日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年5月23日日曜日

◆ブレーメンが41年ぶり2部降格、大迫は今季無得点…ビーレフェルトは堂安が残留決定弾! ケルンが入れ替えPOへ(ゲキサカ)






 2020-21シーズンのブンデスリーガ最終節が22日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンの2部降格が決定した。MF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトは勝って残留を決めた。

 熾烈な残留争いは、15位ビーレフェルト(勝ち点32)、入れ替えPO圏16位がブレーメン(同31)、自動降格圏17位がケルン(同30)という順位で最終節を迎えた。

◼︎ブレーメンが17位陥落で自動降格…大迫は今季ノーゴール
 最下位シャルケの降格は決まっていたが、最終節の結果により、もう1枠がブレーメンに決定した。ボルシアMGに2-4で敗れたブレーメンは勝ち点31のままポイントを上積みできず、ケルンにかわされ17位フィニッシュ。大迫は後半10分から途中出場したが、不発だった。出場機会にも恵まれず、無得点でシーズンを終えた。

 昨季は大迫の活躍もあり、他会場の条件も相まって最終節で奇跡的に自動降格を回避したブレーメン。入れ替えプレーオフを戦って残留に成功していたが、41年ぶりの降格が決定した。

◼︎ビーレフェルトは残留決める
 ビーレフェルトは勝てば自力残留という条件で日本代表MF遠藤航所属のシュツットガルトと対戦し、2-0で勝利した。遠藤は前節まで全33試合に先発していたが、累積警告で欠場。全34試合に出場した堂安は右ウイング、奥川は右インサイドハーフで先発した。

 0-0で迎えた後半22分、奥川が獲得したPKをFWファビアン・クロスがきっちりと沈め、先制に成功。後半27分にはリターンを受けた堂安が鋭いドリブルで潜り込むと、左足ショットでネットを揺らし、今季5ゴール目。日本人コンビが揃ってビーレフェルトの残留に貢献した。

◼︎ケルンは土壇場16位浮上で自動降格回避
 ケルンはシャルケを1-0で下し、勝ち点を33に伸ばして16位に浮上。自動降格を回避し、昇降格プレーオフに回った。後半44分にDFセバスティアーン・ボルナウが劇的な決勝ゴールを挙げている。




◆ブレーメンが41年ぶり2部降格、大迫は今季無得点…ビーレフェルトは堂安が残留決定弾! ケルンが入れ替えPOへ(ゲキサカ)





◆【J1採点&寸評】鳥栖2-1鹿島|決勝点アシストの仙頭は守備でも貢献。相馬監督は就任後初黒星(サッカーダイジェスト)






鳥栖――樋口の決勝点は見事だったが…


[J1第15節]鳥栖2-1鹿島/5月22日/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖 6.5
右で攻撃を作りつつ、サイドを変えて左を突き崩すという戦術で後半の主導権を握り、今季初の逆転勝利。

DF
20 ファン・ソッコ 6
古巣相手に要所を抑える守備で貢献。飯野や樋口を生かすパスも光っていた。


鹿島――守備陣に及第点の選手はゼロ


[J1第15節]鳥栖2-1鹿島/5月22日/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
背後を狙う動きと素早いリスタートという鹿島らしさで先制点を挙げる。後半は足が止まり、逆転を許す。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
前半、仙頭の可能性のあるシュートを防いだ一方、後半早々に中野嘉のグラウンダーのクロスをストップも、こぼれ球を押し込まれた。

DF
22 広瀬陸斗 5(64分OUT)
松村を下げて鳥栖の左サイドを封じようとするも、前半からクロスを上げられることが目立った。

DF
39 犬飼智也 5.5
ハイボールなどにはしっかり対応し、終了間際にはドゥンガにも競り勝つなど奮闘。ただ、サイドへ釣り出されるシーンも。

DF
28 町田浩樹 5.5
前半は高い最終ラインを保って守ったが、後半は中盤を前に押し出せず攻め込まれる要因になった。

DF
14 永戸勝也 5.5
結果的にクリアしたボールを仙頭に拾われて逆転弾に絡む。終了間際、遠藤にクロスを送るなど良さも見せたが……。

MF
20 三竿健斗 5.5(78分OUT)
鹿島らしい素早いリスタートで先制点を導く。後半はボールを保持できず、最終ラインに吸収されてしまった。

MF
4 レオ・シルバ 5.5
サイドのカバーに走り、クロスを封じるなど要所を抑えた。しかし、鳥栖のエドゥアルドと揉める場面のほうが目立ったか。


鹿島――荒木は輝きを放てず


MF
27 松村優太 6(64分OUT)
前半、背後を突く動きを続けて先制点を挙げる。ただ、守備ではやや後手を踏んでいた印象だった。

MF
41 白崎凌兵 5.5(78分OUT)
前半終了間際、頭で狙うもクロスバーを叩いてしまう。決めていれば結果は違ったか。動きが悪くなかっただけに悔やまれる。

FW
8 土居聖真 5.5(89分OUT)
前半はボールを収めて味方につなぎ先制点をアシストしたが、後半はほとんど存在感を発揮できずに終わる。

FW
13 荒木遼太郎 5
自由に動きながらボールに触って攻撃を組み立てようとするも輝くシーンはほぼなし。守備の貢献度も低かった。

途中出場
FW
18 上田綺世 5(64分IN)
流れを変えようと動いてボールを引き出そうとする。しかし、思うようなパスは供給されず。

37 小泉 慶 5(64分IN)
鳥栖の左サイドを封じるために投入されるも、結果的に背後を突かれて逆転を許す結果に。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ ―(78分IN)
うまくパスを振りながら、前線にも顔を出そうとするも思うように組み立てられず。

MF
25 遠藤 康 ―(78分IN)
終了間際、永戸のクロスに合わせるも若干ズレてしまい、シュートは枠をとらえなかった。

DF
5 杉岡大輝 ―(89分IN)
永戸を前に出すための戦術的交代。無難にプレーしてその役目は果たす。

監督
相馬直樹 5.5
試合の入りは良く、鳥栖の背後を突いて先制に成功。後半は防戦一方で交代カードも機能せず、監督就任後初の敗戦を喫した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●荒木英喜




◆【J1採点&寸評】鳥栖2-1鹿島|決勝点アシストの仙頭は守備でも貢献。相馬監督は就任後初黒星(サッカーダイジェスト)





◆鹿島先制も相馬新体制で初黒星「守備時間長く、攻撃短かった」監督(ニッカン)






<明治安田生命J1:鳥栖2-1鹿島>◇第15節◇22日◇駅スタ

鹿島アントラーズはサガン鳥栖に逆転負けを喫し連勝が4でストップした。4月14日に相馬直樹監督(49)が就任してから、公式戦層は6勝4分けと不敗を続けてきたが、11試合目にして初黒星となった。

鹿島は前半14分、MF松村優太(20)のゴールで先制したが、後半5分に失点。後半34分には逆転弾を浴び、そこから反撃に転じたがゴールが遠かった。チームとしては4月3日の浦和レッズ戦以来の敗戦。相馬監督は「全体的に、予想したより相手の時間が長かった。守備の時間が長かった。攻撃の時間が短かった。そこが最終的にひっくり返された形になってしまった」と総括した。豊富な運動量とハードワークを貫いた鳥栖のスタイルを崩しきることが出来なかった。相馬監督は、就任後の初黒星に「ずっと勝ち続けられるわけではないと当然思っていますし。そういう意味ではいつかはくるもの。次の試合の負けが決まったわけではない。次の試合に勝ち点3がある。そこに向けて切り替えることが大事」と切り替えていた。




◆鹿島先制も相馬新体制で初黒星「守備時間長く、攻撃短かった」監督(ニッカン)





◆【J1鹿島】相馬監督就任後公式戦11試合目で初黒星「ファイティングポーズをまた取っていきたい」(中スポ)






◇22日 J1第15節 鳥栖2―1鹿島(駅前不動産スタジアム)

 好調・鹿島が逆転負けを喫し、連勝は4でストップ。リーグ戦では9試合ぶりの黒星を喫した。

 この日は前半14分、今季リーグ戦4試合目の先発となったMF松村優太(20)が先制点を挙げた。敵陣のセンターサークル付近で相手の反則で得たFKを、三竿がすぐにリスタートし、土居へパス。その土居からのスルーパスをペナルティーエリア内で受けた松村が右足を振り抜くと、相手DFに当たってゴールへ吸い込まれた。リスタートからわずか5秒での速攻劇だった。

 しかし、後半5分に右サイドを崩されてFW山下に同点ゴールを許すと、同34分には再び右サイドを突破され、MF樋口に決勝点を許した。

 就任後公式戦11試合目、リーグ戦7試合目での初黒星となった相馬監督は「(ボールを)奪って一つ目のところで、これまでのように前へ行く形をつくれなかった。(次戦へ向け)敗戦は久しぶりなので、しっかりファイティングポーズをまた取っていきたい」と、前を向いた。




◆【J1鹿島】相馬監督就任後公式戦11試合目で初黒星「ファイティングポーズをまた取っていきたい」(中スポ)





◆鳥栖、終盤の逆転弾で公式戦5試合ぶりの勝利! 鹿島は相馬体制で初黒星(サッカーキング)






 22日に明治安田生命J1リーグ第15節が行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。

 現在3位につける鳥栖だが、リーグ戦はここ2試合で2分けと勝利から遠ざかっている状況。対する鹿島はリーグ戦4連勝中で、相馬直樹監督就任後は公式戦10試合で負けがない(6勝4分)。順位も6位まで上げてきており、さらなる連勝を重ねられるのか注目が集まる試合となった。

 最初のチャンスは鳥栖だった。8分、敵陣ペナルティエリア中央でFW山下敬大がボールを落とすと、MF仙頭啓矢がペナルティアーク付近から左足でシュートを放つ。しかしこれは鹿島のGK沖悠哉が好セーブを見せ得点とはならず。

 すると14分、鹿島が先制に成功する。センターサークル付近でMF三竿健斗がファウルを受けると、素早いリスタートで縦パスをMF土居聖真へ。土居は前線へスルーパスを出し、動き出していたMF松村優太がペナルティエリア右から右足を振り抜いた。ボールは対峙した相手DFに当たりコースが変わるとゴールネットに吸い込まれ、スコアは0-1となる。

 その後、ホームの鳥栖がボールを保持する展開となるも、鹿島が組織的な守備で得点を許さず。逆に鹿島は45分にFW白崎凌兵がクロスバーを叩くヘディングシュートで相手ゴールを襲う。それでもスコアは動かず、試合は0-1でハーフタイムを迎える。

 迎えた後半、開始早々に鳥栖が同点に追いつく。MF中野嘉大が敵陣深く左サイドでボールを持ち縦に仕掛けると、左足で低く鋭いクロスを供給。ボールに対して沖が反応を見せるが、ゴール前にこぼれたボールを山下が左足で押し込んだ。山下のリーグ8得点目で試合は同点となる。

 その後両チームともに一進一退の攻防を見せ、決定的なチャンスを許さない引き締まった展開に。それでも次のチャンスは鳥栖だった。71分、途中出場でピッチに立っていたFW林大地が敵陣ペナルティエリア左手前でボールを持つと、右足で強烈なミドルシュート。ボールはニアサイドを鋭く襲うが、沖が好セーブでゴールを死守する。鳥栖は75分にも敵陣深く左サイドを突き、マイナスのクロスからMF樋口雄太が右足でシュートを放つも、ボールは枠を捉えられない。

 それでも79分、ついに鳥栖が逆転に成功する。敵陣深く左サイドでボールを奪ったMF小屋松知哉が浮き球のクロスを供給。これは一度ファーサイドへと流れるが、仙頭が巧みなボールコントロールを見せると、マイナス方向へラストパスを送る。これに反応した樋口が右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。スコアは2-1となる。

 得点を目指す鹿島はアディショナルタイムにかけて猛攻を見せるが、鳥栖は粘り強い守備でゴールを許さず、結局試合はこのままタイムアップ。逆転勝利を飾った鳥栖は、公式戦5試合ぶりの白星を手にした。一方の鹿島はリーグ戦の連勝が4でストップするとともに、相馬監督の下で公式戦初の黒星を喫している。

【スコア】
サガン鳥栖 2-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 14分 松村優太(鹿島アントラーズ)
1-1 50分 山下敬大(サガン鳥栖)
2-1 79分 樋口雄太(サガン鳥栖)


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◆鳥栖、終盤の逆転弾で公式戦5試合ぶりの勝利! 鹿島は相馬体制で初黒星(サッカーキング)





◆明治安田J1第15節 相馬体制、初の黒星 鹿島、5連勝ならず(茨城新聞)






明治安田J1第15節第1日の鹿島は22日、佐賀県の駅前不動産スタジアムで鳥栖と戦い、1-2で逆転負けを喫し、5連勝を逃した。相馬体制となって公式戦初の黒星。鹿島の今季通算成績は7勝3分け5敗、勝ち点24のままで、順位は暫定7位に落とした。

鹿島は前半14分、松村の右足シュートで先制点を挙げた。しかし後半5分、クロスのこぼれ球を詰められて同点とされると、同34分、再びクロスから逆転ゴールを許した。鹿島の次戦は26日、カシマスタジアムでC大阪と戦う。

▽駅スタ(観衆7,079人)
鳥栖 9勝3敗4分け(31) 2-1 鹿島 7勝5敗3分け(24)
0-1
2-0




◆明治安田J1第15節 相馬体制、初の黒星 鹿島、5連勝ならず(茨城新聞)





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