先月30日のテストマッチで初めてブレーメンの一員としてプレー。この一戦について現地メディアでコメントを残している。
大迫はこのフェンロとの一戦でブレーメンが1-0でリードする状況のなか、先制弾を決めたマルティン・ハルニクが負傷したため、29分から途中出場。存在感を示すも最終的には不発に終わり、試合は50分にフェンロが同点に追いつくと、スコアは1-1のまま動かなかった。
現地入りしてから「4日間個人練習に取り組んでいました」と語る大迫だが、前半からの途中出場は予想していなかったようだ。「いきなり前半からプレーするのは簡単ではありませんでしたが、後半に入ってからはより上手くやれたと思います」と振り返っている。『ラッテンクロイツ』でも、この試合での大迫は「優れた技術で、限りなく狭いスペースで状況を解決につなげられることを示した」と上々な評価が記された。
一方で、前線の右サイドに入った本人だが、自身のスタイルについて「自分の強みはどちらかと言えばライン間のスペースでのプレーかと思います」と言及しつつ、フィニッシュを課題としていることを示唆した。「これに関しては今後もっと上手くやっていくべきですね。みんなでチャンスをたくさん作り出せていたのだから、もっとゴールも決めなければいけないです」と話している。
ブレーメンは8月4日~10日までにドイツ南部のグラッサウでトレーニングキャンプを実施。大迫も新しいチームメイトたちとの連携を高めていきたいところだ。
大迫勇也、新天地での実戦デビューには手応えも課題はフィニッシュ「もっとゴールを」