バルセロナBは28日、同クラブに所属するFW安部裕葵が負傷からの復帰に向けてクラブの医療部門からのゴーサインを受けたことを発表した。
安倍は昨年12月に負傷して以来戦列を離れていた。約3ヶ月半ぶりの復帰に向けた準備が整ったということになる。
安倍は2019年夏に鹿島アントラーズからバルセロナへ移籍し、Bチームでプレーを開始。1年目の昨季はセグンダB(スペイン3部)でリーグ戦20試合に出場して4得点を挙げたが、昨年2月の負傷から1年以上にわたって苦難の時期を過ごすことになった。
右足太腿の負傷で手術を受けて長期離脱を強いられ、復帰後には新型コロナウイルス感染でも離脱。背番号が「9」に変更されて期待の高まった2年目も、リーグ開幕から2試合に交代出場したあと再び右足太腿を負傷し、12月に一旦は復帰したがその試合でまたしても負傷していた。
バルセロナBは現地時間28日にアウェイでのバダローナ戦を予定しており、安部はこの試合に向けて早速招集メンバー入りを果たした。ここからシーズン終了までに調子を取り戻すことができれば、東京五輪を戦うU-24日本代表メンバー入りも視野に入ってくるかもしれない。
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◆バルセロナB安部裕葵、二度目の長期離脱から復活し招集メンバー入り。東京五輪にも望み(フットボールチャンネル)