日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年2月22日水曜日

◆元鹿島・町田浩樹にベルギー強豪移籍の可能性あった!負傷離脱で幻に(FOOTBALL TRIBE)



町田浩樹


 かつて鹿島アントラーズでプレーしていた東京五輪日本代表DF町田浩樹(25)は、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に所属している。その町田浩樹は昨年8月、ベルギー1部の強豪アンデルレヒトへの移籍が幻に終わっていたようだ。

 町田浩樹は昨年1月、鹿島アントラーズからユニオンSGへレンタル移籍により加入。ユニオンSGとは1年半契約を結んだほか、買い取りオプションも盛り込まれていた。しかし今季開幕前に臀部を負傷すると、リハビリのため一時帰国。長期離脱を強いられたが、今年1月12日のカップ戦で復帰すると、以降はベルギー1部リーグ戦で4試合に先発出場。今月18日に行われたスタンダール戦でもフル出場している。

 ベルギーメディア『VOETBAL』の報道によると、アンデルレヒトは昨年夏の移籍ウィンドウ終了間近に町田浩樹の獲得に動いていたとのこと。当時アンデルレヒトを率いていたフェリス・マッズ監督が左利きのセンターバック獲得を求めていたことから、同選手が獲得候補に含まれたという。

 また『VOETBAL』は「アンデルレヒトはベンフィカからヤン・フェルトンゲンを獲得したが、マッズ元監督はフェルトンゲンよりも町田浩樹を望んでいた。マッズは昨季までユニオンSGの監督を務めており、町田浩樹はマッズのもとで貴重な戦力となっていた」

 「ユニオンSGに買い取りオプション行使の権利がある中、アンデルレヒトは厳しい交渉を開始した。しかし町田浩樹は当時、臀部の負傷によりで離脱中だった。それにアンデルレヒトは昨季終了後にマッズ監督を引き抜いたことにより、ユニオンSGと緊張状態にあった」と、同選手のアンデルレヒト移籍が実現しなかった理由もあわせて綴っている。

 年明けの戦線復帰以降、コンスタントに先発出場している町田浩樹。ユニオンSGによる買い取りオプション行使額については報じられていないが、今後の活躍次第では昨年夏に実現しなかったステップアップ移籍の可能性もある。




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◆川崎、開幕2戦目を前に大ピンチ!DF3人しかいない…出場停止や負傷でメンバー不足、25日鹿島戦はスクランブル布陣(報知)



川崎のDF登録選手


 サッカー・J1川崎が“DF難”に陥っている。第2節鹿島戦(25日・カシマ)に向け、21日に川崎市内で調整を行ったが、DF登録8人のうち最大5人が負傷などを理由に同戦を欠場する可能性が浮上。代役にMFの登録選手をDF起用して乗り切ることになりそうだ。開幕戦では横浜Mに敗れ、10年ぶりとなる黒星スタート。再起を図る鹿島戦は、2季ぶり優勝を狙う強豪の真価が問われる一戦となる。

 17日の開幕からわずか4日にして奪還を掲げる川崎が想定外のピンチに直面した。第2節の鹿島戦に向けて約2時間のトレーニングが行われたが、DFの“人手不足”は明らかだった。

 横浜Mとの開幕戦(1●2)に先発したDF4人のうち、連続先発が確実視されるのは、右サイドバック(SB)の日本代表・山根のみ。センターバック(CB)の車屋は横浜M戦で負傷退場し、鬼木達監督(48)は筋肉系トラブルを示唆。長期離脱の可能性もある。相棒のジェジエウは同戦で一発退場となり、今節は出場停止。アシストを記録した左SBの佐々木もコンディション不良でこの日の練習を欠席した。

 左ヒラメ筋の肉離れで3月下旬頃の復帰が見込まれる登里、U―20代表活動参加中の高井も鹿島戦出場はほぼ不可能。残るDF登録選手は山根、柏から加入した大南、高卒1年目の松長根の3人しかいない。DFでのプレーを得意とするMF山村、左右のSBをこなせるMF橘田の存在は大きいが、この日のミニゲームや紅白戦ではMF登録選手が入れ替わりでDFを務めた。

橘田が山村が“急造DF”に 全体練習後に鬼木監督と話し込んだ大南は「(自分にとって)チャンス。連敗は許されないし、勝つだけでなくしっかり(失点)ゼロで終わりたい」と移籍後初先発に意気込み。主力組の左SBを務めた18歳の松長根も「何かうまいことができるタイプではない。しっかり走って、守備で負けないところを意識したい」。虎視たんたんと、プロデビューを見据えた。

 開幕2連敗となれば、クラブにとってJ1初年度の2000年以来、23年ぶりとなってしまう。CBでの出場が濃厚な山村は「日頃出ていない選手もしっかり準備している。自信を持ってプレーできる」と言い切った。総力戦で苦境を乗り切る。(岡島 智哉)





◆川崎、開幕2戦目を前に大ピンチ!DF3人しかいない…出場停止や負傷でメンバー不足、25日鹿島戦はスクランブル布陣(報知)


◆川崎F・山村 古巣鹿島撃ちへ「嫌な選手」知念を警戒(スポニチ)



山村和也


 今季初白星を目指す川崎Fは25日の鹿島戦に向けて、練習を再開した。ジェジエウが出場停止、車屋が故障、高井がU―20の代表活動で、不在と手薄なセンターバックは、主力組に山村と新加入の大南が入った。

 2人は沖縄キャンプ時から組むことが多く、山村は「いい状態で組めている」とうなずいた。山村にとって鹿島は古巣であり、開幕戦で得点した元同僚FWの知念については「体の強さもストライカーとしての決定力もあるので、嫌な選手」と特に警戒した。





◆川崎F・山村 古巣鹿島撃ちへ「嫌な選手」知念を警戒(スポニチ)





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