
日刊鹿島アントラーズニュース
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2023年3月20日月曜日
◆「これ抜き切ってやろうと…」対A代表DFに燃えた鹿島MF松村優太が今季初アシスト!(ゲキサカ)

[3.18 J1第5節 横浜FM 2-1 鹿島 日産ス]
パリ五輪世代が誇る快速アタッカーが、A代表初招集で注目集まるセンターバックを切り裂いた。鹿島アントラーズMF松村優太は0-2で迎えた後半23分、右サイドでドリブルを仕掛けると、DF角田涼太朗を抜き去ってゴール前にクロスボールを供給。絶妙なタイミングで飛び込んできたFW鈴木優磨に見事に合わせ、一矢報いるゴールを演出した。
途中出場から10分後、ボールを持った時から迷いはなかった。「前向きでボールを受けて、1対1のところだったので、僕のプレースタイル的に行くしかないだろうと頭の中で決まった」。対面でカバーリングに立っていたのは日本代表に初招集されたばかりの角田。16日にU-22日本代表選出を果たした松村の頭の中には、相手の地位までしっかりとインプットされていた。
「角田選手と対峙した時、最初はちょっとボールを触りながらゆっくり行って、その前に一回中に入っていたのでどっちに来るかわからなかったと思う。足を触ったタイミングでいい形でスピードに乗れたし、あと角田選手は今回A代表に入っているので、ボールが来た時に『あっ、角田選手だ』というのがちょっと頭の中にあって、これ抜き切ってやろうと。その気持ちも後押ししたと思う」。イメージどおりのプレーでA代表戦士に一泡吹かせてみせた。
今月8日のルヴァン杯柏戦(△1-1)で今季初ゴールを記録し、この日はJ1リーグ戦でも初アシスト。これまで先発奪取には至っていないが、着実に結果を残し始めている。「ああいう形でのアシストはなかなか今までなかった。ルヴァンの得点といい、今回のアシストといい、自分の形で結果が少し出てきている」。スタメン奪取に向けて、継続してアピールしていく構えだ。
またこの日はもう一つ、スタジアムを沸かせるビッグプレーがあった。投入直後の後半15分、鹿島のCKから横浜FMのカウンターがスタートすると、一度はFWエウベルに大きく抜け出されたものの、松村が数メートルは離れていたであろう位置から自慢のスピードで抜き返し、ノーファウルでピンチを防いでみせた。
「自分で言うのもなんですけど、他の選手だったらイエロー、レッド覚悟で止めるところだと思うけど、僕だったら間に合うと思った。冷静に相手がドリブルするコースを見極めながら、戻ったらなんとか間に合った。自分自身、冷静にできたと思う」。チームの勝利にはつながらなかったが、このプレーがなければもっと試合は一方的なものとなっていたはずだ。
そんな松村は19日から、パリ五輪世代のU-22日本代表の一員として欧州遠征に参加する。
昨年11月以来の活動へのあふれ出るモチベーションからか、この日はピッチ上同様の爆速っぷりでスタジアムを後にしていた松村。囲み取材対応は急遽オンラインとなったが、「五輪予選が今年あって来年には本戦。言っている間にすぐに来る。佳境に入ってきているので、メンバーに入るサバイバルが始まる。結果を残していくことがメンバー入りに近づいていくので、久々にやるメンバーばかりだけど、チームのことをやりながら自分の結果を求めていきたい」と力強く決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
◆「これ抜き切ってやろうと…」対A代表DFに燃えた鹿島MF松村優太が今季初アシスト!(ゲキサカ)

◆「こんなもんで落ち込んでいるようじゃ上には行けないぞ」鹿島の植田直通、OGで意気消沈の常本佳吾に発破!昌子源も「責めるつもりは全くない」(サッカーダイジェスト)

「こんなこと気にするな。自分もそういう経験をしてきている」
[J1第5節] 横浜F・マリノス2-1鹿島アントラーズ/3月18日/日産スタジアム
先輩DFが意気消沈する後輩に発破をかけた。
先制点を奪われた直後の62分。横浜の喜田拓也のクロスに反応した鹿島の常本佳吾は、クリアを試みるも、右足で当てたボールは自陣ゴールに吸い込まれていった。痛恨のオウンゴールに、がっくりと肩を落とした右SB。その横には何やら声を掛けるCBの姿があった。植田直通だ。
試合後、植田はこの場面を振り返り、「こんなこと気にするなと。こんなもんで落ち込んでいるようじゃ上には行けないぞと。自分もそういう経験をしてきていますし、そういうミスをした後だからこそ重要。もっともっと、こういう経験をしたからこそ、良い経験だと思うし、次に繋げてもらえれば」と語った。
また、同じく日本代表と海外経験があるCB昌子源も「あのオウンゴールについては僕らがどうこう言うことはない。別に責めるつもりも全くない。彼の中で消化して、彼の中で今後に生かしていくだろう」と伝えた。
伝統の一戦で味わった悔しさを糧に、後輩がより逞しくなるよう期待を寄せている。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
◆「こんなもんで落ち込んでいるようじゃ上には行けないぞ」鹿島の植田直通、OGで意気消沈の常本佳吾に発破!昌子源も「責めるつもりは全くない」(サッカーダイジェスト)

◆“鹿島スタイル”に明るい兆し J1王者との一戦で見えた「強み」…岩政体制に漂う期待感(FOOTBALLZONE)

横浜FMとの一戦で1-2敗戦も、「相手を見てサッカーをする」狙いが具現化
J1リーグ第5節、日産スタジアムで行われた注目の一戦はホームの横浜F・マリノスがDF松原健のスーパーゴールと相手のオウンゴールで2点を奪い、鹿島アントラーズの反撃を1点に凌いで勝利した。これで横浜FMは勝ち点10で3位に浮上、鹿島は8位に後退した。
鹿島にとっては、後半のアディショナルタイムにはMFディエゴ・ピトゥカが2枚目の警告で退場になる後味の悪さはあったが、岩政大樹監督が川崎フロンターレと並ぶ“2強”と認める横浜FMとの一戦を振り返ると、前向きな要素の多い試合だったのも確かだ。
指揮官は「自分たちの時間と相手の時間と、どっちがボールを持っていてもゲームをコントロールすることはできていましたし、どちらに点が入ってもおかしくない展開でした」と語った。終盤に逆転を許した第2節の川崎戦に比べると、自分たちから意図的にボールを運ぶことができたと分析した。
そうした状況を作りながら1つ目の失点は松原のスーパーゴールだったとはいえ、スローインからの攻撃に対するスライドと寄せに甘さが出た結果ではある。2人の選手を交代した直後に喫した2失点目は右サイドバックのDF常本佳吾によるクリアミスがオウンゴールになったが、セカンドボールを立て続けに拾われて、自陣に押し込まれた状況だった。
見方を変えれば原因ははっきりしているので、方向性を変えないなかで1つ1つ出てくる課題を改善していければ、完成度は上がってくるだろう。鹿島の場合、横浜FMのように1つの戦い方を突き詰めるのではなく、システムを含めて3つ、4つぐらいベースを準備しておいて、相手によって臨機応変に繰り出していく。
それをすべてハイレベルに繰り出せてこそ“鹿島スタイル”は完成度を増していくはずで、キャンプから植え付けてきたうしろからのビルドアップも手段をレベルアップさせただけにすぎないのだ。横浜FM戦では相手の裏を狙っていくことでロングボールが増える展開にはなったが、それも付け焼き刃ではなくチームとして準備したもので、選手たちにストレスは感じられない。
欧州から鹿島に復帰したDF植田直通は「プレシーズンから色々やってきたものがやれてるのかなと。相手に応じて自分たちのフォーメーションを変えることもできますし、試合のなかで変えることもできる。そこは自分たちの強みだと思ってます」と語る。
その植田も「後半から出てくる選手がアクセントになって、かなり勢いをもたらしてくれる」と言うように、交代選手が効果をもたらせるようになってきたのも大きい。2失点目は2人を投入した直後だったが、さらに2人入ったあとに、彼ら4人が絡む形でFW鈴木優磨のゴールが生まれた。
“サッカーは22人でやるもの”や、”相手を見てサッカーをする”というワードは岩政監督が鹿島を率いる前から口にしていたが、それを監督として具現化し始めていることを実感できる試合だった。試合前には「僕たちはまだ手探りですからね。かわいい赤ちゃんです(笑)」と語っていた岩政監督も、もう少し成長を実感できた試合ではないか。
無論、チームが成長過程と言っても、鹿島は悠長に成長を見守ってくれるクラブではない。それでも試合後にはゴール裏から応援のチャントが鳴り響き、選手たちを後押しした。代表ウィーク中に行われるルヴァン杯のアルビレックス新潟戦、さらに次節(4月1日)のサンフレッチェ広島戦は内容だけでなく、結果で応えていけるかに注目したい。
(河治良幸 / Yoshiyuki Kawaji)
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