J1京都は11日、アウェー鹿島戦(13日・カシマスタジアム)に向けて非公開練習を行った。
敵地ではナビスコ杯(当時)を含めても2分け12敗と勝っていない。相性は最悪だが、チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督(55)は「去年は引き分けだよね。今季は7試合戦って前半はリードを許していない。次の試合の最強のメンバーを選んで自分たちのストロングポイントを探って戦います」とサンガスタイルを貫いて勝ち点3を奪うプランを描いている。「ホームで0―3、3連敗っていうのが申し訳なくて…。アウェーでもたくさんのサポーターに来ていただいているし、悔しさを晴らしてもらいたい」と必勝を期した。
プロデビューが鹿島だったFW豊川雄太(29)は「魂で勝ちにいきたい。賢いチームは声をかけながらチームで戦う。鹿島にはそんな伝統がある。ウチにも“それ”をつくっていくことが大事」と歴史を変える必要性を説いた。
FW原大智(24)は居残りのシュート練習で強烈な一撃を決めていた。「調子はまずまずです。京都はカシマで勝ってないんですか? FWなんで点取れるように頑張ります」。チームは2試合連続でスコアレスなだけに、鬱憤を晴らす活躍を誓っていた。
◆京都FW豊川「魂で勝ちにいきたい」未勝利カシマで歴史を変える(スポニチ)