日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年10月25日水曜日

◇Jリーグで来季から“鎖骨スポンサー”導入 クラブは大幅増収も(報知)




 Jリーグが、来季から各クラブのユニホームに“鎖骨スポンサー”をつけることを許可する方針を固めたことが24日、分かった。今春から実行委員会などで議論が始まり、協議を重ねていた。関係者によれば、大筋でまとまったもようで、早ければ11月にも発表される。契約料は各クラブの設定により異なるが、最も高い胸スポンサーに次ぐ高額の契約が見込め、大幅な増収を期待できる。

 昨年、動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」を提供する英パフォーム・グループと、10年間で総額2100億円の大型契約を結んだJリーグ。さらなる増収のため、来季から解禁されるのが、いわゆる「鎖骨スポンサー」だ。リーグ関係者によると、実行委員会などで協議の結果、すでに各クラブに内定が伝えられているもようだ。以前から、J1だけでなくJ2やJ3のクラブからも要望が上がっており、期待に応えた形だ。

 大きさは縦5センチ横10センチ程度の長方形になりそうだが、プレー中だけでなく、新聞や雑誌などで使われる選手名鑑の顔写真に確実に掲載されるため、広告効果は絶大。気になる契約料は各クラブの設定により異なるとはいえ、最も高い胸スポンサーに次ぐ契約料になる可能性がある。例えば、有力クラブの場合、胸スポンサーが年間で約3億円であれば、2番目に高いとされる背中部分と同等以上の約1億5000万~2億円の広告料になる見込み。左右両側につければ、胸スポンサーと同規模の契約が期待でき、クラブにとって大幅な増収となる。

 海外サッカーでは、すでに導入されている。日本代表FW本田圭佑(31)のパチューカが所属するメキシコリーグや、フランスのリーグアンでは鎖骨部分のスポンサーが認められている。ロシアやブラジルでは一般的に使われ、日本でもフットサルのFリーグでは導入済み。Jリーグは、16年シーズンからユニホームの背面の下にある裾に広告をつけることを許可した“実績”があり、大きな混乱はないと見られる。

 一方、胸スポンサーと複数年契約を結んでいるクラブによっては、メインの広告効果が薄れる懸念に配慮し、鎖骨スポンサーの使用を控える可能性もある。その結果、来季はつけない選択をする場合もあるだろうが、Jリーグとクラブ運営に新たな可能性が広がるのは事実。アジアや世界で戦うためにも、資金面で大きなバックアップになる。

 ◆Jユニホーム広告の相場 各クラブで値段設定は異なり、最も高額なのはサイズも大きく目立つ、胸スポンサー。3億円と想定した場合、次に高いのは背番号の上部で、1億~2億円。袖は5000万円前後、パンツは5000万~8000万円程度。袖はJリーグのエンブレム、パンツは背番号を、どちらも右側につけることが義務づけられている。鎖骨部分だけ両側OK。

Jリーグで来季から“鎖骨スポンサー”導入 クラブは大幅増収も

◆今季未勝利で最下位のケルン、大迫ら若手獲得を推進した取締役との契約を解除(サッカーキング)


ヨルク・シュマッケ氏

 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは23日、取締役のヨルク・シュマッケ氏と契約の解消で合意に至ったことを発表した。

 昨シーズンはブンデスリーガ5位に終わったケルンだが、今シーズンはブンデスリーガ第9節終了時点で2分け7敗と最下位に低迷している。この成績不振を受け、会議が行われた結果、双方の合意によってケルンは2023年まで残していたシュマッケ氏との契約を解消した。

 ケルンのヴェルナー・シュピンナー会長は「ヨルグ・シュマッケ氏は、ケルンで非常にいい仕事をしてくれました。1部復帰についても、そして25年ぶりの欧州の舞台への復帰についても、彼は非常に大きく貢献してくれました。彼の取り組みに非常に感謝しているし、彼と彼の家族のご多幸をお祈り申し上げます」と同氏に感謝の言葉を向けた。

 また、同氏はクラブの公式ウェブサイトを通じて「ケルンでここまで道を開いてきました。ここで信頼できる仕事に出会えて感謝したいと思います。チーム、トレーニングスタッフ、そして関係者全員の成功をお祈りします」と言い残している。

 1部と2部と行き来する時期が続いたケルンだが、2013年にシュマッケ氏が取締役に、ペーター・シュテーガー氏が監督に就任。すると、2014年にブンデスリーガ1部に昇格。それからは順調に順位を上げ、昨季には5位まで上り詰めた。また、今シーズンは25年ぶりとなる欧州の舞台(ヨーロッパリーグ)へと復帰を果たしていた。シュマッケ氏は大迫やフランス人FWセール・ギラシといった若手の獲得を積極的に実行。ドイツメディアによると、今回はその補強方針に批判が相次いだと見られている。

今季未勝利で最下位のケルン、大迫ら若手獲得を推進した取締役との契約を解除

◆[Jユースカップ]神戸U-18が徳島ユースを下して3回戦へ!トップ内定MF佐々木が決勝点(ゲキサカ)




 Jユースカップは24日、台風のため延期になっていた2回戦1試合を行い、ヴィッセル神戸U-18が徳島ヴォルティスユースを2-0で下した。28日の3回戦ではFC東京U-18と対戦する。

 当初は22日に行われる予定だったが、台風21号の接近で中止となっていた一戦。前半からシュート7本を打ちながら無得点だった神戸が後半35分、U-18日本代表でトップチーム昇格が内定しているMF佐々木大樹のPKで先制に成功すると、さらに同42分、セットプレーの流れからDF本山遥が右足で決める。

 終わってみればシュート24本の猛攻をしかけた神戸が2-0で勝利。徳島は1回戦の群馬U-18戦で、FW藤原志龍が5得点を挙げるなど10-1の圧勝を果たしていたが、この試合では無得点に終わった。

2回戦の結果と3回戦の組み合わせは以下のとおり

【2回戦】(10月21日)
[吉田]
サンフレッチェ広島ユース 2-1 横浜FCユース
[広]明比友宏(46分)、仙波大志(83分)
[横]三木結斗(58分)

[鹿島G]
鹿島アントラーズユース 2-1 FC町田ゼルビアユース
[鹿]山本瑞樹(38分)、金澤蓮(48分)
[町]前田陸斗(88分)

[八田G]
ヴァンフォーレ甲府U-18 0-2 ジェフユナイテッド千葉U-18
[千]安光将作(43分)、榎本啓吾(76分)

[RL]
浦和レッズユース 2-0 ロアッソ熊本ユース
[浦]荻原拓也(4分)、弓削翼(84分)

(10月22日)
[馬入]
湘南ベルマーレユース 2-0 東京ヴェルディユース
[湘]八方伶央(78分)、佐藤陸(83分)

[アイスタ]
清水エスパルスユース 4-0 V・ファーレン長崎U-18
[清]新関成弥(42分)、平墳迅(54分)、オウンゴール(67分)、川本梨誉(86分)

[ヤマハ]
ジュビロ磐田U-18 0-1 名古屋グランパスU-18
[名]青山夕祐(86分)

[OFA万]
ガンバ大阪ユース 3-0 モンテディオ山形ユース
[G]原田烈志2(16分、25分)、大谷優斗(90+5分)

[Ksスタ]
水戸ホーリーホックユース 1-1(PK5-4) レノファ山口FC U-18
[水]大原彰輝(63分)
[山]片岡翼(8分)

[さくら]
栃木SCユース 1-1(PK4-5) 川崎フロンターレU-18
[栃]早乙女達海(88分)
[川]村田聖樹(36分)

[志木G]
大宮アルディージャユース 2-0 ベガルタ仙台ユース
[大]吉永昇偉(25分)、大室慶将(23分)

[南津守]
セレッソ大阪U-18 3-1 ガイナーレ鳥取U-18
[C]山田寛人2(24分、63分)、藤尾翔太(90分)
[鳥]石津大地(21分)

[柏]
柏レイソルU-18 4-1 カターレ富山U-18
[柏]オウンゴール(3分)、田中陸2(60分、79分)、森海渡(68分)
[富]篠原龍星(7分)

[東城陽G]
京都サンガF.C.U-18 1-0 サガン鳥栖U-18
[京]服部航平(24分)

[武蔵野苑]
FC東京U-18 2-2(PK5-4) 北海道コンサドーレ札幌U-18
[F]小林里駆(43分)、高橋亮(74分)
[札]宮崎雄大(34分)、加藤蓮(61分)

(10月24日)※22日の予定が台風で延期
[いぶき]
ヴィッセル神戸U-18 2-0 徳島ヴォルティスユース
[神]佐々木大樹(80分)、本山遥(87分)

【3回戦】(10月28日)
[時之栖]
清水エスパルスユース (10:30) 京都サンガF.C.U-18
セレッソ大阪U-18 (10:30) 水戸ホーリーホックユース
大宮アルディージャユース (13:30) 川崎フロンターレU-18
FC東京U-18 (13:30) ヴィッセル神戸U-18

(10月29日)
鹿島アントラーズユース (10:30) 浦和レッズユース
柏レイソルU-18 (10:30) 湘南ベルマーレユース
ガンバ大阪ユース (13:30) 名古屋グランパスU-18
サンフレッチェ広島ユース (13:30) ジェフユナイテッド千葉U-18

[Jユースカップ]神戸U-18が徳島ユースを下して3回戦へ!トップ内定MF佐々木が決勝点

◆【コラム】土居聖真は猛獣になったのか。洗練された理想と覚悟(サッカーキング)


土居聖真

2017.10.21 19:00
日産スタジアム
横浜F・マリノス 3 終了 2 鹿島アントラーズ

 ずっと気になっていた。彼は猛獣になったのだろうか。

 鹿島アントラーズ、土居聖真のことだ。

「もう、猛獣使いになるのはやめた。俺が猛獣になるよ」

 そんな覚悟を聞いたのは、夏の中断期間が明ける前だった。我を貫くのか、組織を回す潤滑油に徹するのか。このさじ加減、FWにとって古今東西に共通のジレンマでもある。万能型の25歳なら、なお悩みは深い。あの時、出番に恵まれずにいた土居は、優しいパスを配る「猛獣使い」から、強引にでも自ら突き進む「猛獣」への変身こそが必要だと感じていた。

 先発の座を奪い返し、秋は深まりつつある。迎えた21日の明治安田生命J1リーグ、横浜F・マリノス戦。ペドロ・ジュニオールの負傷が癒え、金崎夢生の出場停止が解けた。土居は8試合ぶりにベンチでキックオフの笛の音を聞いた。

 立場は盤石ではなかったということか。1-2と劣勢の56分、途中出場の機会が巡ってきた。

 アディショナルタイムを含めて40分間ほどのプレーは「運がなかったかな」。果敢に仕掛け、実を結びかけた局面は確かにあった。瞬時に加速し、ペナルティーエリア内で背後から倒されたかに思えたドリブルはPKならず。左を抜け出してスルーパスを導き、ゴールネットを揺らしたシュートはオフサイドと判定された。

 ただ全体を見渡せば、比重は猛獣使いに傾いていた印象だった。無理もない。猛獣タイプのペドロと金崎が2トップに並ぶと、攻め手は単発で単調に陥る嫌いがある。途中出場の土居が果たすべきは、組み立てとリズムに変化をもたらす動きだった。1タッチパスで展開に抑揚をつける、外に開いて起点になる。つなぎ役を渋くこなし、厚みのある攻撃をお膳立てした。

 つまり、機能してはいた。けれど、夏の覚悟から考えると察してしまう。もっと自分で勝負したかったのではないか。やっぱり、どこかジレンマを抱えたままピッチに立っていたのではないか。試合後、率直に疑問を投げかけた。土居はさばさばと答えた。

「求められている役割は多い。そういうことなんだと思う」

 もちろん、ゴールは取りたい。でも、決して逃げのプレーは選択していない自負がある。「ああいう流れで試合に入れば、ああいう仕事をしなきゃいけない。どうすれば点が入るのか。具体的に考え、頭を使い、周りを見て、相手の逆を突く。絶対、その方が可能性は広がるはず」。苦笑しながらつけ加えた。「時には強引さも必要だけど」

 猛獣か、猛獣使いか。二者択一ではなく、両方とも担えるように。期待値が高いからこそ、そびえる壁。突き抜けてこそ、FWとして次の高みにたどり着ける。

 試合に敗れ、2位の川崎フロンターレが勝ち点2差と迫る。「他のチームの結果に委ねることはしちゃいけない。勝ち続けなければ連覇できないって、最初からわかっているから。個人的にも危機感を持って、やり続けるだけだから」

 シーズン最終盤の冬は間近。理想は研ぎ澄まされていた。あらゆる意味で、土居は腹をくくっている。

文=中川文如

【コラム】土居聖真は猛獣になったのか。洗練された理想と覚悟

◆25日に「天皇杯」準々決勝 鹿島・植田は欠場が濃厚 練習で左膝痛め(サンスポ)




 天皇杯連覇を狙う鹿島は25日の準々決勝で神戸と対戦する。24日は調整練習を行ったが日本代表DF植田直通(23)が左膝を負傷、試合を欠場する見込みとなった。

 DF植田の神戸戦(神戸ユ)の欠場が濃厚となった。練習中に左膝を痛め早退。病院での検査後、クラブハウスへ戻ると、報道陣に含み笑いを見せながら「大丈夫じゃないっす」。幸い大事には至らなかったようで大岩監督も29日のJ1札幌戦での復帰を示唆。この日が誕生日で23歳となったが「めでたくないっす」と苦笑いだった。(鹿嶋市)

25日に「天皇杯」準々決勝 鹿島・植田は欠場が濃厚 練習で左膝痛め

◆鹿島、先発8人入れ替えも 植田が左膝負傷…金崎も疲労性腰痛(スポニチ)


天皇杯準々決勝   鹿島―神戸 ( 2017年10月25日    神戸ユ )


 25日の天皇杯準々決勝・神戸戦は、21日のリーグ横浜戦から先発8人を入れ替えて臨む可能性が高まった。鹿島はこの日の練習中、日本代表DF植田が左膝を負傷。FW金崎も打撲を含む疲労性の腰痛で練習を欠席した。

 植田の代わりに出場が濃厚で、15年に在籍した古巣に乗り込むブラジル人DFブエノは「いつも100%を出せるように準備している。無失点で抑えたい」と連覇への貢献を誓った。

鹿島、先発8人入れ替えも 植田が左膝負傷…金崎も疲労性腰痛

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