日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年7月1日月曜日
◆【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 鹿島】樋口靖洋監督(横浜FM)記者会見コメント(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00157648.html
6月30日(日) 2013 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 3 - 1 鹿島 (19:00/日産ス/14,038人)
得点者:39' 齋藤学(横浜FM)、59' マルキーニョス(横浜FM)、65' ダヴィ(鹿島)、90' 奈良輪雄太(横浜FM)
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●樋口靖洋監督(横浜FM):
「2-0の状態で、第2戦を迎えることができました。鹿島が普段とは違うサッカーをしなければならない状況に対して、ウチが普段どおりのサッカーができるか、それが大きなポイントになると見ていました。
アグレッシブな守備でボールを奪って、バイタリティのある攻撃につなげて、次の1点を取りにいこうと、選手たちをピッチに送り出しました。
選手たちはしたたかに戦って、このゲームをものにしてくれました。試合巧者の鹿島を相手に、2連勝とそういう部分での成長を示してくれました。これから夏の連戦が続きますが、この2試合の勝ち方は必ず次の戦いにつながっていくと思います。
もちろん、まだまだ修正すべき所はありますが、一つ一つ大事に戦って、さらに成長していきたいと思っています」
Q:前半、守備もあまり引き気味にせず、攻撃も齋藤の素晴らしいフィニッシュで先制するなど、思いどおりのゲームが展開できたのではないか?
「前半、ピンチが2回ありました。いずれもセカンドボールを奪われてからの流れだったと思います。ただ、ゴール方向にプレーさせてはいなかったので、そんなに危ないシーンではありませんでした。また、押し込まれていても、ラインが下がりすぎることはなく、コンパクトな状態をつくれていました。齋藤のゴールに関しては、、次の1点をどちらが取るかによって、取った方が大きくイニシアチブを握れると考えていたので、学のスーパーゴールは非常に大きかったです」
以上
◆【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00157649.html
6月30日(日) 2013 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 3 - 1 鹿島 (19:00/日産ス/14,038人)
得点者:39' 齋藤学(横浜FM)、59' マルキーニョス(横浜FM)、65' ダヴィ(鹿島)、90' 奈良輪雄太(横浜FM)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:大会3連覇を逃した事実と、1-3という今日の結果については?
「まず、大会を制する前に、チームの中でやらなければならないことが多々あります。チームの意識改革をして、土台をつくるということをして、そこからチームの技術や戦術を磨いていく。しかし、相手は素人ではないので、ただ勝ちたい、勝ちますと言って、勝てる相手ではありません。
今日の試合だけを見れば、前半は素晴らしく、後半は落ちてしまった。
選手個人も、1つが修正できたら、人間なのでどこかが落ちてしまうこともある。それをまた修正していく。そんな繰り返しが続きます。そんな中で大事なのが、意識改革をしようとすることです。しかし、なかなか競争力を高めることができないというのが、日本のサッカーの難しい部分です。やはり意識改革は難しい。これぐらいでいいのではという気持ちでは、チーム力は落ちていく一方になってしまいます。
私は、選手たちとともに徹底して妥協せずやっていくという気持ちです。
まあ、大会の連覇に関しては、当然2連覇しているチームだけに3連覇に挑む権利がありました。それだけに非常に残念です。ただ、この大会の敗退が決まったのは、第1戦の結果が全てではなかったのではないでしょうか。特に1戦目の前半の戦う姿勢に問題があったと見ています。後半に少しは盛り返したのですが、今日の前半に失点をしたところで、勝利へはかなりのゴールが必要な状況になってしまいました。そこで何人かの選手が下向きな、ややあきらめてしまったように私の目には映りました。もちろん何人かの選手は戦おうとしっかりファイトをしてくれました。これを継続してやれればと思っています。
負ければどこが悪いと、悪い部分が鮮明になります。チームが見せた弱点、個人レベルでもチームレベルでもクローズアップされてしまいます。しかし、全員で戦う気持ちがどのぐらい強くあったかが、私は一番大事だと思っています。そのあたりを見つめ直して、次へ準備をしていくつもりです。それが十分あれば、リーグ戦に向けてこのメンバーで新たなチームをつくることができます。私も、その努力は惜しまないつもりです」
以上
◆【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)
6月30日(日) 2013 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 3 - 1 鹿島 (19:00/日産ス/14,038人)
得点者:39' 齋藤学(横浜FM)、59' マルキーニョス(横浜FM)、65' ダヴィ(鹿島)、90' 奈良輪雄太(横浜FM)
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●齋藤学選手(横浜FM):
「新潟キャンプで巻くシュートの練習をしていたので、ゴールの時は、あそこで打つことをイメージしていた。ファーに強く打とうと思って打ったら、いいシュートになった。相手が1人しかいないくて、いつもだったらカバーの選手とかいる位置だったけど、いなかったのがよかったのかなと思う。前回、相手の右サイドバックに深い位置でプレーされて、僕が1対1をするシーンがすごく多かった。だから、そういうのをケアして、チームとしても、あそこを狙われているのがわかっていたので、やられなように意識した。僕としては守備からしっかり入ろうとした」
●中澤佑二選手(横浜FM):
「自分たちの不用意なプレーから突破を許して失点した。僕のところでの失点だったので、しっかりポジションを取れればよかったという悔いが残る。相手が長いボールを蹴ってくることはわかっていた。そのなかで考えて守って、カウンターなどでシュートまでは行っていたので、それが相手に少しずつダメージになったのかなと思う」
●中町公祐選手(横浜FM):
「相手はディフェンスラインをいつもよりも一段、低くしていた。ボランチも俺らを引き出す感じでつないできた。だから、俺らをボランチに食いつかせて、その空いたスペースを野沢さんと本山さんが使いたかったのではないかと、試合中に感じた。それでわざと行かなかった。ちょっと俺らの前でボールを回されたけど、多少それは我慢しながらプレーした。変にポジションを上げたら、相手の思うツボだったはず」
●榎本哲也選手(横浜FM):
「内容的にも立ち上がりから集中していた。こういうゲームになるのもわかっていた。それでみんなが耐えて、(齋藤)学のシュートが入って、そこからリズムがこっちに傾いた。自分が思うF・マリノスらしい勝利かなと思います。最初は、受け身にならないようにと言っても、相手も前から来るわけだし、受けにも回ることもある。それでも耐えて、本当にいい勝ち方をした」
●兵藤慎剛選手(横浜FM):
「相手が前から来ることはわかっていた。やっぱり立ち上がりは相手にペースを握られたかなと。ただ、時間が経つにつれて、対応できた。上手く相手にボールを持たせてから、ボールを取ってカウンターができた。そして学のスーパーゴールが決まった。あれでちょっと試合が楽になった。相手も失点して少し慌ててくれた。ディフェンスが体を張って守ってくれたのもよかった」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「前掛かりになって後ろが空くのはしょうがないこと。点を取らなければ勝てなかったので。全体的にF・マリノスの方がアグレッシブでしたし、球際も激しかった。リーグ戦では頑張ります」
●岩政大樹選手(鹿島):
「残念といっても、前回0-2で負けているので、残念と言える状況ではない。とりあえず、ここで敗退したことを受け止めて、切り替えることよりも先に反省しないといけない。今日はある程度、飛ばして試合に入ったところがあった。また普通の1試合とは違うので、今日の負けはあまり気にならない。ただ全体として連敗したし、少しずつチームが自信を失っていることが心配ですかね。2試合とも相手の素晴らしいシュートが入った。それだけ相手が素晴らしかったということだと思う。その失点シーン以外は、チーム全体として、もっとやれることがあったのかなと思う。ウチがある程度ボールを支配することはわかっていましたから、今日は手応えも何もなかったですね。ただ、監督が求めていることをやろうとしたつもりでした。でも、それだけでは不十分。選手個人個人がもっとプラスアルファなり、個人戦術なり、もっとサッカーを深く考えていかなければいけない部分がある」
以上
◆鹿島3連覇の夢絶たれる/ナビスコ杯(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130630-1150407.html
<ナビスコ杯:横浜3-1鹿島>◇準々決勝◇30日◇日産ス
鹿島の3連覇の夢は絶たれた。0-2の後半20分、MF遠藤康(25)が右サイドに流れたFW大迫勇也(23)にパスを出すと、中央に走り込んだFWダビ(29)へ低いクロス。頭でとらえて1点を返した。
だが反撃もここまで。2戦合計1-5で敗退した。トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「前半で失点した時に、何人かの選手が下を向くように感じた。ただ、前向きにやっていた選手もいたので、そういう選手が増えるように指揮していきたい」と話した。
◆Jリーグヤマザキナビスコカップ 決勝トーナメント 準々決勝 第2戦(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50615
マッチレビュー
ナビスコ準々決勝 第2戦 横浜F・マリノス戦 マッチレビュー
悪夢、再び。第2戦も1-3と落とし、3連覇の夢潰える。
ナビスコカップ3連覇を狙う鹿島だったが、第1戦に続き第2戦も1-3と横浜FMに完敗を喫し、準決勝進出を阻まれた。第1戦で2ゴールを奪われ、この試合では攻めるしかない鹿島だったが、横浜FMの堅守に苦しみ、結局、1-3と相手の術中に嵌まった。
先のホームゲームで2点を取られ、アウェイゴールの差にも苦しめられる鹿島は序盤から大迫、ダヴィの2トップにボールを集める。しかし攻める気持ちが強すぎるのか、中盤を省略した形が多くなり、横浜FMの分厚い守備を崩し切ることはできない。前半はエリア外までボールを運び、そこの時点で奪われるという消化不良の形が続いた。そして39分、左サイドから齋藤にファインゴールを奪われ、鹿島は絶体絶命のピンチに陥った。
後半に入り、後がない鹿島は右サイドバックの西が極端に高い位置を取るなど何とか打開策を探る。しかし、それも空回りに終わり、逆に59分、カウンターからマルキーニョスに2点目を奪われる。その後、遠藤、ジュニーニョを投入し、速攻からダヴィがダイビングヘッドで1点を返すも、試合終了直前にまた1点を奪われ、結局、1-3と完敗。後味の悪さだけが残る、準々決勝敗退となった。
ベトナム遠征、宮崎キャンプなどでリーグ中断期間にもチーム力アップに努力した鹿島だったが、ここまではその結果が見えてこない。この土曜日から再開されるリーグ戦でこの2連敗の屈辱を晴らすことだけが、誇りと意地を取り戻すきっかけになることだろう。
【この試合のトピックス】
・3年ぶりとなるナビスコカップ準々決勝敗退。3連覇の夢が潰える。
・今季3度目となる横浜FMとの対戦だったが、この負けで1分2敗。昨シーズンも公式戦1分2敗と分が悪く、対横浜FM勝利は2011年10月5日ナビスコカップ準々決勝までさかのぼる。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・相手陣内での効果的なサイドチェンジで相手DFを揺さぶろう。
・自分たちがやるべきことは何も変わらない。前を向いて戦い続けろ!
・攻撃のイメージはいい。とにかくフィニッシュまでもっていき、チャンスをゴールに結び付けること。
横浜F・マリノス:樋口 靖洋
・守備はセカンドボールへの対応をバランスよくすること。
・攻撃はシンプルに前に運ぼう。
・残り45分、受け身にならずに戦い切ろう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・先ずタイトルを制する前に、そして対戦相手に勝つ前にチームの中でやらなければいけないことが多々あるし、選手の意識改革というものをしなくてはいけないというチームの土台を作ることから始まるわけで、そこで意識を改善できたところでチームとして機能する。そして対戦相手はもちろんプロであり、素晴らしいクラブである横浜FMであって、能力の高い選手がそろっている。勝ちたいといって簡単に勝てる相手ではない。今日だけを評価すれば、前半は素晴らしかった。後半は落ちてしまったが、チームというものはそんなにすぐに機能するものではない。時間が必要なものであって、1つ改善できても、またもう1つ改善しなければいけないところが出てくる。その繰り返しが、チーム作り。海外と比較すると、日本の場合、補強や競争のための選手獲得、そして選手の入れ替えが頻繁ではないという事情もある。大半のクラブがそうであり、その中で戦っていかなければいけない。その中で一番大切なのは、やはり選手の意識改革。自分でチームのためにやらなければいけない、これぐらいでいいんだというような姿勢ではチーム力は落ちていく一方だ。選手の意識改革に関しては、私は彼らなら出来ると信じている。しっかりとみんなが取り組めるようにやっていきたいと思う。
・3連覇に関しては、当然ながら準々決勝で2連敗した者には与えられない挑戦。ただこの敗退が決まったのは、実際はホームでの第1戦だったと思う。あの試合の前半の姿勢がこの結果に影響を与えているし、チームとして第1戦の後半は盛り返したが、第2戦では前半で失点してしまい、取らなければいけないゴール数が増えてしまった。この結果、一部の選手はあきらめというか、下向きな気持ちを持ってしまったところがある。もちろん戦おうという気持ちを持った選手もいたが、そういう選手が1人でも増えるように指導者としてやっていかなければいけない。
・この大会で敗退が決定してしまったことを非常に残念だと思っているし、負ければ様々な原因が挙げられると思うが、私は監督としてチームが見せた弱点、個人的な部分、意欲というものを改善するように、色々なことをしっかりと準備して修正し、リーグ戦に向けて全力を挙げる。そうでなければ苦しい状況は続いていくと思う。
横浜F・マリノス:樋口 靖洋
2-0のスコアで第2戦を迎えて、鹿島は普段と違うやり方でやらなければいけない状況になり、それに対し、こちらが普段通りできるかということが今日のポイントだと思った。選手たちにはいつも通り、アグレッシブにボールを取りに行き、奪ったら攻撃に出るというしっかりしたサッカーをするように指示し、次の1点を取るんだという強い気持ちを持って送り出した。選手たちはそれをしたたかにやってくれた。試合巧者の鹿島相手に2試合ともうまくゲームコントロールできたし、選手たちの成長を感じた。これから夏の連戦が続く。しかしこの2試合の勝ち方、選手たちのメンタリティーはプラス要素。修正点はあるが、これからも持続していきたい。
選手コメント
[試合後]
【本山 政志】
先に点を取らなくてはいけない中で取れられてしまい、3点が必要な状況になってしまった。点を取られてから前がかりになったけど、前半は良かったと思う。前線から行くしかなかったし、前から行くしかなかった。ジュニもヤスも流れを変えられる選手なので交代は仕方がない。
【曽ヶ端 準】
前がかりは仕方がない。点を取らなければ上には行けなかった。今日も横浜FMの方がアグレッシブだったし、球際にも強かった。切り替えてリーグ戦に挑みたい。
【青木 剛】
前半からハイペースでいったが先制され、3点取るしか選択肢が無くなった。相手はブロックをしっかり作って、そこからのカウンターが得意なチーム。相手の強さが強調された。積極的にやる部分はかなり出来ていたと思う。相手の1点目はスーパーゴール。負けた悔しさを忘れずにリーグ戦、天皇杯を笑って終わりたい。
岩政選手、柴崎選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。
◆鹿島3連覇逃す ナビスコ杯準々決勝敗退(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13726020423110
Jリーグのヤマザキナビスコ・カップ準々決勝は30日、各地でホームアンドアウェー方式の第2戦を行い、3連覇を狙う鹿島は横浜市の日産スタジアムで横浜Mと対戦、1-3で敗れて2敗となり、準決勝進出を逃した。
第1戦を0-2で落とした鹿島は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けたが、前半39分に相手の先制を許し、後半も2点を奪われた。反撃は後半にダビが挙げた1点止まりだった。
◆鈴木隆雅選手がジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍(オフィシャル)
2013年06月30日(日)
鈴木隆雅選手がジェフユナイテッド市原・千葉に2014年1月31日まで期限付き移籍をすることとなりましたので、お知らせします。
期限付き移籍期間: 2013年7月1日~2014年1月31日
<プロフィール>
■選手名: 鈴木 隆雅(すずき・りゅうが)
■生まれ: 1994年2月28日、宮城県生まれ
■サイズ: 180センチ、68キロ
■ポジション: DF
■利き足: 左
■経歴: マリソル松島SSS(宮城県)→FCみやぎバルセロナジュニアユース(宮城県)→
鹿島アントラーズユース→鹿島アントラーズ(2012年加入)
■公式戦成績:天皇杯 1試合0得点
■鈴木選手コメント
「あらゆる面で成長したいという気持ちから、ユース時代からお世話になっている”ファミリー”のもとを一時的に離れ、レベルアップに取り組むことを決意しました。厳しい環境のなか、日々の練習から努力を重ね、1試合でも多く実戦を経験できればと考えています。ピッチは変わっても、アントラーズの誇りを胸に戦いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」
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