日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年2月22日月曜日
◆ジーコ氏「日本代表で最注目は香川」…鹿島の石井監督は「素晴らしい友人」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160221/404062.html
元日本代表指揮官のジーコ氏がバルセロナの公式HPでインタビューに応じ、同クラブや日本代表について語った。
ジーコ氏は同胞であるブラジル代表FWネイマールについて「ネイマールが今、世界一になったとしても、驚くことは全くない。バルセロナとブラジル代表の両方でプレーをして、数字(として結果を)残している」と、コメント。後輩を称賛し、現在のバルセロナについて、「偉大な選手がいても、うまくフィットしないことがある。だが、ここでは全てがうまく適応していて、何と言っても選手たち全員がチームのためにプレーしている」と、語った。
また、かつて所属した鹿島アントラーズについて、「鹿島では長い間、働いていた。今、監督を務めている石井(正忠)さんは、住友時代から長い間ともにプレーしてきた素晴らしい友人だ」と明かし、「心から成功を祈っているし、彼が素晴らしい仕事をしていることも知っている」と話した。
さらにジーコ氏は、かつて自身が率いた日本代表について言及し、「ヨーロッパで活躍している多くの選手が日本代表にいる。テクニックや創造性の面を踏まえると、香川(真司)が最も注目される選手なのは明らか。彼はその重要性を意識して、日本代表にもっと関わる必要がある。最近の大会では本田(圭佑)がその役割を果たしていたようだが、香川はあらゆる人から敬意を受けている。代表でのその役割は香川が担うべきだ」と、語った。
◆3年目の飛躍へ…鹿島FW赤崎がシーズン前の入籍を発表(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183417-183417-fl
鹿島アントラーズは21日、FW赤崎秀平が同日、一般女性と入籍したことを発表した。お相手の氏名などは公表されていない。
赤崎は2014年に筑波大から鹿島に入団。3年目の飛躍を前に、生涯の伴侶を得た。
クラブを通じ「パートナーができ、新たな責任が生まれたことを機にチームの勝利のため、これまで以上に貢献できるようにプロサッカー選手として精一杯精進してまいります」とコメントした。
◆[PSM]鹿島でスタメン定着目指すGK櫛引「五輪の選考にも関わる」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183404-183404-fl
[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]
開幕前最後のプレシーズンマッチで鹿島アントラーズのゴールを守ったU-23日本代表GK櫛引政敏は1失点の結果に満足しなかった。
「失点シーンはチームとしてボールの失い方が悪くて、そこからマークがズレた。チームとして改善しないといけない」
鹿島の1点リードで迎えた前半36分、水戸は自陣でルーズボールを拾ったDF佐藤和樹がドリブルで一気に駆け上がり、DF西大伍、MF三竿健斗をかわすと、DFブエノを引き付けてスルーパス。PA内左に抜け出したFW佐藤和弘の折り返しは逆サイドへ流れたが、MFロメロ・フランクが角度のない位置から蹴り込んだ。
守備の人数は足りていたが、三竿、ブエノという新加入選手の連係不足を個人技で突かれると、左右に大きく振られた櫛引も対応が間に合わず、ニアサイドを破られた。
「ゲームを通してまだコミュニケーション、連係のところがうまく出せていない。コミュニケーションのところは今もやっているけど、しっかり継続してやっていかないといけない」
櫛引、三竿、DF植田直通の3人はU-23日本代表としてAFC U-23選手権に出場し、鹿島への合流は今月1日と遅れた。特に今季から加入した櫛引、三竿の2人にとってはチームに適応するための時間も限られている。櫛引は「代表選手は仕方ない。与えられた時間の中でコミュニケーションを取って、自分のプレーを出していければいい」と貪欲に取り組むが、チームとして連係不足の課題も見えた。
今月4日のニューイヤー杯・千葉戦(0-1)でプレシーズンマッチ初先発。14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)はGK曽ヶ端準がゴールを守ったが、この日は再び櫛引にチャンスがめぐってきた。プロ19年目の大ベテランとのポジション争いは激しさを増している。
「個人として勉強しながら、(曽ヶ端の)いいところを見て自分自身をいい方向に持っていければ。スタメンを勝ち取れば、自分の自信にもなる」。そう意気込むリオ五輪の守護神候補は「鹿島で試合に出ないと、オリンピックの選考にも関わってくる。しっかりと自分のプレーを出していきたい」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
◆[PSM]「何もしてない」と猛省の三竿、小笠原の助言に感謝(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183406-183406-fl
[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]
反省のカシマスタジアムデビューとなった。今季、東京Vから鹿島アントラーズに完全移籍で加入したU-23日本代表MF三竿健斗は「今日は悪いところが出たというか、特に前半は何もしていない。ボールにも触ってないし、ボールを受けてもいない」と猛省した。
U-23日本代表の一員としてAFC U-23選手権に出場し、カタールから1月31日夜に帰国すると、翌1日から鹿島の宮崎キャンプに合流した。2日のニューイヤー杯・熊本戦(2-0)にいきなり先発し、前半の45分間プレーしたが、その後は14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)の後半10分から途中出場しただけ。この日は後半39分までプレーしたが、最後は疲労の色も見えた。
「環境が変わって、練習メニューも初めて。そういうところから来る疲れもある」。コンディションは1週間後の開幕に向けて合わせている段階。新チームでの戦術理解や連係面もまだまだ発展途上にある。
それでも試合中にチームメイトとコミュニケーションを取り、改善できた部分もあった。「予測、決断力が足りなかった。後ろとの距離感を気にし過ぎて、前に行くのを一瞬迷って、少し遅れたところもある」。そんな三竿に声をかけたのがダブルボランチを組むMF小笠原満男だ。
「後ろはセンターバックの仕事。前はつぶしに行っていい」。大先輩の言葉で迷いを断ち切ってからは徐々に自分の持ち味も出すことができた。自身のパフォーマンスについて納得しない三竿だが、逆に「これより下がることはない」と、良い意味で開き直ってもいた。MF柴崎岳は急性虫垂炎の影響で28日のJ1開幕戦・G大阪戦(吹田S)は欠場が濃厚。19歳と36歳のダブルボランチが、開幕戦白星のカギを握っている。
(取材・文 西山紘平)
◆鹿島が水戸に辛勝、鈴木V弾「いいボール来た」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1607372.html
<プレシーズンマッチ:鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマ
今年で12回目を迎える「いばらきサッカーフェスティバル」で鹿島がJ2水戸に辛勝し、通算成績を10勝1分け(14年は天候不良で中止)とした。
先制は鹿島。前半8分、自陣の右サイド深くから素早くボールをつなぎ、最後は左サイドのMF遠藤康(27)の足元へ。すぐ左足でクロスを上げると、FWジネイ(32)が頭で合わせてゴールに流し込んだ。
このプレシーズンマッチ初勝利を目指す水戸も追いつく。前半36分、FW佐藤和弘(25)の左クロスが反対サイドに流れたところに、MFロメロフランク(28)が走り込む。腰を大きく回し、右足で豪快にニアサイドへ蹴り込んだ。山形から復帰した攻撃的MFの一撃で、追いついた。
後半は水戸が優位に試合を進めたが、鹿島のスーパーサブが試合を決めた。FW鈴木優磨(19)が、途中出場から11分後の後半42分、MF小笠原満男(36)の右クロスにダイビングヘッド。土壇場でゴールネットを揺らした。14日のプレシーズンマッチ、J2讃岐戦(2-1)に続く決勝弾。「満男さんからいいボールが来たので、相手の前に入って合わせるだけでした」と胸を張った。
今季3冠を狙う鹿島は28日のJ1開幕戦(対G大阪、吹田スタ)に向けた最後のプレシーズンマッチを勝利で締めくくった。水戸は敗れはしたが、格上相手に内容では上回った時間帯もあり、同日のJ2開幕戦(対京都、西京極)へ手応えをつかむ一戦となった。
◆19歳鹿島FW鈴木 途中出場で決勝弾も「五輪意識してない」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/02/22/kiji/K20160222012083700.html
プレシーズンマッチ 鹿島2―1水戸 (2月21日 カシマ)
U―23日本代表候補の鹿島FW鈴木が決勝点を決めた。1―1の後半31分に途中出場すると42分、MF小笠原の右クロスに反応。ゴール前で相手DFの前に入り込み、倒れ込みながら低空ヘッドを決めた。
「チームのために動き回る役目だった。その結果、ゴールが取れてよかった」と振り返った。
リオ五輪切符を獲得した1月のU―23アジア選手権では予備登録メンバーに入ったが、最終的には選外。8月には本大会が控えるが「あんまり意識していない。チームで出場するのが最優先、今年は絶対に3冠を獲りたい。結果を残していれば、周りの目も変わってくる」。チームで結果を残しブラジル行きを目指す。
◆[PSM]リオより鹿島…2戦連発の鈴木「スーパーサブに甘んじない」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183408-183408-fl
[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]
スーパーサブがプレシーズンマッチ2試合連続となる決勝点を奪った。鹿島アントラーズは1-1で迎えた後半42分、右CKの流れからMF小笠原満男の右クロスにFW鈴木優磨がダイビングヘッドで合わせ、豪快にゴールネットを揺らした。
土壇場の勝ち越しゴールは、14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)の後半40分に決めた決勝点に続く2戦連発弾。いずれの試合も途中出場で結果を残した鈴木は「いいボールが来たので、相手の前に入って当てるだけだった」と淡々と振り返った。
ルーキーイヤーだった昨年9月12日のG大阪戦(2-1)。後半29分から途中出場し、J1デビューを果たすと、試合終了間際の後半45分にヘディングで決勝点を決めた。鮮烈なJ1デビュー弾を叩き込んだ19歳は昨年10月17日の柏戦(3-2)でも途中出場ながら後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪った。
“スーパーサブ健在”をアピールするプレシーズンマッチ連発となったが、本人はあくまでスタメン奪取を狙っている。「サッカー選手をやっている以上、途中から出ることに満足する選手はいない。自分自身、この立場に甘んじるつもりはない」とハッキリと言い切った。
「スタメンの選手と比べて、単純なパスや単純なトラップ、単純なところが足りてないからスタートから出られていないと思うし、そこを補いつつ、自分の良いところを伸ばしてスタメンになりたい」
今夏のリオデジャネイロ五輪世代でもあるが、「鹿島で試合に出たい気持ちが強い。そこはあまり意識していない」と、あくまで鹿島でのポジション獲得に集中している。闘志を前面に出したプレースタイルと抜群の得点感覚は鹿島でも屈指の存在。結果を出し続ければ、その先の“未来”もおのずと付いてくるはずだ。
(取材・文 西山紘平)
◆鹿島、水戸に競り勝つ 茨城ダービー(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14560520796966
リーグ戦開幕を前に、J1鹿島とJ2水戸が対戦するプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2016」が21日、鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島が2-1で接戦をものにした。鹿島と水戸のプレシーズンマッチは鹿島の10勝1分け。
試合は前半8分にジネイが頭で押し込み鹿島が先制。水戸は同36分にロメロフランクが得点し追い付いた。後半42分、鹿島の鈴木がヘディングシュートで決勝点を奪った。
明治安田J1第1ステージは27日に開幕し、鹿島は28日、大阪府の市立吹田スタジアムでG大阪と初戦を戦う。同J2は28日に開幕し、水戸は同日、京都市の西京極陸上競技場で京都と対戦する。(長洲光司)
▽プレシーズンマッチ
鹿島 2-1 水戸
1-1
1-0
◆2016Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2016(オフィシャル)
プレシーズン いばらきサッカーフェスティバル2016 vs水戸
鈴木が2戦連続の決勝ゴール!鹿島、いばらきサッカーフェスティバル10勝目を飾る!
2016シーズン最後のプレシーズンマッチとなるいばらきサッカーフェスティバルで、鹿島は8分にジネイの今季初ゴールで先制し、最後は87分に鈴木が先週末の讃岐戦に続く決勝ゴールを決め、昨年の天皇杯で屈辱のPK戦負けを喫した水戸に2-1と勝利を収めた。だが、全体としては水戸に押し込まれる場面も目立つ、課題の多いラストプレシーズンマッチとなった。
この試合、「最後のテスト」と位置づける石井監督は今季初のカシマのピッチへ、先の4試合とはまた異なった先発メンバーを送り込んだ。目立ったのが、GKの櫛引、そして昌子のパートナーとして最終ラインの一角を担ったブエノ、そしてボランチ小笠原の隣に入った三竿だ。今季新戦力から3名を同時に先発起用し、文字通り最終テストを行った。
しかし前半45分は、サポーターの期待を裏切る展開となった。守備では水戸の激しいプレスとカウンターに手こずり、攻撃ではビルドアップでのミスも目立ち、主導権を握られる。8分に小笠原が起点となり、右サイドに開いたカイオが左サイドの遠藤へ大きく展開、そこからのピンポイントクロスでジネイが今季初ゴールをヘディング弾で決めたシーンは見事ではあったが、カシマを沸かせたシーンはこれが唯一。36分、ロメロ フランクに同点弾を決められ、かなり厳しい展開で前半を終えた。
後半に入っても、鹿島の苦しい時間帯は続く。だが途中交代で中村、鈴木がピッチに投入されてから前線での活性化が目立つようになり、試合の流れは徐々に鹿島へと傾いた。
そしてこの日最大の歓喜がカシマに訪れたのが、87分。CKのこぼれ球を途中交代の大橋がキッカーの小笠原へ戻し、小笠原がゴール前へ鋭いクロスを入れる。これを鈴木が狙い澄ましたダイビングヘッドでゴールネットに突き刺し、チームを勝利へと導いた。
いばらきサッカーフェスティバル10勝目を手にしたものの、最終ラインのばたつき、攻守の切り替えなど課題が多く残った試合となった。だが、西、山本の両サイドバックの安定感や鈴木の勝負強さなど明るい材料もある。特に西はその鋭いクロスなど攻守に渡り、チームを牽引した。後はこの1週間でどこまでチームのベースアップを図れるか。J開幕の相手は、「(昨季ナビスコカップ決勝の)G大阪戦を今後のパフォーマンスの基準としたい」と石井監督がいう、そのG大阪。しかも新設されたばかりの市立吹田サッカースタジアムが戦いの舞台とあれば、負けるわけにはいかない。この試合で感じたことを1人1人がどこまで落とし込めるか。2016シーズンの本当の開幕は、もう間もなくだ。
【この試合のトピックス】
・11回目の開催となった「いばらきサッカーフェスティバル」で、通算10勝目(1分)をあげた。
・ジネイが今季初ゴール。
・鈴木が2戦連続となる決勝ゴール。
・大橋がカシマでのデビューマッチを飾った。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・バックラインからのボールはより早く、テンポよく、前に預けよう。
・しっかりと前線でボールをおさめて、相手エリア付近では落ち着いてつなぐこと。
・クロスに対してマークを確認し、競り合いの場面ではお互いに声を掛け合え。
水戸ホーリーホック:西ヶ谷 隆之
・全体的に悪くない。
・この状態で残り45分、しっかり競りきること。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日の試合はJリーグ開幕前の実戦形式の最後の試合ということで、最終的なテストという位置づけで試合に臨んだ。内容的にはあまりよくなかったが、しっかり勝ちきることができたことは、よかった。しかし、自分たちのミスから簡単に失点してしまったことは、かなり改善が必要だと感じた。
Q 開幕までの仕上がり具合、足りないと感じている部分は?
A 選手個人個人の戦術理解度というものは、かなり上がってきている。そこをどう組み合わせていくか。これまでは、昨年のベースにいろいろな選手を加えてやってきたので、不安定なゲーム展開が続いていた。そこがしっくりと収まれば、昨年と同じようなパフォーマンスは出せると思う。それぐらいの仕上がりにはある。この2試合、簡単なかたちで失点しているのでそこは修正が必要。攻撃の部分でもチャンスは作っているがゴールにはつながっていない。そこも修正が必要。
Q 三竿選手の評価は?
A 彼は守備の能力が高い選手。もっとコンビネーション、コーチングをやっていかなくてはいけない。攻撃の部分ではフィードの精度をもう少し上げていく必要を感じている。
Q 開幕までの一週間をどう過ごすか?
A 週のはじめから、開幕戦で対戦するG大阪の対策になる。ある程度メンバーを固定してフォーメーションの練習をやっていきたい。
Q ジネイに縦パスが入ってうまくいった時間帯と、うまくいかなかった時間帯があったが要因は?
A 本人のプレーの質の部分だと思う。収まりがいいとそこから他の選手も前を向いたプレーができるので、非常にいい攻撃につなげられた。本人の焦りなのか、うまく収まらないときは相手にボールを奪われてカウンターをくらうケースがあった。ハーフタイムにも、まずはあそこでボールを収めてほしいと要望した。うまくいかなかったのは、周りのサポートのタイミングだったり、本人の単純なミスだったのではないかと感じている。
Q ボランチの層が厚くなったが、ボランチの選手を前目のポジションで試すことも考えているか?
A それは、考えている。少し形を変えたりすることも考えなくてはいけない。選手、個人個人、すごく能力があるので、その能力をうまくひきだすために、どういうスタイルでやるのがいいのか。どういう組み合わせがいいのかということを考えている。
Q 今日の水戸の評価は?
A 前からプレッシャーをかけてきて、そこで多くのミスが出てしまったので、非常にいいプレッシャーだったのではないかと思う。西ヶ谷監督はS級ライセンス取得のとき一緒だったので、対戦を楽しみにしていたが、かなり苦しめられた。
水戸ホーリーホック:西ヶ谷 隆之
開幕まで一週間、最後のゲームということでチームのコンセプトをしっかり出して、チャレンジしていこうと伝えた。選手も多く入れ替わったなかで、水戸らしさをしっかり出すことができた。結果的に負けたことは良くないが、開幕までに修正していい状態でリーグ戦に臨みたい。失点に関してはゲームの入りの部分と締めの部分で取られてしまった。そこは勝負を決める大事な部分なので、修正していくしかない。チームとして徹底していけば修正はできると思う。手ごたえを感じることができたことはよかったと思う。
選手コメント
[試合後]
【大橋 尚志】
緊張はなかった。自分がやれることを全力で出そうと思っていた。出場時間も短かったので、アップから高めることを意識していた。ボールタッチの機会が少なかったのは反省点。あとパスミスが1つあったので、そこは反省して次に生かせればと思う。数字での結果がほしいので、紅白戦でもゴールやアシストをねらっている。今日は残せなかったが、どん欲にいきたい。
【鈴木 優磨】
(ゴールという)結果につながっているのはいいこと。それよりも結果がついてこないときにどうするかが重要。点が入らなくても、動き出しを続けていけば相手も嫌がる。これからも続けていきたい。だんだん良くはなっているが、もっとそのスピードを上げないといけない。サッカー選手である以上、途中出場で満足する人はいない。僕自身も今の立場に甘んじるつもりもない。パスやトラップなど基本的なことの質を上げつつ、いいところを伸ばしてスタメンとして出られるようにしたい。
【櫛引 政敏】
(失点は)チームとして、ボールの失い方がよくなかったので改善していきたい。一瞬のコミュニケーションやコースの限定などが試合で出せていない。細かい部分での対応は、もっとコミュニケーションをとって詰めていきたい。そこは継続してやっていかないと、個人としてもチームとしても良くない。試合を通じて出た課題を、練習を通して改善していきたい。
【三竿 健斗】
今日は自分の良さを出せなかった。ボールに寄せるとか奪うとか、地味なことが自分のできることだと思うので、そこに集中してできることをやりたい。チームコンセプトは理解しているが、ボール回しのときの距離感や立ち位置をまだつかめていない部分がある。自分から要求していくことも必要かなと思っています。カシマスタジアムはすごく雰囲気がよく、たくさんのサポーターが応援してくれて、プレーしていて素晴らしい環境だった。
【ジネイ】
点をとれたことはうれしいが、一番重要なのは全員で取り組んで勝利できたこと。チームが勝利に向かって団結していることは見ていて伝わったのではないかと思う。開幕に向けて準備をするなか、いい試合ができた。いいところもあれば悪いところもあった。悪いところは、これから取り組むべき点が分かってよかった。今季初のホームでの試合ということで、多くのサポーターの前でプレーすることができて、また、重要な勝利という結果を示せてよかった。
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