日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年2月29日土曜日

◆昭和産業、自社バイオマスを使用した清掃作業用「ごみ袋」を鹿島アントラーズ・エフ・シーと使用開始(日本経済新聞)






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当社バイオマスを使用した「ごみ袋」を鹿島アントラーズ・エフ・シーと使用開始

~カシマサッカースタジアムの2020シーズンホーム公式戦に~昭和産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 新妻一彦)は、当社バイオマスを有効活用した清掃作業用「ごみ袋」を、2020年2月28日(金)より茨城県立カシマサッカースタジアムで株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの2020シーズンホーム公式戦に使用します。使用に当たっては、鹿島地方事務組合(鹿嶋市、神栖市で構成)の協力を得ております。

国連では「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、国内でも地球温暖化対策計画によって、温室効果ガスの削減目標が決定されております。当社も「長期ビジョン」、および「中期経営計画」の基本戦略の1つに『社会的課題解決の貢献』を掲げて、環境対策に取り組んでおります。

当社では既に原料の一部にバイオマス(原料:小麦、トウモロコシ)を20%使用したごみ袋の実証実験を船橋市役所本庁舎で開始しており、事務系のごみに対して強度や使用感等に問題ないことを確認しております。今回、当社がオフィシャルパートナーを務める鹿島アントラーズのホームスタジアム(カシマサッカースタジアム)にて、次の段階として食品残渣や容器を含むごみを対象とした使用感等の確認を行います。使用期間は2020年2月28日(金)より1年間とし、ごみ袋の強度や使用感、廃棄物固形燃料化への影響を確認してまいります。

今回使用するごみ袋(90L)は、バイオマス(小麦、トウモロコシ)と、サトウキビ由来の植物性プラスチックを合計44%使用しており、バイオマス度の向上と廃棄物処理工程に適した強度を両立させました。石油由来プラスチックの使用量を削減し、焼却時の二酸化炭素(CO2)排出量を抑えます。

※参考画像は添付の関連資料を参照

≪特長≫

(1) 当社バイオマス(非食用小麦粉15%、工業用コーンスターチ5%)を20%使用

(2) サトウキビ由来の植物性プラスチックも使用し、石油由来プラスチックの使用量を44%削減

(3) 廃棄(焼却)時のCO2排出量を44%削減

(4) 袋の強度等はJIS規格対応

昭和産業は、今後も石油資源の使用量削減、CO2排出の抑制実現など環境問題への取り組みも強化してまいります。

以上


◆昭和産業、自社バイオマスを使用した清掃作業用「ごみ袋」を鹿島アントラーズ・エフ・シーと使用開始(日本経済新聞)






◆松本退団のDF當間建文が現役引退、古巣・鹿島のスクールコーチ就任へ(ゲキサカ)



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 松本山雅FCは28日、2019シーズン限りで契約満了となったDF當間建文(30)が、現役を引退することを発表した。

 鹿島アントラーズでプロ生活をスタートさせた當間は、栃木SCやモンテディオ山形を経て、2016年に松本に加入。2019年8月からはFC岐阜に期限付き移籍したが、同年12月に契約満了が発表された。通算でJ1リーグ30試合1得点、J2リーグ150試合9得点、リーグカップ7試合2得点、天皇杯18試合に出場した。

 當間はクラブ公式サイトを通じて「このたび現役を引退することを決めました。鹿島、栃木、山形、松本、岐阜。色々な人たちとの出会いに恵まれ、ここまで13年サッカーを続けられた事に感謝しています。これからも人として成長出来るように頑張ります。今まで応援していただきありがとうございました」と挨拶。今後は、鹿島のスクールコーチを務めるという。


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◆松本退団のDF當間建文が現役引退、古巣・鹿島のスクールコーチ就任へ(ゲキサカ)





◆鹿島・杉岡、実戦機会なくても個の向上誓う「今やれることをやっていく」(スポニチ)






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 公式戦の延期など影響が広がる中、鹿島のU―23日本代表DF杉岡は冷静に個のレベルアップを誓った。3月に予定されているU―23日本代表の親善試合に関しても、対戦国の南アフリカが選手の派遣に難色を示すなど、実戦機会の確保が難しい可能性がある。

 それでも、「しようがないことだと思う。五輪自体、開催できるか分からないが、自分は今やれることをやっていく」と中断期間を有意義に使い、クラブと代表に還元していく考えを示した。




◆鹿島・杉岡、実戦機会なくても個の向上誓う「今やれることをやっていく」(スポニチ)


◆不調の鹿島アントラーズには朗報? 新型コロナでJリーグが94試合延期を決断した裏事情(日刊サイゾー)






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 安倍晋三首相は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中高校に臨時休校を呼び掛ける異例の対応に踏み切ったが、Jリーグはそれより一足早く、26日から3月15日まで予定されていたルヴァン杯、J1、J2、J3リーグの公式戦計94試合を延期すると発表した。

 無観客試合などの対応を決めたプロスポーツ興行はあったが、延期の決断をしたのは初。各種変更に伴う費用を考えると、Jリーグ全体で十数億円規模の損失。さらに、代替開催は五輪期間中などになることを考えると、平日開催やむなしで、入場料収入も減るだろう。かなりの痛手となるが、それでもJリーグが決断せざるを得なかったのには理由がある。クラブ関係者に訊いた。

「コロナウイルスは飛末感染しますから、例えばくしゃみで4~5メートル先の人にも感染する可能性があります。また、たとえ無観客試合にしてもテレビ中継は入りますし、開催にあたり、選手以外にも多くの関係者が動きます。彼らは選手と同じ動線も通るので、感染者が触ったものに選手が触れ、感染する可能性もある。特に試合後は体力が低下していますからね。もし選手が感染すれば、そのクラブ全体が濃厚接触者になって、2週間近く隔離される 。クラブの機能が長期間停止すれば、倒産してしまう。そういった意味でも、ワクチンがない中での試合開催はリスクが高すぎるんです」

 このことをJリーグクラブ関係者たちは理解しており、今回の決定への不服の声は聞こえてこない。メディアからも、村井満チェアマンの素早い英断を支持する声が上がっている。

 とはいえ、今回の試合延期は、各チームにどのような影響があるだろうか?

「間違いなく過密スケジュールになるので、主力選手がベテランのチームは失速するでしょう。今季好調のヴィッセル神戸ですが、イニエスタは35歳、ディフェンスの要のフェルマーレンも34歳。彼らのパフォーマンスが落ちるとチーム力も落ちるので、優勝はかなり厳しくなったといえます。また、高い位置からのプレッシングを志向するチームも、選手の回復が追いつかなくなると思います。開幕戦で素晴らしいプレスを見せたガンバ大阪、サンフレッチェ広島も、優勝争いから脱落してしまいそうです」(サッカーライター)

 多くのチームが過密日程に苦しみそうだが、そんな中でも延期が追い風になりそうなのが、鹿島アントラーズだという。というのも、鹿島は今季、アジアチャンピオンズリーグ、ルヴァン杯、J1リーグと3連敗を喫している。今季から監督が代わったことが影響しており、延期が戦術を整える時間になる。

「鹿島は過密日程でも、割り切ったサッカーで勝ち点を挙げるのをクラブとして得意としている。なので、過密日程になったことよりも、このタイミングで時間を与えられたメリットのほうが大きいのでは」(同)

 果たして、鹿島にとって棚ボタとなるか――。




◆不調の鹿島アントラーズには朗報? 新型コロナでJリーグが94試合延期を決断した裏事情(日刊サイゾー)


◆AFC発表の最新“クラブ力"ランキングで日本が首位浮上! チーム別では鹿島と浦和が…(サッカーダイジェスト)






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過去4シーズンのAFC主催大会が対象


 AFC(アジア・サッカー連盟)がマレーシア時間の2月26日、2020年シーズンとなって初の「AFCカントリー・ランキング」を発表。日本が堂々の首位に躍り出た。

 同ランキングは、過去4シーズンにおけるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)とAFCカップ(ランク15位~28位の国のクラブが参加)の各国代表クラブの結果をポイント化。2019年シーズン終了時点では1位・中国、2位・カタールの後塵を拝して3位に甘んじていた日本だが、今季に入って2016年シーズン分が対象外となり、代わって直近のACL第2節までの結果が反映され、首位奪取に至ったのである。

 今季ACLにはJリーグから横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、FC東京(鹿島アントラーズはプレーオフ敗退)が参戦し、3チーム合計でここまで5勝1分けの負けなし。2017年シーズンに浦和レッズが、2018年シーズンに鹿島がアジア王者に輝き、2019年シーズンは浦和が準優勝に終わった。上位を賑わせてきた日本勢が今回ついに、サウジアラビア、中国、韓国などを抑えてトップに立ったのだ。

 一方でクラブ・ランキングに目を向けると、首位が昨シーズンのACL王者であるアル・ヒラル(サウジアラビア)で、2位には鹿島が食い込んだ。ほかに日本勢では浦和が8位でトップ10にエントリーしており、川崎フロンターレ(14位)とサンフレッチェ広島(20位)も上位に顔を出している。

 AFCの「カントリー」と「クラブ」の両ランキング・トップ10は以下の通りだ。

【AFCカントリー・ランキング(2月26日更新)】
1位 日本 63.733ポイント
2位 サウジアラビア 60.550ポイント
3位 中国 59.467ポイント
4位 カタール 53.400ポイント
5位 イラン 49.450ポイント
6位 韓国 43.500ポイント
7位 タイ 37.200ポイント
8位 ウズベキスタン 30.350ポイント
9位 UAE 28.933ポイント
10位 イラク 27.167ポイント

【AFCクラブ・ランキング(2月26日更新)】
1位 アル・ヒラル(サウジアラビア) 107.00ポイント
2位 鹿島アントラーズ(日本) 102.50ポイント
3位 上海上港(中国) 100.66ポイント
4位 アル・ドゥハイル(カタール) 93.76ポイント
5位 アル・アハリ(サウジアラビア) 91.00ポイント
6位 ペルセポリス(イラン) 88.52ポイント
7位 広州恒大(中国) 87.66ポイント
8位 浦和レッズ(日本) 85.00ポイント
9位 アル・サッド(カタール) 82.76ポイント
10位 エステグラル(イラン) 80.02ポイント

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


◆AFC発表の最新“クラブ力"ランキングで日本が首位浮上! チーム別では鹿島と浦和が…(サッカーダイジェスト)





2020年2月28日金曜日

◆鹿島、通常通りに練習 DF犬飼、公式戦延期に理解「仕方ない」(スポニチ)






 鹿島は27日、鹿嶋市内で通常通りに練習を行った。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で3月15日までに予定された全ての公式戦の延期が決まったが、DF犬飼は「こういう状況なので仕方ない」と話すなど、選手らはJリーグの決定に理解を示した。

 チームは感染予防のため、今月10日からファンサービスを一時停止し、練習見学の際にはファン、サポーターへマスクの着用を呼びかけている。クラブ関係者は「今後の状況を見て適切な対応をしていきたい」とさらなる感染拡大が続けば、練習を非公開とするなどの対策を講じる可能性があるとした。


◆鹿島、通常通りに練習 DF犬飼、公式戦延期に理解「仕方ない」(スポニチ)

◆鹿島が練習再開、試合延期も土居「準備期間伸びた」(ニッカン)







鹿島アントラーズがJリーグの延期発表から1日のオフを挟み、練習を再開した。

ファンサービスは中止されているものの、約20人のファンが練習見学に訪れた。しばらく練習を継続する方向だが、非公開にするなどの対応は決まっていないという。チームは今季3連敗と結果が出ていないだけに、MF土居は「(延期は)残念だが、準備期間が伸びたとポジティブにとらえたい。決まった以上はいい準備をしたい」と再開を見据えた。


◆鹿島が練習再開、試合延期も土居「準備期間伸びた」(ニッカン)




2020年2月27日木曜日

◆大迫勇也、弱めのシュートでブレーメン監督からの怒りを買う「これだけはやめろ!」(GOAL)



大迫勇也 Yuya.Osako


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現地サイトが、しばらく自チームの選手に得点が生まれていないブレーメンの練習の映像をアップしている。

ブレーメンのトレーニンググランドは、緊迫した空気に包まれた。ブレーメン専門サイト『ダイヒシュトゥーベ』が、フロリアン・コーフェルト監督が大迫勇也を怒鳴りつけたことをその様子の映像を添えて伝えている。

ブンデスリーガ第23節消化時点で17位と残留争い真っ只中のブレーメン。相手オウンゴールを除く得点は昨年12月14日の1-6で大敗した第15節のバイエルン・ミュンヘン戦でミロット・ラシツァが挙げたゴールが最後となっている。コーフェルト監督としては、失点が多い守備陣と同じく絶不調の攻撃陣も大きな課題だ。

この日、チームが練習に取り組むなか、大迫が弱めのシュートを打ってしまう。それを受けたコーフェルト監督は激怒の様子で「ユウヤ!ユウヤ!」と大迫を呼び止め、「クソボールをそいつ(GK)の顔面にシュートするなりゴールを決めるなりしろ!」と叱責。ボールをインサイドで軽く当てる動作をしながら「これだけはやめろ!」と怒鳴ると、「俺たちはもう8試合もゴールを決めてないんだ!」と続けた。

一方、『ダイヒシュトゥーベ』は映像を通じてその後の様子も紹介。同監督が大迫に歩み寄り、肩に手を回しながら静かに話し込んでいる。記事では「叱った後、仲直りしないコーフェルトではない。監督はその後、オオサコを元気づけようとハグした」と記されていた。

ブレーメンは3月1日に行われる次節ではフランクフルトとホームで対戦。ホームにおいて、チームの最後のゴールを決めたのは昨年11月23日の第12節、シャルケ戦(1-2)での大迫だが、監督からの喝はひさびさのゴールにつながるのだろうか。


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◆大迫勇也、弱めのシュートでブレーメン監督からの怒りを買う「これだけはやめろ!」(GOAL)

◆上田綺世について知っておくべき9のこと|プレースタイルや経歴、スパイク、私生活について紹介(オリンピックチャンネル)



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明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズ所属の上田綺世は、U-23日本代表のエースとしてTokyo2020(東京五輪)での活躍が期待されている。ここでは、東京オリンピック世代のエース・上田綺世のプレースタイルや経歴、私生活について紹介していく。

①:鹿島アントラーズの下部組織出身も、ユース昇格できず

上田は1998年8月28日生まれで、茨城県水戸市出身。中学時代は鹿島アントラーズの下部組織、鹿島アントラーズノルテに在籍していた。中学時代からトップチームへの昇格を目指していたが、当時は体が小さかったことからユースに昇格できなかった。鹿島学園高校に進学し、高校のサッカー部に在籍。卒業後は法政大学に進学した。

②:法政大学ではエースとして優勝に貢献、2年生時に鹿島内定

2017年に法政大学に進学し、サッカー部に入部。上田は1年生時から出場機会を得ると、関東大学サッカーリーグ戦・新人王に輝いた。2年生の時には、エースとしてチームの同リーグ優勝に貢献、自身もベストイレブンに選出されるなど活躍を見せた。当時2年生ながらJリーグ各クラブが争奪戦を繰り広げ、最終的に中学時代に過ごした鹿島アントラーズに2021年シーズンからの加入が内定した。

③:予定を前倒し、古巣・鹿島アントラーズに加入

2019年7月23日に、上田の法政大学サッカー部退部と、鹿島アントラーズ加入が発表された。背番号は36。当初の発表では大学卒業後の2021年シーズンからの入団だったが、チーム事情(2019年夏にFW鈴木優磨がシント・トロイデン移籍)と、本人のステップアップへの強い気持ちもあり、予定を前倒しての加入となった。

7月31日、第16節延期分の浦和レッズ戦で途中出場し、プロデビューを果たした。8月10日の第22節の横浜F・マリノス戦では、決勝点となるプロ入り初ゴールをマークした。2019年はJ1リーグ13試合出場で4ゴールを記録している。

④:ワンタッチで相手ゴールを陥れるストライカー

上田の持ち味はゴール前で特に発揮される。得点感覚に優れ、細かなポジション取りから相手DFの死角に入り込み、プルアウェイの動きからパスを引き出すプレーが武器だ。上田はシュートの技術も高いが、そこに至るまでのプレーが優れているといえるだろう。DFの背後に抜け出してのシュートやヘディング、味方からのパスをワンタッチで合わせるなど、さまざまなパターンでゴールを決める。

得点に対する強い気持ちも持っており、「チームが勝つことが軸にあるが、自分のポジションや特徴では、得点を奪うことが最も必要とされており、それを全うするのが義務」だと上田は語っている。

また、身長182センチの高さを活かしたプレーも得意だ。前線のターゲットマンとしての役割や、ポストプレーからのチャンスメイクもこなす。

⑤:世代別代表のエースに

法政大学在籍時から上田は東京オリンピック世代のエースとして期待され、世代別代表に選出され続けてきた。2017年12月に行われた「M-150杯」で、初めてU-20日本代表に選出されると、トゥーロン国際大会(2018年)、アジア競技大会(2018年)U-23アジア選手権(2020年)などに出場している。

2019年には、コパ・アメリカに臨む日本代表に初選出された。大学生がA代表選手に選ばれるのは、2010年に永井謙佑と山村和也が選出されて以来9年半ぶりだった。6月18日、コパ・アメリカ初戦のチリ戦でスタメン出場し代表デビューを果たすと、大会では3試合に出場。多くのチャンスシーンに絡んだものの、シュート精度を欠き無得点に終わった。




⑥:レジェンドのチャントを受け継ぐ

上田の個人チャント(応援歌)は、かつて鹿島アントラーズでストライカーとして活躍した長谷川祥之のものが受け継がれている。長谷川はクラブの歴代最多得点記録(通算89得点)を持っているレジェンド。上田がサポーターから次代のエースとして期待されていることがうかがえる。

なお、長谷川は現役引退後に指導者の道へ進み、鹿島の下部組織のコーチに就任した。その時に、鹿島の下部組織に所属していた上田と関わりがある。上田は長谷川のチャントを受け継いだことについて、「指導者としてお世話になった長谷川さんのチャントを重ねてもらえてうれしい」と話している。

⑦:現在はナイキのスパイクを使用

上田は高校時代から長らくミズノのスパイク「モレリア2」を愛用していた。大学時代やプロ入り後も「モレリア2」を使用していたが、2019年9月頃からナイキのスパイクを着用している。9月28日のJ1第27節、コンサドーレ札幌戦でナイキの「ティエンポレジェンド7」を履いて出場。10月6日のJ1第28節、セレッソ大阪戦からは最新モデル「ティエンポレジェンド8」を着用した。

ナイキの「ティエンポ」とミズノの「モレリア2」はともに、カンガルーレザー(天然皮革)のアッパーを採用している。カンガルーレザーはフィット性に優れたスパイクで、上田にとってはスパイクを選ぶ条件になっていると言えそうだ。また、上田はノーマルタンではなく、ショートタンを好んでいる。「タン」とは、足の甲部分から足首にかけてついている皮のこと。ショートタンはこの皮が短く、足首の可動がスムーズになる。上田のスパイクはこのショートタンの特注仕様となっている。

⑧:父の影響でストライカーを目指す

上田の父・晃さんは社会人チームに所属しサッカーをしていた。父がハットトリックを達成する姿を見て、「かっこいい」と感じ自分も得点を取るストライカーになりたいと思ったという。

⑨:趣味は映画鑑賞、「WANIMA」のファン

大学在籍時のプロフィールなどで、映画鑑賞が趣味だと明かしている。また、ロックバンド「WANIMA」のファンで、好きな曲は「シグナル」と「花火」だという。


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◆鹿島アントラーズ「Jリーグ開幕戦でわかった」2020チーム展望(日刊大衆)






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鹿島アントラーズ 2020年チーム展望


<戦力評価> B
<今季の目標> ACL出場権獲得圏内
<補強分析> A
<戦術> D
<フロント力> A


 Jリーグ屈指の名門にとって、予想外の船出となったに違いない。J1開幕戦ではサンフレッチェ広島に0-3で屈し、たかが1試合を終えただけとはいえ、クラブ史上初の最下位でのリーグ戦スタートとなった。

 内容的に苦しくとも決してあきらめず、一瞬の隙を突いて勝つ。本来は鹿島の持ち味であるそうした試合運びを相手に許して、広島との開幕戦を落とした。しかも、喫した3失点のうち2つは、自陣で不用意にボールを奪われたことが原因となった。鹿島らしくないゲームだったと言っていい。

 確かに、今季の鹿島はこれまでとは違う雰囲気をたたえている。ザーゴ新監督の下、ボール保持率を高めてゴールににじり寄る。守備の場面ではリスクを負っても果敢にプレッシャーをかけて、ボールを奪いにいく。そうした姿勢は、広島戦でも見えていた。

 もう一つ、そして決定的に違うのが、「結果」が伴わなっていない点だ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ、名古屋グランパスとのルヴァンカップ第1節、そしてリーグ開幕戦と、今季に入ってから公式戦を3試合連続で落としている。つまり今季未勝利であるだけではなく、その3試合でいまだゴールも生まれていないことは、かなりの衝撃だ。

 確かに今年元日の天皇杯決勝を終えてからACLプレーオフに向けて準備期間が短く、十分な休養を取れたとは言えないかもしれない。とはいえ、ここまで結果が伴わないのは、この名門クラブにとって極めて異例なことだ。


チーム編成は充実しているが…


 2年前のACL優勝に貢献し、昨季にリーグ戦33試合に出場して12ゴールを挙げたセルジーニョが1月下旬に突然、中国の長春亜泰へと移っていった。この移籍は驚きであり、痛手でもあったが、昨季のほとんどの主力が残っている。選手の年齢層もバランスが取れており、名フロントとして知られる鈴木満常務強化部長が舵をとるチーム編成は、リーグでも屈指の充実したものとなっている。


 新戦力にも、東京五輪に臨む日本代表でも主力となることが期待される杉岡大暉(←湘南ベルマーレ)といった有望株が多い。その杉岡を迎えたサイドバックは昨季にケガ人続出で泣かされたポジションだったが、永戸勝也(←ベガルタ仙台)、広瀬陸斗(←横浜F・マリノス)も加えた今季は、むしろ充実の陣容となった。

 J1で実績を重ねて脂の乗る時期に入りつつ、さらなる飛躍を求める和泉竜司(←名古屋グランパス)、奈良竜樹(←川崎フロンターレ)といった即戦力も加入。一方で、その世代では最高クラスのストライカーと評価の高い染野唯月(←尚志高校)ら、今後の成長が楽しみな高卒新人が3人も鹿島の門を叩いている。ブラジル人も2人加わったが、今もジーコがテクニカルディレクターを務めるクラブは、外国人選手で「はずれ」を引いたことがほとんどない。

 戦力は充実。そうなれば、あとは戦力を料理する監督の手腕が大いに問われることとなる。

 名古屋とのルヴァン杯第1節、1週間後のリーグ開幕戦と、先発メンバーは同じ顔触れだった。つまり、この2試合とも、ザーゴ監督が考えるところの現時点でのベストメンバーだということだろう。先入観のない指揮官は、5人の新戦力を先発のピッチに送り出した。

 広島戦の開始早々に、ゴールポストを2度叩いたシーンがあった。そこで先制していれば流れはどうなったかわからないが、「たら・れば」を語る甘さは鹿島にはない。鈴木常務強化部長が話すように、かつて「陸の孤島」と呼ばれた地で、負けたらすべてを失うとの危機感と覚悟を持って戦ってきたからこそ、鹿島は日本屈指の名門であり続けてきたのだ。

 果たして、今は産みの苦しみの時期なのか。シーズン終了時には、やはり鹿島が笑うのか。長い歴史でシーズン途中の監督解任は4度しかないクラブの行方に注目が集まる。




◆鹿島アントラーズ「Jリーグ開幕戦でわかった」2020チーム展望(日刊大衆)





◆2011年以来の大規模な延期…当時のJリーグ、カップ戦日程はどうなっていた?鹿島は7月に7試合(GOAL)






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Jリーグは25日、明治安田生命JリーグおよびJリーグYBCルヴァンカップの試合日程を延期すると発表。2011年以来の大規模な日程変更が行われることとなった。

国内の試合では、新型コロナウイルスによる肺炎の影響を鑑みて、2月26日から3月15日までのJ1、J2、J3、さらにJリーグYBCルヴァンカップの全試合が延期に。Jリーグ管轄の公式戦全94試合の代替日程の発表が待たれる状況となっている。

そこで思い起こされるのが、2011年3月11日の東日本大震災の被害による日程変更だ。災害復興時の措置と感染症拡大防止対策、また東京五輪が予定されているという違いはあるものの、ここでは2011シーズンにJ1リーグが日程を変更した例を振り返っていく。


■リーグ戦は7月に代替


まず、今回同様に2011年時もリーグ戦では第1節のみを消化。3月12日(土)から4月17日(日)までのJ1リーグ5節分が延期となり、4月23日(土)の第7節から再開となった。それから、6月26日(日)に第18節までが消化されている。

延期となった5節分については、そのすべてを7月に行うことに。同月中には、延期分消化後の第19節も含めて6節分(一部ACL参戦クラブは7節分)が開催され、平日の水曜日にもリーグ戦が組まれることとなった。各クラブは、再開後の4月23日(土)から12月3日(土)の最終節まで、長期の中断を経ることなく駆け抜けている。


■リーグ杯は大会方式変更


また、リーグカップにおいて、2011年にはレギュレーションそのものが見直された。当初はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦組を除く14クラブが2つのグループに分かれ、3月15日(火)~6月5日(日)にかけて総当たりで対戦。各上位2クラブがACL組も参戦する計8チームの決勝トーナメントに進み、7月中旬の準々決勝、10月上旬の準決勝をホーム&アウェイで、10月29日(土)の決勝を一発勝負で戦う予定となっていた。

しかし、変更されたレギュレーションでは総当たりでの対戦は行われず、全試合がトーナメント形式で行われている。大会初戦となるトーナメント1回戦がホーム&アウェイで6月5日(日)と7月27日(水)、2回戦が9月14日(水)と28日(水)に開催。変更前同様にACL組は準々決勝からの参戦となり、そこからは一発勝負に変更となった。なお、決勝の日程に変更はなかったが、準々決勝は10月5日(水)、準決勝は10月9日(日)と、中3日で行われている。

また、2011シーズンにはACLに関してはJ1延期中も開催。参考までに、ACLに参戦し、当時のリーグカップを制した鹿島アントラーズの試合日程は以下のようになった。

鹿島アントラーズ 2011シーズン 公式戦日程
3月2日(水) vs 上海申花 △0-0 ACL・GS第1節
3月6日(日) vs 大宮 △3-3 J1リーグ第1節
4月6日(水) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第3節
4月13日(水) vs シドニーFC 〇3-0 ACL・GS第6節
4月19日(火) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第4節
4月23日(土) vs 横浜FM ●0-3 J1リーグ第7節
4月29日(金・祝) vs 福岡 ○2-1 J1リーグ第8節

5月3日(火・祝) vs 上海申花 〇2-0 ACL・GS第5節
5月10日(火) vs シドニーFC 〇2-1 ACL・GS第2節
5月15日(日) vs 川崎F ●2-3 J1リーグ第11節
5月21日(土) vs 浦和 △2-2 J1リーグ第12節
5月25日(水) vs FCソウル ●0-3 ACLラウンド16
5月29日(日) vs 広島 ●1-2 J1リーグ第13節

6月11日(土) vs 山形 ○2-0 J1リーグ第14節
6月15日(水) vs 甲府 ●0-1 J1リーグ第15節
6月18日(土) vs 磐田 ○2-0 J1リーグ第16節
6月22日(水) vs 神戸 ○1-0 J1リーグ第17節
6月25日(土) vs 川崎F △2-2 J1リーグ第18節

7月2日(土) vs 清水 △0-0 J1リーグ第2節 ※
7月10日(日) vs 新潟 ●1-2 J1リーグ第3節 ※
7月13日(水) vs 名古屋 ●1-2 J1リーグ第4節 ※
7月17日(日) vs 仙台 ○3-0 J1リーグ第5節 ※
7月23日(土) vs 柏 ●1-2 J1リーグ第6節 ※
7月27日(水) vs G大阪 ●1-4 J1リーグ第10節
7月31日(日) vs C大阪 ○3-1 J1リーグ第19節
※J1延期分

8月6日(土) vs 山形 ○3-1 J1リーグ第20節
8月13日(土) vs 仙台 ○1-0 J1リーグ第21節
8月17日(水) vs C大阪 ○2-1 J1リーグ第9節
8月20日(土) vs 広島 ○2-0 J1リーグ第22節
8月24日(水) vs 甲府 △1-1 J1リーグ第23節
8月28日(日) vs 福岡 ○6-0 J1リーグ第24節

9月10日(土) vs 新潟 △2-2 J1リーグ第25節
9月18日(日) vs 名古屋 △1-1 J1リーグ第26節
9月24日(土) vs 浦和 △0-0 J1リーグ第27節

10月2日(日) vs 柏 ●0-1 J1リーグ第28節
10月5日(水) vs 横浜FM 〇3-2リーグカップ準々決勝
10月9日(日) vs 名古屋 〇2-1リーグカップ準決勝
10月12日(水) vs 筑波大 〇2-0天皇杯2回戦
10月15日(土) vs 磐田 ○2-1 J1リーグ第29節
10月22日(土) vs 神戸 △1-1 J1リーグ第30節
10月29日(土) vs 浦和 〇1-0リーグカップ決勝

11月3日(木・祝) vs G大阪 ●0-1 J1リーグ第31節
11月16日(水) vs 富山 〇2-1天皇杯3回戦
11月19日(土) vs 大宮 △1-1 J1リーグ第32節
11月26日(土) vs 清水 ○3-0 J1リーグ第33節

12月3日(土) vs 横浜FM △1-1 J1リーグ第34節
12月17日(土) vs 京都 ●0-1天皇杯4回戦




◆2011年以来の大規模な延期…当時のJリーグ、カップ戦日程はどうなっていた?鹿島は7月に7試合(GOAL)





2020年2月26日水曜日

◆J異例延期「五輪期間ではなく平日開催などで」代替(ニッカン)






Jリーグは25日、新型コロナウイルスの影響により、3月15日までの公式戦94試合(ルヴァン杯16試合、リーグ戦78試合)を延期すると発表した。東京・文京区内で行われた理事会で決定した。

延期が決定した試合の代替開催日は未定で、現在調整中。会見した村井満チェアマン(60)は「極力東京五輪期間中を使わず、平日開催などでなんとかやりくりできる範囲だと思っている。東京五輪に協力することは継続していきたい」と話し、東京五輪期間中の開催は避ける方向であることを明かした。

加えて「場合によっては、一部五輪前に消化することもあるかもしれない。会場手配の関係で、五輪後に回るかもしれない。両方あり得る」とした。


◆J異例延期「五輪期間ではなく平日開催などで」代替(ニッカン)





◆新型肺炎 J公式戦延期「受け入れるしかない」 J1鹿島、J2水戸 試合再開向け準備(茨城新聞)



犬飼智也 Tomoya.Inukai


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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サッカーJリーグは25日、3月15日までに予定していたJ1、J2などの全公式戦の延期を決めた。本県のJ1鹿島、J2水戸両チームとも「受け入れるしかない」とし、試合再開に向け準備を進める。

J1鹿島は、28日に予定されていたホーム開幕戦を含めたリーグ戦3試合、YBCルヴァン・カップ2試合の計5試合が対象。鈴木満フットボールダイレクターは決定を受け入れるしかないとし、現時点ではクラブの活動についてJリーグから自粛要請などはないといい、「手荒い、うがいなど感染予防策を徹底しながら、再開に向けて練習していく」と話した。

選手会長の犬飼は「サポーターの安全が第一なので、(試合の延期は)必要なことだと思う」とした上で、「今季勝てていない自分たちにとって、準備期間があるのは悪くない。再開に向けてしっかり準備していきたい」と話した。

J2水戸は、3月1日(ホーム、栃木戦)、同8日(アウェー、松本戦)、同14日(アウェー、磐田戦)の計3試合が対象となった。また、29日に予定されていた「eスポーツチャレンジカップ」も延期。クラブの広報担当者は「受け入れるしかない状況。チケットが払い戻しになるのかどうかも決まっていない。(試合開催に向け)準備してきたものもあり、各部署で対応に追われている」と語った。

いずれも、延期された試合の日程やチケットの取り扱いについては未定のため、両クラブとも購入したチケットはそのまま手元に残しておくように呼び掛けている。(藤谷俊介、志賀敦文)




◆新型肺炎 J公式戦延期「受け入れるしかない」 J1鹿島、J2水戸 試合再開向け準備(茨城新聞)


2020年2月25日火曜日

◆「うちっぽくはないよね」開幕戦0-3黒星の鹿島、新戦術に挑む“チーム事情”と開始20分の“明るい未来”(サッカーダイジェスト)







多くの選手が海外に移籍し、小笠原満男が引退した今、大黒柱を作ることが難しくなった


 チーム内から「うちっぽくはないよね」という声が聞こえ、広島の選手からも「いつもの鹿島との試合ではなかった」との感想が漏れた。Jリーグ開幕で広島に0-3で敗れた鹿島である。単純なミスから先制点、3失点目を与え、序盤の良い時間帯もミスの連続で自分たちから手放した。展開を読み、風を感じ、いつのまにか自分たちのペースに引き込む。それができずともにスコアでは最後に勝る。これまで見せてきた鹿島の姿ではなかったが、彼らの言葉はそれとは違うところを指していた。

 ザーゴ新監督を迎え、ディフェンスラインからの丁寧なビルドアップで攻撃を組み立てることにトライしている。きれいなキックフォームから放物線を描いていたクォン・スンテも自陣で窮屈そうにパスコースを探し、三竿健斗は東京Vの下部組織時代を思い出して、実践していたかもしれない。鹿島の象徴だった中盤も監督からポジションについての指示を細かく受けているそう。他クラブを見回せば珍しくないが、そういった型にはめたクラブ、つなぐことに専心する戦術に対し、判断力と個の能力で「ぶっ壊してやるぜ」と気概を見せていた鹿島がやっているからこそ新鮮に映る。

 多くの選手が海外に移籍し、小笠原満男が引退した今、大黒柱を作ることが難しくなった。鹿島に関わる誰もが、今でも小笠原の後継者は「三竿しかいない。いや土居だ」と願ってやまないが、かつてそう期待をかけた大迫勇也や柴崎岳、昌子源は今のところそうはなっていない。三竿だって海外移籍を目指している。大黒柱システムや個の能力に頼ったサッカーの継続はいずれクラブの危機を招く。個がいなくなっても影響を受けにくい形。それが型であり、戦術であるならば、今のトライはなおさら合点がいく。

 失点するまでの20分、明るい未来を思い描けた。前線に多くの選手が張り、上下に動いて少ないタッチ数で相手の陣形を崩していく。奪われたらすぐに襲い掛かる。守備の位置はとても高い。昨季までのリアクションサッカーを見慣れた目には、やはり刺激的に映り、チームに血液が流れ始めたように感じた。広島の城福浩監督は「選手は鹿島の守備に圧を感じていた。手こずったのは事実」と振り返った。

 ただ、敵将がいくら認めようが、明るい未来が見えた時間帯があろうが、0-3のスタートを切ったことは紛れもない事実。土居聖真は「新しいものをゼロから作り上げている。みんなそれは分かっている。でも、それを言い訳にしたくないし、しちゃだめだと思う。現に結果が出せていないのだから」と話した。結果やサッカーに対し、今まで通りの鹿島らしさで、鹿島らしくないことに取り組んで、初めて新しい鹿島だけの強さが出来上がる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



◆【J1採点&寸評】広島3-0鹿島|3発快勝の立役者は広島の新10番!鹿島は高卒ルーキーが孤軍奮闘!(サッカーダイジェスト)






広島――城福体制3年目の成熟度が見事に発揮された


【チーム採点・寸評】
広島  7
立ち上がりこそ主導権を握られたが、20分に先制してからは堅守速攻の戦い方にシフトし、危なげなく勝利を手繰り寄せた。城福体制3年目の成熟度が見事なまでに発揮された。


鹿島――チャンスは作るも仕留めきれずに“もろさ”露呈


【チーム採点・寸評】
鹿島 5
チャンスは作っている。だが、公式戦3試合連続ノーゴールの現実は非常に重い。相手のハイプレスやカウンターに対して“もろさ”を露呈してしまうのも気がかりな点だろう。


【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
ボックス内からの強烈なシュートを止めるなど、“らしさ”は見せたものの、3失点を食らい厳しい表情のまま。

DF
22 広瀬陸斗 5(HT OUT)
消極的なプレーに終始した印象だ。前線に人数を増やす狙いと、31分に警告を受けていたこともあってハーフタイムを挟んで交代。

33 関川郁万 5.5
プロ2年目の大型CBにとって今季開幕戦が念願のJリーグデビューだった。気合十分も望む結果を得られず、憮然。

28 町田浩樹 5.5
セットプレー時の守備では懸命に声を出し、リーダーシップを発揮。カウンター対応に一歩出遅れ、84分に警告を受けてしまった。

14 永戸勝也 6
左サイドを積極的に駆け上がり、幾度となく鋭いクロスを供給。特徴は垣間見せていただけに、あとはゴールがほしい。

MF
20 三竿健斗 5
自陣からのビルドアップのところで失点の要因となる不用意なミス。挽回しようと必死のプレーを続けたが……。

4 レオ・シルバ 5.5(66分OUT)
人数をかけてブロックを形成する相手守備をなんとかこじ開けようとするも、なかなか糸口が見出だせずにいた。


鹿島――両助っ人は決定的な仕事をできず


MF
7 ファン・アラーノ 5
ボールロストが目立ち、ブレーキになっている。立ち上がり早々のビッグチャンスが決まっていれば……。

11 和泉竜司 6
味方のシュートの跳ね返りに、身体を投げ出しながら左足を伸ばしたが、左ポストに阻まれる。前半は左サイドハーフ、後半は右サイドバックを務めた。

FW
9 エヴェラウド 5.5
19分、やや遠目のFKだったが、味方がひと工夫入れたあと、果敢に狙ったものの、ゴールネットを揺らせず。

8 土居聖真 5.5(60分OUT)
思いきってシュートを狙うシーンもあったが、全体的にボールに絡む回数が少なく、消えている時間が多かった。

交代出場
FW
36 上田綺世 5.5(HT IN)
攻撃に有効なスペースを見つけられず、苦慮。終了間際、ゴール前でのこぼれ球にいち早く反応したが、相手に当たって得点に至らなかった。

MF
26 荒木遼太郎 6.5(60分IN)
期待の高卒ルーキーが開幕戦に早くも登場。スキルフルで、小気味のいいプレーで、攻撃を活性化した。

MF
30 名古新太郎 5.5(66分IN)
自陣でボールを奪われ、3失点目を献上。一方、終了間際に得意のドリブルで右サイドを深く進入し、チャンスを作り出した。

監督
ザーゴ 5
新戦術の下、チームを構築している段階だ。“我慢の時”が続くとはいえ、結果が伴わないと、批判の矢面に立たされるのは必至。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


◆【J1採点&寸評】広島3-0鹿島|3発快勝の立役者は広島の新10番!鹿島は高卒ルーキーが孤軍奮闘!(サッカーダイジェスト)




2020年2月24日月曜日

◆chay 「あなたに恋をしてみました」(youtube)








◆chay 「あなたに恋をしてみました」(youtube)

◆2020シーズンの判定基準「2020 レフェリング スタンダード」の映像を公開(JFA)






日本サッカー協会(JFA)審判委員会は、本年度も、JリーグやJFA技術委員会等の協力を得て、選手に求めるプレーや昨シーズンにおける事例に、FIFAの競技規則に基づく解説を加えた「2020 レフェリング スタンダード」の映像を作成しました。

この映像は、Jリーグおよびサッカーに関係する多くの方々が、正しい競技規則の解釈と判定基準の認識を高め、同一の理解を得られるように作成したものであり、Jリーグ全クラブ及びメディアの方々をはじめとする多くの関係者にも共有されているものです。


2020 レフェリング スタンダードのテーマ(抜粋)

・コンタクトプレーの考え方
・Jリーグの価値を高める
・競技規則(ハンドの反則、チーム役員への警告・退場等)




※使用している映像は、あくまでも事例として示しているものであり、特定の選手や審判員について言及しているものではありません。


◆2020シーズンの判定基準「2020 レフェリング スタンダード」の映像を公開(JFA)





◆温泉街で闘った伝説の“泣き虫”監督、J2群馬で17年ぶり再出発 「夢の続きを追いかけたい」(FOOTBALLZONE)



奥野僚右 Ryosuke.Okuno


【番記者コラム】選手兼監督として“ザスパ草津”の礎を築いた奥野僚右、2003年以来のクラブ帰還

 この男がいなければザスパクサツ群馬というクラブは、2005年にJリーグへ昇格していなかった。いや、J昇格どころかクラブが存続していなかったかもしれない。

 奥野僚右。Jリーグ誕生の1993年から99年まで鹿島アントラーズでプレーし、王者の礎を築いたDFの1人。Jリーグのオールドファンであれば、小柄な体躯で屈強な相手FWを封じた勇姿が脳裏に浮かぶはずだ。

 その後、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島でプレーした闘将が、次の舞台に選んだのが群馬県リーグ1部の「ザスパ草津」(当時)だった。日韓ワールドカップ(W杯)が開催された2002年、草津温泉で活動をしていた「リエゾン草津」が「ザスパ草津」へ改名。「温泉街からJリーグへ」を合言葉に、新たなスタートを切った。

 GMは大西忠生(元セレッソ大阪副社長)、総監督は植木繁晴(元ベルマーレ平塚監督)。そのクラブに選手兼監督として加わったのが、奥野だった。チームの初期メンバーには、若手に混じって元日本代表GK小島伸幸(今季から群馬GKコーチ)も名を連ねた。奥野、小島ら往年のスタープレーヤーの加入に、温泉街は沸いた。

 経営母体を持たない“おらが街”のサッカークラブが、Jリーグ昇格を目指すという夢のような物語。周囲から「Jリーグになんか上がれるわけがない」「無謀だ」といった声が聞こえたなかで、奥野は本気だった。温泉街という特異な地域からJリーグを目指すという趣旨に、多くの企業が賛同。初期ユニフォームは「ユニクロ」が提供した。

 しかしながら経営面は自転車操業、最短3年でのJ2昇格を果たせなければクラブは解散を視野に入れていた。

 負けられない戦い――。奥野は、若い選手たちを率いて過酷なチャレンジに乗り出した。ミーティングでは想いがこみ上げるあまり、涙が溢れたこともあったという。

「負けられない状況に加えて、Jリーグに認めてもらうためには圧倒的な強さを見せて勝ち上がる必要があった。足踏みができないなかで、1試合1試合が命懸けだった。自分たちの後に続くクラブのためにも、道を切り拓く必要があった。だから試合後のミーティングで話しているうちに気持ちが入ってきてしまって、涙がポロポロと落ちてきた。それを見ていた息子から『パパは、泣き虫監督だね』って言われました」





背番号「31」は永久欠番、JFL昇格への2年間は「大きな財産となった」


 Jリーグ昇格という情熱だけを頼りに、2002年に群馬県リーグ1部へ参戦したチームは14勝0敗で完全優勝し、Jリーグへの最初の関門だった関東2部リーグ昇格戦に勝利した。

 翌2003年には同リーグで優勝し、「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置」、いわゆる“飛び級制度”によって、JFL昇格をかけた「全国地域リーグ決勝大会」(現・全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)に出場。10日間で6試合という過酷な日程のなか、奥野、小島らが満身創痍のプレーをみせて見事に優勝。チームは最短距離でJFL昇格を果たした。奥野は涙ながらにスタンドへ上がり、サポーターと喜びを共有。それは、Jリーグ昇格の夢が現実に近づいた瞬間だった。

「あの戦いは、選手としても指導者としても二度と経験したくないほど過酷だった。それくらい、精神的にも肉体的にも追い詰められていた。負ければ終わりだと思って、1分1秒を戦っていた。優勝できた時は、ホッとした。若い選手たちは温泉街で働いていたが、地域に面倒を見てもらったことで、プレー以外でも人間的に大きく成長したし、それが結果につながったと思う」

 だがJFL昇格の興奮冷めやらぬなか、奥野はチームを離れる決断をした。度重なる死闘によって両膝は限界を迎えていた。現役引退を考えているなか、古巣鹿島からコーチ就任の要請を受けたのだった。当時、奥野が保持していたのはB級ライセンス。JFLで指揮を執るにはA級ライセンス以上が必要だった。

「ゼロからスタートしたチームだったので愛着が深かったが、ライセンス問題や指導者としての将来を考えた時に、鹿島へ戻ってもう一度学ぶ必要があると思った。あの2年間は、“その日暮らし”だったが、振り返ると充実していて、サッカー選手としての大きな財産となった」

 奥野は、クラブを県リーグからJFLへと昇格させてチームを去った。彼が背負った背番号「31」は永久欠番となり、その存在はレジェンドとなった。

 チームは、翌04年のJFLで3位となり、悲願のJ2昇格を決めた。ザスパ草津は、地域密着型クラブがJリーグの扉を開く先駆けとなった。道なき道を切り拓いたことが、後発の新興クラブに希望を与えたのは間違いないだろう。





レジェンドであるがゆえの重圧…J2最低レベルの予算での“負けられない戦い”へ


 あれから16年――。必然か偶然か、運命のいたずらによって、止まっていた時計の針が再び動くことになる。

 2017年にJ3へ降格した群馬は昨季のJ3で2位となり、3年ぶりのJ2復帰を果たした。しかし、チームを2シーズン率いた布啓一郎前監督が松本山雅FCの指揮官に就任したため退任。監督の座が空席となった。

 後任を探していたクラブは、奥野に白羽の矢を立てて交渉を進め、合意に至った。奥野にとっては2003年以来、17年ぶりの帰還。J2での指揮は2012、13年のモンテディオ山形以来となる。奈良知彦社長は「クラブは今季J2に復帰し、ここから土台を築いていく必要がある。その状況下で、J2での指揮経験があり、クラブの歴史を最もよく知る奥野氏が適任だと判断した」と明かす。

 簡単なミッションではない。2018年度のJ2予算平均が約15億円だったのに対し、群馬は4億6000万円。今季は約6億3000万円の予算を見込むが、それでも平均値には程遠い。J2最低レベルの予算、監督交代による戦術リセットというハンデを抱えての船出となる。奥野がプレーした2002、03年は破竹の勢いで勝利を重ねたが、今季のJ2では厳しい戦いが待っていることは確実だ。

「私は一度、ザスパを離れたが、“我が子”のような思いで見守っていた。そしてこのチームを指揮したいという思いは常に持っていた。今回は、クラブに対して恩返ししたいという気持ち。昔と今では状況は違うが、負けられない状況は同じ。地域リーグ時代は、負けたらクラブが消滅するかもしれないという背水の陣で戦ってきた。当時の気持ちを忘れず、J2の舞台へ挑みたい。ザスパは、私が離れてからJリーグでの歴史を作っていったが、その歴史に加わりながら、夢の続きを追いかけたいと思う」

 失敗の許されないタスク。クラブレジェンドであるがゆえの重圧は、もちろんある。奥野は十字架を背負って、荒波に立ち向かう。パイオニアとしての矜持が、挑戦の原動力となる。(文中敬称略)

(伊藤寿学 / Hisanori Ito)


◆温泉街で闘った伝説の“泣き虫”監督、J2群馬で17年ぶり再出発 「夢の続きを追いかけたい」(FOOTBALLZONE)





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