日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月13日水曜日

◆【川崎】鬼木コーチ発案、砂場トレ「若手のパワーアップが目的」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140812-OHT1T50132.html



 J1で3位と好調の川崎が、砂場トレーニングでパワーアップを図っている。鬼木達コーチの発案で約1か月前から実施。選手たちは、はだしか靴下になり、練習場の脇にある砂場で反復横跳びをしながらのヘディングやゴムを腰に巻いてのダッシュなどで大粒の汗を流している。週一回、若手が中心で故障明けの選手やベテランが自主的に参加。鬼木コーチは「若手のパワーアップが目的。馬力も付くし(足場の悪い)砂場で動くことで体のバランス感覚も養える。疲れを残すといけないので時間は短くしています」と説明した。

◆【奥野サッカー道】仙台・野沢の「献身性」と「機動力」に期待(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140812-OHT1T50242.html

 今週は、J1ベガルタ仙台に新加入した元日本代表MF野沢拓也選手についてお話ししましょう。

 9日の甲府対仙台戦、彼はベガルタの選手としてスタートラインに立ちました。クロス、スルーパス、ミドルシュート。後半33分から途中出場という短いプレー時間でしたが、技術面は表現されていました。今後は彼の献身性と機動力によるピッチ内での相乗効果に期待です。彼がボランチの角田選手や富田選手からの縦パスをバイタルエリア(相手ボランチの後ろ)で受けることで、GKからFWまでのボールの流れが円滑になって、ボールに前後(縦関係)の流れができます。その上、キープ力、展開力を生かせば左右(横関係)のボールの流れもよくなり、チームがコンパクトになって、落ち着きと安定感をもたらしてくれるでしょう。

 その中でも最も期待されているのは得点です。仙台はセットプレーからの得点が多く、彼がプレースキッカーに加わることで、セットプレーに磨きがかかり、そのバリエーションも多彩になります。さらにゴール前への侵入による得点にも期待が持てます。

 ファンタジスタと仲間から呼ばれ、ボールを持った時のプレーに注目されることの多い選手ですが、機動力という武器もあります。パスを出す役割だけでなく受ける役割にもなれる貴重な選手で、ダイアゴナル(斜め)に相手の背後に走り込むのも得意です。梁選手との共演をはじめ仙台攻撃陣とのコンビネーションが今から楽しみです。

 彼は芸達者で、ユニークな一面も持っています。ぜひ周囲の選手は一目置くことなく、練習内外問わず、積極的に彼を活用してみてください。そして我々は、彼の加入がチームの力になっていく変化を楽しみましょう。(前山形監督・奥野 僚右)

◆静かなる闘志を燃やすU-21代表DF植田「練習から本気でやる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145067-145067-fl



 2日目を迎えたU-21日本代表候補トレーニングキャンプで、DF植田直通(鹿島)は静かなる闘志を燃やしていた。

「まだそんなにやっていない状況なので」と前置きしながらも、「ただ、ゲーム形式の練習も入ってきましたし、そこでしっかりとアピールできればいいなと思っています」と意気込みを示している。

 自身のアピールポイントを「対人の部分は絶対に負けてはいけないと思っています。そこだけは絶対に負けない自信があるので、そこは見てもらいたい部分ですね」と話すと、「対人の強さは試合でつくと思っています。ゲーム形式の練習でもしっかりと実力になると思うので、練習にどういう意識で取り組めるかが大事だと思うし、練習から本気でやるように心掛けています」と練習の重要性を説いた。

 所属する鹿島では昨季はリーグ戦での出場機会をつかめなかったが、「いろいろな先輩がいるので、そこで学べたのが大きかった」と当時を振り返っている。そして開幕戦でJデビューを飾った今季は第9節に先発初出場を果たし、以降はスタメンの座を守り続ける。レギュラーに定着したからこそ、この状況を継続させなければいけないと話した。「試合に出ないと分からないこともあるので、試合に出続ければ成長できると思っています。だから、これからも試合に出続けないといけません」。

 9月にはアジア大会が開幕。2連覇が懸かる大会に向けて、「まずはメンバーに選ばれるようにアピールして、選ばれればチームの勝利のために全力を尽くしたい」と決意を表明した。

(取材・文 折戸岳彦)

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