日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年4月6日水曜日

◆J1鹿島、5連勝狙え 敵地福岡戦 関川「無失点で勝つ」(茨城新聞)






明治安田J1第7節最終日は6日、各地で8試合が行われ、暫定4位の鹿島は福岡市のベスト電器スタジアムで同11位の福岡と対戦する。キックオフは午後7時。鹿島の今季通算成績は5勝1敗、勝ち点15。2季ぶりの5連勝につなげたい。

カウンター攻撃への対応と先制点がポイントになりそうだ。福岡は組織的な守備から素早い攻撃を仕掛けてくる。鹿島がボールを握っても、虎視眈々(たんたん)と一瞬の隙を狙ってくるだろう。MF田中のスピードには警戒が必要だ。速攻の起点が生まれれば、後方から選手が迫力を持って上がってくる。

今季の鹿島は高い位置からプレスを仕掛ける半面、後方が手薄となり速攻を仕掛けられ、ピンチを招く場面がある。センターバックの関川は「不利な状況はあるが、カウンターや攻め込まれた状況ごとに守り方は違う。(周りと)しっかりしゃべって対応したい。攻めている時の準備も大事」と強調する。指揮官も全体のバランスを重視する考えを説明している。

鹿島は直近の公式戦3試合全てが逆転勝ち。勝負強さが戻ったとも言えるが、いずれもホームでの戦いであり、関川は「サポーターの後押しが大きかった」と指摘する。敵地での戦いで相手に先行を許せば、この3戦のようにはいかないはずだ。

鹿島は昨季、リーグ戦2戦2敗を喫した。関川は敵地の戦いで退場した。雪辱を果たすため、関川は「毎試合無失点で勝ちたいと思っている。昨年のリベンジもある。鹿島も僕も大きくなったという姿を見せたい」と誓った。

■今節の顔 MF 和泉竜司 突破力が相手の脅威に

バイラー新監督の来日以降、先発の座をつかんだ。複数ポジションを高いレベルで難なくこなす。「チームの勝利のため」という意識と献身性がぶれることはない。的確な判断で攻守を円滑に回す活躍が印象的だ。

昨季の敵地・福岡戦は前半半ばで負傷交代を余儀なくされ敗戦。福岡の組織を壊すためには、背番号11の機動力と技術が必要になる。連続したプレスの火付け役となり、敵陣に相手を押し込める。そこからの2次攻撃では突破力が相手の脅威となるだろう。「勝たせるプレーが大事」。決定的な働きに期待がかかる。




◆J1鹿島、5連勝狙え 敵地福岡戦 関川「無失点で勝つ」(茨城新聞)





◆【鹿島】DF関川郁万リベンジ、昨年1発レッドの福岡で「1つ大きくなった姿を見せてやりたい」(ニッカン)






鹿島アントラーズのDF関川郁万(21)が5日、6日のアビスパ福岡戦に向けオンライン取材に応じ、昨季のリベンジを掲げた。

チームは現在、リーグ4連勝中。5連勝がかかる福岡の地は、関川にとって苦い思い出がある。昨年3月の敵地での福岡戦で、関川は先発するも前半37分に相手を倒し、レッドカードで一発退場。チームも0-1で敗れた。それだけに「リベンジというか…。鹿島としても僕としても1つ大きくなった姿を見せてやりたいと思う」と強い思いを口にした。

2日の前節清水エスパルス戦では、後半アディショナルタイムに、関川の縦パスを起点に勝ち越し点が生まれた。2月26日の川崎フロンターレ戦では、関川のパスが自陣でカットされ痛い思いをしているが、以降はメンタル面でも立ち直った。今は縦パスにも「フロンターレ戦のミスから恐れていた場面があったが、2試合ぐらい前から顔が上がって落ち着いて、味方も相手も見られるようになってきた」と自信を深めている。

公式戦5連戦の初戦の清水戦で逆転勝利も「鹿島は勝ち続けないといけないチーム。連戦だからといって、執着心は変わらない」とキッパリ。最終ラインの要としてプレーも責任感もたくましく成長している。




◆【鹿島】DF関川郁万リベンジ、昨年1発レッドの福岡で「1つ大きくなった姿を見せてやりたい」(ニッカン)





◆結果を分けたもう一つの“難事象”…JFA審判委が鹿島MF退場時の交代に見解「主審が判断するもの」(ゲキサカ)






 Jリーグは5日、3日に開催されたJ2リーグ第8節モンテディオ山形対ファジアーノ岡山において、「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミス」があったとして、再試合を行うことを決めたと発表した。先週末のJリーグではもう1件、競技規則の適用が論点となる難しい事象が発生しており、メディアブリーフィングに出席した扇谷健司審判委員長が質問に答えた。

 問題となったのは2日に行われたJ1第6節の鹿島アントラーズ対清水エスパルス戦の後半18分。鹿島のMFディエゴ・ピトゥカがFW上田綺世と交代する際、タッチライン外の水入りボトルをメインスタンドに向かって蹴り上げた場面だ。上田はいったんピッチ内に入ったが、第4審の制止を受けて再びピッチ外へ。その後、D・ピトゥカにはレッドカードが提示された。

 争点はD・ピトゥカと上田の交代が成立していたかどうか。交代が成立していなければD・ピトゥカは交代前に退場処分を下されていたことになり、上田が出場することは認められないためだ。また上田はこの試合の後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めており、試合結果に大きく関わる交代だったと言える。

 競技規則には「交代は、交代要員が競技のフィールドに入ったときに完了し、そのときから退出した競技者は、交代して退いた競技者となる。また、交代要員は、競技者となってプレーの再開に参加できる」と記載。つまり、上田がピッチに入った時点で交代が完了することになる。ところが、当該場面ではD・ピトゥカがボトルを蹴り上げた時点で上田はピッチの外にいた。すなわち競技規則を厳密に適用すると、レッドカード対象の行為があった時点では交代は成立していないことになる。

 この事象はDAZNの判定検証番組『Jリーグジャッジリプレイ』にも取り上げられており、5日のメディアブリーフィングに出席した扇谷委員長も「状況は認識している」と説明。一方で質問に対しては「こちらに関しては主審が判断するものなので、当然に裁量は認められるべきものだと思っている。主審が(上田がピッチ上に)入っていることを認めたということであれば、それがピッチ上の判断になる」と主審の判断を尊重し、交代の手続きが完了していたという見解を示した。

(取材・文 竹内達也)




◆結果を分けたもう一つの“難事象”…JFA審判委が鹿島MF退場時の交代に見解「主審が判断するもの」(ゲキサカ)


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