
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年10月9日金曜日
◆旧友と直接対決。鹿島内定の昌平MF須藤直輝はキャプテンとして、注目エースとしてベストのプレー探る(ゲキサカ)

[10.4 プリンスリーグ関東第5節 前橋育英高 2-3 昌平高 前橋育英高高崎G]
9月30日に来季からの鹿島内定が発表されてから初の公式戦。昌平高の日本高校選抜MF須藤直輝主将(3年)は、2点差を追いつかれるなど課題が見えながらもチームが勝ち切ったことを素直に喜んでいた。「キャプテンとして、試合で勝たせるということは大事だと思うので、そこは良かったのかなと思います」。ただし、自身のプレーについては満足していなかった。
1年時から強豪・昌平の10番を背負う須藤は今年、より厳しいマークを受けている。テクニックとアイディアを兼ね備えた世代屈指のドリブラーは、緩急自在の動きで局面を打開し、決定的なシュートやラストパスを繰り出すところが持ち味。この日は左サイドから中へドリブルで切れ込み、決定的なラストパスも配給していたが、厳しいマークの中で仕掛ける回数は減り、得点に絡むことができなかった。
チームが勝つことが何よりも大事だが、“常勝軍団”鹿島へ加入する須藤は個人としての結果も求めているところ。また、彼は試合で強敵との駆け引きや力勝負を楽しみながらプレーすることによって、よりその良さを発揮する選手だ。
キャプテン、エース、注目選手……と色々なモノを背負っている昌平の10番。自分が試合でどのようにプレーすることがベストなのか、まだ本人の中でしっかりと整理し、表現することができていないようだ。それだけに、「これから徐々に整理して、選手権に焦点を合わせてやっていければなと思っています」。現在は献身的な守備を含めて良い意味でバランスを取っているが、時には針を振り切ることも必要。考えながら、最善の形でチームに貢献することを求めていく。
一方でこの日は刺激も受けた。同じく埼玉県出身でJ1の神戸へ進む旧友・前橋育英高MF櫻井辰徳(3年)と直接対決。それぞれキャプテンマークを巻いた2人は整列時に「イニエスタ上手いの?」など言葉をかわし、笑顔を見せ合っていた。中学時代に対戦した際や昨年度の選手権開会式で会話をしていたという“ライバル”。「来年から同じJ1でやるというのがあるので、ちょっと負けられないなという気持ちはありましたね」という須藤は結果で勝利した。
須藤は櫻井について「辰徳らしさも出ていたし、(改めて)上手いプレーヤーだと思ったので負けずにやっていきたいなと思います」と語り、櫻井は須藤について「やっぱ違いますね。上手いですね。ドリブルが注目されがちですけれども味方を活かすのが上手いし、あと自分が行くところと離すところが上手いなと。1、2本取ったけれど負けたんで何も言えないです」と苦笑。次回選手権で対戦する際は、ともに自分がライバルを上回るようなプレーをして、勝つことを目指す。
もちろん、選手権予選を簡単に突破できるとは考えていない。一昨年に埼玉県予選決勝での敗戦を経験している須藤は「自分は埼玉県予選の大変さや厳しさはよく知っている。埼玉県は勝ちにくいので、そこは一戦一戦集中していこうというのはチームに伝えていきたい」。チームとしても、個人としても、内容・結果を突き詰めて勝ち上がり、選手権でライバルと再会する。
(取材・文 吉田太郎)
◆旧友と直接対決。鹿島内定の昌平MF須藤直輝はキャプテンとして、注目エースとしてベストのプレー探る(ゲキサカ)

◆大迫志願の代表戦 1戦のみでも参戦「ゴール取る」(ニッカン)

日本代表FW大迫勇也(30=ブレーメン)は、この一戦に全てを懸ける-。国際親善試合カメルーン戦(9日、ユトレヒト)前日の8日、森保ジャパンはオランダ・アーネム近郊で最終調整を行った。所属チームの都合で1試合のみの参加となる大迫は、直近のリーグ戦で90分間ベンチを温め続けるなど、苦難の時を過ごしている。オンライン取材では「ゴール」と強調して、有言実行の復活を誓った。
◇ ◇ ◇
クールな大迫が、約6分の取材で3度「ゴール」と口にした。1年1カ月ぶりの代表活動に、それだけ強い気持ちで臨んでいる。所属チームでは今季、公式戦4試合中2試合に先発したが、いずれもハーフタイムに退いた。交代時にはそれを歓迎するかのように拍手が起こるなど、あの“半端ない”男がもがいている。試合のテーマを聞かれると、大迫は「ゴールを取る、目に見えることが、コンディションも上がるし、周りの評価も変わると思う。しっかりと突き詰めていきたい」。信念に満ちた目で、はっきりと言い切った。
ユトレヒトには自ら志願してやって来た。同所はブレーメンの保健当局から新型コロナウイルス感染リスクの高いエリアに指定されており、ドイツ帰国後は5日間の自主隔離が求められる。17日にリーグ戦を控えるクラブは大迫の派遣に難色を示していたが、大迫自身が代表活動への強い思いを訴えたという。本人は「代表チームと所属チームの話し合いの結果で、それ以上のこともない。与えられたところでプレーするだけなので」とクールに振る舞ったが、オランダ入りの裏には熱い思いがある。
直近で参加した代表活動は、昨年9月のW杯アジア2次予選。クラブでは2列目での起用が多く、1トップで出場する日本代表でのプレーには1年以上のブランクがあるが、「期間は空いたけど、代表でのプレーのイメージは常に持っているし、準備はできている」と自信をのぞかせた。日本代表の国際Aマッチは296日ぶりで、代表戦が9カ月以上なかったのは約28年ぶりのこと。日本中が注目する一戦で、半端ないゴールを決めてみせる。【杉山理紗】
◆大迫志願の代表戦 1戦のみでも参戦「ゴール取る」(ニッカン)

◆“ライバル”長友不在でチャンス到来…DF安西「ピッチで100%出していきたい」(ゲキサカ)

日本代表DF安西幸輝(ポルティモネンセ)にとって、今回のオランダ遠征は大きなチャンスであり、結果を出さなければならない正念場だ。DF長友佑都(マルセイユ)の体調不良によって先発が予想される親善試合2試合に向け、「2試合とも出るつもりでいる。この1年間、海外で積み上げてきたものを試合で出せれば」と意気込みを語った。
今回のオランダ合宿では当初、25人のメンバーが招集されていたが、直前の公式戦で負傷したFW岡崎慎司(ウエスカ)と体調不良の長友が急遽参加辞退。これまでどおりに4-2-3-1のシステムを採用した場合、幸いにも1トップとサイドバックには2人以上の人員が確保されていたが、調子を上げていた岡崎と絶対的主力である長友の離脱は痛手となった。
それでも「一番のライバルは佑都くんだと思っていた」という安西にとっては大きなチャンスだ。所属クラブでは右サイドバックを主戦場としているものの、右の控えにあたるDF室屋成(ハノーファー)、DF菅原由勢(AZ)に比べれば左サイドバック経験は豊富。右足でボールを持ちながら相手と正対できるため、ドリブルで剥がしながら周囲との連携で攻め上がっていくという持ち味が活かせるポジションとなる。
安西は「左右の景色の違いに慣れないといけない。そこは注意している」と懸念点にもイメージを膨らませつつ、「ドリブルで仕掛けられるので自信を持ってやっている」と前向き。ポルティモネンセでの「守備でもうちょっと激しくいってほしいと言われてきたので、練習でやってきたし、よくなってきたと直接言ってもらえた」という経験も生かしつつ、存在感を発揮する構えだ。
昨年のカタールW杯アジア2次予選では6-0の大勝だったモンゴル戦に途中出場したのみで、日本代表での存在感はまだまだ。今回のオランダ合宿で、W杯出場経験を持つカメルーン、コートジボワールを相手にどれだけできるかが、今後の代表生活の試金石となる。
「佑都くんはライバルだと思うし、尊敬している。海外に来て成くん(室屋)とも話したけど、サイドバックで求められているものは本当に違う。守備の1対1はできて当たり前、強くて当たり前。佑都くんはすごく強いし、身長は小さいのにスタメンを守り続けているところがすごい」。長友への敬意を払った安西だが、「憧れを持っていたらいつまで経っても追い越せないし、今回はチャンスだと思っている。ピッチで100%出していきたい」と尻込みするつもりはない。
安西を支えているのは昨夏鹿島から欧州移籍を選び、1年間かけて積み上げてきた経験だ。「ポルトガルリーグも速い選手がたくさんいるし、アフリカ出身の選手とは何回もマッチアップしてきた。バチバチ行きたいし、逆に攻撃で何度もオーバーラップして相手を疲弊させて、特長を出していければと思っている」。まずは8日、カメルーンを相手に成長の跡を見せつける。
(取材・文 竹内達也)
◆“ライバル”長友不在でチャンス到来…DF安西「ピッチで100%出していきたい」(ゲキサカ)

◆DF安西幸輝 鹿島で共にプレーした内田篤人氏には「追いつくには、もっと努力が必要。篤人君が代表で築き上げたモノを受け継ぎたい」(報知)

サッカー日本代表は8日、オランダで国際親善試合のカメルーン戦(9日・ユトレヒト)に向けて調整。DF安西幸輝(ポルティモネンセ)がオンライン取材に応じた。
約1年ぶりの代表活動では、同じサイドバックの長友が急きょ不参加になり、出番が巡ってきた。「自分にチャンスが回ってくると思っているし、2試合とも出るつもりでいる。この1年間で海外で積み上げてきたモノを出せればいいと思います」と25歳のDFは意気込んだ。
19年3月22日に代表デビューを果たしてから1年半が経過した。「初招集の時からずっと左サイドバックで考えられているので、一番のライバルは佑都君だと思ってきた。年齢的にも僕がやらなきゃいけない年になっている。僕自身が自信を持ってやることで、左SBの競争が活性化する。100%でやるだけ」と力強く語った。
また鹿島では共にプレーし、8月に現役引退した内田篤人氏については、「シャルケ時代の篤人君は、今まで見たSBの中で抜きん出ていた。あそこに追いつくには、もっともっと努力が必要。彼が代表で築き上げたモノを受け継いでやっていきたい」と話した。
◆DF安西幸輝 鹿島で共にプレーした内田篤人氏には「追いつくには、もっと努力が必要。篤人君が代表で築き上げたモノを受け継ぎたい」(報知)

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