大樹(31)をひと目見ようと、日が落ちた後も普段の約3倍となる約30人のファンがクラブハウスで待ち受けた。

 1人1人、丁寧にサインや写真撮影に応じた岩政は「いつもより多いね」と笑顔を見せたが、「邪念を取り払って試合に勝つことだけ考えたい。試合後『終わったな』と思えるように、プロとして戦いたい」と、鹿島のユニホームを着て戦う最後の一戦を見据えた。

◆「バトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせた」DF岩政が今季限りで鹿島退団!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/408330_129289_fl



 鹿島アントラーズは3日、DF岩政大樹が今季限りで退団することになったと発表した。

 クラブが岩政と将来の方向性について話し合った結果、岩政本人が新たな挑戦を希望し、今季限りの退団で両者合意したという。岩政は04年に東京学芸大から鹿島へ加入。加入2年目の05年シーズンから10年シーズンまで毎年J1で30試合以上に出場するなど主力としてチームに貢献し、07年〜09年のJ1・3連覇などをもたらした。今季は第33節終了時点で18試合に出場していた。
 
 J1通算290試合出場35得点、日本代表通算8試合出場と国内屈指の実績を誇るCBはクラブを通して「これまで10年間、本当にありがとうございました。残りのサッカー人生で個人の幅をさらにひろげたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として、鹿島アントラーズを去ることを決断しました」と退団理由をコメントをした。

 そして「僕は、サッカーという世界はリレーだと考えています。自分は大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせたと感じていますし、共に過ごした後輩たちには新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてくれることを期待しています。僕は僕なりにチームに全力で尽くしてきたと自負していますが、これまで成し遂げたものは全てサポーターの皆さんと共に勝ち得たものです。これからは僕もサポーターの一人として、皆さんと一緒に鹿島アントラーズを応援したいと思います。そして、感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います。本当にありがとうございました」と鹿島への思いと、これからの挑戦について語っている。

以下、クラブ発表のプロフィール
岩政大樹
(いわまさ・だいき)
■生年月日:
1982年1月30日(31歳)
■生まれ:
山口県周防大島町
■サイズ:
187cm、85kg
■経歴:
周東FC-大島JSC-岩国高校-東京学芸大学-鹿島アントラーズ(2004年〜)
■公式戦成績(2013年12月3日現在)
J1リーグ通算 290試合35得点
ナビスコカップ通算 49試合4得点
天皇杯通算 27試合4得点
AFCチャンピオンズリーグ 28試合2得点
ゼロックススーパーカップ 4試合0得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 2試合1得点
日本代表国際Aマッチ 8試合0得点

■代表歴等(2013年12月3日現在)
ユニバーシアード代表(2003年)、U22日本代表(2003年)、日本代表

◆鹿島DF岩政が今季で退団「後輩には新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてほしい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20131203/152244.html


今季限りでの退団が決まった岩政 [写真]=Getty Images


 鹿島アントラーズは3日、DF岩政大樹が今季限りで退団することになったと発表した。

 現在31歳の岩政は、2004年に鹿島へ入団。在籍10年間で、J1通算290試合出場35得点、ヤマザキナビスコカップ通算49試合出場4得点、天皇杯通算27試合出場4得点を記録し、日本代表としても、国際Aマッチ8試合に出場している。

 クラブは岩政の退団に際し、「クラブと岩政選手の間で将来の方向性について話し合った結果、選手本人が新たな挑戦を希望し、今季限りの退団で両者合意した」と経緯を説明している。

 岩政はクラブ公式HPを通じて、以下ようにコメントしている。

「これまで10年間、本当にありがとうございました。残りのサッカー人生で個人の幅をさらにひろげたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として、鹿島アントラーズを去ることを決断しました。最後のわがままとして、最終節の前にサポーターの皆さんへお伝えしたかったので、このタイミングでの発表となってしまったことをお許しください」

「常勝鹿島のセンターバックを務め続けるのは、本当に苦しい日々でしたが、その分、多くのものを得ることができました。2007年の逆転優勝の瞬間、2008年のホーム最終戦でのロスタイムの瞬間、2009年の3連覇を成し遂げた瞬間。サポーターの皆さんと一体となり、スタジアムが揺れたあの感動は忘れることができません」

「僕は、サッカーという世界はリレーだと考えています。自分は大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせたと感じていますし、共に過ごした後輩たちには新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてくれることを期待しています」

「僕は僕なりにチームに全力で尽くしてきたと自負していますが、これまで成し遂げたものは全てサポーターの皆さんと共に勝ち得たものです。これからは僕もサポーターの一人として、皆さんと一緒に鹿島アントラーズを応援したいと思います。そして、感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います。本当にありがとうございました」

◆岩政選手の退団について(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/40887

岩政大樹選手が今季限りで退団することとなりましたのでお知らせいたします。

<退団決定までの経緯>
クラブと岩政選手の間で将来の方向性について話し合った結果、選手本人が新たな挑戦を希望し、今季限りの退団で両者合意した。

<プロフィール>
■氏名:
岩政大樹(いわまさ・だいき)

■生年月日:
1982年1月30日(31歳)

■生まれ:
山口県

■サイズ:
187センチ、85キロ

■経歴:
周東FC→大島JSC→岩国高校→東京学芸大学→鹿島アントラーズ(2004年~)

■公式戦成績(2013年12月3日現在)
J1リーグ通算 290試合35得点
ナビスコカップ通算 49試合4得点
天皇杯通算 27試合4得点
AFCチャンピオンズリーグ 28試合2得点
ゼロックススーパーカップ 4試合0得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 2試合1得点
日本代表国際Aマッチ 8試合0得点

■代表歴等(2013年12月3日現在)
ユニバーシアード代表(2003年)、U22日本代表(2003年)、日本代表

■岩政選手コメント
「これまで10年間、本当にありがとうございました。残りのサッカー人生で個人の幅をさらにひろげたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として、鹿島アントラーズを去ることを決断しました。最後のわがままとして、最終節の前にサポーターの皆さんへお伝えしたかったので、このタイミングでの発表となってしまったことをお許しください。常勝鹿島のセンターバックを務め続けるのは、本当に苦しい日々でしたが、その分、多くのものを得ることができました。2007年の逆転優勝の瞬間、2008年のホーム最終戦でのロスタイムの瞬間、2009年の3連覇を成し遂げた瞬間。サポーターの皆さんと一体となり、スタジアムが揺れたあの感動は忘れることができません。僕は、サッカーという世界はリレーだと考えています。自分は大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせたと感じていますし、共に過ごした後輩たちには新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてくれることを期待しています。僕は僕なりにチームに全力で尽くしてきたと自負していますが、これまで成し遂げたものは全てサポーターの皆さんと共に勝ち得たものです。これからは僕もサポーターの一人として、皆さんと一緒に鹿島アントラーズを応援したいと思います。そして、感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います。本当にありがとうございました」

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