日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年5月19日火曜日

◆Jリーグ救う「投げ銭」国内プロリーグ初導入へ…試合見ながらネットで寄付(報知)






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 Jリーグがネット上で寄付を募る「投げ銭システム」を導入する方針を固め、パートナー企業の選定に入ったことが18日、関係者の話で分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月末に公式戦が中断してからまもなく3か月。今年度はリーグ、クラブの大幅な売り上げ減が予想され、補てんするために使われる可能性がある。導入された場合、国内スポーツのプロリーグで初めての試みとなる。

 村井満チェアマン(60)は4月22日の会見で「最近は投げ銭という、バーチャルの試合環境でもいいプレーに関して、お客様が支援できるようなデジタル上の環境が整っているようです。新しいチャレンジには積極果敢にアイデアを出していく」と検討することを明かしていた。関係者によると今月中には仲介企業の選定を終え、早期の運用開始を目指す方針だという。

 「投げ銭」とはインターネットのサイト上に作られたボタンをクリックすることで、寄付できるシステム。映像で試合を見ながら選手たちの好プレーや得点時などに、クレジットカード決済やポイントなどで支払うことができる。アジアでは浸透しつつあるが、日本では音楽業界などで運用され始めたばかり。苦境をしのぐための一手として注目した形だ。

 各クラブはコロナ禍で数億円規模の減収が見込まれる。Jリーグは政府の判断などを受け、5月末に再開時期の判断をする予定。公式戦を再開できたとしても当面は無観客開催が濃厚で、チケット収入を得られるのはまだまだ先。スポンサー離れが起きても不思議ではない。投げ銭は、そんな苦しいクラブを救う新たな収益源の一つになりうる。村井チェアマンの「クラブをひとつもつぶさせない」という強い決意が表れたチャレンジともいえる。

 ◆鹿島は16日に実施

 鹿島は16日にJクラブ初の試みとして投げ銭企画を実施。同日にJリーグ公式YouTubeとNHK BS1で放送された過去の試合の中継時間に、スポーツエンターテインメントアプリ「Player!」上で約5時間のトークライブを開催。同アプリ内で支援を募った。1人500円から支援可能で、クレジットカードによる引き落としでの決済。支援者数や支援額を非公表としたが、アプリ内のコメント欄には「ジーコのFKがすごすぎて投げ銭しました」などといった投稿が並んだ。




◆Jリーグ救う「投げ銭」国内プロリーグ初導入へ…試合見ながらネットで寄付(報知)


◆J1鹿島、練習再開 4グループで体動かす 三竿「楽しかった」(茨城新聞)



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J1鹿島は18日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、先月6日から休止していたトップチームの活動を再開した。この日は鹿嶋市のクラブハウスで感染予防の対策を徹底して非公開で実施された。4グループに分かれての軽めの練習となったが、三竿主将はクラブを通じて「チームメートとクラブハウスで約1カ月ぶりに一緒にサッカーができて、とても楽しかった」とコメントした。

練習は1グループ最大8人までとされ、クラブハウス滞在時間も区切られた。クラブによると、早速ボールを使ったメニューも行われ、三竿主将は「みんなでコミュニケーションを取りながら、すごくいい雰囲気の中でトレーニングができた」と振り返った。

ザーゴ新監督を迎えた今季は公式戦3戦未勝利で中断中。三竿主将は「今季は公式戦で勝つ姿をファン・サポーターの皆さんにまだ見せることができていない。『勝つ』ことにフォーカスしていく」と決意を新たにした。その上で、「1対1や球際、ゲームから、常に勝つために何をすればいいかを考えながらやっていきたい。チーム戦術の中で、自分の良さを出していけるように、そして、ピッチで良い姿を見せることができるように取り組んでいく」と語った。

クラブによると、当面は非公開のグループ別の練習が続くという。




◆J1鹿島、練習再開 4グループで体動かす 三竿「楽しかった」(茨城新聞)





◆鹿島三竿「少人数だがとても楽しかった」練習再開(ニッカン)



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鹿島アントラーズは18日、関東のJクラブで初めて練習を再開した。4月3日以来、1カ月半ぶりのトレーニングは、最大8人のグループを4つ作り、午前に2組、午後に2組と、グループごとに時間差で実施した。1組あたり約1時間半、ボールも使ったメニューを消化。飲料ボトルは共用しない、1メートル以内の近距離で会話をしない、マッサージは必要最低限とするほか、クラブハウス滞在時間も練習を含めて2時間半と制限を設け、再開の日を迎えた。

主将のMF三竿は「少人数でのトレーニングだが、チームメートとクラブハウスで一緒にサッカーができて、とても楽しかった。みんなでコミュニケーションを取りながら、ボールを使った練習で、すごくいい雰囲気の中でトレーニングができた」とクラブを通してコメントを発表した。

茨城県内では5月5日を最後に新型コロナウイルスの新規感染者は出ておらず、緊急事態宣言も解除されている。報道陣の取材やファンの練習見学は引き続き禁止されているが、鹿島は大きな1歩を踏み出した。


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