日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2022年2月20日日曜日

◆J2岩手・秋田豊監督が「ビックリした」ことと「鹿島時代に言われていた」こと 千葉下し歴史的1勝(報知)






 ◆明治安田生命J2リーグ▽第1節 千葉0―1岩手(19日・フクアリ)

 昇格1年目の岩手がクラブ史上初のJ2の舞台で千葉を1―0で下し、歴史的な1勝を挙げた。

*  *  *

 「いえい」。勝利の笛を聞いた元日本代表DFの秋田豊監督はベンチ前で両拳を握り、控えめに発した。歓喜の感情よりも、安堵が勝った。クラブの歴史を変える1勝。「選手やスタッフ、岩手の人が喜んでくれれば僕は嬉しい。岩手に喜びを伝えられてよかった」と胸をなで下ろした。

 前半から飛ばした。積極的なプレスで相手のリズムを奪った。クラブ史上初のJ2の舞台でありながら、選手はひるまなかった。開幕戦独特の緊張感による影響を懸念していたという51歳の指揮官は「ビックリしました」と笑い飛ばした。

「去年の昇格を決めた沼津戦はガチガチだったのに…(笑い)。昇格という目標をつかんで、チームに自信が植え付けられていたことを今日初めて知りました」

 決勝点はセットプレーから生まれた。先発11人中、10人が180センチオーバーという強みを生かした。「(選手としてプレーしていた)鹿島時代、セットプレーでたくさん勝ってきた。セットプレーでしか勝てないとも言われていた」。狙い通りの形だった。終盤にうまく相手のファウルを誘い、キープ力のある選手が時計の針を巧みに進め、セットプレーで挙げた1点を守り抜く様子も“本家”を彷彿とさせた。

 フル出場で勝利に貢献したDF牟田雄祐は「(監督が)『もっと能力を引き出せ、お前たちが持っている力はすごいんだ』と言ってくれる。チーム全体を前向きにしてくれる」と秋田監督を評する。敵地で白星発進を決めたが、チームの現実的な目標はJ2残留となる。決勝ゴールのMF宮市剛は「チームに勢いをもたらすことはできたが、残り41試合ある」と気を引き締めた。

(岡島 智哉)




◆J2岩手・秋田豊監督が「ビックリした」ことと「鹿島時代に言われていた」こと 千葉下し歴史的1勝(報知)





◆鹿島上田綺世2ゴール!6年ぶり開幕白星「チームみんなで一丸となって戦えた」一問一答(ニッカン)






<明治安田生命J1:G大阪1-3鹿島>◇第1節◇19日◇パナスタ

鹿島アントラーズがFW上田綺世(23)の2得点などでガンバ大阪に快勝し、6年ぶりに開幕白星を手にした。

前半20分、上田がMFピトゥカの縦パスに抜け出し豪快に右足を振り抜き先制。後半21分には、MF荒木のターンからの縦パスに反応し2点目を決めた。

プライベートではモデルの由布菜月との結婚を発表して迎えた新シーズンで、プロ初となる開幕戦の2発と最高のスタートを切った。

上田の一問一答は以下の通り。

-開幕勝利に

上田 僕が経験した中では、スタートダッシュがうまくいかないことを課題にしていた中で、今日はチームみんなで一丸となって戦えた。3-1で勝てたのは良かったと思います。

-監督がいない難しい中で、チームでどう気持ちを高めていったか

上田 (岩政)大樹さん中心に、選手たちがキャンプから1カ月半やってきて。僕らが意識したのは、逆境を楽しもうと言ってきた。大樹さんもそれを掲げてくれていて。(開幕で)5シーズン勝ってないのも、1つ楽しめる逆境。若いチームで、変化の時だからこそ、違いを今季、見せられたらいいという思いがそれぞれあったと思う。そのモチベーションがうまく試合に出たと思います。

-奪った瞬間、センターバックの間を狙っていた。どう狙っていたか

上田 スカウティングの中でも、3バックが開いたり、組み立てててくる。3バックの急所として、3バックの外側の背後は、相手は相当、嫌な部分だろうなと言うところをすり合わせて、チームとして狙いがあった。それをうまく生かせたゴールだった。

-開幕1勝の意味

上田 自分たちがキャンプからやってきたことが形になったと思いますし、それを自信に変えられるきっかけになった。この勢いを大切にしながらも、もう1度しっかり準備をして、次の試合に臨むことが大事。




◆鹿島上田綺世2ゴール!6年ぶり開幕白星「チームみんなで一丸となって戦えた」一問一答(ニッカン)


◆鹿島6年ぶり開幕白星 上田綺世が2発 バイラー新監督不在危機ツートップが救った!(サンスポ)






明治安田生命J1第1節最終日(19日、G大阪1―3鹿島、パナスタ)6年ぶりの優勝を目指す鹿島はFW上田綺世(23)の2得点などでG大阪に3―1で快勝した。

鹿島の新2トップが開幕戦から火を噴いた。火付け役になったのは東京五輪代表のFW上田。前半20分。スルーパスを受けて飛び出すと、ペナルティーエリア右から体を強くひねってゴール左隅に豪快弾。「バモ!」(スペイン語で行くぜ!)と大きく叫んで喜んだ。

「自分たちがキャンプからやってきたことが形になり、それを自信に変えるきっかけになった」

上田のゴールにコンビを組むFW鈴木も続く。30分に敵陣でDFのパスミスを拾い、左足で流し込んで追加点。ベルギー1部シントトロイデンから2年半ぶりに復帰した点取り屋は、上田と2人で前線からの激しい守備でも貢献。2―1の後半21分には縦パスを受けたMF荒木から上田へとボールが渡り、この日2点目をゴール左へ蹴り込んだ。

昨季までクラブ最長の5年連続無冠。復権を志す今季はスイス人のレネ・バイラー新監督(48)を迎えたが、政府の防疫規定で開幕までに入国することがかなわなかった。キャンプからチームを率いたのは元日本代表DFの岩政大樹コーチ(40)。Jリーグでは初コーチながら、大事な初陣を託され「この1週間、想像を超えるプレッシャーだった。きょうはよく寝られます」と笑顔を見せた。

バイラー監督は3月に入国予定。鈴木は「大樹さんも監督がくるまで必ず勝って、引き継ぎたい思いがあると思う。負けられない戦いが続く」と力を込めた。2016年以来6年ぶりに開幕戦を勝利したが、その年はリーグを制覇。吉兆ともいえる開幕戦の勝ち点3でスタートダッシュを決め、タイトル奪取まで駆け抜ける。(邨田直人)




◆鹿島6年ぶり開幕白星 上田綺世が2発 バイラー新監督不在危機ツートップが救った!(サンスポ)





◆鹿島FW鈴木が復帰弾で6年ぶり開幕戦勝利に貢献「また公式戦を鹿島で戦えるという感情がこみ上げた」(スポニチ)






明治安田生命J1第1節   G大阪1―3鹿島 ( 2022年2月19日    パナスタ )


 6年ぶりの国内タイトル奪回を目指す鹿島は19日、リーグ開幕戦でG大阪と対戦、約2年半ぶりに古巣復帰したFW鈴木優磨(25)のゴールを含む、3ゴールで16年以来の開幕戦勝利を飾った。
 前半30分、ゴール前でMF土居のプレスからボールを奪取すると、FW鈴木がゴール左隅に押し込んだ。鈴木は「ゴールもうれしいが、また公式戦を鹿島で戦えるときがきたというような感情がこみ上げた」と喜びを表現した。

 16年の開幕戦もG大阪と対戦し、鈴木が決勝点を挙げた。当時について「若手だったので、何とか生き残るために必死だった。出た試合は結果残そうと自分中心の考えだった」と振り返る。ただ、今回のゴールは鈴木の中では意味が少し違うといい「(前回は)自分が自分がと必死だったが、今回の復帰は必ずチームを勝たせなきゃと言う強い気持ちがある。チームを勝たせたいという思いが強い」と心境の変化を明かした。

 リーグ屈指のFW陣を擁し、今季の優勝候補にも挙がる。ここ数年はスタートダッシュに失敗していたが、開幕戦で勝利。鈴木は「今日はいい勝利だったけど、慢心せず川崎戦(23日)に向けて良い準備したい」と気を引き締めていた。




◆鹿島FW鈴木が復帰弾で6年ぶり開幕戦勝利に貢献「また公式戦を鹿島で戦えるという感情がこみ上げた」(スポニチ)





◆「違った意味があるゴールだった」 鹿島FW鈴木優磨が語った6年前の開幕戦弾との“変化”(FOOTBALLZONE)






国内復帰初戦は2トップの一角で出場


 鹿島アントラーズは2月19日、敵地で行われたガンバ大阪との開幕戦で3-1と勝利を飾った。2年半ぶりにチームに復帰したFW鈴木優磨は、勝ち越しの2点目を奪ったなか、試合後には「必ずチームを勝たせないといけないという強い意志がある」と自覚を覗かせた。

 鈴木は2019年夏、鹿島からベルギー1部シント=トロイデンに移籍。加入1年目に24試合で7ゴールを挙げると、昨季は34試合で17ゴールと大きく成績を伸ばし、存在感を示した。さらなるステップアップを目指し、昨夏から欧州他リーグへの移籍を模索していたが、交渉はまとまらず残留。約2年半ぶりとなる国内復帰となった。

 開幕戦ではFW上田綺世と2トップを形成。1-1で迎えた前半30分には、積極的なプレスでこぼれたボールを拾った鈴木がペナルティーエリア中央から左足で流し込み、相手に触られながらも勝ち越しゴールを奪った。

 鹿島はレネ・ヴァイラー監督が政府の外国人入国規制で岩政大樹コーチが監督代理を務めるスクランブル体制のなか、上田の2ゴールもあって3-1で開幕白星スタートとなった。

 鈴木は「開幕に向けて、正直に言えば不安が大きかった。逆に(プレシーズンマッチの)水戸戦で負けて危機感を持ったことで、入りからアグレッシブに行けたことがこの勝因かと思います」と語り、前回鹿島に所属していた時とは別の感覚でプレーしていたという。

「公式戦をまた鹿島で戦える時が来たという感情が込み上げてきました。ゴールももちろん嬉しいけど、前回吹田スタジアム(の開幕戦で)で得点した2年目は『自分が自分が』と生き残るために必死だった。今回の復帰は必ずチームを勝たせないといけないという強い意志があるので、違った意味があるゴールでした」

 25歳となり、メンタル面でも強さを増した鈴木が、どのように常勝軍団・鹿島を牽引していくのか、楽しみだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)




◆「違った意味があるゴールだった」 鹿島FW鈴木優磨が語った6年前の開幕戦弾との“変化”(FOOTBALLZONE)

◆鹿島・岩政監督代行が“初陣”白星「やっと寝られる」(スポニチ)






明治安田生命J1第1節   G大阪1―3鹿島 ( 2022年2月19日    パナスタ )


 鹿島の岩政大樹監督代行(40)が“初陣”を白星で飾った。自慢のFW陣が3得点とG大阪を一蹴。「試合が終わってからは、うれしい、ほっとした、安堵(あんど)…でも、一番はきょうは寝られるなということだけですね」と胸をなで下ろした。

 不安の中での開幕戦だった。プレシーズンマッチの水戸戦(13日)を落としたことで、周囲から心配する声も上がった。「想像を超えるプレッシャーだった。開幕に向けては恐れを抱く瞬間もあったし、責任もかなりのし掛かってきた」と心境を語った。

 ふたを開けてみれば、FW上田綺世(23)、FW鈴木優磨(25)と攻撃陣が立て続けにゴールを決め、岩政監督代行の不安は杞憂に終わった。「選手たちが本当に新米コーチのために勝利をという気持ちを持ってくれている様に感じた。本当に感謝しています」と話した。

 オンライン取材を終えると、岩政監督代行は一息ついて「(会見は)こんな感じか…」とポツリ。険しかった表情にやっと笑顔が戻った。




◆鹿島・岩政監督代行が“初陣”白星「やっと寝られる」(スポニチ)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事