日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月23日土曜日

◇J2水戸 スタジアム建設へ 5年後目標 収容1.5万人超(茨城新聞)






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サッカーJ2水戸ホーリーホック(沼田邦郎社長)が、水戸市内で民設民営のサッカー専用スタジアムの建設に乗り出す方針を固めたことが21日、分かった。5年後の完成を目指す。22日に記者会見を開いて構想を発表する。水戸は同市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸(市立陸上競技場)を本拠地としているが、自前の専用スタジアムを新たに整備し、観客動員数の向上とチーム飛躍の起爆剤としたい考えだ。

関係者によると、スタジアムの収容人数はJ1基準を満たす1万5千人以上。敷地の一角に教育機関などを併設する案のほか、スタジアム内に稼働率を高めるためのテナントを誘致する案も浮上している。

総工費は国内のほかの事例を参考に約100億円を見込む。資金調達や整備手法については、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)や、PPP(公民連携)方式を含め、検討を進めている。

現在の本拠地、ケーズデンキスタジアム水戸を巡っては、市がサイドスタンドを拡張してJ1基準の1万5千席確保を目指す方針を8月に発表。基本計画費500万円の補正予算が9月議会で可決されている。

関係者によると、水戸のクラブ幹部が19日、市役所を訪れ、新スタジアム構想を市側に説明したという。

クラブ関係者は「行政に頼るだけではなく、自分たちが主体となってスタジアムを造り、運営したい」と意気込みを語った。

水戸は昨年、新練習拠点「アツマーレ」(城里町小勝)が完成。また、J1クラブライセンスを条件付きながら取得した。

沼田社長は茨城新聞の取材に対し、クラブが発展する土台が整ったことから、「運営はバトンタッチして、自分はまちづくりに専念していく」と言及しており、自身の去就にも注目が集まる。また、「これから過疎化で人口減少、少子高齢化が進む中、水戸以北をどうするのか。その旗印は、絶対に水戸ホーリーホックだと思っている。30年、50年、100年の将来ビジョンを水戸からつくりたい」と話した。

Jリーグでは、J2長崎が昨年、スタジアムやホテル、マンションを集めた総合施設の概要を発表し注目を浴びた。ほかにもスタジアムを複合施設化させる検討を進めるクラブが出ている。(藤谷俊介)

★水戸ホーリーホック
1994年、サッカークラブFC水戸として県サッカー協会に登録。97年、プリマハムFC土浦と合併し、フットボールクラブ水戸ホーリーホックを設立。チーム名を水戸ホーリーホックと改称し、旧JFLに参入。99年、JFLで総合3位となり、2000年にJ2入りを果たした。ホーリーホックは英語で葵(あおい)を意味し、徳川御三家・水戸藩の家紋から引用した。クラブマスコットは竜がモチーフの愛称「ホーリーくん」。今季は現在8位で、24日にJ1参入プレーオフ進出を懸けた最終戦が行われる。


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◇J2水戸 スタジアム建設へ 5年後目標 収容1.5万人超(茨城新聞)


◆AFC、鹿島に罰金1500ドルの懲戒処分(ゲキサカ)






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 アジアサッカー連盟(AFC)が発表していた資料によると、鹿島アントラーズに1500米ドル(約16万3000円)の罰金が課されていたようだ。処分は10月23日付。懲戒事由は8月28日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦のアウェー広州恒大戦で、後半のキックオフ時間が遅れたためとされている。

 また広州恒大には5000米ドルの罰金が課された模様。同クラブは10回目の常習違反となったため、金額が加重されている。その他、アルナスル(サウジアラビア)、アルワフダ(UAE)、アルアリサウジ(サウジアラビア)、アルサッド(カタール)、アルジャジーラ(ヨルダン)にも同様の事由による懲戒処分が行われている。

 また、鹿島のホームで行われた9月18日の準々決勝第2戦・広州恒大戦では、広州恒大のチームがキックオフ90分前にスタジアム入りしなかったとして、同クラブに罰金1500米ドルの処分。これも3度目の常習違反となったため、金額が加重されているという。




◆AFC、鹿島に罰金1500ドルの懲戒処分(ゲキサカ)





◆残り3節、4チームに絞られたJ1優勝争い。“勝者”を予想するなら…(サッカーダイジェスト)






淡々黙々。 / 内田篤人 【本】


 J1リーグの31節を終えて、優勝争いはFC東京、横浜、鹿島、川崎の4チームに絞られた。このまま首位のFC東京が逃げ切るのか、それとも……。過去の実績、今後のスケジュールなどを判断材料に、今後の注目ポイントを探った。

■らしくない敗戦の鹿島は次節の広島戦を落とすと……

 2019年10月26日、川崎が札幌をPK戦の末に下したルヴァンカップ決勝のあと、ミックスゾーンで囲み取材に応じた中村憲剛(川崎)は興味深いコメントをした。「こういう大会で鹿島が決勝に進んだ時、メディアの皆さんは『鹿島が決勝で勝つ』みたいな空気感を作りますよね。鹿島かあ、なら優勝かあ、みたいな。少なくとも、こっちはそういうのを感じるんですよ」。

 鹿島は昨季に20冠(J1、リーグカップ、天皇杯、ACLを合わせたタイトル獲得総数)を達成。「常勝軍団」とも言われており、中村のコメントには頷ける部分がある。いわゆる〝伝統の力”は今回のタイトルレースを展望するうえで無視できないファクターだろう。

 実際、勝負強さを痛感させられたのが16年シーズンのチャンピオンシップ(ファーストステージ覇者として参戦)。準決勝で年間勝点2位の川崎を1対0で、決勝では同勝点1位の浦和を2試合トータル2対2、アウェーゴールの差でいずれも破り、同勝点3位から"逆転"でJ1王者に輝いた戦いぶりは「さすが鹿島」と称賛できるものだった。

 しかし、本当に「常勝軍団」なのだろうか。翌17年シーズンは勝てばリーグ優勝が決まる柏とのホームゲーム(33節)に続き、磐田とのアウェーゲーム(最終節)もスコアレスドロー。その結果、同勝点の川崎に得失点差で上回られて2位に後退した。一時は4冠の可能性があった今季もルヴァンカップの準決勝で川崎に、ACLの準々決勝で広州恒大(中国)に敗れている。

 確かに負傷者続出というアクシデントはあった。しかも離脱したのは、レオ・シルバ、三竿健斗、セルジーニョ、伊藤翔など主力ばかり。これでは苦戦して当たり前との見方もできるが、ただ、彼らが復帰してもどこか決め手に欠ける印象だ。

 実際、J1リーグ・31節のホームゲームでは昨季王者の川崎に0対2と敗れた。後半途中までペースを握りながらもチャンスをモノにできず、セットプレーとカウンターから失点。覇権争いを左右するビッグマッチで試合巧者ぶりを見せつけられて白星を献上するとは、なんとも鹿島らしくない。

 もちろん逆転優勝の可能性は残されているものの、さすがに次節の広島戦まで落とすと窮地に追い込まれる。いわば生きるか死ぬかの状況で"伝統の力"を発揮できるか。鹿島の真価が問われる試合になりそうだ。

 その鹿島から勝点3を奪ってリーグ3連覇へ望みをつないだ川崎は、ルヴァンカップ初制覇(決勝は札幌に3対3、PK戦の末に勝利)をきっかけに復調している。30節の広島戦で左膝の前十字靭帯を負傷した中村憲剛のために――と、チームは一致団結しており、ここにきて勝負強さも出てきた。さすがは2連覇中のリーグ王者と唸ってしまうほどの粘り腰で、ここ数試合の戦いぶりには素直に拍手を送りたい。

 しかし――。上位3チームよりも消化試合がひとつ多く(32節先行分では浦和に2対0と勝利)、首位のFC東京とは勝点5差で、2位の横浜とも勝点4差。次節、FC東京か横浜のどちらかが勝利した時点でリーグ3連覇の夢は潰えるわけで、厳しい状況は変わらない。ここから逆転するには……、奇跡を信じる以外にないか。現実的な目標はどちらかと言えばACLの出場権獲得(3位以内)だろう。

■最終節までもつれるとして勝者を予想するなら――

 ここまでの勝点と勢い、この2点から判断するかぎり、優位なのはやはり上位2チームだ。

 ラグビーワールドカップ開催の関係でホームの味の素スタジアムを使えず、アウェー8連戦を強いられたFC東京は結局、その8連戦を4勝2分2敗と勝ち越した。28節、鳥栖に逆転負けを喫して首位から陥落した際は不穏な空気も漂ったが、その後、神戸、大分、磐田を破ってリーグ3連勝。8連戦ラストの磐田戦ではエースのディエゴ・オリヴェイラに5試合ぶりのゴールが生まれるなど"良い風が吹いている"。

 なにより、首位に再浮上してアウェー8連戦を締め括れたのは大きい。次節は約3か月ぶりのホームゲーム。今の勢いを持ってすれば、そこで湘南に負けるとは考えにくい。

 というのも、曺貴裁監督のパワハラ問題に揺れた湘南は、リーグ戦で6連敗中。スコアを見ても、大分に1対2(26節)、清水に0対6(27節)、川崎に0対5(28節)、横浜に1対3(29節)、G大阪に0対3(30節)、そしてC大阪には0対1(31節)と惨憺たる結果(この6試合での総得点が2、総失点は20)で、ポジティブな要素がほとんど見当たらないのだ。

 文字通り絶不調の湘南を相手に取りこぼすようなら、所詮、FC東京の実力はそこまでということだろう。油断は禁物だが、普段通り戦えればそう苦労せずに勝利できるはずだ。むしろ焦点は33節の浦和戦だろう。

 FC東京は浦和を"大"の苦手としている。13年9月14日のリーグ戦(会場は国立競技場)を最後にカップ戦も含め13戦白星なし。味の素スタジアムでの勝利は、04年9月23日(J1リーグ第2ステージ6節)まで遡らなければならないのだから、まさに巨大な壁である。

 ホーム最終戦というシチュエーションで、難敵から勝点3を奪取できるか。今季最大の見せ場のひとつが、この浦和戦になる。

 FC東京をピタリと追走する形で2位に浮上してきた横浜は目下絶好調。30節の鳥栖戦、31節の札幌戦はいずれも早い時間帯に2点を先行して主導権を一気に手繰り寄せている。ポゼッション志向の強いアンジェ・ポステコグルー監督の下、持ち前の攻撃力を前面に押し出すサッカーは迫力満点で、なかでも10月のJ1リーグ月間MVPに輝いた仲川輝人の活躍は特筆に値するだろう。

 躍動感溢れるアタックで札幌の守備網を切り裂いた勢いを見るかぎり、横浜は次節の松本戦でも爽快なアタッキングフットボールを展開してくれそうな期待感がある。鳥栖戦や札幌戦のように早い段階で先制できれば、あるいはワンサイドゲームになるかもしれない。いずれにしても、チームとして噛み合った時の守備力は侮れない松本を攻略するには"前半20分まで"がひとつの勝負所か。

 続く川崎戦も含め、如何に自分たちのスタイルを貫けるかが鍵だろう。失点を恐れて守りを固めるようなら、おそらく横浜は自滅する。大事なのは、とことん攻め抜くスタンスだ。

 首位のFC東京と2位の横浜が順調に勝点を積み上げれば、最終節の直接対決が"優勝決定戦"となる。ちなみに、鹿島はFC東京と横浜が32節から2連勝した時点で覇権争いから脱落。思いのほか鹿島は追い込まれているのである。

 もっとも、次節、FC東京と横浜が揃って敗れ、鹿島が勝てば混戦を極める。そうなった場合、順位は以下のとおり。1位/鹿島(勝点62。得失点差でFC東京を上回る)、2位/FC東京(勝点62)、3位/横浜(勝点61)、4位/川崎(勝点57)となり、再び鹿島が主導権を握ることになる。このように、その節の結果次第で上位陣の順位が入れ替わる可能性はまだまだあるだけに、予断を許さない。

 それでもあえて横浜×FC東京戦が優勝決定戦になるとして、勝者を予想するなら、FC東京になる。長谷川健太監督の下で磨かれたファストブレイク(速攻)は、高いラインを設定して攻め立てる横浜に対してかなり有効。実際、前回対戦では先制されながらも永井謙佑が軸のカウンターでゴールを重ねて4対2と快勝しているが、野暮な予想はさて置き――。ひとつ確かなのは、今季のJリーグが極上のエンターテイメントを提供しているということだ。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)


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◆鹿島・内田、3季ぶり優勝へ全勝誓う「信じてやっていく」(スポニチ)






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 絶対に落とせない一戦だ。鹿島は23日のアウェー広島戦に敗れ、首位のFC東京と2位の横浜がともに勝利した場合は優勝の可能性が消滅する。

 首位から陥落した前節の川崎F戦後、主将のDF内田は大岩監督と「あと3つ勝てば絶対に上(首位)にいる。信じてやっていこう」と話し合ったことを明かした。右膝半月板を手術したDF小田を除いて、中断の間にケガ人も続々と復帰。正念場に強い常勝軍団が、3季ぶりのVへラストスパートに入る。




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J1リーグ32節
サンフレッチェ広島 - 鹿島アントラーズ
11月23日(土)/14:00/エディオンスタジアム広島


広島――L・ペレイラの1トップか、それとも…。


サンフレッチェ広島
今季成績(31節終了時):6位 勝点51 14勝9分8敗 44得点・28失点

【最新チーム事情】
●L・ペレイラの1トップか、D・ヴィエイラとの2トップか。
●トレーニングマッチは内容の伴った2連勝。
●11月9日に入籍したばかりの稲垣、通算150試合出場まであと1試合。

【担当記者の視点】 
 11月2日の川崎戦以来となる公式戦だが、U-22日本代表や鳥栖とのトレーニングマッチを通じて監督・選手ともに手応えを感じている。特に大きいのは、レアンドロ・ペレイラの復帰だ。川崎戦で怪我からの復活を果たし、45分の出場で1得点。トレーニングマッチでもゴールを決めるなど、シュートを決める力はチームナンバーワン。まだ100%のパワーで、ピッチで躍動する状況ではないが、城福監督は彼のシュート力に期待している。

 L・ペレイラが1トップで出場する可能性もあるが、一方でドウグラス・ヴィエイラとの2トップやD・ヴィエイラをシャドーで起用する形もトレーニングでは試しており、鹿島戦でどういう形を用いるか、指揮官は最後まで考えを巡らせる模様だ。


鹿島――今度こそチャンスをモノにできるか


鹿島アントラーズ
今季成績(31節終了時):3位 勝点59 17勝8分6敗 52得点・27失点
【最新チーム事情】
●前節はホームで川崎相手に0-2の完敗。
●代表ウィークを利用して、念入りに広島対策を練る。

【担当記者の視点】
 首位のFC東京とは勝点3差。残り試合数を考えても、逆転優勝するためには是が非でも勝利を掴みたい。
 前節の川崎戦は、多くのチャンスを作りながらも決め切れず、セットプレーとカウンターで失点し、0-2の完敗を喫した。結果を出せなかったとはいえ、内田が「最近の中では一番、ボールも保持して、崩し方も良かった」と振り返るように、内容では少なからず手応えを得られたゲームでもあった。
 今節の広島戦でも、得点機会は必ずあるはず。それをモノにできるかどうか。土居や伊藤、セルジーニョらアタッカー陣の奮起に期待がかかる。


◆【J1展望】広島×鹿島|優勝を争う鹿島に対して広島の”決定力ナンバーワンFW”が猛威を振るうか(サッカーダイジェスト)



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