
日刊鹿島アントラーズニュース
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2024年5月22日水曜日
◆「貢献はほぼゼロに近い」それでも上田綺世が力を込めた“オランダ1年目の価値”。激白30分にみる日本代表ストライカーの進化形【現地発】(サッカーダイジェスト)

「シーズンの終わり方としては悪くはないのかなと思います」
上田綺世はひとつキッカケを掴むと、ゴールを量産するタイプなのだろう。欧州初挑戦となった昨シーズン、セルクル・ブルージュ(ベルギー)ではシーズン序盤に苦しみながらも、12節からプレーオフ最終節までの29試合で20ゴールを固め取りし、大量22ゴールを記録してフェイエノールトへの移籍を勝ち取った。
日本代表でもそう。代表初ゴールまで13試合もかかったが、この1年間で11ゴールとエースストライカーの名に恥じぬプレーを披露している。
ここロッテルダムでも30節まで2ゴールとなかなか結果が出なかったが、31節のゴー・アヘッド・イーグルス戦を皮切りに3試合連続ゴールと覚醒。最終節のエクセルシオール戦(4対0)ではノーゴールに終わったが、それでも上田は1アシストを記録。オランダリーグ初年度を5ゴール・2アシストのスタッツで終えた。
上田の連続ゴールがスタートしたのは、KNVBカップ決勝戦直後のこと。1対0でNECを下したフェイエノールトはカップ王者に輝いたものの、15分間の出場に留まった上田はインパクトを残すことができずに終わり、ピッチの上では優勝の喜びを見せたものの、インタビューゾーンでは浮かない表情をしていた。そのときのやり取りを再現する。
「あくまで僕の仕事の本質は点を取ることなんで、そこですね」
――その悔しさは次のシーズンに取っておいて。
「そうですね。でも取っておく必要もないんですけど」
その言葉通り、上田はゴー・アヘッド・イーグル戦の後半、2本のシュートを撃ちながらエンジンを温め、3発目のシュートでゴールを射抜いた。そこからの4試合で3ゴール。2アシストの追い込みを見せた。
エクセルシオール戦後、この1年間を振り返った上田は「チームへの貢献はほぼゼロに近いと思っています」と言った。その悔しさは?
「いや、悔しいというのは別にないですね。それは自分の力だし。もう1回、今季の頭に戻ってやり直したとしても、たぶん何かをできたわけでもなく、そこまで結果が変わるわけではないですから。
ただ、今シーズン、試合に出るために取り組んできたことは、僕にとってすごく価値があったと思います。リーグのレベルというよりも、自分のチームのレベルがぐんと上がったぶん、そこで毎日、刺激をもらえたのは僕にとってすごく良かった。ただ、期待して取ってもらったぶん、もっと結果でチームに貢献したかった思いはもちろんあります。
そこの不甲斐なさみたいなものを感じますが、自分のパフォーマンスを向上させるために1年間、スタッフにも手伝ってもらいながらいろいろなことをしてきて、ようやく今、自分が成長して、最後に結果をある程度残すことができたので、シーズンの終わり方としては悪くはないのかなと思います」
「1年通して積み上げてきたものを表現しなきゃいけない」
初めてのオランダリーグということで、苦労する要素は多々あったはずだが、やはり一番苦労したのはポジション争いを含む、ビッグクラブで自身を表現するということ。
「自分のチームにいかに自身がマッチしていくか(に苦労した)。同じポジションに良い選手(サンティアゴ・ヒメネス)がいた。そこで結果を残して自分のポジションを取るということに苦労した。今まで経験したことのないぐらい、所属するクラブのレベルがグンって上がって、そこで『自分が何を表現しないといけないか』『どこが抜けているか』『どこを伸ばさなきゃいけないか』とやらないといけないことは山ほどあった。自分のパフォーマンスを向上させて、自分のチームの結果に反映するところまで持っていくことが、この1年を通して1番難しかったことです」
結果を残せなかった時期も、アルネ・スロット監督は上田について「ものすごいポテンシャルを秘めた素晴らしいストライカー」「綺世はアジアカップで自信を満タンにしてフェイエノールトに戻ってくれば良い」「ヒメネスが開幕から絶好調だったのは綺世にとってアンラッキーだった。彼がスタメンでずっと試合に出ていたら、ヒメネスと同じ数のゴールを決めていたことは間違いない」などとコメントしながら擁護していた。その指揮官は来シーズン、ユルゲン・クロップの後を継いでリバプールの監督に就任する。
「プロ、アマを含めて自分が経験してきた監督とはまったく違うサッカーの価値観を持ち、僕も高いクオリティーを求められた。そこに挑戦するっていうのは僕にとってすごく楽しかった。自分を必要として獲得してもらったなか、僕は結果として貢献できず悔しいですけど、僕のサッカー観や自分の選手としての幅の広がりといった面で、自身のキャリアとしてもすごい大きな1年になりました」
シーズン大詰めに掴んだレギュラーの座、蘇ったゴールの嗅覚。その良い手応えを感じながらシーズンオフに入る。来シーズンへの上田の意気込みは?
「今シーズン、1年通してずっと自分が積み上げてきたものを来シーズン表現しなきゃいけない。それはもちろん表現するだけじゃなくて、結果で貢献していかないと、自分のポジションはないし、自分のキャリアにも繋がらなくなるんで、来年また成長しなきゃいけない。自分の中でいろんなことに挑戦しながら、結果を出したい」
取材・文●中田 徹
◆「貢献はほぼゼロに近い」それでも上田綺世が力を込めた“オランダ1年目の価値”。激白30分にみる日本代表ストライカーの進化形【現地発】(サッカーダイジェスト)

◆鹿島×古舘伊知郎 6・1国立の横浜戦を名実況でPR「鹿島の風神」「ゴール前の羅生門」「人間咸臨丸」(スポニチ)

鹿島は21日、国立競技場で開催する横浜戦(6月1日)のプロモーション動画を公開。フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が喋り手として登場し、「古館節」全開の実況で「鹿島横浜 国立決戦」と題した試合を告知した。
ともにJ1で31年間戦い続けてきた唯一無二の名門対決。古館は「31年という時の流れの中で、この2つのチームは常にスポットを浴びていたのであります」と紹介し、「常に覇権争いに絡んで、どちらかがタイトルを奪取しているというチームは、いわば戦友なのか?」と言葉を並べた。
選手の紹介ではプロレス実況を彷彿させる名文句を連発。エースのFW鈴木優磨(28)は「ハヤブサの滑空だ」「優磨、一人舞踏会」「鹿島の風神」、守備リーダーのDF植田直通(29)は「ゴール前の羅生門」「鬼の形相だ」「敵方の動きを消波ブロック」、日本代表のMF佐野海舟(23)は「華麗なる回収だ」「人間咸臨丸」などと独特の比喩で特長を説明した。
【6.01国立】#古舘伊知郎 さんが #鹿島国立 特別ムービーに登場!
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) May 21, 2024
1993年開幕から唯一、J1で戦い続けている #鹿島アントラーズ と #横浜F・マリノス の対戦を、あの「古舘節」で熱く盛り上げます!
チケット購入はこちら:https://t.co/nddDNP7Svc#鹿島横浜国立決戦#antlers#fmarinos pic.twitter.com/R2DC8fnsRv
◆【ルヴァン杯】鹿島は首位町田戦 ポポビッチ監督、古巣に「J1でも結果出ている。おめでとう」(ニッカン)

鹿島アントラーズのポポビッチ監督が21日、ルヴァン杯3回戦・FC町田ゼルビア戦(22日、Gスタ)に向け取材に応じ、首位の古巣相手に総力戦で臨む強い決意を示した。
ポポビッチ監督は20年から3年間、当時J2だった町田を指揮。町田は今季、J1に昇格しリーグ戦で首位に立っている。3月9日には敵地で町田とリーグで対戦し0-1で敗れ、指揮官にとってリベンジの一戦だが「リベンジの意識はまったくない」とキッパリ。「いかに目の前の試合に勝つかにフォーカスしている」と平常心を強調した。
大会は違うが、リーグで首位と3位が激突する一発勝負の舞台で、リーグ戦から中2日と過密日程になっている。鹿島は最終ラインの層が薄く、思い切った選手の入れ替えができない現実もある。ポポビッチ監督は「(選手を)変えられない所もある」と苦しい台所事情に言及も「今のサッカーの流行でターンオーバーがあるが、単純に流行だからとの理由では変えたくない。出場したときに力を出せる状態の準備が出来ているかが重要で、そうでなかったら変えるつもりはない」と大幅な選手入れ替えには否定的な見方を示した。
一方、古巣に対しては「町田はJ2から何が大切か理解して戦えていたチームで、選手層を厚くして代わって入っても質が落ちない」。町田在籍時に「ベンチメンバーもJ1で戦える質がないと昇格するのはできない」と言い続けたことを明かし「彼らはやり遂げた。昨年の町田はJ2ながら質の高い選手をそろえて層が厚い。J1に向けてチームづくりをしてきたからこそ、J1でも結果が出ている。そこはおめでとうと言いたい」と敬意を表した。
◆【ルヴァン杯】鹿島は首位町田戦 ポポビッチ監督、古巣に「J1でも結果出ている。おめでとう」(ニッカン)
◆【鹿島】ポポヴィッチ監督がルヴァン町田戦へ「変えない選手もいます。そこは…」。柴崎岳のメンバー入りは!?(サカノワ)

「いかに目の前の試合に勝っていくか。そこにフォーカスしています。リベンジと考える必要は全くありません」
[ルヴァンカップ 3回戦] 町田 – 鹿島/2024年5月22日19:00/町田GIONスタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が5月21日、オンラインによる取材に応じて、翌日のルヴァンカップ3回戦のFC町田ゼルビア戦に向けて抱負を語った。
リーグ戦では手痛い敗戦を喫している相手との再戦が早くも実現。ただカップ戦であり、リーグ戦の狭間のミッドウィークに組まれているため、ある程度のメンバーの変更が予想される。
「リベンジではなく、いかに次の試合に進むかが大事です。どの試合でも変わりませんが、いかに目の前の試合に勝っていくか。そこにフォーカスしています。リベンジと考える必要は全くありません」
ポポヴィッチ監督はそのように勝利のみを追求すると強調する。そのうえで、自身も指揮した現在J1首位に立つクラブの状況には賛辞を贈る。
「町田はJ2にいる時から、何が大切なのかをしっかり理解し合いながら戦えていたチームだと思います。そして選手層を厚くし、質が落ちず、やることが変わらないことをしっかりできているチームだと思います」
そして戦力的にもJ1のレベルに対応してきたことを評価していた。
果たして、大幅なターンオーバーはあるのか。鹿島としては、タイトル獲得のため、ここは負けられない一戦でもある。
「(スタメンについて)変えない選手もいます。そこに関して今は話せませんが、ただ例え連戦だったとしても、自分たちのコンパスをずらさず、やれるのだと証明することが重要です。今の世界の潮流であるターンオーバーの選択はあると思いますが、単純に『潮流だから』という理由では変えません。
いかに、ピッチに立った時に力を出せる準備ができているか。そこが大切です。出場機会の少ない選手を含め今日もいいトレーニングができて、いい競争ができています。高い意識をもって取り組んでくれています。いいサイクルが、チーム全体でできていると思います。
これまで出場機会の少なかった選手たちが、明日出るとするならば、大切なのはそこで自分の力をアピールしようと必要以上に気負う必要はありません。彼らがこのクラブにいる時点で、能力がある力のある選手だと証明しています。私も彼らの力を十分に分かっています。
明日出せることを、チームのために惜しみなく出す。そこを意識して、考えてほしいです」
そして指揮官は「全員で戦う。そういう一戦にしたいです」とも語った。
果たして柴崎岳の今季初のメンバー入りはあるのか。勝利も必須だが、この先を見据えた選手たちの突き上げも欲しいところ。どのようなメンバー構成になるのか注目される。
◆【鹿島】ポポヴィッチ監督がルヴァン町田戦へ「変えない選手もいます。そこは…」。柴崎岳のメンバー入りは!?(サカノワ)

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