オリンピック・パラリンピックのスゴイ話 ライバル・友情編 (ポプラポケット文庫 ...
【ジュネーブ3日】新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期された東京五輪で、原則23歳以下だったサッカー男子の出場資格が24歳以下に引き上げられる方針となった。国際オリンピック委員会(IOC)が各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)などに通達した文書が判明した。
東京五輪サッカー男子の出場資格は、3人まで認められるオーバーエージ枠を除くと、1997年1月1日以降生まれと定められていた。1年延期を受けて改定した規定には「年齢制限がある場合、2020年7月に資格がある選手は21年まで保持できるように基準を広げなければいけない」と明記した。
日本はMF中山雄太(ズウォレ)ら来年24歳になる主力選手の出場が認められ、継続的に強化してきた陣容で五輪に臨める。IOCが新たに示した原則によると、体操など年齢規定に下限が設定されている場合は当該国際競技連盟(IF)の判断に委ねる。各競技の予選期間は21年6月29日まで延長し、出場選手の登録期限は同7月5日となることも分かった。
ただ、年齢制限が上がることで各国とも選手の選択肢は広がる。ブラジル出身のFWロドリゴ(レアル・マドリード)は10代にしてビッグクラブで存在感を発揮。1年の延期により、トップレベルで活躍する「東京五輪世代」は増える。スペイン1部リーグで奮闘する18歳のMF久保建英(マジョルカ)に続く若手の台頭は不可欠だ。
◆東京五輪サッカー、U-24に!延期に伴い出場資格を1歳引き上げ(サンスポ)