日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年8月6日土曜日

◆【中田浩二氏が分析】5失点いずれもミスから…「堅守」が消えた(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/06/kiji/K20160806013106790.html

リオデジャネイロ五輪1次リーグB組  日本4―5ナイジェリア (8月4日  マナウス)

大量失点にお手上げの手倉森監督

 手倉森ジャパンが屈辱の5失点で敗れた。48年ぶりのメダル獲得を目標に掲げるサッカー男子の日本代表は1次リーグ第1戦でナイジェリアに4―5で黒星発進。決勝トーナメント進出に向けて痛い星を落とした。敗因はどこにあったのか、7日(日本時間8日午前10時)のコロンビア戦に向けて立て直すにはどうすればいいのか。シドニー五輪に出場経験がある元日本代表DF中田浩二氏(37)が「勝負の明暗」を分析した。 

 5失点はいずれもミスからだった。1点目は藤春と中島が1対2の局面で突破され、2点目は室屋の判断ミスから。3点目は塩谷が簡単にボールキープを許し、4点目のPKを与えた場面は塩谷と室屋が譲り合ったから。5点目もパスを奪われてショートカウンターを許して失点を重ねた。

 初戦のプレッシャーから、持ち味の一体感が出ず、簡単に開始早々に失点した。オーバーエージの3人もまだ完全にチームには溶け込んでいないようだった。1月のアジア最終予選では「勝ちたい」「五輪本大会に出たい」という気持ちが出て、球際の強さや体を張ったプレーがあった。しのいで勝ってきたチームとは違い、この試合は全体的に腰が引けて淡々とやっている感じだった。ボールを奪いにいくのではなく、何となく相手の前に立っているだけで、相手との間合いも1歩、2歩遠い。前に立っていても相手を寄せ切れず、簡単に間に入れられていた。アジアではごまかせることも、世界では通用しない。堅守もつなぐ攻撃もなく、手倉森監督が築いてきたサッカーとは違っていた。

 オーバーエージの3人は他の選手と意思の疎通が欠けていたわけではない。藤春は左サイドをうまく使ってチャンスをつくっていたし、興梠も前線でパスを引き出す動きなどはできていた。攻撃は1、2点目はシンプルに崩してPKや南野のゴールにつながったし、3点目は藤春の突破から浅野、4点目は途中出場の鈴木と、ナイジェリアの守備が緩慢だったにせよ攻撃陣の自信にはなる。

 第2戦で当たるコロンビアは、スウェーデンと2―2で引き分けたが、予想していたよりも良くなかった。守備のラインをきちんとそろえてくるのではなく、付け入る隙はある。個で崩そうとしてくるが、チームとしての完成度は高くない。前線にいい選手はいるが、なかなかそこにパスが入らなかった。システムは4―4―2で、PKを決めたパボンが良かったし、FWグティエレスも起点をつくっていた。M・ボルハがあまり良くなく、途中出場のプレシアドの方が怖さがあったので、スタメンを入れ替えてくる可能性もある。

 中2日だが、日本は原点に返るしかない。もっと気持ちを出し、アジア最終予選を勝ち抜いた時の一体感と、「堅守」を思い出してほしい。新しい事をやるのではなく、自分たちがどうやってきたかを思い出すことが近道だ。あと2試合、2勝するしかない。4点取ったことを自信にしてほしい。(元日本代表DF)

≪中田浩二氏 失点シーンを分析≫
 ▼1失点目 スローインからエゼキエルが持ち込んでシュートし、GK櫛引がはじいたところをS・ウマルが決めた。エゼキエルと1対2になった藤春と中島は簡単に突破されてはいけない。

 ▼2失点目 シェフがクロスを上げ、室屋の背 後でエテボがトラップしてシュート。室屋は相手が背後にいる状況で届かないならジャンプしてはいけない。目測も誤っているし、個人のミス。

 ▼3失点目 S・ウマルのクロスをエテボがシュート。植田がクリアしたボールを再びエテボが決めた。塩谷のS・ウマルへの対応がまずく、簡単にキープされて切り返され、体勢は塩谷の方がよかったのに中に入れられた。

 ▼4失点目のPKを与えた場面 塩谷がボールをカットした後に塩谷と室屋がこぼれ球を譲り合って、相手に割って入られた。PKの判定は厳しいと思うが、譲り合ってはいけない場面で、どちらかが積極的に行くべき。

 ▼5失点目 大島から藤春へのパスを奪われ、ミケルがサイドを突破してシュート。GK櫛引がよく飛び出したが、クリアが小さくエテボに決められた。

◆巻き返し誓うFW興梠「これが0-5なら大丈夫かなという感じだけど…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?195698-195698-fl



[8.4 リオデジャネイロ五輪 B組第1節 日本4-5ナイジェリア マナウス]

 先制を許して迎えた前半9分、PKを得たリオデジャネイロ五輪日本代表。ペナルティースポットに向かったのは、チーム最年長のFW興梠慎三(浦和)だった。

「キッカーは決まっていた。全然緊張することなく、冷静に打てたと思う」。ゆっくりと助走に入ると、右足から放たれたシュートはきっちりとネットを揺らして、同点となるゴールが生まれた。

 その後は激しい乱打戦に。ナイジェリアがリードを奪えば日本が追い付く。しかし、前半終了間際に再びリードを奪われると、後半にも2失点。反撃も2点に抑えられて、チームは4-5で敗れた。黒星スタートになったものの、興梠は4点を奪った攻撃面に手応えも感じている。

「これが0-5で負けていたら次も大丈夫なのかなという感じだったと思うけど、攻撃は良い形で点を取れた部分もあるので、皆行けるという気持ちしかないと思う」

 グループリーグ第2節コロンビア戦は中2日で迎える。「球際がまったく勝てず、五分のボールが全部向こうのボールになってしまった」と球際の激しさの必要性を訴えるだけでなく、前線でボールを呼び込む回数が限られたこともあり、「もう少しコミュニケーションを取って次に生かしたい」と次戦で勝ち点を得るため、周囲との連係をさらに高めていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

◆ミス、ミス、ミスで5失点…断ち切れなかった負の連鎖、守備立て直し急務の手倉森J(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?195669-195669-fl



[8.4 リオデジャネイロ五輪 B組第1節 日本4-5ナイジェリア マナウス]

 ミス、ミス、そしてミス……。試合は立ち上がりからまさかの展開となった。前半6分、ナイジェリアはFWイモー・エゼキールが右サイドからDF藤春廣輝を抜き去り、左足でシュート。GK櫛引政敏が弾いたボールを押し込まれ、試合開始早々に大事な先制点を献上した。

 前半9分、すぐにFW興梠慎三のPKで追いついたが、その1分後にナイジェリアの右クロスをファーサイドのDF室屋成が目測を誤る痛恨のミス。かぶった室屋の頭上を越えたボールをMFオゲネカロ・エテボが胸トラップから左足でゴールに蹴り込んだ。

 そのまた1分後にFW南野拓実のゴールで2-2の同点に追いついた日本だが、守備陣が耐え切れない。前半42分、DF塩谷司がFWサディク・ウマルとの1対1で寄せ切れず、簡単にゴール前にパスを入れられると、エテボのシュートミスをクリアしようとしたDF植田直通のヘディングは小さくなり、こぼれ球をもう一度エテボに押し込まれた。

 2-3と1点を追う後半。またも立ち上がりに失点する。後半5分、自陣で室屋がウマルにボールを奪われ、PA内に侵入を許し、塩谷がたまらずファウル。PKで2-4と突き放されると、負の連鎖は止まらなかった。後半21分、左サイドで藤春がMFジョン・オビ・ミケルにボールを奪われ、ミケルがクロス。ゴールを空けて飛び出した櫛引のクリアは中途半端な位置にこぼれ、エテボに4点目となるゴールを許した。

 その後、途中出場のFW浅野拓磨、FW鈴木武蔵のゴールで必死の追い上げを見せたが、4-5でタイムアップ。運命のグループリーグ初戦はまさかの5失点で黒星スタートとなった。手倉森誠監督が「失点があまりに多すぎた」と言えば、MF遠藤航主将も「イージーなミスが多かった」と唇をかむ。

 Jリーグでレギュラーに定着できていない櫛引の起用、オーバーエイジの塩谷、藤春がのぞかせた国際経験の少なさ。アフリカ勢特有の個人技と身体能力の高さに守備陣がまったく対応できなかった。GKと4バックに相次いだミスと守備の軽さ。現地時間7日(日本時間8日)のコロンビア戦までに立て直す時間は限られている。

◆GK櫛引、大量5失点に「反省しかない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?195684-195684-fl




[8.4 リオデジャネイロ五輪 B組第1節 日本4-5ナイジェリア マナウス]

 堅守が売りの手倉森ジャパン。しかし、その生命線とも言える守備が崩壊した。ゴールマウスを託されたGK櫛引政敏(鹿島)だったが、まさかの5失点に「反省しかない」と唇を噛んだ。

 前半6分に左サイドから切れ込んできたFWイモー・エゼキールのシュートに反応して弾き出すも、こぼれ球をFWサディク・ウマルに蹴り込まれてしまう。同9分にFW興梠慎三(浦和)のPKで同点に追い付きながらも、同10分、そして同42分と失点を重ねてしまう。

「失点が重なってしまったので、良くない方向に進んでしまった。個の守備では難しいものがあると思うので、数的優位を作りながら守備をしていかないといけないと思う」

 後半に入って1点を追加されると、後半21分には左サイドからMFジョン・オビ・ミケルが送ったグラウンダーのクロスに櫛引自らが飛び出して足でクリアを試みるが、クリアボールがMFオゲネカロ・エテボの下へと転がると右足のシュートで流し込まれてしまった。

「ライン際だったし、あそこで手で行って滑りながらだと(PAの外に)出てしまう可能性があった。触ったのもギリギリだったし、難しいところだった」

 大量5失点での黒星に「反省しかない」。しかし、中2日で第2節コロンビア戦が待ち構えている。「反省して、次に切り替えていかなければいけない」と次戦に気持ちを切り替えようとしていた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆元鹿島の2人が新天地で出場可能に…甲府ダヴィ、湘南ジネイらの登録完了(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160805/476794.html?cx_cat=page1



 Jリーグは5日、各クラブの登録追加・変更・抹消となった選手を発表した。

 翌日にセカンドステージ第7節を控える明治安田生命J1リーグでは、ヴァンフォーレ甲府への加入が決まったブラジル人FWダヴィや、湘南ベルマーレ加入が5日に発表されたばかりのブラジル人FWジネイらが登録。前所属が鹿島アントラーズのストライカー2人が新天地で出場可能となった。また、名古屋グランパスへの来季新加入内定と特別指定選手登録が発表された慶應義塾大学DF宮地元貴も登録されている。

 また、7日に第27節を行う明治安田生命J2リーグでは、広州恒大からファジアーノ岡山への期限付き移籍加入が発表された中国人FW王靖斌も登録された。また、徳島ヴォルティスの元カメルーン代表FWエマナの登録名が「アチーレ・エマナ」に変更されることも発表された。

■8月5日発表の登録選手追加リスト

<明治安田生命J1リーグ>
湘南ベルマーレ…FWジネイ
ヴァンフォーレ甲府…FWダヴィ
名古屋グランパス…DF宮地元貴

<明治安田生命J2リーグ>
ファジアーノ岡山…FW王靖斌

◆「迷わず即答」。元鹿島FWジネイ、相次ぐ負傷乗り越え湘南に加入決定(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2016/08/05/post167884/

ジネイ

 J1の湘南ベルマーレは、この夏に鹿島アントラーズを退団したブラジル人FWジネイを獲得したことを発表した。背番号は「9」となる。

 ジネイは2015年1月に鹿島加入で合意に至っていたものの、メディカルチェックで負傷が発覚したため契約が破談に。それでも同年5月に鹿島と契約し、晴れて加入が決まった。

 しかし、鹿島では負傷に苦しみ、この夏で契約満了によって退団。1シーズンで9試合にしか出場できなかった。鹿島退団後もジネイは日本国内のクラブでプレーを続けることを希望しており、湘南の練習に参加していた。

 湘南のオフィシャルサイトを通じ、ジネイは「ベルマーレから話を頂いた時、迷わず即答しすぐに行こうと思いました」と、即決だったことを明かした。

「今季、鹿島と湘南が対戦した時にこのチームのポテンシャルを感じ、自分がその中にフィットできると思いました。今まで怪我に悩まされ、思うようなサッカーが できなかった分、今度こそ本領発揮できるチャンスを与えられたと望みがふくらんでいます。空中戦、ポストプレーやシュートで仲間を活かし、そして自分も活かされ、結果を出したいと思います」

 2ndステージ第23節を終えた段階で、湘南は降格圏内の年間総合17位。厳しい残留争いを強いられている。

【了】

◆[移籍]鹿島のバイきんぐが湘南ベルマーレへ ブラジル人FWジネイ「今度こそ本領発揮できるチャンス」(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20160805/03domestic/80061



湘南でも9番を背負う

湘南ベルマーレは、鹿島アントラーズを契約満了で退団していたFWジネイの加入を発表した。
同選手はクラブの公式サイトを通じて「また日本でサッカーができる機会を与えてくれた湘南ベルマーレに心から感謝しています。今まで怪我に悩まされ、思うようなサッカーが できなかった分、今度こそ本領発揮できるチャンスを与えられたと望みがふくらんでいます」とコメントしている。

現在32歳のジネイはブラジルのヴィトリアやパルメイラス、スペインのセルタやテネリフェでプレイ。2015シーズンから鹿島に加入するも膝の故障に悩まされ、思うように出場機会を得られず、2シーズンでリーグ戦2得点にとどまった。

ジネイは、鹿島アントラーズが行っていた小学生向けのサッカー教室に参加した際、自身と同じスキンヘッドのお笑い芸人、バイきんぐ小峠のギャグ「なんて日だ!」を叫んで笑いを誘うなど明るい一面もある。背番号は鹿島アントラーズのときも背負った9番をつけて戦う。

◆【鹿島 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:ファブリシオと金崎夢生(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00016462/



7月27日に来日したファブリシオは、ポルトガル2部のポルティモネンセで金崎夢生とチームメイトだった。日本人とブラジル人。どちらも日本語とポルトガル語を自由に操れるわけではなかったが、二人は不思議とウマが合ったのか「一緒にいる時間は長かった」(ファブリシオ)という。

既婚者であるファブリシオは仲のよい金崎を自宅に招いたそうだ。奥さんの手料理を振る舞ったのかと思いきや、なんと料理をつくったのはファブリシオ自身。

「自慢じゃないですけど僕は結構おいしい料理をつくれるので」

シュラスコにライスにフィジョン(豆料理)。ブラジルではポピュラーな取り合わせだが、 その腕前はなかなかのものらしく、結婚した奥さんに料理の手ほどきをしたのもファブリシオなんだという。

「ただ、誘ったのはいいのですが」

そう言って急に苦笑いを浮かべたファブリシオ。

「夢生は好き嫌いがなく出されたものは全部食べる。食べる量が半端ないので失敗したと思いました。家計の負担は重かったです(笑)」

来日したファブリシオを初めて見た鹿島の選手たちは、そのモヒカン頭もさることながら、筋骨隆々とした上半身に驚いていた。筋肉に人一倍関心を示す永木亮太は「上半身の筋肉がすごい」と感嘆。「でも、夢生に聞いたら『むこう(ポルトガル)ではあれが普通』と言ってました」と刺激を受けていた。

金崎と言えば、ポルトガルからJリーグに戻ってきたとき、そのプレースタイルは見違えるように変化していた。激しく体をぶつけて戦う姿勢を全面に出す。Jリーグのなかでもそのフィジカルの強さは特筆されるが、彼の強さの源になったのはファブリシオの手料理だったのかもしれない。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第7節
8月6日(土)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台

◆【予想スタメン】守備が冴えない鹿島、初の4戦連発を狙う仙台FWウイルソンに要注意(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160805/476600.html?cx_cat=page1



2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第7節
8月6日 18:30 鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台(@県立カシマサッカースタジアム)

■鹿島アントラーズ 2ndステージは6試合で11失点、守備の改善が勝利のカギ

 アウェーのサガン鳥栖戦で0-1と敗れた鹿島は、連敗阻止、勝ち点3奪取を念頭に置いて、ホーム仙台戦を迎える。

 左足首を捻挫したブエノに代わり、今節はファン・ソッコが先発する見込み。また、鳥栖戦でスタメンだった永木亮太のポジションには、主将の小笠原満男が帰ってくる。年間勝ち点でも首位川崎フロンターレとの差が広がる一方で、是が非でも勝ち点3が欲しい一戦だ。

 2ndステージに入り、失点は6試合で「11」。一つの原因は、サイドバックの位置取りと見られる。どちらかのサイドが上がった場合、逆サイドの選手が残るのが鉄則。鹿島の場合、右サイドバックの西大伍からのクロスを左サイドバックの山本脩斗が合わせるというパターンを持っているとはいえ、両サイドが高い位置を取る時間が長くなっているため、的確な状況判断をする必要がある。

 ただ、これは意識の持ち方一つで解決する。石井正忠監督も選手もこの状況を理解しており、より強く守備を意識した戦いになるだろう。1年間を通して勝ち点を稼ぐためには、守備の安定がなければ実現できない。過去7度、鹿島がJリーグの頂点に立った背景には、堅守があった。今一度、そのことを胸に刻み、チームは仙台戦のピッチに向かう。(totoONE編集部)

■ベガルタ仙台 アウェー鹿島戦は3連敗、パブロ・ジオゴが攻撃の切り札に

 前節はアビスパ福岡に引き分けて、連勝が「2」でストップ。仕切り直しとなる一戦は、1stステージ覇者である鹿島との対戦だ。厳しい相手だが、敵地で叩きたい。

 J1・1st第3節で鹿島と戦った時には、1-0で勝利した。しかし、この試合で決勝点をマークした金久保順は、金園英学や杉浦恭平といった攻撃の決め手になりうる選手たちとともに、まだ負傷離脱中だ。

 アウェーの鹿島戦では、2013年から3年連続で敗戦。さらに前節に続き、暑いアウェーでの試合が続くが、成長を見せたいところ。

 しかし、現在の仙台はブラジル人選手を中心に、攻撃面で勢いが感じられる。その筆頭はウイルソンで、ここ3試合は連続でゴールを決めている。スピードもシュートのタイミングも、2012年や2013年に二桁得点を決めた時のような切れ味を取り戻している。自身初となる4試合連続ゴールも夢ではない。2トップを組むハモン・ロペスとのコンビもスムーズで、少々強引な形でも相手守備陣をこじ開けてフィニッシュに持ち込める。

 また、前節についにJデビューを果たしたパブロ・ジオゴにも注目だ。約15分間の出場でも、カウンターでチャンスを作った。途中出場が濃厚だが、切り札としての活躍に期待したい。

 今季の仙台は鹿島を相手に1st第3節と、サテライトリーグの2戦で完封勝利。今節の戦いでも、自信を持って戦い、勝ち点3を手にすることが望まれる。(totoONE編集部)

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