日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月8日土曜日

◇【ライターコラムfrom水戸】リーグ後半戦、「パートナー」と心を一つに、さらなる高みを目指す!(サッカーキング)




「あの話はすごく面白かったね」

 西村卓朗強化部長は笑みを見せながら、そう振り返った。

 あるオフ明けのトレーニング前、ミーティングルームで座る選手たちの前には営業部の渡邉欽也さんが立っていた。そして、選手たちに向け、紙芝居形式でプレゼンを行った。

 話の内容は5月3日に行われた第11節モンテディオ山形戦を仕事とは関係なく、家族で観光を交えながら試合を観戦した際のエピソードであった。水戸からの道中で食べたものや寄った場所を写真で見せ、さらにそこでいくらお金がかかったかも詳細に説明した。そして、試合の感想を述べ、1つの試合を見るためにこれだけたくさんの楽しみがあるということを選手たちに伝えたのであった。

 それは熱心なサポーターにとっての日常だと思われるが、なかなか選手たちは知ることができない。それだけに、渡邉さんが自らの体験談として伝えた内容は選手たちの心に響いたようだ。「選手たちはすごく興味を持って話を聞いていました」(西村強化部長)。

 その一度だけではない。今シーズン、ホームゲームが開催される週のオフ明けの練習前に営業部のスタッフが選手たちに向けて、話をするという新たな取り組みが継続的に行われている。前述の渡邉さんの話は例外だったようで、本来はその節の「サンクスマッチ」を開催する企業の紹介や水戸ホーリーホックに対する思いを営業スタッフが代弁して選手たちに伝えることを趣旨としている。



 水戸は今季から支援してくれる企業を「スポンサー」ではなく、「パートナー」と呼ぶことにしている。そこには、選手、サポーターだけでなく、支援してくれる企業もチームと一緒に戦っているという意志が込められている。前述の取り組みは、一緒に戦う仲間の思いを伝える場であるのだ。応援してくれていることは知っている。しかし、その中に込められた思いはなかなか伝わりきらないもの。それを選手たちが理解することは、地域に密着したクラブでプレーするにおいて、非常に重要なことと言えるだろう。

 リーグ前半戦、水戸は13試合負けなしのクラブ記録を樹立し、さらに17年ぶりの5連勝を達成した。過去最高の前半戦を過ごしたと言っても過言ではないが、それは選手たちの力だけで手にしたものではない。ホーリーホックを後押しするすべての力が一つとなったゆえの結果である。それを忘れてはいけない。

 ただ、まだ何も成し遂げたわけではない。ここからはじまるリーグ後半戦、一緒に戦う多くの仲間とともにさらなる高みを目指していく。

文=佐藤拓也

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170705/608749.html?cx_cat=page1

◆“ジーコスピリッツ”を胸に、ブレずに戦う鹿島 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST(JFA)




一昨年のチャンピオンチームである鹿島アントラーズユース(茨城)は、第7節を終えて4勝2分け1敗の3位に位置しています。特筆すべきはその守備力です。無失点は4試合、1失点が3試合と複数失点した試合はなく、リーグ最少の3失点と驚異的な数字を残しています。

この守備について熊谷浩二監督は「今年はそこまで守備が整備された状態でシーズンに入ったわけではないが、試合を追うごとに選手たちも手応えを得てきたのではないかと思う」と話します。チーム状態は好調で「それなりにいいスタートを切れた」とする一方で、「うちは力的には中位から下のチーム」と謙虚に語ります。

中断期間に行われたクラブユース選手権関東予選では、準決勝でプリンスリーグ関東の川崎フロンターレU-18に敗れたものの、全国大会への切符は手中に収め、「プレミアリーグに対しての上積みの一環として新しい選手、特に下級生に試合経験を踏ませながら夏以降にその選手たちを形にしていく」(熊谷監督)という方針の下、2年生を積極的に起用し、チームのレベルアップを図りました。



「今はこの結果で自信を付けながら夏場を越えていければ。例年、夏を越えてからチームが少しずつ形になるので、なんとかそこにつなげていきたい」(熊谷監督)

現在でも沖悠哉選手(GK #1)、センターバックの中村勇太選手(DF #4)、中盤の要である出津真哉選手(MF #8)、前線の金澤蓮選手(FW #9)の盤石のセンターラインがチームに安定感をもたらしていますが、ここに2年生が加わればチームはさらに勢いを増していくでしょう。



第8節の相手はFC東京U-18(東京)です。熊谷監督は「今年もタレントがたくさんいる。J3リーグを含めて、強化方針、育成体制も素晴らしく、非常に力のあるチーム」と警戒します。試合の展望を聞くと、「この構図はここ数年同じですが」と前置きをして、「アグレッシブな攻守、個の力を考えてもFC東京のほうが積極的なサッカーをすると思う。われわれはその中で守備をベースにその勢いを受け止め、少ないチャンスをものにできるか」と語ります。

チームの目標はあくまでも「プレミアリーグ残留」。熊谷監督は「シーズン前に掲げた目標は残留であって、残留を手にすることができればそこから一つでも上の目標を狙っていきたいというのは常に選手と話しているところ」と明かせば、キャプテンの出津選手も「チームの目標であるプレミアリーグEAST残留のために、ジーコスピリッツである『献身』『誠実』『尊重』をチーム全員で体現し、一試合一試合を大切に全員で戦っていきたい」と言います。

偉大なるチームの象徴のスピリットを胸に、地に足を着けた鹿島が目先の勝点をもぎ取ります。

監督・選手コメント
熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
これまでも守備は積み重ねてきたので、今年も引き続きストロングポイントにしていきたいと考えています。ここまで順調に勝点を積み重ねられていますが、力の差があって勝てているわけではありません。どちらに転んでもおかしくないという中でたまたま勝点を積み重ねられているという状況だと捉えているので、できだけ早く残留という目標を手にしたいというのがチームの思いです。

MF #8 出津真哉 選手(鹿島アントラーズユース)
僕たちのストロングポイントは、当たり前の4つのこと、「声を出す」「走る」「戦う」「攻守の切り替え」で相手に負けないことです。僕自身はキックが特長だと思っています。セットプレーや流れの中で自分の右足のキックでゴールに絡むプレーができればいいと思います。まずはチームの勝利のために全力でプレーします。

FC東京U-18 vs 鹿島アントラーズユース

日時:7月9日(日) 15:30キックオフ
会場:東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)
アクセス:●西武新宿線「花小金井駅」より西武バス「錦城高校前」下車、徒歩約1分
     ●西武新宿線「小平駅」より徒歩約20分


プレミアリーグEAST 第8節 7月8日(土)・7月9日(日)
7月8日(土)
15:00 大宮アルディージャユース vs 柏レイソルU-18(NTT東日本志木総合グラウンド)
7月9日(日)
11:00 青森山田高校 vs 清水エスパルスユース(青森山田高校)
11:00 市立船橋高校 vs 京都サンガF.C. U-18(船橋市法典公園[グラスポ]球技場)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 横浜F・マリノスユース(浦和駒場スタジアム)


プレミアリーグWEST 第8節 7月8日(土)・7月9日(日)
7月8日(土)
16:00 阪南大学高校 vs 神戸弘陵学園高校(阪南大学高見の里グラウンド)
16:30 サンフレッチェ広島F.Cユース vs セレッソ大阪U-18(吉田サッカー公園)
7月9日(日)
10:00 米子北高校 vs 大津高校(どらドラパーク米子陸上競技場)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs 東福岡高校(雁の巣レクリエーションセンター)
19:00 ガンバ大阪ユース vs ヴィッセル神戸U-18(OFA万博フットボールセンター)

http://www.jfa.jp/news/00014144/

◆スペインから帰国の柴崎岳、独占告白。 「新しいシーズンもスペインで……」(Number)


スペインから帰国の柴崎岳、独占告白。「新しいシーズンもスペインで……」<Number Web> photograph by Tadashi Shirasawa

 2016-2017シーズンは柴崎岳にとって変化の年だった。

 鹿島アントラーズでJリーグを制し、その後挑んだFIFAクラブワールドカップでは決勝に進出。欧州王者レアル・マドリーを相手に2ゴールを決める活躍を見せ、世界に名を轟かせた。

 冬の移籍市場ではスペイン2部のテネリフェへ移籍。加入当初はコンディションを崩し、デビューは春になったが、終盤戦では11試合連続先発し、チームを1部昇格プレーオフに導く原動力となった。プレーオフ準決勝、決勝とも活躍したが、チームの1部昇格はならなかった。

 様々なことがあったシーズンを、柴崎はこう振り返る。

「長かったな、と思いますね。日本とスペインでのシーズンを足すと、1シーズン半だったから。それも休みなくだったから長く感じた。鹿島でやっていたことと、スペインでの半年間でやってできたことは、自分の中ではある程度満足いくものでした。もちろん、全ての面で結果を出しているわけではないから、100%満足できるわけじゃない。でも充実感は持てるシーズンだったかな」

新天地で……すべてを変えようとしていた柴崎。

 日本とスペイン。

 言葉も、食事も、生活環境も、何もかもが違う。初の海外挑戦の中で、テネリフェの攻撃の軸となり、得点やアシストの結果も出した。

「手応えを感じたのは、特にスペインに来てからかな。もちろん鹿島での積み重ねがあってこそで、それをスペインで証明できたのは良かったなと。ただ、スペインに行ってからは、自分なりに変えなきゃいけないこともあったりして、それを考えたり、日々の練習の中に落とし込んでいく作業をしました。徐々にスペイン2部のサッカーに適応していくことができて、最後は結果も出せました」

 自分なりに変えなきゃいけない――。

 日本サッカーからスペインサッカーの中へと飛び込んだ柴崎は、異なる現実の中で、多くの部分を意識的に変えようとした。

「変えようとしたのは、漠然というと『意識』です。スペインだと、自分がゲームを組み立てることに重きをおくよりは、ゴールやアシスト、パスで得点に繋がることをやっていかないと、と思った。中盤で低い位置に引いて、ボールを触って、組み立てて、というのは十分できる。でももっと自分を出していくために、無理やりでも前でボールを受けようとも考えたんです」

「自分が主導権を持っていると見せるため……」

 テネリフェでの柴崎のプレーを見ていると、テンポよくつなぐパサーという印象よりも、より総合的なミッドフィルダーとしての色が濃くなっているように思う。ドリブルで中盤を駆け上がるようなシーンもあった。より積極的なプレーも目につく。

 その裏には、スペインに到着後、彼が心に決めていたことがあった。

「3タッチ以上でプレーする、ということです。ちょっと自分で持って、わざと(相手に)当たったりキープしたりというのをやろうと。1タッチ、2タッチでのプレーはもともとできるし、小気味よく見えるけど、逆にプレーが淡白に見える部分も出てくるんです。見え方として、自分がボールを持ってる、という印象を与えたかった。自分が主導権を持っているところを見せるために、3タッチや4タッチ、またはドリブルの割合を増やそうと。無理やりドリブルでこじ開けていったりというプレーも出てきたし、徐々に変化は出てきたと思います」

元ボランチの監督とは、戦術も価値観も共感できた。

 決して慌てることなく、クールに淡々とプレーする――。

 柴崎には昔からそんなイメージがある。視野の広さと冷静さ、確かな技術が必然的にそうさせた。彼のスタイルはすでに出来あがっていた。

 しかし彼はそこにあえて変化を加え、ボールタッチを増やし、時にはドリブルで駆け上がった。

 テネリフェのマルティ監督はそんな彼をチームの中心に置いた。

 トップ下、左サイド、ボランチ。

「柴崎はゲームに落ち着きを与えられる」と繰り返した。この半年間、会見やインタビューでその言葉を何度耳にしたことだろう。

 指揮官は絶大な信頼を置き、柴崎はそれに応えた。スペイン1年目にして感覚の近い監督に巡り会えたのは、柴崎にとっては幸運だったのかもしれない。

「もともとマルティ監督もボランチだったし、最近まで現役だったから、近い距離感で話してくれたから楽でしたね。話していることも自分の価値観に近い部分がありましたし。

 僕が入る前も、彼がやりたいサッカーはあったんだけど、そのスタイルにはまる選手が少なかった。だから自分が入ることで、そこに近づけようと、落ち着きをゲームに与えようとしました。

 ただ、サッカーは速攻も遅攻もできた方が理想的じゃないですか。状況に合わせていくことが大事で、シーズン終盤は、やっているサッカーに幅ができたと思う。監督の言っていることは結構好きでしたよ。もちろん、人としても」

「なるべくスペイン語で話すようにしています」



 監督や選手と柴崎とのコミュニケーションには問題はなかった。Jリーグでプレーしていた頃から、いつの日かのスペイン移籍のためにスペイン語習得に励んでいたからだ。

 テネリフェの地元記者を喜ばせたのが、記者会見や囲み取材の場で、できるだけスペイン語を使おうとする柴崎の姿勢だ。

 多くの日本人は(それが選手であれ一般人であれ)海外に出た際は、現地の人に囲まれた中での現地語による発言には尻込みするものだ。

 しかし柴崎は会見の初めは、ほぼ必ずスペイン語で話すようにしている。

「特に意識はしてないけど、でもスペイン語を使うと、現地の人も喜ぶんです。感じもいいと思うし、訳したら“頑張る”とか“もっとこうしていきたい”とか簡単な言葉なのかもしれないけど、スペイン語で話してくれた方が嬉しいという気持ちはわかるから、なるべく話せることは話していこうと思っています。

 でも自分の表現したいことが間違って伝わっても仕方がないから、しっかり伝えたいことは、日本語で話したのを訳してもらって。

 スペインに半年いて……選手や監督が言っていることはなんとなくわかるようになりました。日本でも家庭教師をつけるまではしなかったけど、自分でスペイン語の参考書を買って、こういう感じなんだなと勉強していたんです。あとは、現地行ってなんとかなると」

生活環境、そしてスパイクが新しくなった柴崎。

 サッカーと環境。柴崎に訪れた多くの変化がある。そしてそれは、足下にも訪れた。

 柴崎はこの夏、新たにアンブロと契約した。

 今後はアンブロのスパイク、アクセレイターを履いて試合に出場することになる。

 この変化について、柴崎はこう語る。

「スパイクも、メーカーもたくさんある。その中で自分が心地よくプレーできるスパイクはどれだろうと思って、もう一度フラットに見てみたんです。その中で“アクセレイター”がいいなと思った。決め手としては、フィット感、動きやすさ、ボールタッチ、スキルを出しやすいところ、ですね。自分が快適に気持ち良くプレーすることを考えると、いいスパイクだと思った。実際に芝の上で履いてみても感触は良かったです。総合的に考えて、自分の理想のスパイクに近く、やりたいことや、やってほしいことが実現できる環境もあると思い、アンブロを選びました」

柴崎がこだわる、スパイク用のある「革」とは?

 テネリフェではセットプレーを全て任されていた。キックの精度の高さは、チームメイトの中でも評判だった。柴崎のこだわりのひとつは、革にある。

「革にはこだわります。やっぱり革にしか出せない履きやすさや、フィット感がある。今のところ、カンガルー革に勝るものはないかな。

 自分はどちらかというと感覚にうるさいというか、繊細というか、スパイクはなんでもいいというわけじゃない。快適にプレーするために、なるべくいいものを使いたい。それで革に行き着いた感じですね。キックに関しても、自分の頭の中のイメージを、正直にボールに伝えてくれるスパイクであってほしいので」

 意識、環境、プレー、そしてスパイク。

 あらゆることが変わった1年を経て、これからの柴崎には何が待っているのか。

「結果的にテネリフェでは1部に上がれなかった。理想は、もちろんスペイン1部でプレーすることです。この半年間で、ある程度結果も出すことができて、スペインサッカー、環境に慣れることもできたと思う。まだ次のクラブがどうなるかはわからないけれど、新しいシーズンもスペインで頑張りたいと思います」

http://number.bunshun.jp/articles/-/828418

◆吉田麻也、昌子と食事「もっと高み目指して」と期待(ニッカン)




 日本代表のサウサンプトンDF吉田麻也(28)が6日、オフを終えて英国に出発した。

 初戦でUAEに敗れたW杯アジア最終予選も大詰めで、8月31日のオーストラリア戦に勝てば日本は出場権を獲得できる。「初戦で負けると予選突破できないとか、ネガティブなデータを払拭(ふっしょく)したい」と意気込んだ。FC東京DF森重が負傷し、センターバックの相棒と有力視される、鹿島アントラーズDF昌子と食事したことを明かし「もっと高みを目指してほしい」と期待していた。

https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1851319.html

◆FC東京-鹿島アントラーズ 7月8日(サンスポ)



 ・FC東京はJ1での鹿島戦で現在2連勝中。それまでの13回の対戦では勝利できていなかった(4分9敗)。

 ・FC東京がJ1で最も負けているチームは鹿島であり(19敗)、最も失点しているのも鹿島である(63失点)。

 ・FC東京はJ1で現在3連敗中。今節負けると、2013年3月~同年4月以来の4連敗となる。

 ・鹿島はJ1でのアウェイ戦8連勝中。今節も勝利すれば、1998シーズンに達成した1シーズン内でのアウェイ連勝記録に並ぶ。

 ・鹿島は今季のリーグ開幕戦でのFC東京戦で、6本しかシュートを打てなかった。今季J1でのチームワーストのシュート数となっている。

 ・今季J1で、最も被枠内シュート数が少ないチームは鹿島で(55本、C大阪も並ぶ)、最も被枠内シュート数が多いのはFC東京(81本)。

 ・今年6月以降、J1で最も決定率が高いのは鹿島(29.2%、PKは除く)。

 ・FC東京は交代出場選手が今季リーグ最多の6得点を決めている。一方の鹿島は、同部門で今季リーグ3位タイにつけている(4点)。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170707/jle17070711300003-n1.html

◆鹿島、“夏ばて”防止で首位固めだ!三竿「酸素カプセルに1時間」(サンスポ)


※記事と写真は無関係

 鹿島は8日のFC東京戦に向け、7日は約1時間の調整を行った。MF遠藤が「毎年夏に弱い」というように、昨季は第1ステージ優勝後の7月に3連敗を喫し、失速した。今季も目下、2日の柏戦から中2日でのアウェー3連戦中。MF三竿健は「(疲労回復に効果的とされる)酸素カプセルに1時間くらい入り、(温水と冷水の)交代浴もやっている」。選手個々に“夏ばて”を防止して、首位固めを図る。 (鹿嶋市)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170708/jle17070805000005-n1.html

◆鹿島MF三竿健、原点味スタで活躍必ず 8日敵地FC東京戦(スポニチ)


明治安田生命J1リーグ・第18節   鹿島―FC東京 ( 2017年7月8日    味スタ )


 鹿島MF三竿健が思い出の地での戦いを前に闘志を高めた。首位の鹿島は8日、敵地で前半戦で敗れたFC東京と激突する。三竿健は「1回負けているので、2回目は絶対に負けられない」と雪辱を誓った。

 会場の味スタは“原点”の地だ。東京Vの下部組織出身だが、小学校4、5年生の頃は筋金入りの鹿島ファンだった。味スタのゴール裏で父と2人でよく応援したという。当時、最も好きだったのは「ヘディングが強いので」というDF岩政(現関東1部東京ユナイテッド)。DF植田が負傷中のため、本職はボランチながら直近2試合は岩政と同じCBで出場中だ。地元の友人や小学校5、6年生の時の担任の先生も観戦する予定で「勝って、今頑張っている姿を見せたい」と力を込めた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/08/kiji/20170707s00002000442000c.html

◆鹿島DF昌子、短冊に「優勝という文字を書きたい」(ニッカン)




 鹿島アントラーズは7日、茨城・鹿嶋市内でFC東京戦(8日、味スタ)に向けた約1時間の最終調整を行った。

 柏レイソル戦(2日、柏)、ガンバ大阪(5日、吹田S)と続いている中2日でのアウェー3連戦。さらに天皇杯3回戦モンテディオ山形戦(12日、NDスタ)も中3日で続く。2試合連続フル出場中のエースFW金崎夢生(28)は、七夕の願いを報道陣に求められると「みんなが健康でいられますように」。過密日程にも屈しない、全員での戦いを願った。

 先月に結婚を発表して“織り姫”を射止めたばかりの“ひこ星”FW土居聖真(25)は「神様、神だのみは信じない。とにかく前節で首位に立ったので、どれだけ長く居続けるか」。DF昌子源(24)は「(短冊に)優勝という文字を書きたい」と、連覇への結束は固い。大岩剛監督(45)も「選手の笑っている顔が見たいし、サポーターの喜ぶ姿が見たい。その積み重ねがシーズンに結果につながる」と誓った。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1851566.html

◆【FC東京vs鹿島プレビュー】過去通算対戦成績では鹿島が圧倒…FC東京は鹿島相手に今季開幕戦勝利の再現を狙う(サッカーキング)




■FC東京 堅守からの素早いカウンターにハマる、永井謙佑の1トップ

【プラス材料】
 リーグ前節のC大阪戦(1-3)では、永井謙佑が移籍加入後初の1トップとして先発。ディフェンスラインからのフィードを受けて相手ゴール前まで独走し、ピーター・ウタカの先制点を引き出した。追加点こそ奪えなかったが、その後もC大阪ゴールを脅かした。永井には持ち前のスピードに加え、運動量やプレーの連続性もあり、相手に脅威を与え続けることができる。それを生かすためにも、堅守から素早いカウンターを狙う意識をチームとして徹底したい。

 また、長期離脱から復帰した米本拓司がコンディションを高めている。6月21日に行われた天皇杯2回戦長野戦では120分間出場するなど、起用に目処が立ったこともプラス材料だ。

 今節の相手である鹿島とは開幕戦で対戦。出足の早さ、球際の勝負で相手を上回り、1-0で勝利を掴んだだけに、その再現を求めたい。

【マイナス材料】
 前節の前半は、C大阪に対して互角以上の戦いを見せて先制点を奪ったが、前半終了間際に森重真人が足首を負傷して交代。左外側踝付近の脱臼により、長期離脱を余儀なくされることになりそうだ。森重はこれまでリーグ戦全試合にフル出場しており、間違いなく守備の要だ。大久保嘉人に続いての主力の離脱は、チームにとってさらなる痛手である。特に前節は、同点に追いつかれた後に慌ててしまい、自ら崩れる形で失点を重ねた。リーグ戦はここまで、1点でも失点を喫した試合では一度も勝利がなく、自信も失いがちだ。

 今節は吉本一謙と丸山祐市がセンターバックとしてコンビを組むことが予想されるが、チーム全体で立て直しを図り、守備意識を再構築することが必要だ。反撃を受けた時にリズムを取り戻せず、流れを変えるための試合運びにも課題が残る。

文:totoONE編集部

■鹿島アントラーズ リーグ前半戦を首位ターン、開幕戦で敗れたFC東京に雪辱を期す

【プラス材料】
 5日に行われたG大阪戦を1-0でモノにし、リーグ前半戦を首位で折り返した鹿島は、中2日でアウェイでのFC東京戦に臨む。FC東京は今季開幕戦で敗れた相手。永木亮太が「1回負けている相手なので」と話すようにチームとしてリベンジへの気持ちは強い。

 スタメンは小笠原満男に代わって、永木が入る程度で、大きな変更はない見込み。主力の植田直通が負傷離脱してからボランチを本職とする三竿健斗がセンターバックを務めているが、本人の能力に加え、周囲のサポートに助けられ、大きなミスによる失点はない。最終ラインでの守り方も学んできており、勝ち点3を奪う上で大きな障害とはならないだろう。

 大岩剛監督就任後、リーグ戦5連勝、公式戦6連勝と勢いに乗っており、ハードな日程を乗り切って首位固めといきたいところだ。

【マイナス材料】
 マイナス材料はチームの中には見当たらない。強いて挙げるなら、暑さからくる疲労だろうか。第17節の柏戦(3-2)から中2日でアウェイ3連戦の日程が組まれた。鹿島スタッフも「長い間やっているけど、聞いたことのない」というスケジュール。G大阪戦からの2日間は主にコンディション回復に努めたが、3連戦目となるFC東京戦への影響は多少なりともあるだろう。

 それを支えるのは、メンタル。昨季ファーストステージを制しながら、セカンドステージに失速した経験から「昨年と同じことにならないように」(永木)「首位ターンに気を抜かずに」(昌子源)という声がチーム内に聞かれており、連戦への不安よりも、連勝を伸ばす意識が高いことが伝わってくる。

文:totoONE編集部

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170707/609265.html?cx_cat=page1

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