
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年8月7日金曜日
◆ジーコ氏、鹿島不振の原因は“パッション”の欠如(ニッカン)

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鹿島アントラーズのジーコ・テクニカルディレクター(67)が6日、練習後のオンライン取材に応じた。
2月のJリーグ中断後、定期通院のため母国ブラジルに帰国していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、Jリーグ再開後も再来日できずにいた。7月末にようやく日本に戻り、14日間の隔離期間をへて、4日に練習場に復帰していた。
ブラジル滞在中も練習や試合の映像を見るなど、常にチームのことを気にかけていたという。チーム合流後に感じたのは“パッション”の欠如だったといい、選手には「攻撃的なサッカーだろうが守備的なサッカーだろうが、前提として戦うこと、最後まであきらめない姿勢を出さないと、サッカー以前の問題」と強調したことを明かした。
5日のルヴァン杯川崎フロンターレ戦では、0-3の後半途中から投入された選手たちが奮起し、10分で2点を返してなお相手ゴールに迫った。ジーコ氏は「昨日の試合は分かりやすい例だった」と話し、「入った選手が闘争心をむき出しにして、球際を制して、相手に圧力をかけて、逆転できそうなところまでいった。攻撃的とか守備的とか以前にそれを出さないと、個の意欲がなければ何も始めることができない」と、あらためてチームに足りない要素を訴えた。
選手やスタッフが大幅に入れ替わった今季、鹿島らしさが薄れることはシーズン前から分かっていた。その点で、鹿島の強さを支えてきた「献身、誠実、尊重」のジーコスピリットを植え付けたレジェンドが戻ってきたことは、チームにとって大きなプラスになるはずだ。
久しぶりに合流した練習では、監督の意図をピッチで表現しようと努力する選手の姿が見られたという。それでもジーコ氏は「サッカーはただ技術があればいい、フィジカルが強ければいいだけでなく、パッションも絡んでくる。何が何でも勝つんだという気持ちがなければ、いくら技術が優れていても勝つのは難しい」。勝者のメンタリティーを取り戻し、不振のチームを立て直す。
【杉山理紗】
◆ジーコ氏、鹿島不振の原因は“パッション”の欠如(ニッカン)

◆【鹿島】「昨日の試合に表れていた」敗れた川崎F戦でジーコTDが見いだした光明(サッカーマガジン)

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8月6日、鹿島アントラーズのジーコ・テクニカルディレクターがオンライン取材に応じた。前日にチームはルヴァンカップ第2節を戦い、川崎フロンターレに敗れて優勝への望みが潰えた。それでも、ジーコTDの目には、チームにとって明るい兆しが見えていた。
「それをやらなければ、何も成し遂げることはできない」
ブラジルに帰国していた鹿島アントラーズのジーコ・テクニカルディレクターが再来日。新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、尚且つ2週間の隔離措置が取られていたが、8月4日に鹿島の練習に顔を出した。
「まず、明白しておかなければいけないのは、私はただ単に(ブラジルに)帰国したわけではなくて、定期的に心臓の検査だったり、ドクターに見てもらわなければいけないところもあるし、あとは治療もやっていたので、そういった目的で帰国をしていました。そしたら(新型)コロナ(ウイルス禍)の状況が始まって、それで日本に戻れなくなってしまった。高井(蘭童)通訳から、選手が自宅でトレーニングしたメニュー、合流後のトレーニングでやっていたこと、練習試合のことなど、いろいろな細かな情報をもらっていました。練習試合の映像を見させてもらったし、リアルタイムで見ることはできませんでしたが、Jリーグの映像ももらって見ていました」
その中で、なかなか勝利を挙げることができず苦しむチームについて、気にかけていた。そして、鹿嶋に戻ってきたジーコTDは、不振にあえぐチームに、次のような印象を受けたという。
「どうしても結果が出ないというところで、今回チームに合流するにあたって見受けられたのは、自信の喪失。当然、人間なので、結果が出なければそういった部分が欠けてしまう」
ただ、決して悲観しているわけではない。ネガティブな印象を受けた反面、「選手たちが一生懸命に新たな監督のサッカースタイルに合わせるように努力していることは見受けられる」と、ポジティブな面も見られたという。そこでジーコTDは、選手たち声をにかけた。
「攻撃的なサッカー、守備的なサッカー、カウンターを一発狙うだけであろうが、前提として、戦うというところ、闘争心、最後まであきらめないというところを出さなければ。それは、サッカーをする以前の問題であって、それをやらなければ何も成し遂げることはできないよ」
そして、迎えた8月5日のルヴァンカップ・川崎F戦。チームは前半の失点を皮切りに、3失点。ホームで一時、0-3とリードを広げられた。だが、後半途中から投入された選手たちが奮起し、その後2点を返した。試合には敗れ、大会から敗退を余儀なくされたものの、ジーコTDには光明も見えたという。
「その一番の分かりやすい例というのは、昨日の試合に表れていたのではないかなと。0-3となったところで、入った選手たちが闘争心をむき出しにして、負けん気を示して、球際の一つひとつのバトルを制した。相手に圧力をかけ、2点、あるいは同点(3点)、逆転(4点)まで行けるような状況にまでできた。だから、攻撃的なサッカー、つなぐサッカー、守備的なサッカーをやる以前の問題として、どういうやり方をしようと、まず人間はこの意欲がなければ、何も始めることができないと」
常勝・鹿島アントラーズの礎を築いたジーコTDは、そのように勝利を得る上で重要なことを説いた。残されたJ1リーグと天皇杯のタイトル獲得に向けて、巻き返しを図る鹿島の選手たちは、ジーコTDからこのような金言を直に受け、勝利を重ねていくことができるだろうか。

◆【ルヴァンカップ・採点&寸評】鹿島2-3川崎|HTの交代で川崎の攻撃陣が活性化!MOMは絶大な影響力を発揮したプレーメーカー(サッカーダイジェスト)

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鹿島――GKとDFのボール回しを狙われ苦しい場面をつくった
[ルヴァンカップ第2節]鹿島2-3川崎/8月5日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
ゲームの入り方、最後の追い上げなど見せ場もあったが、勝たなければならない試合で後半立ち上がりに試合を決められてしまった。
【採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 4.5
ミスとまでは言えないが、3失点とも防げる場面があった。41歳になってGK最年長出場記録も達成しただけに、チームを助けるセーブを見せたかった。
DF
22 広瀬陸斗 5.5(70分OUT)
前半立ち上がりは高い位置を取ろうと懸命に走った。1失点目は対峙している三笘を捕まえきれずシュートを決められる。
39 犬飼智也 5.5
空中戦は強さを見せたが、失点の場面ではやや対応に遅れが。チームスタイルを考えると攻撃時や組み立てにも貢献が欲しい。
28 町田浩樹 5
失点の場面でボールウォッチャーになってしまった。ボール回しも狙われるなど苦しい場面が多かった。
14 永戸勝也 5.5
時折鋭いクロスを供給するも、もう少しサイドを深くまで侵入したい。周囲との連係にも課題を残した。
MF
4 レオ・シルバ 5.5(63分OUT)
老練さも見せていたが、守備に攻撃に負担が大きかった。もう少し回りのサポートがあればと言う場面が多かった。
20 三竿健斗 6
レオ・シルバとのコンビはさすがと思わせるところも多かった。3点リードされてからは相手ゴール前まで上がり、チームを鼓舞するなど勝利への気持ちを見せた。
鹿島――交代出場組で2点を返す活躍

11 和泉竜司 5(63分OUT)
内に入りすぎ、周囲と連動する場面が見せられなかった。守備には懸命に戻っていたが消えている時間が多かった。
25 遠藤 康 5.5(63分OUT)
ポジションを流動的に動き回った。前半にはシュートチャンスを作るなど一定の効果はあったものの、相手に対応され始めると消える時間が増えた。
FW
8 土居聖真 5.5
ボールを繋ごうという意識は感じられたが、やや淡泊な攻撃に終始してしまった。終盤にはヘディングから得点機へと繋げた。
9 エヴェラウド 5.5(63分OUT)
パスコースを限定するなど気の利いたプレスも行うなど前半立ち上がりは孤軍奮闘。しかし決定機も作れずガス欠で途中交代となった。
交代出場
MF
26 荒木遼太郎 6(63分IN)
オープンな展開で少しボールを持ち過ぎているところはあったが、チーム2点目を呼び込むドリブルなど今後にも期待が持てる部分は多かった。
MF
41 白崎凌兵 5.5(63分IN)
周囲との連係は良かったが大きな見せ場を作るには至らず。
MF
6 永木亮太 6(63分IN)
チーム1点目を呼び込むミドルシュートなど気の利いたプレーを披露し、反撃ムードを作った。
FW
15 伊藤 翔 6(63分IN)
ラッキーな部分もあったが、途中出場から2得点。交代カードとして十分な働きを見せた。
MF
37 小泉 慶 ―(70分IN)
気持ちも見せたがイエローカードももらってしまった。出場時間が短いため採点はなし。
監督
ザーゴ 4.5
思い切った4枚交代で1点差にまで詰め寄ったのは確かだが、運や選手の個人技によるところが大きい。むしろ川崎ベンチに先手を取られ勝負を決められてしまった感が強い。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

◆【鹿島】「悔しい気持ちでいっぱい」ルヴァン杯敗退、主将・三竿健斗の胸の内(サッカーマガジン)

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8月5日、中断していたYBCルヴァンカップのグループステージが再開し、Aグループの鹿島アントラーズは川崎フロンターレとカシマスタジアムで対戦。前半終了間際から3失点。終盤に伊藤翔の2ゴールで反撃するも及ばず、1節を残してルヴァンカップ敗退が決まった。
■2020年8月5日YBCルヴァンカップ第2節(@カシマ:観衆2,591人)
鹿島 2-3 川崎F
得点:(鹿)伊藤翔2
(川)三笘薫、大島僚太、旗手怜央
「本来ならば、大きなブーイングを浴びてもいい」
新型コロナウイルスの影響で公式戦が中断したことにより、ルヴァンカップも大きくレギュレーションを変更。グループステージは全3試合で行なわれることとなった。そのため、第1節を落とした鹿島はあとがない状況。4-1と勝利した4日前のJ1リーグ・大分戦と同じ11人を先発のピッチに並べ、必勝を期して臨んだ。しかし、前半終了間際の失点を皮切りに、川崎Fに3失点。終盤に猛攻撃を仕掛け、FW伊藤翔が2ゴールを挙げるも、反撃は及ばなかった。
「悔しい気持ちでいっぱいです。ホームで見せる戦い方だったり、姿勢ではなかった。見に来てくださったサポーターや、テレビの前で応援してくれている人たちに対して、本当にふがいないし、情けない。申し訳ない気持ちです」
キャプテンのMF三竿健斗は試合後、そのように言葉を発した。本戦前のプレーオフで敗れたAFCチャンピオンズリーグに続き、早くも2つのタイトルを失うこととなった。昨季はタイトルこそ逃したが、すべての大会でベスト8以上の成績を収めている。名門・鹿島にとっては、今季からザーゴ新監督を迎えてチームの再構築を図っているとはいえ、早期敗退は受け入れ難い現実だろう。試合後には、カシマスタジアムに詰めかけたサポーターから拍手が送られたが、三竿の表情は硬いままだった。
「こういったコロナ禍での試合なので、声を出してはいけないということで、(サポーターは)拍手以外、できることがなかったんじゃないかなと思います。本来ならば、大きなブーイングを浴びてもいいくらい」
左腕にキャプテンマークを巻く三竿の頭には、本来ならば厳しくも勝利のために声を上げるサポーターの姿があるのかもしれない。ただ、今はそのような景色を見ることはできない。拍手を送るサポーターたちの心の叫び声に、必死に耳を傾けようとしているのだろう。敗戦の責任を背負い、失意を抱きながらも、また立ち上がって、次の試合に向かっていく。
「(次戦のJ1リーグ・鳥栖戦は)中2日なので、中3日(の試合)とは調整の仕方が違います。1日あるのとないのとでは疲労のとれ具合も違うので、食事だったり、睡眠だったり、そのリカバリー方法が大事になってくるかなと思う。(J1チームの出場権が限られる天皇杯を除いて)もう、取れるタイトルはリーグしかないので、しっかりとホームで、今日(序盤から)見せた戦い方ではなくて、ラスト(の時間帯)に点を取ったときのような姿勢だったり、そういうところを最初から出していきたいです」
「結果が出ていないときに、自分たちが何をするべきかは、自分たちが一番分かっている。次の試合で一人ひとりがもっと自信を持って、本来出せる力を出していきたいと思います」
サポーターに笑顔を届けるため、そして自分たちが再び勝利を重ねていくために。三竿はこれからも、鹿島アントラーズを背負って戦い続ける。
現地取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE
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