日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年5月6日火曜日
★2014年第12節(vs名古屋・カシマ)
毎年この時期に一つ目の『谷』が来るので、ゴールデンウィークはいつも余り勝てません。この日は柴崎をトップ下、ボランチに梅鉢、左サイドにジャイールを入れて閉塞感打破に出ましたが、柴崎、梅鉢、小笠原のトライアングルが機能せず、調子が悪いはずの名古屋に痛い敗戦。中3日でアウェイ川崎戦が待っています。中断まで後2試合、気合で乗り切りましょう!
◆1G1Aと活躍の大迫「W杯メンバーに選ばれるようアピールしないと」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140505/187402.html
ブンデスリーガ2部第33節が4日に行われ、日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンとMF田坂祐介の所属するボーフムが対戦。大迫と田坂が、ともに先発出場した試合は、大迫の1得点1アシストの活躍で1860ミュンヘンが2-0で勝利した。
試合後、取材に応じた大迫は2試合連続となる今シーズン6点目となった先制点の場面について、「ラッキー。(ボビー・ウッドが)見ていてくれましたけど。初めてトップ下で頭からやって、一番苦労したのは守備のところですね。サイドハーフが下がらないからそこまで消さないといけないというのがホントにあったので、もうちょっと下がってほしかったです」と振り返り、トップ下での起用についても言及。
「やりながら点を取るしかないと思っているし、そこは割り切ってやるしかないので。それはこっち来て一番思ったし、ホントにこのチームだったら点だけ狙うというのは、なかなかボールも入って来ないし、そこは上手く引き出しながらやるしかないので。そこは新たに幅が広がったかなと思います」と、手ごたえを感じる部分があると話した。
今シーズンも残すは1試合となったが、「僕はワールドカップがあるので、そこを目指して、メンバーに選ばれるように、まずはそこにアピールしないといけないと思うし、チームは上にも行けず、下にも行けずという感じなので、まずはチームが勝つことを目指したいです。(具体的には?)ゴールだと思うので。トップ下やっても、ゴールに向かえるトップ下の方が相手にとって怖さもあると思うし、選手としてすごく評価されると思うので、そこは大事にしたいです」とコメント。ブラジル・ワールドカップのメンバー選出を目標にやっていくことを強調した。
◆田坂は眼前で活躍の大迫に太鼓判「すぐ1部や他の国でやれる力ある」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140505/187441.html
ブンデスリーガ2部第33節が4日に行われ、日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンとMF田坂祐介の所属するボーフムが対戦。大迫と田坂が、ともに先発出場した試合は、大迫の1得点1アシストの活躍で1860ミュンヘンが2-0で勝利した。
試合後、田坂は初対戦となった大迫について、「しっかり力を見せていたし、彼のところで収まってミュンヘンの攻撃は始まっていた。また最後のところで顔を出してというのがチームとしてストロングポイントになっているというのは感じたので、僕らにとってはすごく厄介な存在ではありました」と印象を語った。
ボーフムは同試合で2部残留を決めたが、「それが一番の目標だったんで、自力じゃなかったですけど、残れたことは良かったかなと思います」と話す一方、「来シーズンはもっといい結果出せるようにできればいいかなと思います」と、来季の活躍を誓っている。
改めて今季、1月に加入して6得点を決めている大迫について問われ、「2部では完全に通用するし、圧倒的な力はあると思うので、すぐにでも1部に行けたり他の国の1部でもやれる力はあると思う。それをまずここで証明しないとダメだとは思うので、それを彼は半年で十分できていると思う。やっぱり2部では自分の欲しいタイミングでボールが出てこなかったりとか、苦労している部分があると思いますけど、その中でしっかり今日みたいに得点とアシストを出したというのは彼の力だと思いますし、もっと時間を積み重ねていけば、さらにいい結果が出るんじゃないかなというのは今日やっていて思いました」と答え、大迫の実力に太鼓判を押している。
◆鹿島首位返り咲きへ土居「先制点大事」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140505-1296310.html
鹿島が5日、茨城・鹿嶋市内で6日のホーム名古屋戦(カシマ)に向けて調整した。ゴールデンウイークの連戦の疲労を考慮し、ミーティングの後、ピッチでのボール回しと短いダッシュだけで終了。
トップ下を任され、今季4得点のMF土居聖真(21)は「どこかでスキを生まれると思う。そこを逃さず先制点を奪うことが大事」と意気込んだ。
チームは3日の柏戦に敗れて2位に後退。首位返り咲きを名古屋戦にかける。土居と同期で、開幕から全試合フル出場を続ける日本代表候補のDF昌子源(21)は「連戦の疲れも僕は大丈夫。粘り強く守ってゼロに抑えたい」と話した。
◆騒動起こした鹿島サポ、無期限入場禁止に(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140505-1296308.html
鹿島は5日、J1リーグ柏戦(3日、柏サッカー場)で発生した騒動について、男性サポーターを6日の名古屋戦以降の、鹿島のホームゲームおよびアウェーゲームへの無期限入場禁止とする処分を決定した。
騒動の概要は、柏-鹿島の後半37分、ビジター自由席ゴール裏で応援していた鹿島サポーターから太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野孝憲(30)の近くに落下。気付いた菅野が拾い、自ら持ち主に手渡しに行ったが、主審の安全確認が取れるまで試合は約1分間中断した。
再開後、バチを投げたサポーターが警備員や係員に詰め寄り、胸ぐらをつかむなどの暴力行為におよんだことも判明。試合終了直後の聴取で違反行為を認めたため、特定されたサポーターに対し、下記の処分を下すことを決めた。
【処分内容】J1リーグ名古屋戦(6日、カシマ)以降の、鹿島のホームゲームおよびびアウェーゲームへの無期限入場禁止。
処分決定の上で、クラブは「今回の違反行為は、クラブだけでなく、Jリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆さま、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりおわび申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します」とコメントを出した。
両者の対戦は08年9月20日にも同じ会場で騒動が発生した。鹿島サポーターの応援旗が、CKを蹴ろうとしていた柏のMFアレックスに当たる妨害行為などがあり、柏に制裁金200万円、鹿島に同100万円の処分が科されている。
◆柏戦でトラブルを起こした鹿島サポーターに無期限入場禁止処分(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20140505/jle14050518090003-n1.html
J1鹿島は5日、3日の柏戦(アウェー)でトラブルを起こした鹿島サポーター1人に対し、6日の名古屋戦(ホーム)からの無期限入場禁止処分を課したと発表した。
柏戦の後半37分、ビジター側のゴール裏自由席から太鼓のばちがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野の足下に落下。試合は約1分間中断した。
クラブによると、投げ込んだ人物は直後に警備員らの胸ぐらをつかむなどの暴力行為に及び、試合終了後の事情聴取で違反行為を認めたという。
クラブは「今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される場合もございます。サポーターの皆様におかれましては、今一度、禁止行為についてご確認いただき、観戦ルールの順守をお願い申し上げます」とのコメントを発表した。
◆太鼓のバチをピッチへ投げ込んだ鹿島サポに無期限入場禁止処分(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140505/187443.html
5日、鹿島アントラーズは、3日に行われたJ1第11節の柏レイソル戦で発生したトラブルへの処分を発表した。
同試合は柏のホームで行われたが、82分、ビジター自由席ゴール裏から太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野孝憲の足もとに落下。主審による現場の安全確認が取れるまで、試合は約1分中断した。
クラブは同行為の後にも、「再開後、バチを投げ込んだ人物は警備員や係員に詰め寄り、胸倉をつかむなどの暴力行為に及んだ。この人物は特定され、試合終了直後に実施された事情聴取のなかで違反行為を認めた」と経緯を説明。6日のJ1第12節名古屋グランパス戦より、ホームゲーム及びアウェイゲームへの無期限入場禁止処分を科したことを発表した。
クラブは、「今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します。このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される場合もございます。サポーターの皆様におかれましては、今一度、禁止行為についてご確認いただき、観戦ルールの順守をお願い申し上げます」と声明を発表している。
◆太鼓のバチを投げ込んだサポーターを鹿島が処分(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?138190-138190-fl
3日に柏サッカー場で行われたJ1第11節柏レイソル対鹿島アントラーズで、ピッチ上に太鼓のバチを投げ込んだ人物に、J1第12節鹿島対名古屋より鹿島戦のホームゲームおよびアウェーゲームへの無期限入場禁止の処分が科せられたことが5日、柏と鹿島の両クラブから発表された。
問題となったシーンは後半37分。ビジター自由席のゴール裏から太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野孝憲の足下に落下。このため、主審による安全確認がとられるまで試合は約1分間中断した。試合再開後、バチを投げ込んだ人物は警備員や係員に詰め寄り、胸倉をつかむなどの暴力行為に及んだ。この人物は特定され、試合終了直後に実施された事情聴取の中で違反行為を認めていた。
今回の件に関して、鹿島は「今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します」とクラブ公式HPでコメントを発表している。
◆5/3 柏戦でのトラブルについての処分(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/43104
5月3日(土・祝)に日立柏サッカー場で開催されたJ1リーグ第11節・柏レイソル 対 鹿島アントラーズにおいて発生したトラブルについて、以下の通りの処分とすることを決定しましたのでお知らせいたします。
■柏レイソル戦でのトラブル概要
後半37分、ビジター自由席ゴール裏から太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏レイソルのGK菅野選手の足もとに落下した。主審による現場の安全確認が取れるまで、試合は約1分中断した。再開後、バチを投げ込んだ人物は警備員や係員に詰め寄り、胸倉をつかむなどの暴力行為に及んだ。この人物は特定され、試合終了直後に実施された事情聴取のなかで違反行為を認めた。
■処分内容
2014年5月6日(火・祝)J1リーグ第12節・名古屋グランパス戦より、クラブのホームゲーム及びアウェイゲームへの無期限入場禁止
今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します。
このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される場合もございます。サポーターの皆様におかれましては、今一度、禁止行為についてご確認いただき、観戦ルールの順守をお願い申し上げます。
◆【J1:第12節 鹿島 vs 名古屋】プレビュー:セレーゾ監督から「能力をわかってない」と指摘された土居聖真。前を向いてゴールを目指すプレーで鹿島を勝利に導けるか!?(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00172202.html
5月6日(火)J1 第12節 鹿島 vs 名古屋(15:00KICK OFF/カシマ)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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第11節が終わり、7勝4敗で2位に付ける鹿島と4勝7敗で14位に沈む名古屋、明暗がはっきり分かれた2チームの対戦だ。一時代を築いたチームから若返りをはかろうとしている点では、トニーニョ・セレーゾ体制2年目の鹿島に“一日の長”ならぬ“一年の長”があるのかもしれない。昨季から監督に鍛えられてきた若手選手たちが、躍進の担い手となっている。
その中心の1人が、トップ下のポジションでリーグ戦全試合に先発出場している土居聖真だ。これまで4得点をあげるだけでなく、攻守にわたり数字以上の貢献度を示している。ただ、セレーゾ監督は、土居の実力はもっと高いと感じているようだ。前節、柏戦で敗れた翌日のミーティングで土居を名指しで指摘したという。それは、前半42分、1人2人とドリブルでかわした土居が惜しいミドルシュートを放った場面に対する指摘だった。
「あれを1試合で4回、5回やれと言われた。『簡単に1人2人はがせる能力を持っているのにわかってない』とみんなの前で言われた。恥ずかしさもありながら、もっとやらないとダメだと実感しました(土居)」
ボールを受けるとクルリと反転し、キュキュッと間を縫っていくドリブル突破は、相手選手にとってはこの上なく嫌なプレーだ。1試合のなかで、必ずそうした見せ場を1度はつくるようになってきたが、回数はまだまだ少ない。サポーターも大いに沸くだけに、土居の突破に期待しているのはセレーゾ監督だけではないはずだ。
対する名古屋は、5連敗のあとF東京に勝利して一息ついたが、前節は1人少ないC大阪に勝ち越しを許し、連勝を逃してしまった。試合後、西野朗監督は「同じようなことばかりコメントしなければならず、非常に悔しい思いでいっぱいです」と正直な心情を吐露。数的優位を生かせなかった試合展開に唇を噛んだ。
柏やG大阪で、攻撃的なチームをつくってきた西野監督らしく「全員でチャンスを作るためのポゼッションやグループでのコンビネーションは出来ていますが、最後の一歩で決めきれていません」と課題をあげたが、ここまで20失点とリーグワースト3の守備にも問題を抱えている。リーグトップの得点力を誇る鹿島に対し、どういう試合運びを見せるのか注目だ。
ゴールデンウィークの連戦は、少なからず選手たちに疲労を蓄積させている。鹿島の前節・柏戦は13時キックオフ。炎天下のなかで行われた試合後、熱中症気味になってしまった選手もいるという。翌日まで体がほてり具合が悪かったそうだ。連戦となれば組織的なサッカーが難しく、いつもより個人の能力の高さが生きやすい状況となる。ドリブラーにとっては、能力を発揮する最良の条件が揃っているはずだ。
以上
2014.05.05 Reported by 田中滋
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