日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月10日日曜日

◆異論は認める。E-1推奨23人|両サイドに“ダブル鈴木”。樋口雄太は森保Jの課題解消にも一役買う?【記者の視点】(サッカーダイジェスト)






鈴木優磨は「旬」を感じさせるストライカー


 国内組で臨むE-1選手権。森保ジャパンに名を連ねる23人の顔ぶれは? 報知新聞社の内田知宏記者に、独断と偏見で選んでもらった。異論は、認める。

――◆――◆――

 今大会からカタール・ワールドカップのメンバーに入ることは狭き門と言わざるを得ない。選手登録枠が26に拡大されたとはいえ、日本代表の骨格は見えており、森保一監督も6月に招集したメンバーを中心に選考していくことを明かしている。

 ただ、選出のチャンスがまったくないかと言われればそんなことはない。本大会の対戦相手を見ても、チームに目を向けても、最後まで上積みを目ざすべきだと感じる。

 まずはポジション別に考えたい。いつの大会でも最後までチャンスがあるのはFW。他のポジションに比べて「旬」という要素が入ってくる。今季ベルギーリーグから鹿島に復帰した鈴木優磨はそれを感じさせるストライカーだ。ここまでJリーグ5位タイの7得点、首位の7アシストと申し分ない。

 戦術理解が高く、前線ならどこでもできる器用さがある。特にクロスを合わせるプレーは絶品で、森保ジャパンの武器となっている伊東純也(ヘンク)、三笘薫(ブライトン)の突破をゴールにつなげられる存在として注目したい。

 本大会では6月のブラジル戦で見たような我慢の戦いになる。0-0の時間を長く過ごし、後半勝負。突破した三笘のクロスに合わせるのは、逆サイドから入り、頭でも足でも勝負できる鈴木というイメージが湧く。

 そして、3ボランチの構成を固めるには時期尚早と見ている。特にバックアップの3枚は、まだまだ他の選択肢を探りたい。

 鹿島の樋口雄太は強度、運動量ともにまだ底を見せていない印象。強度が上がる国際Aマッチでも問題ないだろう。セットプレーを中心に記録した5アシストはリーグ3位の多さ。ストーンを超えて落ちる正確なキックは、セットプレーからの得点が少ない森保ジャパンの課題解消にも一役買うのではないか。

 最後にまだまだ伸びそうな若手として、鈴木唯人(清水)を推したい。海外クラブからも注目を集める存在で、ゴール前で違いを作れる。今大会で選出された際には、4年後を見据えた「若手枠」ではなく、戦力になりうるかという視線を向けたい。人材が揃うサイド戦線においても、メンバー発表直前まで目をそらしてはいけない存在だと感じる。

 この大会は準備期間が短く、選手のモチベーション管理が難しいが、多くの新しい発見を期待したい。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)





◆異論は認める。E-1推奨23人|両サイドに“ダブル鈴木”。樋口雄太は森保Jの課題解消にも一役買う?【記者の視点】(サッカーダイジェスト)





◆鹿島DF常本 ベルギー移籍の上田に刺激「綺世くらいプレーにこだわりたい」(スポニチ)






 鹿島のDF常本佳吾(23)が9日、あすの札幌戦(札幌ド)を前にオンラインで取材対応した。昨年プロ初ゴールを挙げた札幌について「良いプレーを反復してやることが得点やアシストにつながると思う」と意気込みを語った。

 今夏、ベルギー1部セルクル・ブリュージュへ移籍したチームメートで同い年のFW上田綺世(23)から刺激を受けた。FWとDFでプレー自体を参考にする場面はないというが「綺世は1プレー1プレーに意図のある動きをしている。綺世の熱量やこだわりはすごいと感じた」という。

 チームメートからは日本代表にも選ばれた上田と比較され「本当に同い年かよ」とジョークを言われているとも明かす。それでもE―1選手権での代表入りを狙う23歳は「そういわれるのは綺世のすごさだし、自分の足りなさでもある。綺世くらいこだわればあのくらいの選手になれるのかなと思う」と奮起を誓っていた。





◆鹿島DF常本 ベルギー移籍の上田に刺激「綺世くらいプレーにこだわりたい」(スポニチ)





◆【鹿島】北の大地での札幌戦で2試合ぶりの勝利へ。レネ・ヴァイラー監督「勝利を手にしにいこうと思っています」(サッカーマガジン)






7月8日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。前々節は柏レイソルに勝利したが、前節セレッソ大阪戦はホームで引き分けに終わり、連勝はならなかった。再び勝利を重ねるべく、敵地でのJ1第21節北海道コンサドーレ札幌戦に臨む。


「札幌はホームで力を発揮する」


 波に乗り切れない戦いが続いている。今季は序盤戦でリーグ戦5連勝があったものの、ゴールデンウィークの連戦で2連勝してからは、連勝することができていない。7月に入り、2日に行なわれた前々節の柏戦では敵地で勝ち点3を挙げたが、ホームに戻って開催された6日のC大阪戦では3失点を喫し、勝ち点1の獲得にとどまった。首位の横浜FMとの勝ち点差は「5」に広がり、次は10日に札幌とのアウェーゲームに挑む。

「攻撃に関しては、得点は重ねられていますが、ただ、上田(綺世)選手が個人で打開して取った点もあるので、彼がいなくなってしまったところを埋め合わせる方法を見つけなければいけません。また、ディフェンス面が自分たちのウィークポイントであることは明白で満足ではありませんが、それでも選手たちはここまでいい成長を遂げてくれていると思っています」

 鹿島を率いるレネ・ヴァイラー監督はそのように現時点でのチーム状況について話す。ここまでの20試合で26失点している守備面については課題も残るが、それでもチームの成長に手応えを感じているようだ。次節札幌戦では、それらの課題を改善し、2試合ぶりの勝ち点3獲得を狙う。

「札幌はホームで戦うときのほうが力を発揮し、強いことはわかっています。もちろん、札幌も勝ち点が必要な状況なので、どの試合も同様ですが、すごくきつい試合になるでしょう。ただし、自分たちもやはり、勝利を手にしにいこうと思っています」

 7月10日の14時に北の大地でキックオフされる一戦で勝利をつかむため、レネ・ヴァイラー監督と鹿島の選手たちは着々と試合への準備を進める。





◆【鹿島】北の大地での札幌戦で2試合ぶりの勝利へ。レネ・ヴァイラー監督「勝利を手にしにいこうと思っています」(サッカーマガジン)





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