日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月25日月曜日

◆1-2の後半ATに異例の1分以上“フリーズ状態”…山形は敗れるも6位でPO進出、町田は自力で残留決める(ゲキサカ)






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[11.24 J2第42節 山形1-2町田 NDスタ]

 J2第42節が24日に各地で一斉開催された。4位モンテディオ山形はホームで19位FC町田ゼルビアと対戦。後半2分にFW大槻周平が先制点を挙げたが、同34分に町田のDF下坂晃城、同44分にMFロメロ・フランクに決められ、1-2で逆転負けを喫した。他会場の結果により、6位でのJ1参入プレーオフ進出が決定。プレーオフ1回戦は12月1日に行われ、アウェーで3位大宮と対決する。一方、勝利を収めた町田は自力で残留を果たした。

 前節終了時点で7位京都と勝ち点2差の4位につける山形に対し、町田は21位栃木と3ポイント差の19位。それぞれJ1参入プレーオフ進出とJ2残留を目指すチーム同士の一戦は、引き分けでも降格回避となる町田が先に主導権を握る。

 しかし、相手の堅い守備を崩せないまま時間が経過。我慢の展開が続いた山形もセットプレーからゴールを脅かす場面があったが、決め切れずに0-0でハーフタイムを迎えた。

 均衡が破れたのは後半2分。山形が左CKを獲得し、セットされたボールの前には右利きのMF中村駿と左利きのFW坂元達裕が立つ。坂元が蹴るふりをしてタイミングをずらし、中村が右足でクロスを送ると、ファーに膨らんでマークを外した大槻が右足でシュート。GK増田卓也に触られながらもゴールに転がり込み、大槻の今季12得点目で先制に成功した。

 追いかける町田は後半34分に右CKを獲得し、キッカーのMF平戸太貴が右足でクロスを供給。PA内中央に入った下坂が頭で合わせると、緩やかな弾道でゴール右に吸い込まれ、1-1と同点に追いついた。

 さらに後半44分、FWドリアン・バブンスキーがFW中島裕希とのパス交換でPA内左に進入し、左足で折り返す。これを元山形のロメロ・フランクが右足で蹴り込み、恩返し弾となる逆転ゴールを奪った。

 1-2のビハインドで終盤を迎えた山形。他会場では同勝ち点の5位徳島、2差の6位甲府、3差の8位水戸がリードし、2差の7位京都が負けている状況だった。

 このままいくと水戸に勝ち点と得失点差で並ばれるが、総得点で6位を死守できるため、木山隆之監督はピッチの選手たちに1-2で試合を終わらせるよう指示。後半アディショナルタイムの残り1分以上、GK櫛引政敏がキープし、両チームのフィールドの選手たちも全く動かない異例のシチュエーションとなり、そのまま試合終了の笛が鳴った。


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◆安部裕葵が2試合連続ゴール!バルサ公式「貴重なドローは安部のおかげ」(ゲキサカ)






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 バルセロナBに所属するU-22日本代表MF安部裕葵が2試合連続ゴールを記録した。

 23日、バルセロナBはセグンダ・ディビシオンB第14節でリェイダと対戦。前節コルネラ戦で移籍後初ゴールを記録した安部は、4試合連続スタメンを果たすと、1点ビハインドの前半44分にDFセルヒオ・アキエメのクロスからヘディングシュートを決めた。

 試合はそのまま1-1でタイムアップを迎え、バルセロナBは4試合連続で引き分けに終わった。勝ち点1獲得に貢献した安部は、後半アディショナルタイム2分に交代した。

 クラブ公式サイトは「安部が決めた同点弾で、バルサBは連続無敗記録を7に伸ばすことになった。バルサBは勝ち点を重ね続けている。バルサは、リェイダを前に貴重なドローを安部裕葵のゴールのおかげで手にすることになった」と称えた。

 また、スペイン『ムンドデポルティボ』は「安部裕葵がリェイダでバルサBに勝ち点をもたらした」というタイトルでこの試合を伝え、「バルセロナの反撃は早かった。先週、コルネラで初ゴールを挙げた日本の安部裕葵が、左サイドのアキエメのクロスから頭でシュートを決めた」と得点シーンを報じた。




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◆劇的すぎる結末…フラメンゴがジーコ時代以来38年ぶり南米制覇(ゲキサカ)






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 23日、コパ・リベルタドーレス決勝が行われ、フラメンゴ(ブラジル)がリバー・プレート(アルゼンチン)を2-1で下し、1981年大会以来38年ぶり2度目の南米制覇を果たした。

 これまで決勝はホーム&アウェー方式だったが、今大会から中立地での一発勝負に。先手をとったのはリバー・プレートだった。前半14分、PA右からマイナスに折り返したボールをFWラファエル・ボレが右足で流し込み、先制に成功した。

 その後、試合はリバー・プレートの1点リードのまま推移。迎えた後半44分、PA左へのスルーパスに反応したMFジョルジアン・デ・アラスカエタが倒れ込みながら中央へ折り返し、FWガブリエウが難なく右足で決め、フラメンゴが土壇場で追いつく。

 さらにフラメンゴは後半アディショナルタイム2分、相手DFがクリアし損ねたところを見逃さなかったガブリエウがPA内でボールを奪って、そのまま左足シュートを沈め、逆転に成功。アディショナルタイム5分には両チームに退場者が出たが、フラメンゴが2-1で劇的勝利を飾り、クラブ・ワールドカップへの出場権を手にした。

 なお、前回フラメンゴが優勝した1981年大会では、コブレロアとの決勝でブラジルの英雄ジーコ氏が2ゴールを挙げ、初優勝に導いていた。


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