日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2020年9月16日水曜日

◇J来季から全クラブのユニ背番号と選手名書体を統一(ニッカン)






【中古】 Jリーグ崩壊 /工藤健策(著者) 【中古】afb


Jリーグは15日、来季から全クラブのユニホーム背番号と選手名の書体デザインを統一すると発表した。

視認性向上を目指したもので、「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー」として、ユニバーサルデザインを取り入れたコントラプンクト社のものを採用する。

村井チェアマンは「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバーの導入は、スタジアムでの観戦だけではなく、スマートフォンやタブレット端末等によるさまざまな観戦・視聴方法が広がっている潮流にあわせて、誰もがより選手を判別しやすい観戦・視聴環境づくりを推進していくことを目的としています。また、選手を覚えていただくきっかけのひとつでもある背番号を通じた、選手への興味・関心の拡大にもつなげていきたいと考えています」とコメントを発表している。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】 Jリーグ崩壊 /工藤健策(著者) 【中古】afb
価格:200円(税込、送料別) (2020/9/16時点)



◇J来季から全クラブのユニ背番号と選手名書体を統一(ニッカン)




◆松村優太「自分の良さ出していかなきゃ」U―19日本代表候補合宿で猛アピール誓う(報知)






お徳用 梅ちりめんパック 160g(8g×20袋)香料不使用 保存料不使用 防腐...


 U―19日本代表候補合宿が14日、千葉県内でスタートした。8月の合宿では、練習前の検査で選手に新型コロナウイルス陽性反応が出たため中止に。この日の検査では選手、スタッフともに全員陰性の結果が出た。前回と招集メンバーは異なるも、29人の選手がそろい、2ケ月ぶりとなる合宿が始まった。

 赤い練習着を身にまとった若き戦士たちが午前、午後ともにミニゲームやダッシュ走などで汗を流した。8月に続きメンバー入りした鹿島のMF松村優太も闘志をむき出しに気迫あるプレー。練習後のオンライン取材では「自分のことをチームメートにわかってもらうことも大事。チームに合わせつつも自分の良さを出していかなきゃ」。鹿島ではスタメン定着に至っておらず悔しい思いをしているが、同世代のライバルの中でアピールすることを誓った。

 JFAが新設した「ロールモデルコーチ」としてこの日指導者デビューを果たした内田篤人氏は、先月まで同じピッチに立っていたチームメート。「ちょっと変な感じはあるんですけど。(内田氏の言葉は)ひとつひとつ重みがある。一コーチとして自分も刺激を受けていければ」と立場が変わっても鹿島の大先輩から学ぼうとする姿勢は変わらない。終盤にはA代表の森保一監督も合宿の様子を見守った。

 来年5月のU―20W杯(インドネシア)の出場権をかけた今年10月のU―19アジア選手権(ウズベキスタン)は、来年への延期が決定している。それでもコロナ禍で代表活動が制限される中、貴重な3日間の合宿でチーム強化を図っていく。




◆松村優太「自分の良さ出していかなきゃ」U―19日本代表候補合宿で猛アピール誓う(報知)




◆いま、鹿島アントラーズが強い。選手を代えても変わらない戦術設計と落ちないクオリティ【週刊J批評】(フットボールチャンネル)






Jリーグ加盟チームサッカーエンブレム金蒔絵シール鹿島アントラーズ


大岩剛監督が昨季限りで退任し、新たにザーゴ監督を招聘した鹿島アントラーズは、開幕から苦しんだ。7節までは1勝しかできなかったものの、そこから持ち直して上位争いに顔を出している。今回は、5連勝を達成した清水エスパルス戦を例に、戦術がどのように機能しているのかを掘り下げる。(文:河治良幸)


浸透してきたザーゴ監督のサッカー


 川崎フロンターレが首位を快走し、セレッソ大阪が負けじと続く上位争いから、まだ少し引き離された位置にいるが、鹿島アントラーズが5連勝で、勝ち点27の5位まで順位を上げてきた。内田篤人の現役引退とメッセージにより“勝者のメンタリティ”が復活してきたと言った声もあるが、実態としてはザーゴ監督の戦術設計がかなり浸透し、実戦レベルで機能してきたことで、選手がやらされるのではなく、主体的にやるレベルまできていると見ている。


 大岩剛前監督までのスタイルから非常に大きな転換だったことは間違いなく、筆者の見立てだと正直もっと時間がかかると予想していた。もちろん、まだ基本的な設計が選手たちのビジョンとシンクロしてきたに過ぎないので、ここから相手が具体的な対策を立ててくる中で、それを上回って行くには質、精度、バリエーションなどをまだまだ上げて行く必要はあるだろうが、ひとまずは最初の大きな壁を越えたように見える。

 最初は後ろからのビルドアップで自分たちからミスを起こしては繰り返しショートカウンターでピンチに陥り、相手陣内までボールを運べても攻守が切り替わった時にファーストプレッシャーを効率よくかける立ち位置をとれておらず、主にサイドスペースから一気に鹿島陣内の深くまで持っていかれて、最後はセンターバックが体を張るか、GKが対応するしかないというシーンが目立った。

 しかし、現在は後ろでボールをつないでから縦に入れる流れがスムーズで、相手のFWがプレッシャーをかけてきても、そこを外したところからセンターバックや最終ラインに落ちていたボランチがスペースに持ち上がり、高い位置を起点にサイドからチャンスを作り、相手がリトリートして守備を固めれば、慌てず反対サイドに振ってハーフスペースを狙うなど、攻撃に連続性がある。


選手が変わっても落ちないクオリティ


 興味深かったのは最終ラインの起用だ。4連勝したベガルタ仙台戦までは同じ4人を続けて起用したが、続く清水エスパルス戦でザーゴ監督はセンターバックの町田浩樹を6試合ぶり、左サイドバックの杉岡大暉を5試合ぶりに先発で起用。清水のプレッシャーをうまくいなしながらワイドなビルドアップで相手陣内まで押し上げて、清水のディフェンスを深いところまで下げさせる状況を繰り返し作ることに成功していた。

 特にスタメンに関してはメンバーを組み換えても設計面でやるべきことが変わらず、ほぼ同等のクオリティを発揮できるベースが徐々にできてきているようだ。それを連勝が続いたこのタイミングでやってのけたことは今後の戦いに向けても確かな前進と言えそうだ。

 清水戦から具体例を挙げると前半29分に、左のスローインから清水のミスを突いてフアン・アラーノ、レオ・シルバ、エヴェラウドのコンビネーションで先制点を挙げたが、その少し前の展開が分かりやすい。

 得点が入る約2分前のシーンで、4-4-2をベースに清水の攻撃に対して、ボールに連動したチェックをかけて、中央で縦パスが入ったところをボランチの三竿健斗とセンターバックの犬飼智也が挟む形でボールを奪った。そこから素早くレオ・シルバにパスが出ると、2トップのエヴェラウドと土居聖真が同時にくさびのパスを受ける構えを見せる。

 和泉竜司は左のスペースで土居からパスを引き出す。そこは清水の金子翔太がチェックしてきたが、和泉はボールをキープして、今後は右側に空いたスペースを利用して、最終ラインから前目のポジションを取った犬飼に展開。犬飼はファーストタッチでボールを前にグッと押し出し、そのまま清水陣内に持ち上がって起点を作った。

 すると清水は当然ボールサイドにディフェンスをスライドさせるが、犬飼は右サイドバックの小泉慶とパス交換をしてから、前線から手前に引いてきた土居にボールを付けて、小泉を経由してボールを受け取ってからセンターバックの間に落ちた三竿につなぎ、さらに左の町田、大外の高い位置にポジションを取った杉岡へと展開した。

 そこからインサイドの和泉とのワンツーで杉岡がDFラインを破り、ペナルティエリア内まで入り込んだが、清水の岡崎慎とGK大久保択生が懸命にカバーして得点には至らなかった。しかし、形としては鹿島が狙い通り崩してフィニッシュまで持ち込めたシーンだった。そこから立て続けにシュートチャンスを作って先制点に結び付けたが、前に厚みがあるのに大きなリスクがかかっていないというのが鹿島の新たな強みになってきている。


悪い流れに陥るリスクは小さい


 見ていて非常に目に付くのはボールサイドでの役割を終えた選手が次の行動として前に出ていくのか、カバーに回るのかと言った判断をすぐにして次の行動を起こしていること。ボール局面にずっと目を向けて流れを追うとなかなか把握しにくいが、ボールを持つ前の動き、ボールを持った時の動きに加えて、ボールを離した後の動きを見ていくと、そこまでオーガナイズが行き届いてきていることが分かる。

 1つ1つの得点を見れば相手のミスが絡んでいたり、カウンターやリスタートをうまく利用するなどパターンに違いはあるのもの、多くは連続性のある攻撃をきっかけとして生まれている。具体的に鹿島対策を考えた場合に、ボールを離した後のポジションまで相手は見ていかないと難しいだろう。

 ボールポゼッションで上回ってくる相手や川崎のようにボールを持ってから攻め切る力が強い相手など、ベースとして持っているものが強い相手との対戦では苦しい戦いになることはあるし、星を落とすリスクは当然ある。しかし、疑心暗鬼にでも陥らない限り、悪い流れに陥るリスクは極めて小さいと見ている。

 もちろん戦術がある種のイタチごっこである以上、相手のスカウティングが進んでくれば、勢いだけでこのまま突き進むことはできない。しかし、まだまだチームが成長過程にあることを考えると、その場で止まっていることはあり得ない。鹿島対策が出回る頃には鹿島もまた次の進化を遂げているかもしれない。現在の勝ち点だけでなく、成長のプロセスを考えても本当の勝負は来シーズンと見ているが、鹿島が鹿島である限り、1つ1つの勝利にこだわりながら可能性がゼロになるまでタイトルを目指していくはず。ここからの成長と勝負を興味深く見届けたい。

(文:河治良幸)

【了】






Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事