日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月29日金曜日

◆ルヴァンカップの大会方式が2018年から変更に…降格クラブも参加へ(サッカーキング)


ルヴァンカップ

 Jリーグは28日、2018シーズン以降のJリーグ YBC ルヴァンカップの大会方式変更を発表した。

 現行の方式ではJ1の18チームが参加するが、新方式ではJ1の18チーム+J2の2チーム(前年度J1の16位、17位)の計20チームが参加する。また、ACLに出場する4チームを除いた14チームを2グループに分けてリーグ戦が行われていたグループステージでは、ACL出場チームを除いた16チームを4グループに振り分けてホームアンドアウェイ方式のリーグ戦を行う。

 プレーオフステージでは、ACL出場チームが4チームだった場合には各グループの首位が他グループの2位とホームアンドアウェイ方式で対戦。勝った4チームがACL出場4チームとともにノックアウトステージに進む。

 ACL出場チームが3チームだった場合は、各グループ上位2チームと3位の中で上位の2チームの計10チームがプレーオフステージに進出。ホームアンドアウェイ方式で対戦し、勝利した5チームとACL出場の3チームがノックアウトステージに進む。

 ノックアウトステージはホームアンドアウェイ方式のトーナメント。しかし決勝戦だけは1試合だけの対戦になる。

 また、各グループの組分けは、前年度のJ1、J2リーグ戦順位をもとに実施される。

ルヴァンカップの大会方式が2018年から変更に…降格クラブも参加へ

◆サッカー元日本代表・岩政選手がJ5で現役にこだわる理由(TOKYO FM+)


藤木直人、伊藤友里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。9月23日(土)の放送では、サッカー元日本代表の岩政大樹選手に話を伺いました。


岩政選手は、2004年に鹿島アントラーズに入団し、リーグ3連覇に貢献。鹿島黄金期を支え、2010年にはFIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本代表に選出。退団後はタイリーグへと渡ったのち、J2・ファジアーノ岡山でプレー。現在35歳の岩政選手は、関東一部リーグの東京ユナイテッドFCで選手兼コーチ、 さらには東京大学サッカー部のコーチも務めるなど、その経歴やサッカー哲学が注目を集めています。


◆試合中の選手にブーイングは届いている?

藤木:岩政選手は現役でありながらコラムもお書きになられていて、中でも最も反響があったのが、ブーイングに選手が何を感じているのかだったそうですが。

岩政:選手たちは正直言って、試合中はスタンドでどういうことを喋っているのかほとんど聞こえないんです。

藤木:プレー中はそうですよね。

岩政:ですから、試合を観にきた家族とかから「すごい言われてたけど気にしてない?」とか言われるんです。何も聞こえてなかったのにむしろ言われることによって知るという……(笑)。ただ、そうは言っても選手たちはスタジアムのムードを感じ取るんです。観客が“期待している”のか“失望している”のか、雰囲気で感じるんです。ブーイングをしているかどうかはあまり関係ないんです。

藤木:そうなんですね。

岩政:ですからサポーターの皆さんが何をしているかよりも、どういう気持ちで試合を観ているのかというほうが選手たちに伝わっているということを(コラムに)書きました。

伊藤:熱い想いがちゃんと伝わっているんですね。

岩政:そうなんです。あの何万人という観客の空気によって、選手たちが“戦わなきゃいけない”ということを奮起させられ、“勝たなければ”とスタジアムの雰囲気で感じるんです。

◆岩政選手がJ5で戦う理由

藤木:現在、岩政選手が所属している関東一部リーグというのは、どういうカテゴリになるんですか?

岩政:J1から数えると5番目、J5に当たるリーグですね。僕以外、チームのみんなは社会人です。

藤木:となると実業団に近いイメージですね。輝かしい経歴がある岩政選手がJ5でプレーしようと思ったきっかけは?

岩政:「岩政じゃなきゃダメだ」と言ってくれたことに応えたかったのが一番ですね。J1、J2でプレーできるのはもちろん幸せなことですが、そこは競争の世界であり、僕じゃなくても次々と違う選手が出てきて……という紙一重の世界ですから。そこに残りのサッカー人生を充てても、あまり面白くないなと思って。今のチームがこれからJリーグを目指すにあたって、その土台作りをしたいと。そこに「岩政を呼びたい」と名指しでお話をいただいたので、やってみたいと思いました。

藤木:選手とコーチを兼任している岩政選手ですが、もっとも大事にしているものは何ですか?

岩政:僕はサッカーを論理的に突き詰めて考えるのがとにかく好きで。論理的に冷静に考えるところと、熱を持って情熱的にやるところ、これをバランス良く持っていたいというのは常に意識しています。

藤木:それって相当難しいことですよね?

岩政:バランスと中途半端を混同しないようにということを常に考えています。中途半端というのはどちらにもいこうとせず、自分の限界を決めてしまうことだと思うんです。でも、バランスというのは両方を持ち合わせていて、今の自分に合うもの、接する相手に合うもの、その試合に合うものをチョイスしていくということ。どちらにもいけるんだけど、今はこっちを選ぶというバランス感覚、それを持つように心掛けています。



◆日の丸を背負うということ

藤木:岩政選手は日本代表としても活躍されていましたが、やはり日の丸を背負ってプレーするというのは、また違うものなんでしょうか?

岩政:違いますね。選手としての出発点が無名でしたから(笑)。高校時代は全国大会に一度も縁がなくて、山口県の1回戦、2回戦で負けるレベルだったので。それがプロに入って競う選手たちは有名校やユースの面々ばかりで、ずっと劣等感があったんです。その気持ちが根強くて、なかなか払拭できなかったですね。

藤木:とはいえ、日の丸を背負って戦える選手は限られていますし、喜びもあったのでは?

岩政:もちろんありました。代表になって一番うれしかったのは、自分を育ててくれた両親や指導者が喜んでくれたことですね。

藤木:先日、日本代表が6大会連続ワールドカップ出場を決めましたけど、元日本代表の岩政選手から見ていかがでしたか?

岩政:苦しい試合もありましたけど、しっかりと勝ち切ってワールドカップに出るということは、どこの国でも難しいことですから。それを達成したのは見事ですし褒めるべきだと思います。

藤木:日本が目指すべきサッカーについてはいろんな議論がありますけど、岩政選手はどう思われていますか?

岩政:サッカーをやってる人間であれば誰しもあると思うんですけど……同じスタイルでずっと勝ち続けるっていうのはありえないんです。サッカーというのは、人生と同じようなもので波があるんですよ。いいことばかりしてるのに流れが悪くなるときもあれば、ワンプレーがきっかけで一気に流れが変わったり……どんどん移り変わるんです。

藤木:なるほど。

岩政:試合って常に我慢していれば勝ち筋が見えてきて、その勝ち筋によって戦い方を変えるんですよ。90分ある中で最初は一番理想の戦い方で試合に入るけど、大体うまくいかない。そうなったときに、そのやり方を通したってうまくいくわけない。そのときに何をするのか考えて行動できるのが成熟した選手。その判断の繰り返しで試合は成り立つので、先に自分たちのやり方をひとつに決めてしまうのはよくない。ピッチ内と、ピッチ外では、少し見え方が違うかもしれないですね。

藤木:ハリルジャパンで、チームを引っ張る選手は?

岩政:やはり経験がある選手のほうが引き出しが多いですから、長谷部(誠)選手、吉田(麻也)選手あたりが今チームを仕切っていると思います。サッカーは試合が始まって最初の15分で相手のやり方が大体見えてくるんですけど、先日のオーストラリア戦では、長谷部選手が相手の立ち上がりを見てやり方を変えたんじゃないかと。ずっと同じやり方を続けていると、相手も次の対策を練ってくるんですが、先に日本が手を打ったことによって、次の余波を収めることができたんじゃないでしょうか。そういう戦い方ができると90分をしっかりとデザインできるというか。自分たちのサッカーができると強いですよね。




【番組概要】
番組名:「TOYOTA Athlete Beat」
放送日時:毎週土曜10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、伊藤友里
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/beat/


サッカー元日本代表・岩政選手がJ5で現役にこだわる理由

◆大迫奮闘むなしく…後半投入で流れ変えるもケルン猛攻実らずEL連敗、公式戦8戦未勝利(ゲキサカ)




[9.28 ELグループリーグ第2節 ケルン0-1レッドスター]

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第2節が28日に行われ、H組では日本代表FW大迫勇也の所属するケルンがホームでレッドスター(セルビア)と対戦し、0-1で敗れた。ベンチスタートとなった大迫は1点ビハインドの後半開始から2トップの一角で途中出場。攻撃の起点となり、試合の流れを変えたが、得点にはつながらなかった。

 大迫に代わって今季初先発のFWセルー・ギラシーがFWジョン・コルドバと2トップを組んだケルン。今季公式戦7試合未勝利のチームは浮上への糸口をつかみたかったが、立ち上がりから何度も決定機をつくられ、前半30分に先制点を献上してしまう。

 ロングパス1本で裏を取ったFWリッチモンド・ボアキエがMFネマニャ・ラドニッチの追い越しを待ってタメをつくると、意表を突いてPA左手前から振り向きざまに右足を一閃。強烈なスーパーミドルで先制のネットを揺らした。

 0-1で折り返した後半開始と同時にケルンは2枚を同時に替え、大迫とMFレオナルド・ビッテンコートがピッチに入り、3バックから4バックにフォーメーションを変更した。前半は攻撃の形がつくれず、一方的に押し込まれたケルンだったが、2トップの一角に入った大迫が攻撃を活性化させる。下がった位置でボールを呼び込んでは鋭いパスを入れ、何度も決定機をつくった。

 大迫の奮闘で後半は一転、ケルンが押し込んだが、MFミロシュ・ヨイッチのシュートは3度ポストを直撃。大迫は絶妙なポジショニングでラストパスを待つも、相方のコルドバからはなかなかパスが入らない。それでも後半35分、同36分には自ら立て続けにシュートを放ったが最後までゴールは遠く、0-1で敗戦。ケルンはEL2連敗。大迫の奮闘もむなしく、開幕から公式戦8試合未勝利と泥沼からは抜け出せなかった。

 第3節は10月19日に開催され、ケルンは敵地でBATE(ベラルーシ)、レッドスターは敵地でアーセナル(イングランド)と対戦する。


大迫奮闘むなしく…後半投入で流れ変えるもケルン猛攻実らずEL連敗、公式戦8戦未勝利

◆サガン鳥栖vs鹿島アントラーズ 9月30日(サンスポ)



 ・今対戦カードの通算対戦成績では、鹿島が5勝2分4敗と僅かに上回っている。今季第9節のカシマサッカースタジアムでの対戦では、鹿島が2-1で勝利した。

 ・鳥栖はJ1での鹿島戦直近7試合で4得点しか決めていない。この間、一度も複数得点を記録していない。

 ・マッシモ・フィッカデンティ監督はJ1での鹿島戦通算7試合で1勝しかしていない(2分4敗)。1勝は、昨季のホーム戦で挙げたもの(1-0)。

 ・鹿島はセットプレーから今季リーグ最少タイの4失点しか喫していない(川崎と並ぶ)。

 ・レアンドロは今季リーグ戦での、90分当たりの得点関与数が1.04となっている。今季J1で5得点以上に関与している選手の中で、最多の数字。

 ・金崎夢生はリーグでの鳥栖戦で、現在2試合連続得点を決めている。しかし、J1のベストアメニティスタジアムでの試合で、同選手が得点を決めたことはない。

 ・鳥栖がJ1での鹿島戦で挙げた直近2得点は、共に豊田陽平が、それぞれ試合時間20分と23分に決めたもの。

 ・今季J1で最も被シュート数が多いのは鳥栖(380本、G大阪と並ぶ)。一方の鹿島は、同部門で今季リーグで2番目に少ない280本を記録している。


サガン鳥栖vs鹿島アントラーズ 9月30日

◆鹿島・昌子“格下”も慢心なし「国を背負うことに変わりない」(スポニチ)




 “格下”でも気は緩めない。鹿島DF昌子はハイチ、ニュージーランド戦に向け「たとえ親善試合でも、国を背負うことに変わりはない」と強調した。

 日本代表では主力として定着しつつあるが、慢心もない。「(W杯メンバーに)選ばれて当然というラインより上にいる人は、ごくわずか。そういう人以外は僕を含めて下にいる」とキッパリ。「しっかりJリーグで結果を残すことが最大のアピールになる。(30日の)鳥栖戦に勝って合流したい」と力を込めた。

鹿島・昌子“格下”も慢心なし「国を背負うことに変わりない」

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