日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年4月4日水曜日

◆鹿島が日本勢1番乗りでACL決勝Tへ! 2点差追い付きGS突破決める(サッカーキング)





2018.04.03 21:00
Hongkou Stadium
上海申花 2 終了 2 鹿島アントラーズ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第5節が3日に行われ、上海申花(中国)と鹿島アントラーズが対戦した。

 引き分け以上でグループステージ突破が決まる鹿島だが、苦しい試合を強いられる。13分、犬飼智也がペナルティエリア内でオバフェミ・マルティンスを倒し、上海申花にPKが与えられる。これをジョバンニ・モレノに決められ、先制を許した。

 このゴールで勢いに乗った上海申花は22分にマルティンスが負傷するアクシデントに見舞われたが、代わって入ったマオ・ジエンチンが結果を残す。28分、左からのCKにジエンチンがヘディングで合わせ、スコアは2-0となった。

 後半に入ると引いて守る上海申花に対して鹿島が押し込む展開となる。すると58分、エリア内左からレオ・シルバが放ったシュートのこぼれ球を鈴木優磨が流し込み、早い時間に1点を返す。

 さらに63分、金崎夢生からパスを受けた鈴木がエリア内右からファーサイドにクロスを供給し、走り込んだレアンドロが左足ボレーで合わせる。強烈なシュートがGKの手を弾いてネットを揺らし、鹿島が同点に追い付いた。

 試合はこのまま2-2で終了。勝ち点を1を加えた鹿島は2位以上が確定し、1試合を残してグループステージ突破を決めた。

 次節、上海申花は18日にアウェイでシドニーFC(オーストラリア)と、鹿島は同日にホームで水原三星ブルーウィングス(韓国)と対戦する。

【スコア】
上海申花 2-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 13分 ジョバンニ・モレノ(PK)(上海申花)
2-0 28分 マオ・ジエンチン(上海申花)
2-1 58分 鈴木優磨(鹿島)
2-2 63分 レアンドロ(鹿島)


鹿島が日本勢1番乗りでACL決勝Tへ! 2点差追い付きGS突破決める




◆【鹿島】2年連続で決勝トーナメント日本勢一番乗り 大岩監督「選手に感謝」(報知)





 ◆アジア・チャンピオンズリーグ第5節 ▽1次リーグG組 C大阪2―1済州(3日・長居陸上競技場)

 【上海(中国)3日=岡島智哉】 鹿島が日本勢1番乗りとなる決勝トーナメント進出を決めた。上海申花に2―2で引き分けて勝ち点を9に伸ばし、H組2位以内を確保。相手のコロンビア代表MFジョバンニ・モレノのPKなどで前半に2点を失ったが、後半にFW鈴木優磨、MFレアンドロのゴールで追いつく粘りをみせた。

 予定の4分を超え、6分目に差し掛かった後半ロスタイム。相手GKもゴール前に上がった2度のCKを守り切り、主審の笛がようやく鳴った。大岩剛監督(45)は拳を握り、スタッフ陣と熱い抱擁。敵地で1次リーグ突破を決めた指揮官は「選手には感謝と最大限の評価をしたい」とホッと息をついた。

 前半は相手のコロンビア代表モレノに大苦戦。ホームで行われた第1節(2月14日、1△1)に続き先制点を奪われた。代表ではMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)の控えだが、この1年間で代表9試合に出場した192センチのテクニシャン。日本代表DF昌子、MF三竿健と守備の主力2人を欠く中で自在に動き回られた。

 敵地で2失点し、惨敗も覚悟するほどの内容だったハーフタイム。大岩監督が「後半は相手の両サイドの強度が落ちる」と鼓舞。試合前のミーティングでMF小笠原が話した「うちのチームにヒーローはいらない」の言葉通り、後半には鋭い寄せと連動した守備で決定的な仕事をさせなかった。チーム全員で戦う姿勢が、FW鈴木、MFレアンドロの今季初得点2発を呼び込んだ。

 植田は「時間をかけて味方の戻りを待つことで、後半にうまく修正できた。今日の一番の目的は突破を決めること。良かったです」と胸をなで下ろした。窮地で力を発揮する持ち味を取り戻した鹿島が悲願のACL制覇に向け、一歩前進した。(岡島 智哉)


【鹿島】2年連続で決勝トーナメント日本勢一番乗り 大岩監督「選手に感謝」



◆鹿島2年連続で1次L突破!前半2失点も後半追いつく(スポニチ)


ACL1次リーグ第5節 鹿島―上海申花 ( 2018年4月3日 虹口 )





 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は3日、各地で1次リーグ第5節が行われ、H組の鹿島はアウェーで上海申花(中国)と対戦。前半で2点を失う厳しい展開となったが後半追いついて2―2で引き分け、通算成績を2勝3分けとして最終節を待たずに2年連続6度目の決勝トーナメント進出を決めた。 

 鹿島が劇的な試合展開で1次リーグ突破を決めた。上海申花戦に勝つか引き分けで突破が決まる大一番。だが、前半12分にクロスの対応に入った犬飼がペナルティーエリア内でマルティンスを倒してしまいPKを献上し、同13分にこのPKをモレノに決められ早くも先制を許す厳しいスタート。そして前半28分には左CKからマオジエンチンに頭で決められ、早々に2点を追う展開となった。

 大岩剛監督(45)は同38分には早くもペドロ・ジュニオールに代えて金崎を投入。前半を0―2で折り返した。

 だが、迎えた後半13分だった。レオ・シルバの折り返しが相手DFに当たったボールを鈴木が冷静に押し込み1点差に追い上げると、同18分には金崎のパスを受けた鈴木がペナルティーエリア右からクロスを上げ、これをレアンドロが左足ボレーで仕留めて追いついた。

 日本勢として1次リーグ突破第1号となった鹿島。17日にホームで行われる最終戦では首位通過を懸けて水原(韓国)と対戦する。


鹿島2年連続で1次L突破!前半2失点も後半追いつく




◆鹿島・大岩監督、前半2失点も「ハーフタイムでスイッチ入れた」/ACL(サンスポ)





 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグH組(3日、上海申花2-2鹿島、上海)サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は3日、各地で1次リーグ第5戦が行われ、H組の鹿島はアウェーで上海申花(中国)と2-2で引き分け、2勝3分けの勝ち点9で2位以内を確保し、2年連続で決勝トーナメント進出を決めた。

 鹿島は前半に2点を失ったが、後半に鈴木、レアンドロのゴールで追い付いた。

 G組首位の広州恒大(中国)はブリラム(タイ)と引き分けて勝ち点9。H組2位の水原(韓国)はシドニーFC(オーストラリア)に1-4で敗れた。

 4日はE組の柏がホームで全北(韓国)と、F組の川崎がアウェーで上海上港(中国)と戦う。(共同)

鹿島・大岩監督の話
「ハーフタイムでスイッチを入れた。後半は相手の両サイドの強度が落ちると分析していた。そこをうまく突いてくれた。選手には感謝と最大限の評価をしたい」

上海申花・呉金貴監督の話
「選手たちは練習でやってきたことを出してくれた。特に前半は多くの好機をつくり、2得点できたので満足だ。負傷交代を強いられたのは少し残念だった」


鹿島・大岩監督、前半2失点も「ハーフタイムでスイッチ入れた」/ACL




◆鹿島アントラーズ、2点差追いつきグループステージ突破/ACL・グループH第5節(GOAL)




鹿島アントラーズがグループステージ突破を決めた。

■ACL・グループH第5節 上海申花 2-2 鹿島
上海申花:モレノ(13分)、マオ(28分)
鹿島:鈴木(58分)、レアンドロ(63分)

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節が3日に行われ、鹿島アントラーズは上海緑地申花(中国)とアウェイ・虹口スタジアムで対戦した。

引き分け以上でグループステージ突破の決まる鹿島は、明治安田生命J1リーグ第5節から中2日の日程を考慮し、スターティングメンバーを6人変更。GK曽ヶ端準、DF犬飼智也、MFレアンドロ、MF金森健志、MF小笠原満男、FWペドロ・ジュニオールが先発出場となった。なお、日本代表DF昌子源はベンチ外となっている。

上海申花は12分、元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスがペナルティエリア内で犬飼に倒され、PKを獲得。PKをコロンビア代表MFジョバンニ・モレノが成功させる。PKを獲得したマルティンスは18分にシュートを放つが、このプレーで負傷。22分にFWマオ・ジエンチンと交代する。するとマオは28分にゴール。元コロンビア代表MFグアリンのCKを頭で押し込むことに成功した。

鹿島は36分、P・ジュニオールが腰を痛めてピッチ外に出る。スタッフから治療を受けて復帰するも、満足なプレーはできず。大岩剛監督は38分、FW金崎夢生をピッチに送り出す。前半は0-2と、鹿島の2点ビハインドで終了する。

鹿島は58分、MFレオ・シルバのクロスから最後はFW鈴木優磨が押し込み、1点を返す。さらに63分、鈴木のクロスからレアンドロがボレーシュート。相手GKのブロックも及ばず、鹿島が試合を振り出しに戻す。試合は2-2のまま終了。鹿島がグループステージ突破を決めた。

鹿島の次戦は、7日に行われる明治安田生命J1リーグ第6節。湘南ベルマーレとアウェイで対戦する。ACL第6節は17日、水原三星(韓国)とホームで対戦する。

鹿島アントラーズ、2点差追いつきグループステージ突破/ACL・グループH第5節



◆AFCチャンピオンズリーグ2018 グループステージ 第5節(オフィシャル)





ACLグループステージ 第5節
鹿島、意地のドロー。2点差を挽回して勝ち点1を獲得、ACLラウンド16進出。

鹿島が上海での激闘で意地のドローを演じ、グループ突破を決めた。AFCチャンピオンズリーグ グループステージ第5節、敵地での上海申花戦。引き分け以上でラウンド16進出が決まる大一番に臨むと、前半で2失点を喫する苦しい展開を強いられたものの、58分に鈴木、63分にレアンドロがゴールネットを揺らす。逆転には至らなかったが、2-2の引き分けで勝ち点1を獲得。1試合を残してグループステージ突破を決めた。

ついに始まった怒涛の連戦、その幕開けを告げる90分は不甲斐ない時間に終始した。3日前のJ1第5節、札幌を相手にスコアレスドロー。開始直後にミスから迎えた大ピンチを皮切りに、札幌の攻勢を受け続ける展開となった。クォン スンテの好セーブやセンターバックコンビの奮闘もあってクリーンシートを記録したものの、攻撃陣はミスからリズムを崩してしまい、ゴールネットを揺らせず。閉塞感に覆われた聖地に、ブーイングが鳴り響いた。

だが、下を向く時間はない。チームは翌朝に鹿嶋を発ち、次なる戦いの舞台へと向かった。中2日で迎える上海申花戦は、グループステージ突破が懸かる大一番。昌子が「大会が変わるし、気持ちを切り替えてしっかりと勝ちたい」と語っていた通り、不甲斐ない90分を引きずることなく歩みを進めなければならない。準備期間はわずかだが、札幌戦で露呈した課題と反省点を胸に刻み、さらなる進化を遂げなければならない。

1日の午後、チームは上海に到着。間もなくして練習場へ向かい、トレーニングを実施した。リカバリーメニューでコンディションを確かめ、そして準備を進めていく。試合前日の公式練習では、上海虹口足球場のピッチコンディションを確認しながら最終調整を実施。強い日差しの下、選手たちは意欲的にボールを追っていた。そして前日会見には、大岩監督と安部が出席。もがき苦しみながらも前進を続ける背番号30は「絶対にチームとして勝たなければいけない試合。グループステージ突破ということもあるが、一試合一試合にこだわることで他の大会につながると思うので、どうしても勝ちたい」と、勝利への強い決意を語っていた。



グループHの首位で第5節を迎えた鹿島は、引き分け以上の結果を残せばグループステージ突破が決まる状況にある。だが安部が言う通り、勝利にこだわる姿勢を示すことがチームに勢いと自信を生むことは間違いない。勝ち点3を目指して戦う、アウェイでの90分。指揮官が指名した先発メンバー11人は、3日前から6名が入れ替わっていた。GKに曽ケ端、センターバックの一角に犬飼、そしてボランチには小笠原が入る。2列目は金森、そして札幌戦で実戦復帰を果たしたレアンドロが今季初先発。前線にはペドロ ジュニオールが指名され、今季初ゴールを狙う。その他、最終ラインには伊東と植田、山本が並び、小笠原とコンビを組むのはレオ シルバ。2トップはペドロとともに鈴木が務める。またベンチには、GKのクォン スンテ、西、小田、永木、土居、安部、金崎が座る。



夏のような暑さとなった上海も、日没後は気温が下がっていった。アジア制覇への決意を胸に海外遠征に臨んだ背番号12が、ボルテージを高めてスタジアムへ足を運んでいく。数ではホームチームに及ばなくても、2階スタンドの隅に指定されたエリアからアントラーズレッドの情熱を降り注ぎ続けた。決戦の舞台に到着した指揮官は「試合開始からアグレッシブに戦う」と語り、そしてロッカールームへと向かった。

キックオフのホイッスルが鳴り響いた。開始直後は上海申花にボールを持たれていたものの、鈴木やレアンドロが敵陣でプレスをかけて押し込み返していく。最初のチャンスは5分、鈴木がペナルティーエリア右側で小笠原からのロングパスに反応し、ヘディングで後方へ。走り込んでいたペドロが右足を振り抜くと、強烈な一撃がゴールを襲った。相手GKに阻まれたものの、今季初得点を狙う背番号7がホームチームに脅威を与えてみせた。

続いてのチャンスは10分だった。敵陣左サイドでボールを持った鈴木がペナルティーエリア手前へパスを通すと、相手との競り合いからこぼれ球を拾ったペドロが前を向く。視界にゴールマウスを捉えた背番号7が右足で放った強烈なミドルシュートはしかし、またも相手GKにセーブされてしまった。







ペドロが切れ味鋭い2本のシュートで存在感を示したものの、スコアを刻むには至らない。すると13分、均衡を破ったのはホームチームだった。クロスに反応した犬飼がファウルを取られ、PKに。ジョバンニ モレノのシュート、曽ケ端はコースを読み切っていたものの、わずかに及ばなかった。0-1。重要な意味を持つ先制点を許し、敵地でビハインドを負った。







1点を追う鹿島はなかなか決定機を作るに至らないが、中盤でのパス交換から必死にリズムを掴もうと腐心する。24分にはレアンドロがペナルティーエリア左手前でボールを持つと、鋭い反転から右足を一閃。強烈なミドルシュートをゴール右隅へ飛ばしたが、相手GKに弾き出されてしまった。レアンドロは直後の25分にも、敵陣でのボール奪取から強引かつスピードに乗ったドリブル突破でペナルティーエリア左側へ。左足シュートは枠を捉えるに至らなかったが、今季初先発の背番号11が持ち前の突破力で存在感を示してみせた。



チャンスを作り出し始めていたものの、結実できずにいた鹿島。すると28分、上海申花の左CKからマオ ジエンチンにヘディングシュートを決められ、2失点目を喫した。警戒していたセットプレーでゴールネットを揺らされ、2点を追う展開となった。



30分経過後は上海申花に主導権を握られ、セットプレーからゴール前へ迫られる場面も増えていってしまった。さらに34分には、センターサークル内でパスを受けたペドロがドリブルを始めたところで腰を痛め、ピッチに倒れ込む。一度はピッチへ戻ったが、背番号7は交代を余儀なくされた。38分、金崎がピッチイン。2点ビハインド、そしてアクシデントでの選手交代と、苦しい時間が続いてしまった。0-2。反撃できないまま前半終了のホイッスルが鳴り響き、ハーフタイムを迎えた。



アントラーズレッドの背番号12とともに、意地と気迫を見せなければならない後半45分。開始早々、小笠原が相手選手の悪質なタックルを受けてピッチへ倒れ込む。頭部に強い打撃を受けた闘将はしかし、静かなる闘志とともに立ち上がった。戦う姿勢を示し続ける背番号40とともに、鹿島の反撃が始まった。









まずは58分、敵陣左サイドからの攻撃でレオがペナルティーエリア左側に入る。混戦から粘ってシュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わったところに鈴木が反応。相手GKの前で押し込み、ゴールネットを揺らした。背番号9、待望の今季初得点。1点差に迫り、アントラーズレッドはボルテージを高めていく。







鹿島の攻勢は続く。運動量が落ちた上海申花を押し込み、同点ゴールを狙い続けた。そして、待望の瞬間は63分。鈴木がペナルティーエリア右手前から緩やかな軌道のクロスをファーサイドへ供給すると、待っていたレアンドロが左足で強烈なボレーを放った。着実に枠を捉えた一撃は、相手GKの手を弾いてゴールへ。今季初先発の背番号11が値千金のスコアを刻み、鹿島がついに同点に追い付いた。



残された時間は30分。勝たなければグループステージ突破が苦しい状況となる上海申花も、必死に攻勢をかけてきた。中盤に広大なスペースが生まれ、次第にカウンターの応酬へと傾斜していく。激しいボディコンタクトが繰り返される中、時間の経過とともにファウルを取らずにプレーを流す判定基準が鮮明になってきたこともあって、上海のピッチは肉弾戦の舞台と化した。それでも選手たちは冷静に戦い続け、時計の針を進めていった。



大岩監督は85分に安部、終了間際に永木を投入。中盤に運動量を加え、上海申花の攻撃をしのぎながら逆転弾を狙った。最終盤はパワープレーを敢行してきた相手に押し込まれたものの、最後の一線は割らせない。2-2。勝利には届かなかったが、ラウンド16進出を意味する1ポイントを獲得した。



敵地で2点ビハインドを負いながら、意地のドローを演じてみせた鹿島。チームは明朝、帰国の途につく。次戦は中3日、再びのアウェイゲームだ。7日に行われるJ1第6節の湘南戦に向けて、全員で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・2大会連続のラウンド16進出を決めた。
・上海申花との対戦は通算7回目で、戦績は2勝4分1敗となった。アウェイでは3試合連続の引き分け。
・中国のクラブとACLで対戦するのは通算15回目で、7勝4分4敗となった。
・レアンドロが今季の公式戦初先発を果たし、今季初得点を挙げた。
・鈴木が今季の公式戦初得点を挙げた。
・犬飼が今季のACLで3試合目の先発出場を果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛


上海申花:WU Jingui


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半は会場の雰囲気も相まって、上海申花のアグレッシブな姿勢に押され気味になり、セットプレーから2失点を喫してしまった。ハーフタイムに スイッチを入れて、自分たちがやるべきことをしっかりとやってくれた結果、後半に同点に追い付くことができた。選手は非常に感謝しているし、 最大限の評価をしたいと思う。

Q.ハーフタイムには、具体的にどのような指示をして修正したのか?

A.今日は相手のホームであるということで、分析の中で、前半は押される展開になると思っていた。後半は相手の運動量が落ちる、特に両サイドの強度が落ちるという分析をしていた。そこをうまく突いてくれて、そこからの得点を生むことができた。自信を持って選手に指示をして送り出した。

Q.グループステージ突破が決まった感想と、2列目に金森選手とレアンドロ選手を起用した狙いは?

A.次のラウンドに進めたことは率直に嬉しい。非常にタイトな日程の中でリーグ戦とACLを戦っている。選手たちは非常に前向きにトレーニングとゲームに取り組んでくれていて、その結果として次のラウンドに進めることは非常に嬉しく思っている。サイドハーフの起用の狙いは、相手の分析をした中で、今日は彼らを使って肉体的にも精神的にも相手を押し込むということ。小杉分析担当に感謝したいと思う。

Q.1ゴール1アシストと結果を残した鈴木選手の評価は?

A.得点もアシストも含めてだが、特に守備でスイッチを入れるアグレッシブさを相手が嫌がっているのは手に取るように分かった。そこを評価したい。そのご褒美が1得点1アシストだと思う。チームのために守備を怠らず、チェイスを続けたことを高く評価したい。

上海申花:WU Jingui



選手コメント

[試合後]

【鈴木 優磨】
ゴールシーンは、あのようなボールが来ればいいと思っていて実際に来た。そういう場所にいることが、FWにとっては大事だと思う。1点を取れば相手は慌てると思っていた。グループステージを突破したけど、課題の多い試合。もっとやらないといけないし、満足してはいけない。グループステージ突破は最低限。

【犬飼 智也】
相手にPKを与えたところで勢いに乗せてしまった。10番のマークをレオ、脩斗くんと自分ではっきりさせることができていなかった。後半はそこをはっきりさせたので良くなった。PKを取られた場面ではボールに触れると思って行った。実際に触ったけど、見られ方によってはPKでも仕方がない。体の向き、ポジショニングを修正しないといけない。

【曽ケ端 準】
ホームでの対戦よりも勢いよく来られて、前半はうまくいかなかった。もう少しうまく前半から試合に入らないといけない。ここでグループステージ突破を決められたので、あとは今日の失点をしっかり反省していきたいと思う。

【植田 直通】
センターバックのどちらが10番の選手を見るのかをはっきりさせた。一人が見て、ボランチが下りてくるのを待って対応した。勝ちたかった気持ちはもちろんあるけど、グループステージ突破の目標は達成したので、そこだけは良かった。前半は改善しようという中での失点してしまったので、反省しなければいけない。

【金森 健志】
前半のような試合をすると苦しい展開になってしまう。後半にやっていたことを前半からやらなければいけなかったと思う。前半は相手の勢いに飲まれてしまった。自分たちからアクションを起こさないといけなかったということが反省点。全員の「グループステージを突破するんだ」という気持ちが後半の内容を変えたと思う。

【安部 裕葵】
監督からは「サイドが空いているので、そこを狙っていくように」と言われていた。自分も試合を観ていて、そこが空いていることは分かっていた。点を取りにいくこともそうだけど、最低限、失点しないように攻撃よりも守備を意識した。グループステージを突破して良かった。







AFCチャンピオンズリーグ2018 グループステージ 第5節



Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事