日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年12月28日土曜日

◆安部裕葵「勝つ事重要」短期間でチーム力向上手応え(ニッカン)



安部裕葵 Hiroki.Abe


東京オリンピック(五輪)世代のU-22(22歳以下)日本代表は今日28日、同ジャマイカ代表との国際親善試合キリンチャレンジ杯(トラスタ)に臨む。来年1月には五輪前最後の公式戦となるU-23アジア選手権(タイ)を控えており選考最終テストの場になる。

MF安部裕葵(20)は短期間でのチーム力向上に手応えを得た。24日に集まったばかりだが「ここまでできるのは日本人だからと言ってもいいくらい。人に気を使えるし」と、日増しに呼吸が合っていく感覚を口にした。先発が濃厚で、ゴールに直結する仕事が求められる。「勝つことが何よりも重要」と短い言葉に力を込めた。


◆静岡学園・松村、王国復活へ本能で全国切り裂く!…31日初戦・岡山学芸館戦(報知)







◆MF松村 優太(3年)

 県選手権決勝・富士市立戦キックオフ直後だ。50メートル5秒8の快足を生かし右サイドからカットイン。開始18秒で先制点。4ゴールで大会得点王になったFW小山尚紀(3年)に次ぐ3ゴール。大会前は決定力を課題に挙げていたが「ゴールを意識する中、準決勝(浜松開誠館戦)で2得点できたのが大きかった」。

 中学まで在籍した東淀川FC(大阪)では主にトップ下だった。だが静学入学後、右サイドにコンバート。「トップ下は360度見ないといけない。サイドではより攻撃に力を置いて、動けるようになった」。天性のスピードと突破力がより生きるようになり、昨年9月には初めて世代別の日本代表にも選ばれた。

 今季は県新人戦と県総体では厳しいマークにあった。どちらも決勝で精彩を欠き、無得点で準優勝。「考えすぎたことで、ダメだった」。選手権へ向け、周囲を生かすことで自分が生きる道を模索。その上で本能でプレーすることを心がけた。「あまり考えずに、感覚でやっている」。迷いが消え、得点も生まれた。

 冷静に全体に目を配る力には、イレブンも信頼を置く。DF阿部健人主将(3年)は「チームのことを一番考えている」、FW岩本悠輝(3年)は「しっかりしているけど、ふざける時は誰かをいじって盛り上げる。空気を読む力がある」。サッカー人生初めての全国の舞台へ―。「自分を信じてやるだけ」。日本一へ力を解放する。(山田 豊)

 ◆松村 優太(まつむら・ゆうた)2001年4月13日、大阪市生まれ。5歳でサッカーを始め、大阪の東淀川FCを経て静学入学。U―18日本代表。J1鹿島に内定。173センチ、68キロ。


◆静岡学園・松村、王国復活へ本能で全国切り裂く!…31日初戦・岡山学芸館戦(報知)

◆[静岡学園]24年ぶりの全国制覇へ導く“もう一人の”鹿島内定選手【高校サッカー選手権】(サッカーキング)



松村優太 Yuta.Matsumura


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 鹿島アントラーズに加入するMF荒木遼太郎(東福岡)が予選敗退となり、同じく鹿島内定のFW染野唯月(尚志)は予選を突破しながらも、怪我のために選手権本大会を欠場することになった。今年度の選手権はFW西川潤(桐光学園/セレッソ大阪内定)やFW若月大和(桐生第一/湘南ベルマーレ内定)も予選敗退とスター候補の多くを欠く大会となったが、その中で主役に躍り出そうな存在がいる。それは、“もう一人の”鹿島内定選手、静岡学園MF松村優太(3年)だ。

 鹿島に同期入団する荒木は下級生時から東福岡のレギュラーとして全国を経験し、U-16日本代表としてアジア制覇。高体連を代表するボランチ、トップ下として名を馳せた。染野は言わずと知れた昨年度選手権の得点王。青森山田との同大会準決勝で3得点を挙げて“大迫2世”“半端ない”と評されたFWは、世代を代表するストライカーだ。一方で松村は昨年にU-17日本代表に初選出され、今年は名門・静岡学園で10番を背負うものの、今夏までは全国大会に出場した経験が無かった。

 松村も彼らに比べて知名度、経験値が無いことを認識。選手権予選開幕前には「2人は全国大会とかもう出ている。そういう舞台を経験していないのは僕だけ。最後の最後にもう1回チャンスがあるということに感謝して、自分が連れて行くくらいの気持ちでそこはやっていきたい」と語っていた。

 その選手権予選で見せた松村のプレーは凄まじかった。準決勝では圧巻のスピードを活かして2得点。“裏街道”での突破や局面でDF3人を置き去りにするなどボールを持つ度に会場を沸かせ、前回大会決勝で敗れた浜松開誠館を個で圧倒した。さらに決勝では開始わずか18秒で先制弾。このゴールは静岡県予選決勝で36年ぶりとなる6得点の口火を切る一撃となった。

「鹿島にはないスピード」という評価を受けての鹿島入り。そのスピードは超高校級だ。これまではドリブルで1人をかわした後に2人目で取られるシーンが多かった。だが、現在は簡単にはボールを失わなくなり、何よりゴールを決められる選手に。川口修監督から「点を獲ることによって選手の価値が何十倍にも上がる」と指摘され、シュート練習を重ねてきた成果をピッチで発揮している。

 選手権予選終了後の組み合わせ抽選会によって、静岡学園は尚志、当時未定だった福岡県代表と同じブロックに入った。松村は「アントラーズのファンの方も盛り上がってくれると思うので、試合できたら良いなと思います」と染野や荒木との対戦を期待していたが、結果的に直接対決は叶わず。それでも、圧倒的な突破力、スピードを持つ松村が染野、荒木不在の大会で鹿島サポーターにインパクトを残す可能性は十分にある。名門・静岡学園を24年ぶりの全国制覇へ導き、常勝軍団へ。この冬、松村優太の名を全国に知らしめる。


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◆[静岡学園]24年ぶりの全国制覇へ導く“もう一人の”鹿島内定選手【高校サッカー選手権】(サッカーキング)





◆[J内定高校生の声_13]高速ドリブルでDF圧倒し、ゴール連発。鹿島内定MF松村優太「見た人をあっと驚かせられるような選手に」(ゲキサカ)









 ゲキサカでは2020年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。第13回は鹿島アントラーズ内定の静岡学園高MF松村優太(3年、U-18日本代表)だ。

 昨年、U-17日本代表に初招集された高速アタッカーは、今年も国際大会で圧巻のスピードを発揮。選手権静岡県予選では2人、3人のDFを一気に抜き去るドリブルから個でゴールをもぎ取ってしまうなど大活躍し、大会MVPに選出された。複数のJ1クラブとの争奪戦の末、鹿島入りが内定。その松村が鹿島を進路に選んだ理由やプロ入り後の意気込み、選手権への思いなどについて語った。

―鹿島入りが決まった感想を教えて下さい。
「まず、高卒でプロに行けたということは凄く嬉しく思いますし、それが鹿島アントラーズという凄く素晴らしいチームで、日本でもトップのチームだと思っているので、そこは素直に嬉しいです」

―複数のJ1クラブから話があったと思うが、決め手となったのは?
「一番レベルの高いところでやりたいというのがあったので、アントラーズはACLなど世界の舞台でも活躍しているチームなので、そこに自分の身を置くことで成長できるかなと思ったのが一番の理由でした」

―鹿島からオファーをもらった時の心境
「まずは驚いたというのが一番の感想で、それと同時に今まで自分がやってきて良かったな、またこれから努力していかないといけないな、という3つが一番最初に頭に浮かびました」

―鹿島入りが決まってから少し時間が経っているが、心境の変化はある?
「進路が決まってスッキリした部分が大きかったので、それでまたチームに良い影響をもたらすことが今のところできているんじゃないかと思うので、それは継続してやっていきたいと思っています」

―特に評価してもらえたところは?
「自分の特長であるスピードに乗ったドリブルというのはアントラーズの選手でもいないと言ってくださったので、そこは評価して頂いているんじゃないかなと思っています」

―鹿島の印象。
「『常勝軍団』と言われるだけあって、常に結果にこだわって、なおかつ相手を上回る技術面だったり、チームの団結力だったり、そういうイメージが強くて、やっぱり結果にこだわる、勝利というものを一番大事にしているチームじゃないかなと思っています」

―今まで勝利にどうこだわってきた?
「試合で内容も大事なんですけれども、こういうサッカーの試合は勝ってナンボの世界だと思うので、そこは結果にこだわっていますし、それはこれからも継続して思ってやっていこうと思います」

―鹿島でプレーする重圧。
「常勝軍団にこれから僕は行くんですけれども今、チームで戦っている選手の方々は毎試合毎試合プレッシャーの中でやっていると思うので、そこで自分も、そのプレッシャーの中で良いプレーができるようにやっていきたいと思います」

―カシマスタジアムや街のイメージについて。
「凄く応援が一体感があって、凄くサポーターの方々が街全体として盛り上げて応援してくださっているという印象が凄くあるので、そういった方々の期待に応えられるように頑張っていきたいと思っています」

―アントラーズで印象的な選手。
「安部(裕葵)選手は高卒でアントラーズに行って、バルセロナのBチームで海外挑戦していますし、自分と高校は違いますけれども同じ立場だと思うし、僕もヨーロッパでやりたいという気持ちがあるので、そのような選手を見習ってやりたいと思います」

―アントラーズで特に磨きたいところ。
「勝利にこだわるという中で、自分の特長を伸ばしていくこともそうですし、守備でも戦わないといけないし、攻撃守備常に両方高いレベルで求められると思うので、もちろん攻撃で得点で終わるという形にこだわりたいですし、守備でも貢献できるようにしたいです」

―静岡学園の3年間で磨かれた部分。
「タッチの細かさがついてきたかなという印象で、今までは確かにスピードはあったんですけれども、一枚目剥がしたら次で取られたりということがあった。今は何人来ても取られない自信がありますし、動き出しなどで相手を剥がしたりすることは中学校の頃はなかったので、その点は伸びたと思います」

―3年間を振り返るとキツいことも。
「この3年間、自分は世代別の代表に選んでもらったり、個人としての成長はあったんですけれども、チームとして全国大会に出られないとか、決勝で何回も負けたりとか辛い時期もあった。そういった時でも今年の代は団結力があったので、みんなで助け合いながら乗り越えられたと思います」

―活躍した後も常に自分に対して厳しいコメントをしている印象がある。
「そこで満足してしまったら終わりだと思うし、自分自身結構負けず嫌いなところもあるので、もっともっと上には上がいるので、自分がその人達に負けないように努力していかないといけないと思ってきた」

―川口監督やコーチの言葉で印象的だったものは?
「ドリブルからのゴールや、味方に点を獲らせるアシストは常にこだわれと言われてきたので、特に(川口修)監督から言われていたのは『点を獲ることによって選手の価値が何十倍にも上がる』。そういった話は凄く受けていたので、シュート練習とかしっかりとしていました」

―チームメートたちも力のある選手ばかり。
「やっぱり来た当初は驚きがありましたし、僕自身、トップチームに上ったのが(同学年で)最初ではなかったので刺激をもらっていましたし、今でもそうなんですけれども、周りが上手い選手ばかりなのでそれは凄く幸せなことですし、良い仲間に出会えたと思います」

―入学した当初と現在の変化。
「入学した当初はワクワクが大きかったので、その中で必死に自分のことだけを見てやっていたんですけれども、今は部員が260人くらいいる中で、その選手たち一人ひとりを引っ張っている自覚というのはキャプテン(DF阿部健人)ももちろん思っているんですけれども、僕もそれを支えながらやっている部分も大きいし、それはみんなでやっていきたいなと思っています」

―ピッチ外では何をしていることが多い?
「結構ドラマとか映画とか見ています」

―イチオシは?
「本当に雑食なので、色々見るんですけれども、普通にテレビで周期でやっているドラマや携帯で見たりするんですけれども。最近は木村拓哉さんが出ている『グランメゾン東京』(TBS系列)。チームで何人か見ているので『面白いな』とか話をしています」

―趣味は?
「映画とかドラマとか、結構テレビとか見たりするので、それは趣味じゃないかなと思います」

―自分の性格を分析すると?
「最初に出てくるのは負けず嫌いなんですけれども、関西人なのでフレンドリーではないかと思うんですけれども」

―普段から笑わせ合っている。
「結構みんなで和気あいあいとしながら、団結力が良い学年なので、日頃からじゃれ合ったりしています」

―自分も入っていくのは得意?
「最初は多少緊張はすると思うんですけれども、入ってしまえば、積極的に話しかけたり、そういうことをしていきたいと思っています」

―鹿島で同期となる選手たちの存在について。
「一緒に入ってくる同期の子達は高校生年代でもトップレベルの選手ばかりですし、刺激を受けながらも負けたくない気持ちもあるので、お互い切磋琢磨しながらできれば良いと思います」

―彼らの結果は気にしていた?
「僕だけ全国大会に出ていないとかあったので、ここ勝ち上がってるなとか、そういうのは思っていたので結構見ていたりはしていました」

―直接対決する可能性もある。
「もちろんその選手のいるチームと当たればなお良いと思うし、アントラーズのファンの方も盛り上がってくれると思うので、試合できたら良いなと思います。(その後、尚志FW染野は欠場が決定)」

―選手権予選のパフォーマンスを振り返って。
「準決勝まで無得点で、準決勝で2得点獲れたんですけれども、準決勝で去年決勝負けている相手(浜松開誠館高)で負けたくないという気持ちが出ていたので、そこで自分の2ゴールでチームを勝たせることができて良かったですし、決勝はみんな気持ちが入っていて圧勝できたけれど、そのゴールラッシュの1点目、口火を切るゴールを決めてチームを乗らせられることができたので良かった」

―予選は凄みがあった。
「進路が決まって少しすっきりしたところもあって、結構自分の中でもプレーや考え方を整理できる部分があるのかなと思いますし、選手権予選でそこを発揮できたので良かったと思います」

―野心がある。
「やっぱり今まで出れなくてくすぶっていた気持ちというのを存分に出したいと思いますし、それは個人の結果としてもそうですけれど、チームとしても出るからには日本一を狙いますし、それはみんな共通理解として持っているので、そこはみんなで頑張りたいと思います」

―日本一の目標は揺るがない。
「どこにも負けたくないという気持ちがあるので、それで(大会までに)自分たちが練習してレベルアップしていけば可能じゃないかなと思うので、そこはみんなで高め合っていきたいなと思っています」

―プロ入り後、どのような選手になりたい?
「見た人をあっと驚かせられるような選手になりたいですし、僕が最終目標としているのは自分のプレーを見て、憧れを持ってくれるような選手になりたいと思いますし、それはもちろんアントラーズから日本代表とかに選ばれたいですし、そこで活躍もしたいですし、そういう結果を出していけば見てくれる人も増えるし、憧れを持ってくれる子どもたちや僕を目指してくれる選手も増えてくると思うので、そのような選手になっていければ良いと思います」

―まずは選手権。
「初めての全国大会なので、一番は楽しみが大きいですし、楽しんでやりたい大会ではあるんですけれども、その中でもしっかりと結果にこだわって、みんなで笑って終われるようにしたいと思っています」

―今、憧れの選手は?
「僕は結構アザール選手とかは、そんなに大きくなくて小柄なんですけれどもドリブルで大きなDFを相手に抜いて行って、最後しっかり仕留めるところまで精度が高いですし、それは自分がドリブラープラスゴールにこだわっている部分で、ちょっと共通している部分があるのかなと思います」

―鹿島サポーターへ向けてメッセージを。
「静岡学園高校の松村優太です。鹿島アントラーズに入団します。僕の特長としてはスピードに乗ったドリブルからのシュートだったり、質だったり、そういうところを見てもらえたら嬉しいです。それでチームの勝利に貢献できるように頑張るので、応援よろしくお願いします!」

(取材・文 吉田太郎)


◆[J内定高校生の声_13]高速ドリブルでDF圧倒し、ゴール連発。鹿島内定MF松村優太「見た人をあっと驚かせられるような選手に」(ゲキサカ)





◆前半戦5ゴールで終えた鈴木優磨、来年の巻き返し誓う「ベルギーリーグは何が起こるかわからない」(GOAL)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


子どもにサッカーの“本質”が伝わる本 [ A・P・マリーニョ+笠野英弘 ]


シント=トロイデンFW鈴木優磨が、来年の巻き返しを誓っている。

26日に行われたジュピラーリーグ第21節で、ワースランド・ベフェレンと対戦したシント=トロイデン。35分にシュミット・ダニエルが相手のシュートを抑えきれず、失点を喫すると、最後まで得点を奪えず。年内最終戦は0-1の黒星で終えた。

フル出場も、2試合連続ゴールとはならなかった鈴木。試合について「入りは悪くなかったですけど、失点してしまった。そこからズルズルいって、相手の雰囲気にのまれてしまいました」と振り返っている。

これでシント=トロイデンの年内の日程は終了。前半戦は6勝5分け10敗、11位で折り返しとなった。初の欧州挑戦となった鈴木は、5ゴールで2019年を終えた。

再開は1月18日の第22節コルトレイク戦となる。鈴木は、後半戦の巻き返しへ意気込みを語った。

「オフを挟んで新たなスタートを切って、まだまだいけると思う。ベルギーリーグは何が起こるかわからないという面白さがあるので、なんとか上を目指して、プレーオフ圏内に入れるように頑張ります」


◆前半戦5ゴールで終えた鈴木優磨、来年の巻き返し誓う「ベルギーリーグは何が起こるかわからない」(GOAL)


◆J1発信力ナンバーワンは? 全18クラブのSNSフォロワーランキングを英専門社が発表(FOOTBALLZONE)






C大阪はフェイスブックのフォロワーが100万人超で堂々の1位


 ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)は現在、世界中の生活や情報収集に身近なものになっている。では、J1クラブで最も発信力のあるのはどこなのか。英国のリサーチ会社「スポーティング・インテリジェンス」は、各国リーグの2019年における調査結果を発表。J1の“SNS王者”はセレッソ大阪だった。

 同社の調査では、11月半ば時点でのツイッター、インスタグラム、フェイスブックの各フォロワー数を集計。その三つを合計した数字をランキング化して1~18位まで順位がつけられた。

 そのなかで、C大阪は計122万2664人で1位に輝いた。2位の鹿島アントラーズが60万4278人で、2倍以上の大差をつける結果になった。C大阪の特徴はフェイスブックの強さであり、フォロワーが100万8628人と圧倒的な数字を誇る。この項目の2位になった川崎フロンターレが11万3721人であることからも、C大阪の発信力はフェイスブックの充実が支えていると言えそうだ。

 一方で、速報性の高いツイッターのフォローが最も多かったクラブは横浜F・マリノスで45万9385人。浦和レッズ、名古屋グランパス、鹿島の3クラブが41万人を超えるフォロワーを持つため、上位は拮抗していた。一方で、C大阪は16万5622人と上位には入らなかった。


大分と仙台は三つのSNSアカウントで苦戦


 そして、写真を主に用いる場面の多いインスタグラムで最もフォロワーが多いのがヴィッセル神戸で17万7123人。そして鹿島が12万5597人、浦和が8万8783人で続いた。総合では15位と苦戦したサガン鳥栖だが、インスタグラムは4万5140人のフォロワーで中位グループにランクインする健闘を見せた。

 神戸と鳥栖には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWフェルナンド・トーレスといった、世界的な人気選手が所属ということもあり、日本語が分からなくても写真で伝わりやすいインスタグラムに海外からのフォロワーが流れたと考えられそうだ。

 一方で総合的な苦戦が顕著になったのは、17位の大分トリニータ(合計7万7420人)と18位のベガルタ仙台(5万7713人)。三つのSNSアカウントすべてで下位となり、10万人に届かなかったのはこの2クラブのみだった。

 もっとも、スペイン1部の2強であるバルセロナとレアル・マドリードはいずれも合計フォロワー数が2億人を超える。世界的なスター選手がいるうえに、クラブの人気も全世界に及ぶだけに当然の結果とも言えるが、世界のトップクラブは多言語でSNSを展開するのが常識になっている。Jリーグクラブもまた、戦略的に多言語展開をすることでの伸びしろは十分なはずで、Jリーグ全体としての発信力も高めていきたいところだ。


【一覧】J1全18クラブ対象のSNSランキング


順位 チーム名:合計(ツイッター/インスタグラム/フェイスブック)
1位 セレッソ大阪:122万2664人(16万5622人/4万8414人/100万8628人)
2位 鹿島アントラーズ:60万4278人(41万5101人/12万5597人/6万3580人)
3位 横浜F・マリノス:58万5783人(45万9385人/5万7988人/6万8410人)
4位 浦和レッズ:57万4247人(41万5272人/8万8783人/7万192人)
5位 川崎フロンターレ:55万1478人(36万9688人/6万8069人/11万3721人)
6位 名古屋グランパス:51万5062人(41万3359人/4万5342人/5万6361人)
7位 ヴィッセル神戸:34万6899人(11万1626人/17万7123人/5万8150人)
8位 ガンバ大阪:33万8072人(17万7285人/5万9598人/10万1189人)
9位 サンフレッチェ広島:33万3749人(21万4155人/3万7407人/8万2187人)
10位 FC東京:31万9541人(21万7221人/4万4662人/5万7658人)
11位 コンサドーレ札幌:21万1218人(9万2612人/4万8249人/7万357人)
12位 湘南ベルマーレ:17万7794人(14万1947人/1万6770人/1万9077人)
13位 ジュビロ磐田:16万7156人(11万4524人/2万677人/3万1955人)
14位 清水エスパルス:16万6605人(11万4590人/2万1469人/3万546人)
15位 サガン鳥栖:15万5313人(8万2707人/4万5140人/2万7466人)
16位 松本山雅FC:12万2749人(8万1789人/1万6368人/2万4592人)
17位 大分トリニータ:7万7420人(2万9871人/1万8501人/2万9048人)
18位 ベガルタ仙台:5万7713人(2万4245人/1万9460人/1万4008人)


◆J1発信力ナンバーワンは? 全18クラブのSNSフォロワーランキングを英専門社が発表(FOOTBALLZONE)




◆FW豊川雄太がC大阪加入、3年ぶりのJ復帰! 所属のオイペンが移籍発表(サッカーキング)



豊川雄太 Yuta.Toyokawa


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 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のオイペンは26日、FW豊川雄太がセレッソ大阪へ移籍加入することで合意したと発表した。

 豊川は1994年生まれの25歳。大津高校出身で、2013年に鹿島アントラーズへ加入した。2014年のJ1開幕戦でデビューを飾り、明治安田生命J1リーグでは通算23試合出場2得点を記録。2016年から2年間に渡って期限付き移籍先のファジアーノ岡山でプレーし、明治安田生命J2リーグでは通算73試合出場18得点を記録した。

 そして2018年1月、オイペンへの加入が決定した。同年3月11日のロイヤル・ムスクロン戦では、「4点差以上の勝利が1部残留の条件」という厳しい状況下で3得点の大活躍。4-0での勝利と“奇跡の残留”の立役者となった。オイペンでは公式戦通算67試合出場17得点を記録し、来季は3年ぶりとなるJの舞台へ臨む。

 なお、日本時間27日12時時点で、C大阪は豊川の加入を発表していない。




◆FW豊川雄太がC大阪加入、3年ぶりのJ復帰! 所属のオイペンが移籍発表(サッカーキング)





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