日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年5月26日木曜日

◆シャルケ新SDもお気に入り?…ハイデル氏「内田はとてもいい選手」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160525/446785.html



 15日にシャルケのSD(スポーツ・ディレクター)に就任したクリスチャン・ハイデル氏が、昨年3月7日以来離脱しているDF内田篤人について、地元紙『デア・ヴェステン』に対し「6月にはゲルゼンキルヒェン(シャルケの本拠地)に戻ってくると期待している」との見通しを明かした。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に伝えた。

 昨年6月に右ひざの手術を受けて負傷離脱が続く内田は現在、日本でマインツ所属のFW武藤嘉紀とリハビリを行っているという。マインツ時代に武藤も知るハイデル氏は環境について「とてもいいクリニックだよ。トップレベルだ」と評価。なお、両選手は24日に行われた日本代表の欧州組による合宿にも、リハビリ組として参加していた。

 ハイデル氏は、内田を来シーズン開幕からのオプションになるとは考えていないようで、「1年以上も離脱していたんだよ」とコメント。だが「彼はとてもいい選手だ」と、すでに内田を気に入っているという。

◆U23日本、富樫&南野弾で大会初勝利も…後半はチャンス少なく課題残す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160526/447224.html



 第44回トゥーロン国際大会のグループステージ第3節が25日に行われ、U-23日本代表とU-23ギニア代表が対戦した。

 U-23パラグアイ代表とU-23ポルトガル代表に連敗を喫した日本はスタメン6名を変更。先発メンバーはGKに櫛引政敏、DFはポルトガル戦と同じくファン・ウェルメスケルケン・際、三浦弦太、植田直通、三丸拡の4名。MFには原川力(キャプテン)、前田直輝、喜田拓也、南野拓実、鎌田大地、FWに富樫敬真が入った。なお、試合は40分ハーフで行われる。

 試合は開始早々に動く。3分、左サイドから三丸がクロスを供給すると、ゴール前の富樫がダイレクトボレーで合わせて先制。日本が幸先良くリードを奪った。

 しかし、日本は思わぬ形で失点を許してしまう。10分、ギニアが前線に向けてロングボールを入れると、GK櫛引とファン・ウェルメスケルケンの連携が乱れる。これをバンガリ・スマーが強引に押し込んでギニアが同点に追いつく。

 失点直後の13分、日本は再び左サイドの三丸がエリア左横まで持ち込みクロスを入れる。ファーサイドの富樫が頭で合わせたが、ここはクロスバーの上に外れてしまった。

 その後も日本が試合を優位に進めると、前半終了間際にスコアを動かす。39分、中盤から鎌田がドリブルを仕掛ける。エリア手前左まで持ち込み中央へラストパスを送ると、南野がゴール左下に蹴り込み、勝ち越しに成功した。前半はこのまま日本がリードを奪ってハーフタイムを迎えた。

 後半開始から両チームともに選手交代を行う。日本は得点を挙げた南野に替えて浅野拓磨を投入。富樫を左に変更し、浅野がワントップの位置に入った。ギニアはアブドゥライエ・シセを下げてナビ・サンプを送り込んだ。

 50分、日本はまたしてもミスからギニアに決定機を作られたが、相手のシュートは三浦が体を張って防ぎ、なんとか失点を免れた。

 日本はさらに交代カードを切っていく。52分、富樫に替えて野津田岳人、ファン・ウェルメスケルケンに替えて井手口陽介を投入。喜田を右サイドバックに変更した。

 すると今度はギニアがチャンスを作る。58分、右CKを獲得すると、ショートコーナーからタフシル・シェリフがドリブルで中央へ切り込み左足シュート。枠を捉えたかに思えたが、味方に当ってしまい、得点には至らない。

 後半の日本はなかなかシュートまで持ち込むことができない。逆に70分、自陣でパスを奪われると、最後は途中出場のティエルノ・ディアロにシュートシーンを作られたが、ここはGK櫛引がタイミングよく飛び出してブロックした。

 試合終了間際の89分、井手口が前線に縦パスを入れると、浅野がヒールパスで流して前田が左足シュートを放ったが、ここは相手GKに防がれた。

 日本はこのまま2-1で逃げ切り、今大会初勝利を収めた。しかし、後半はなかなかシュートまで持ち込むことができず、攻守ともに課題を残す結果となった。

 日本は27日にU-23イングランド代表と対戦する。

【スコア】
U-23日本代表 2-1 U-23ギニア代表

【得点者】
1-0 3分 富樫敬真(U-23日本代表)
1-1 10分 バンガリ・スマー(U-23ギニア代表)
2-1 39分 南野拓実(U-23日本代表)

◆鹿島 平均22・27歳“フレッシュ布陣”も決定力欠きドロー(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/26/kiji/K20160526012657130.html

ナビスコ杯予選リーグA組  鹿島1―1磐田 (5月25日  カシマ)

<鹿島・磐田>鹿島は3年目の杉本(右)の今季1号で同点に追いつくも勝利ならず

 鹿島は、既に前節予選リーグ敗退が決定。先発にはプロ9年目で公式戦初先発のGK川俣や、高卒新人DF町田ら平均年齢22・27歳のフレッシュなメンバーが名を連ねた。だが、前半17分にセットプレーから失点。後半13分に20歳のMF杉本がこぼれ球を押し込み追いついたが、その後は決定力を欠きドロー。これで本拠では白星なしに終わった。 

 3年目のMF杉本の今季公式戦1号で追いつくも、本拠での大会初白星を逃した。0―1の後半13分、ゴール前の混戦から「ボールが来ると思った」と振り返った左足弾。ただ、両チーム最多のシュート5本を放ちながら勝ち越せず「チャンスがあった中で1点しか決められないのは、まだまだ自分の実力が足りないということ」と反省していた。

◆若鹿奮闘ドロー Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14641861054739

すでに敗退が決まっているA組の鹿島は磐田と1-1で引き分け。通算成績は1勝1分け3敗、勝ち点4で6位。

若手主体で臨んだ鹿島は前半17分、セットプレーから失点。攻勢に転じ主導権を握ると、後半13分、杉本がゴール前の密集で押し込み、同点に追い付いた。終盤にカイオや小笠原ら主力を投入したが決め手を欠いた。


鹿島・石井監督 若いメンバーで臨んだが、非常によかった。前半失点したが、途中からいい形の崩し、組織的な守備ができていた。後はプレーの精度と(得点を)決めきれるかどうか。決める事ができれば勝てた試合だった。


鹿島・杉本 最後まで走り切れた。得点はできたが、ほかに2、3回チャンスはあった。リーグ戦でも決めるにはもっと練習が必要。


鹿島・垣田 ゴールが欲しかった。下手だけど、ミスしても次に切り替えることを心掛けた。応援にはすごく後押しされた。

◆消化試合に大きな背番号並ぶ…シュート18本で1点の鹿島は磐田とドロー(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?190272-190272-fl

[5.25 ナビスコ杯A組第6節 鹿島1-1磐田 カシマ]

 鹿島アントラーズとジュビロ磐田の一戦は1-1の引き明けに終わった。

 残念ながら消化試合となった一戦。お互いのスタメンには大きな背番号の選手が並んだ。鹿島はGK川俣慎一郎、DF町田浩樹、MF平戸太貴、MF大橋尚志、FW垣田裕暉が先発プロデビュー。対する磐田もGK志村滉とDF大南拓磨がデビューを迎えた。

 先制点は押され気味だった磐田が奪った。前半17分、左サイドからDF中村太亮の蹴ったFKをDF藤田義明が頭で決めて先制。しかし鹿島は後半13分、平戸のシュートのこぼれ球をMF杉本太郎が左足で押し込んで試合を振り出しに戻す。シュート数は磐田の7本に対し、鹿島は18本。大きく上回った鹿島だが逆転弾は奪えなかった

◆2016Jリーグヤマザキナビスコカップ グループステージ 第6節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51836

ナビスコグループステージ 第6節

杉本が気迫の同点弾!ナビスコカップラストホームゲームをドローで終える。

すでにグループステージ敗退が決まっている鹿島がナビスコカップでのラストホームゲームをドローで終えた。往年のライバル磐田をカシマへ迎えたこの節目の試合でセットプレーから先制される苦しい展開になったものの、後半に杉本が気迫の同点ゴールを決め、1-1で勝ち点1をキープした。

勝ち負けに大会の行方が左右されないという状況の中、石井監督は大胆な若手起用でチームの底上げを図った。右サイドバックの西が主力では先発となったが、GKにはこれが加入して9年目で初出場となる川俣、センターバックはベテラン青木と町田のコンビ、左サイドバックには三竿、そしてボランチには大橋、平戸のフレッシュなコンビ、攻撃陣には鈴木、杉本、そして赤崎、垣田と実に初出場が5人という先発メンバーをピッチへ送り出した。先発11名の平均年齢は、22.27歳、小笠原がベンチに入ったことで18名は22.56歳まで上がったが、非常に若いチームでこの戦いに臨んだ。 









そしてその監督の気持ちに応え、11人はピッチで躍動した。特に光ったのは、中盤でタクトを振るった平戸。ボールをワンタッチ、ツータッチで散らし、セットプレーではキッカーを務め、チームを牽引した。また前線では垣田の体を張ったプレーが目立った。









しかし17分、先制点を磐田に献上してしまう。左からの直接FKを藤田にヘディングで決められ、0-1。1点ビハインドを背負っての戦いとなってしまった。



後半、先ずは同点に追いつきたい鹿島が攻め込む。杉本を中心に攻撃を組み立てるが、その杉本が58分、ゴール前の混戦から待望の同点弾を決める。この杉本の今季公式戦初ゴールで鹿島はさらに勢いを増し、磐田ゴールへ迫った。







しかしシュート18本を放ちながらも最後の1点が取れなかった。結果は、1-1のドロー。選手たちの勝ちたい気持ち、そして結果を求める執念が伝わってきただけに少々残念なエンディングとなった。













このドローで得たもの。それは選手それぞれで違うだろう。だがこれを糧に前へ進んで欲しい。それがこの試合に集ってくれた5,272人の熱きサポーターへの恩返しだ。



【この試合のトピックス】
・川俣、町田、平戸、大橋、垣田がプロ入り初先発で初出場。
・杉本が今季初ゴール。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・時間はまだある。後半必ず逆転しよう。
・ピッチがスリッピーなので、まずは前線でボールをおさめて、よいテンポで攻撃していこう。
・リスクマネジメントしながら攻撃の形を作り出そう。


ジュビロ磐田:名波 浩
・相手両ボランチの背後を有効に使うこと。
・最終ラインは、もっとコミュニケーションを取ってプレーすること。
・奪ったあとのファーストプレーを大事にしよう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日はメンバーを大幅に変え、若いメンバーで臨んだ。全体的に非常に良かったと思う。前半、セットプレーで失点してしまったが、前半の途中からはいい形の崩し、組織的な守備ができていた。後半、崩しの形から1点取ることができ、最後は押し込む形も見せられた。あとはプレーの精度と決めきれるかどうか。決めることができていれば、勝てた試合だと思う。

Q 垣田選手は特に体を張ったいいパフォーマンスを見せていたと思うが、どうか?

A 遠征から帰ってきて、すぐに合流。疲労感があるなかでも90分しっかり戦ってくれた。前線で体が張れるし、もっとキープする形も作れると思う。ゴールに向かう姿勢もあり、守備への意識も高い。今日の試合では、ほかの選手も含めて、まずはしっかり全員で守るという意識が高かった。フォワードとしての役割は果たしてくれたと思う。

Q 今日のメンバーがリーグ戦で試合に絡んでいくために必要な課題は?

A 当然、プレーのスピード、判断のスピードに違いはある。本人たちも感じているはず。Jリーグでは、プレッシャーが激しく、スペースが狭いなかでプレーしなくてはいけない。そのためには、もっと1人1人が判断を早くしていかなくてはいけない。

Q 若い選手たちに、どのような声をかけて試合に送り出したか?

A 守備では前線からプレッシャーをかけてボールを奪いにいく、ボールを奪ったら速いテンポで回して相手陣内に侵入していく、相手陣内でボールを奪われたら切り替えを早くしてボールを奪いに行く。自分たちのプレーをアピールするよりも、まずはチームとしてやろうとしているサッカーをしようと伝えた。それプラス、自分の特長を出してもらえたらと考えていた。局面でそれぞれのいいプレーは出ていたので、今日の試合は全体的に良かったと感じている。

Q 赤﨑選手を起用したが、ここ数試合も含めて、どう評価しているか?

A 秀平は前線の選手として、前からプレッシングをかけてくれる。献身的に動き回ってボールを引き出してくれる。非常に動き出しが早いので、今日もそういうプレーを期待していた。彼は頭から100%でプレーしてくれるので、体力的な部分が落ちてくると代えざるを得ない。チームとしては攻守にわたって献身的にプレーしてくれる選手だと感じている。


ジュビロ磐田:名波 浩
1年をかけてJ1の水に慣れることが、J1の常連になるための条件だと考えている。今日の試合はチーム力という点で非常にいい試合だった。勝ち点3への執着心というものが、球際、対人で生まれてきている。これをリーグ戦に引き継いでいきたい。総括としては、セットプレーで先制ゴールを奪うことができた。その後、後半の15分ぐらいまでは主導権を握られてしまった。コンパクトサイズを保てなかったことが一番の原因。そこからの30分は主導権を握ることができた。最後は1本決まっていればというゲームだった。




選手コメント

[試合後]

【平戸 太貴】
試合の立ち上がりは緊張していた。判断が遅く、ボールを奪われる場面があった。攻撃面ではボールに絡んでチャンスメイクできたのではないかと思う。

【町田 浩樹】
思ったより落ち着いて試合に入れた。課題も見えたし、通用するところもあった。クロスへのハイボールに対し、ボールウォッチャーになった。速い選手に対しての対応も課題があった。空中戦は全部勝たないと試合出場は難しい。森島選手が体を当ててきて負けてしまう時があったので、負けないようなCBにならないといけない。カシマスタジアムがこんなに声が通らないとは思わなかった。ユースと比べ物にならなかった。勝たないといけない試合だった。

【垣田 裕暉】
後半も動けて戦える体を作らないといけない。何本かチャンスがあったので、FWが決めていれば勝てる試合だった。下手だけど次に次にと切り替えてやることは出来た。応援で後押しされた。お金を払って見にきてくれているので、しっかりゴールを決めたい。

【大橋 尚志】
(個人的には)満足の出来ではないが、いいところもあった。守備のところで相手の攻撃の起点を潰せていたし、展開のなかで何度かいいサイドチェンジが出来ていた。ヘディングでの絶好のチャンスは決め切らないといけなかった。もっと精度を高めていきたい。悪いところは、練習でしっかり取り組んでいきたい。


【川俣 慎一郎】
悔しい。結果もそうだし、自分の出来としてもそう。あくまで最低限のことが出来ただけ。これまでやってきた積み重ねがこんなものかと思った。課題がはっきりした。キック精度、クロスに対してコーナーキックで飛び出したらさわる、捕り切る、はじく、ということをやり切らないといけない。迷いがないときのプレーは悪くはなかった。(相手のシュートを止めた)最後のプレーもそう。失点の場面も地に足がついてなかった。いろんな考えがあるとうまくいかない。1つの考えにしぼれるようにならないといけない。カシマスタジアムで出られたことはうれしかったけど、もっと練習で課題を克服していきたい。


【杉本 太郎】
ちょっとずつプレー時間が増えてきて、自分のやろうとしていることが増えている感触がある。まだまだ。ゴール前の精度をもっと高めたい。ポジション的にも(相手のDFと中盤の)間でボールを受けてチャンスを作らないといけない。課題はボールにからむ、チャンスを作る、シュートを決めること。今日も2、3回チャンスがあったので決めないといけなかった。1点しか決められないのは自分の力。Jリーグでも決めていかないといけない。

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