日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年9月28日水曜日

◆Jリーグが「フットボール委員会」新設 内田篤人や中村憲剛ら13人の委員を発表(FOOTBALLZONE)






 Jリーグは9月27日、Jリーグ規約および専門委員会規程に基づき、フットボールに関する事項について検討する「フットボール委員会」を新たに設置することを決定。13人の委員についても発表した。


 正式名称は「フットボール委員会」で、所管事項は(1)フットボール戦略に関する事項の検討・立案、(2)強化・育成に関する事項の検討・立案、(3)試合日程・リーグ構造・大会方式に関する事項の検討・立案、(4)フットボールの魅力向上に関する事項の検討・立案、(5)その他フットボールに関する各種制度等の検討・立案、となっている。

 13人の委員については以下のとおり。

窪田慎二 Jリーグ理事(※)
反町康治 Jリーグ理事/公益財団法人日本サッカー協会 理事 技術委員会 委員長
宮本恒靖 Jリーグ理事/公益財団法人日本サッカー協会 理事 国際委員会 委員長
立石敬之 Jリーグ理事/シント=トロイデンCEO
大倉 智 Jリーグ理事/株式会社いわきスポーツクラブ 代表取締役社長
森島寛晃 Jリーグ理事/株式会社セレッソ大阪 代表取締役社長
内田篤人 Jリーグ特任理事/公益財団法人日本サッカー協会 ロールモデルコーチ/シャルケチームアンバサダー
中村憲剛 Jリーグ特任理事/Frontale Relations Organizer/公益財団法人日本サッカー協会 ロールモデルコーチ/JFA Growth Strategist
三上大勝 株式会社コンサドーレ 代表取締役GM
鈴木 満 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 強化アドバイザー
足立 修 株式会社サンフレッチェ広島 強化部長
西村卓朗 株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック 取締役ゼネラルマネージャー
小林伸二 株式会社ギラヴァンツ北九州 スポーツダイレクター

※=委員長(任期は2022年9月27日~2024年1月31日まで)

(FOOTBALL ZONE編集部)





◆Jリーグが「フットボール委員会」新設 内田篤人や中村憲剛ら13人の委員を発表(FOOTBALLZONE)





◆【日本代表】後半1トップ上田綺世が起点に 戸田和幸氏「1つ交代の形は見られましたね」(ニッカン)






<国際親善試合:日本-エクアドル>◇27日◇ドイツ・デュッセルドルフ

日本(FIFAランク24位)とエクアドル(同44位)の対戦はTBSで生中継され、元日本代表の福田正博氏(55)と戸田和幸氏(44)が解説した。

後半開始から1トップがFW古橋亨梧に代わり、上田綺世が入った。後半7分、MF田中碧が上田に縦パスを入れるが、トラップが大きくなり相手に奪われてしまった。福田氏は「今、上田だと思いますけど、厳しいボールだけど収めてもらいたいですよね。エクアドルとしては守備がしづらい状況だったので」とFW目線で解説。

その後は上田が全線でターゲットに也チャンスが増え、後半12分には上田の落としを起点に、MF三笘薫のグラウンダークロスからゴール前でMF南野拓実がシュートする好機が生まれた。戸田氏は「上田を入れて、彼にできることで前に進むことができた。1つ交代の形は見られましたね」と評価した。





◆【日本代表】後半1トップ上田綺世が起点に 戸田和幸氏「1つ交代の形は見られましたね」(ニッカン)





◆上田綺世が途中出場で存在感も…「もっと回数を増やしていかないと」(サッカーキング)






 『FIFAワールドカップカタール2022』の開幕を約2カ月後に控えた日本代表は27日、ドイツで行われた『キリンチャレンジカップ2022』でエクアドル代表と対戦し、0-0で引き分けた。試合後、後半から出場し、前線で攻撃の起点となった日本代表FW上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)が自身のプレーを振り返った。

 苦しい試合展開の中で後半頭から出場し、前線で存在感を示した上田は「戦うところだったり、インテンシティのなかでパフォーマンスを発揮するという点では、日本にいた時より高いなかでできているぶん、ぶつけるところや、スピード感に遅れをとることはなかった」と語り、欧州でのプレー経験が生きていることを強調。しかし、「その中で圧倒する、ボールをキープする、シュートまで持っていくところは、惜しいシーンはあったけど、もっと回数を増やしていかないといけない」と述べ、不満を口にした。




 また、相馬勇紀のクロスに頭で合わせてゴールを脅かした場面についても触れ、「何回か切り返したので、動き直して難しいボールではあったけど、そういったものも枠に飛ばして、結果に結びつけるのが自分の武器でもある」と主張。「もっともっと徹底して、細かいところだけどああいうのを沈められるようにしていきたい」と、さらなる高みを見据えた。





◆上田綺世が途中出場で存在感も…「もっと回数を増やしていかないと」(サッカーキング)





◆プロで活躍し、代表でまた「一緒に」。昌平高のFC東京内定MF荒井悠汰と鹿島内定CB津久井佳祐が合同記者会見で意欲(ゲキサカ)






 27日、「昌平高等学校サッカー部 Jリーグ加入内定選手合同記者会見」が埼玉県北葛飾郡杉戸町の昌平高で開催された。同校のFC東京内定MF荒井悠汰(3年、U-19日本代表候補)と鹿島アントラーズ内定CB津久井佳祐主将(3年、U-17日本高校選抜)が出席。荒井は「幼い頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアをFC東京から始められることを嬉しく思います。サポーターから愛される選手になりたい。応援よろしくお願いします」と語り、津久井は「いち早く鹿島アントラーズの力になれるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とそれぞれプロのステージでの意気込みを語った。

「育てて勝つ」を掲げる昌平からのプロ入りは、7年連続となる。荒井と津久井は昌平の系列組織であるFC LAVIDA時代からのチームメート。自宅は自転車で20分ほどという距離で、今でも自転車で一緒に行き帰りするという仲だ。その2人が隣に並んで記者会見に臨んだ。

 2人は「照れくさい」「アイツ、緊張していましたね」と微笑。ただし、2人は6年間ともにプレーしてきた“ライバル”について高く評価する。荒井は津久井について「自分は前から佳祐が高校ナンバー1CBだと思っていたので、J1の鹿島アントラーズに内定してとても嬉しかったです。(あまり明かされていないところは)意外な場面があって、学校では静かめなんですけれども、(実は熱くて)ゴールを決めたら煽ったりというがあります」と説明し、津久井は荒井について「ずっと自分よりも上の存在で、ずっと雲の上というか、悠汰がいるからオレが活きているというか、悠汰様々でした。(追いついてきた?)ちょっと。(藤島崇之)監督も言っていましたけれど、(荒井は)本当にサッカー小僧。ストレッチもするし、食事も気をつけるんですけれども、サッカー終わると真逆ですよ」と話して周囲を笑わせた。

 荒井は強豪・昌平で1年時から先発に名を連ね、昨年から10番を背負うレフティーだ。圧倒的なパワーとテクニックを併せ持ち、得意のドリブル、ラストパス、シュートで違いを生み出す。高校2年生だった今年2月にFC東京加入が内定。すでにプロデビューを果たしており、ルヴァンカップ3試合に出場している。

 FC東京強化部スカウトの吉本一謙氏は、1年時から荒井をチェック。2年時には「昌平のスタッフか、というくらいほぼ毎試合」(吉本スカウト)見続けて「しっかりとしている技術と強さを兼ね備えていて、ドリブルで個で剥がして行く力がある。ピッチ外でも向上心が強い」ところを評価した。

 荒井は、FC東京で初となる高体連所属の高校2年生での内定、特別指定選手に。また、吉本スカウトは、記者会見でFC東京・アルベル監督の「しっかりと若手選手が持つべく挑む姿勢だったり、ミスを怖れずにチャレンジする姿勢は昌平高校さん、LAVIDAさん、ご両親、ご家族の方々の協力のお陰で養われたものなので、感謝を伝えて下さい」というコメントを紹介し、感謝を伝えた。

 一方の津久井は2年時から先発を務めた頭脳派のCB。ボールを奪う力などサッカーセンスに秀で、ビルドアップ、カバーリング、競り合いでも力を発揮する。今年は主将を務め、リーダーとしてもチームを牽引。インターハイ準々決勝で右足首脱臼、靭帯断裂の大怪我を負い、チームは続く準決勝で敗れるという悔しさを味わったが、評価を高めてプロ入りを勝ち取った。

 鹿島プログループスカウト担当の牛島真諭氏は、津久井を高校2年時から注目。「昌平のCBらしくない、『最後に津久井がいる』みたいなカバーリングも、インターセプトもそうだし、最後に嫌な選手がいるなという印象で見ていました」と説明する。

 特に今夏のインターハイでの活躍を絶賛。「決め手はインターハイのプレーでした。そのパフォーマンスを見て、将来、鹿島アントラーズで活躍できる選手になっていくんじゃないかと思ってオファーさせてもらいました。まず地に足をつけてしっかりとやって欲しい」と期待した。

 数か月後に2人はプロ生活をスタート。荒井は「自分の特長は、ドリブルからチャンスメークや身体の強さなので、サイドでボールを持った時のドリブルやゴールやアシストも見て欲しい。まずはFC東京の試合に出てしっかり結果を残して海外で活躍したい」と誓い、津久井は「自分のプレーの特長を見て欲しいですけれども、アントラーズは常勝軍団と言われているので勝ちにこだわるところも見て欲しい。先発に定着してリーグ戦やカップ戦でタイトルを獲得したい」と意気込んだ。

 ともに将来、日本代表に入れば、中高時代同様に同じユニフォームを来てプレーすることができる。まだ年代別日本代表歴の無い津久井は「しっかりアントラーズで結果を残して、(代表で)悠汰と一緒にできるように頑張りたい」と力を込め、今年U-18日本代表、U-19日本代表候補に選出されている荒井も「FC東京で活躍したい。勝利に貢献して、日本代表に選ばれたいです。(代表で津久井と一緒に)やりたいです。佳祐と一緒に戦いたいですね」とプロ入り後、日本代表で“再会”することも目標に加えた。

 FC東京、鹿島で試合に出ること、出続けることは簡単なことではない。それでも、昌平の藤島崇之監督が「この2人が厳しいプロの世界でどれだけ活躍できるか。本人次第だと思う。厳しい世界でもやれる2人だと思っている」と期待するように、最大のライバルが切磋琢磨しながら目標を一つ一つクリアしていく。
 
(取材・文 吉田太郎)





◆プロで活躍し、代表でまた「一緒に」。昌平高のFC東京内定MF荒井悠汰と鹿島内定CB津久井佳祐が合同記者会見で意欲(ゲキサカ)





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