日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年2月18日木曜日

◆【鹿島】ザーゴ体制2年目、「進化と深化」で3大タイトル獲得へ!4年連続国内無冠から再出発(サッカーダイジェスト)






新加入ピトゥカは「ジーコのように…」と意気込み


 鹿島アントラーズは2月17日、新加入選手発表会見をオンライン上で実施。小泉文明代表取締役社長ほか、MF須藤直輝、MF舩橋佑、DF常本佳吾、DF林尚輝、GK早川友基の5選手が出席した。なお、コロナ禍で来日できていないMFアルトゥール・カイキとMFディエゴ・ピトゥカ、体調不良のMF小川優介は欠席となった。

 冒頭、小泉社長はザーゴ体制2年目となる今季について「フットボールの進化と深化」を宣言。「昨季の攻守に積極的な試合運びで主導権を握るスタイルを継続し、一つひとつの精度を高める。2020シーズンを通して取り組んだ戦術の熟成とクオリティ向上がテーマ」と説明した。

 そのうえで具体的な目標には「国内3大タイトル獲得を目指す。4年連続国内タイトル無冠という状況のなかで、改めて再出発を図りたい。この30周年のアニバーサリーイヤーの歴史を飾るということでも、タイトルが至上命題」と、決意を示した。

 続けて、出席した各選手がそれぞれ以下のような意気込みを語った。

須藤(昌平高)
「自分はドリブルからのチャンスメイクが得意。自分のプレーでたくさんのファンやサポーターの方々を魅了し、タイトル獲得に貢献できるよう、日々尽力していきたい」

船橋(鹿島ユース)
「自分の持ち味はボールを持ったときのロングフィードや長短のパスで攻撃を作っていくこと。アカデミーから上がった身なので、アカデミーの代表として自覚と責任を持って行動していきたいと思っているのとともに、少しでも多く試合に関われるように、尽力していきたい」

常本(明治大)
「この歴史と伝統のある鹿島に加入できたことをとても幸せに感じている。大卒として即戦力としてタイトル獲得に大きく貢献できるよう、精進していきたい」

林(大阪体育大)
「この歴史的な瞬間にタイトルを獲得できるように、1試合でも多く出場してチームの勝利に貢献していきたい。特に自分の長所である守備の部分でチームを引っ張っていけたらいいなと思っている」

早川(明治大)
「鹿島アントラーズに入団できたことを非常に嬉しく思う。自分の武器を生かして、タイトル獲得に全力で貢献したい」

 また、ブラジル人MFふたりも、ビデオメッセージを寄せた。

A・カイキ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
「今回アントラーズのようなビッグクラブでプレーできる機会を得て、非常に嬉しい。自分の特徴はパワーやスピードで、決定力にも自信がある。良い試合をして、ゴールやアシストでチームを助けられる選手になりたい。また、クラブの目標であるタイトル獲得が重要。来日してからチームメイトと全力を尽くして、達成できるようにしたい」

ピトゥカ(サントス/ブラジル)
「鹿島は勝者のクラブであり、ワクワクしている。1日でも早くそのユニホームに袖を通し、誇りを持ってプレーしたい。自分の特徴はパスとチームにダイナミズムを与えること。その特徴でチームに貢献できればと思う。今季の目標は優勝すること。日本最大のクラブに行くので、そこで歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのように、クラブの歴史に名を刻みたい」

 高校選手権でも大きな注目を集めた須藤や、特別指定選手として既にJ1デビューを果たしている常本、先月のコパ・リベルタドーレスでもチームの決勝進出に貢献したピトゥカなど、期待の逸材が加わった鹿島。節目の30周年となる今季、新たな星を増やすことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆【鹿島】ザーゴ体制2年目、「進化と深化」で3大タイトル獲得へ!4年連続国内無冠から再出発(サッカーダイジェスト)





◆鹿島新加入ピトゥカ「ジーコのように」 新加入会見で新天地の意気込み(スポニチ)






 J1鹿島は17日、新加入選手会見をオンラインで実施した。今季は高卒、大卒6人が入団し、移籍加入は新外国人2人のみ。埼玉・昌平高から加入したMF小川優介(18)は体調不良で欠席し、政府による入国規制で未合流のMFディエゴ・ピトゥカ(28)、MFアルトゥール・カイキ(28)はビデオメッセージを送った。

 ブラジル1部の名門サントスから加入したMFピトゥカは「勝者のクラブでありワクワクしています。1日でも早くそのユニホームに袖を通し、誇りを持ってプレーしたいと思っています。今季の目標は優勝することであり、日本最大のクラブに行くのでそこで歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのようにクラブの歴史に名を刻みたい」とコメントした。

 また、サウジアラビアのアルシャバブから加入したMFカイキは「ビッグクラブでプレーできる機会を得て非常に喜んでいます。良い試合をしてゴールやアシストでチームを助けられる選手になりたい。また、クラブの目標であるタイトル獲得が重要。羅日してからチームメートと全力を尽くし、達成できるようにしたい」と、動画を通じて意気込みを語った。




◆鹿島新加入ピトゥカ「ジーコのように」 新加入会見で新天地の意気込み(スポニチ)


◆興梠、昌子、植田に続け!鹿島ルーキーDF林尚輝 出世背番23に誓い「日本を代表する選手に」(スポニチ)






 J1鹿島の新加入DF林尚輝(22=大体大)が、“出世番号”での飛躍を誓った。チームは17日、オンラインで新加入会見を実施。背番号23を背負う即戦力センターバックは「23番という背番号は、多くのすごい選手が着けてきた番号。自覚を持って戦いたい」と、新天地での意気込みを語った。

 鹿島の「23番」の系譜を継ぐ。同番号はかつてFW興梠慎三(34=浦和)、DF昌子源(28=G大阪)、DF植田直通(26=フランス1部ニーム)らが鹿島1年目で背負い、いずれも日本代表へと羽ばたいた。林は「そんな先輩方と同じように、日本を代表する選手になりたいと思っている」と青写真を描いている。

 大学時代は、上位5人に与えられる学業優秀者に3年連続で選出。スポーツメンタルトレーニングを学び、精神力を磨いてきたという。林は「プロになるためにはメンタルが大切だと思った。メンタル強化を学べたことが1番大きく、ここ鹿島に入ることができた要因でもある」と、文武両道でプロ入りをつかんだ。

 13日まで行われた宮崎キャンプでは、課題と同時に手応えもつかんだ。J2長崎との対外試合では3、4本目に先発出場。自慢のフィジカルを武器にした対人プレーで失点は許さず、林は「ポゼッションは課題だが、自分の長所の前で(相手FWを)つぶすことはできた」。1年目でも遠慮はいらない。厳しいチーム内競争を勝ち上がり、23番が夢への第一歩を歩む。

 また、埼玉・昌平高から加入したMF小川優介(18)は体調不良で欠席。政府による入国規制のため、未合流の新外国人のMFディエゴ・ピトゥカ(28)、MFアルトゥール・カイキ(28)はビデオメッセージを送った。




◆興梠、昌子、植田に続け!鹿島ルーキーDF林尚輝 出世背番23に誓い「日本を代表する選手に」(スポニチ)





◆身に染みた“満男さん”の言葉…唯一トップ昇格の鹿島MF舩橋「一番下から這い上がる」(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズMF舩橋佑は今年度、ユースから唯一のトップチーム昇格者だ。「正直に言って嬉しいけど、やっとここにたどり着いたかという気持ちもあった」。クラブレジェンドからも信頼を寄せられる期待のルーキーは「遠慮は考えていない。先輩に食らいついていきたい」と力強く意気込みを語った。

 小学生時代から鹿島のアカデミーで育った舩橋は、試合展開を読んだ長短パスを武器とするボランチ。ユース時代は積極的にトレーニング参加を行っていた他、かつて同じポジションを担っていた小笠原満男アカデミー・アドバイザーの薫陶も受け、憧れ続けてきたトップチームにたどり着いた。

 舩橋にとって小笠原氏は「言われたことすべて響いている」というほどの存在。とくにトップチーム昇格が決まった直後に伝えられた「絶対にお前ならやれるから自信持ってやれよ」という言葉は印象に残っているといい、「やらないといけない気持ちになったし、鹿島のレジェンドに言われた言葉だったので身に染みた」と振り返った。

 またプレー面でも積極的にアドバイスを求めており、「高校2年生まではサイドチェンジなど横のプレーが多かったけど、満男さんから縦を意識しろと言われて、やることが少しずつ変わってきた。ゴールを意識する上でのパスという考え方になった」と変化もあった様子。「イメージ的には話しかけづらい人と言われているけど、そんなことはなく、気になったことはすぐに聞けるし、満男さんからも気軽に言ってくれる」と良好な師弟関係を築いていたようだ。

 そうして育ってきた舩橋だからこそ、鹿島にタイトルをもたらしたいという思いはことさら強い。

 コロナ禍で迎えた昨季は唯一の全国大会となった日本クラブユース選手権(U-18)大会の準決勝で敗退。「ずっと小さい頃からアントラーズのアカデミーとしてやってきて、タイトルを取ることの大切さ、勝利することによって成長が得られることは言われてきたことなので、ああやって負けてしまって、自分自身足りないことを気付かされた。今年はタイトルに向けて、自分が少しでも多く力になれるようにやっていきたい」と意気込む。

 また、同じ鹿島ユースで過ごしたMF柳町魁耀(水戸)、FW石津快(鹿児島)が他のJクラブでプロ生活をスタートした一方、鹿島には高体連からMF須藤直輝、MF小川優介(いずれも昌平高出身)が加入するなど、同年代で切磋琢磨する環境も出来上がっている。

「より自分がやらないといけないという立場を行動で示していかないといけない」とアカデミー出身者の自覚を語った舩橋は「自分はそこまでうまい選手ではなかったし、知られている選手ではなかったと自分でも思っている。だからこそ一番下からやっていくことに意味があると思う。一番下から這い上がるために練習から努力していきたい」と力を込める。

 目指すはアントラーズの中心選手。「ユースの時より走力が必要になるし、チームの心臓として誰よりもやらないといけないというのはある。精神的にも誰よりも強くならないといけない。体力的にも向上させて、アントラーズの心臓として働いていきたい」。愛するクラブでプレーできる喜びを、ピッチ上で表現していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)




◆身に染みた“満男さん”の言葉…唯一トップ昇格の鹿島MF舩橋「一番下から這い上がる」(ゲキサカ)





◆「鹿島になかなかいない選手だと思う」新加入MF須藤直輝が語った自負と野望(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズMF須藤直輝は17日にオンラインで行われた新加入選手発表会見で、高らかに宣言した。「自分のプレーでたくさんのファン・サポーターの方々を魅了できればと思っている」。高校サッカー界を盛り上げてきた世代屈指のテクニシャンは、勝利が義務づけられる常勝軍団でもサポーターの心も掴んでいくつもりだ。

 影響を受けたという選手は元ブラジル代表FWのロナウジーニョ。中学時代の全国大会では緊迫したゴール前の局面でヒールリフトを披露するなど、「サッカーだけに限らず、フットサル、ストリートサッカー、フリースタイルフットボールなどいろいろな競技をしていて、いろんな選手を見て育った」(須藤)ことで培われた遊び心は、ピッチ上でも一目でわかる存在感を放つ。

 そうした自らが積み上げてきたものへの自負は、言葉の端々からうかがえる。この日の会見でも「今季は試合数が多いということで、自分たちが試合に関われる可能性が大いにあると思う。日々の練習から先輩方に追いつけるように努力しながらも、鹿島になかなかいない選手だと思うので、自分のスタイルを貫きながらしっかりフィットできるようにやっていきたい」と力強く語っていた。

 もっとも、単なるエゴイスティックな選手というわけではない。技巧派集団として知られる昌平高では背番号10とキャプテンの大役を兼務。ともに鹿島に加入したMF小川優介らとともにチームをまとめて全国高校選手権出場を果たすと、1回戦では一時2点ビハインドの窮地から後半ラストプレーの決勝ゴールにつながるパスを出すなど、チームを高みへ導くための勝負強さでも違いを見せてきた。

「プロサッカー選手はファン・サポーターを勝利やプレーで魅了するのが仕事だと思っている」。そうも語ったように、鹿島アントラーズという常勝軍団のサポーターを魅了するためには、勝利が必要になることはしっかりと理解している。

 そんな須藤はまず、プロの舞台で必要とされる基礎固めに取り組んでいく構えだ。

 キャンプを通じて「プロのサッカー選手は基礎がしっかりしていて、自分はしっかりとした基礎がないなと実感した」「強度は高校とは比にならないくらい高い」と自身の現状を見つめたという須藤は「通用しないわけではないので、通用する部分は継続しつつ、通用しない部分を日々の練習で補っていけたら」と今後のテーマを語る。

 またキャンプの練習後にはMF三竿健斗ら先輩にの中心選手にもアドバイスを求めるなど、積極的にチームに溶け込みつつ、プロのレベルで求められるスキルを身に付けようとしている様子。むしろ、そうした積み重ねの中に「サッカーの楽しさ」を見いだそうとしているようだ。

「足りないところが多いのをマイナスに捉えるかプラスに捉えるかが大事だと思っていて、できないことがたくさんあるからこそ課題を克服すればするほどいい選手に近づくと思う。マイナスに捉えずにプラスに捉えて、先輩方からのアドバイスを受けてやっていたら、楽しいなと思えてきた。日々の練習でサッカーを楽しむことが大事だと思うので、楽しみながら成長していければと思っている」。

 憧れのロナウジーニョも華のあるプレーでファンを魅了しつつ、W杯や欧州CLといったタイトル獲得に貢献してきた選手。「あんな風に試合を楽しみながらも勝ち切るだったり、ドリブルで魅せる選手は他にいない。自分はそこにサッカーの魅力を感じたので、彼のようにサッカーを楽しみながらファン・サポーターの方々を魅了できる選手になりたいと思っている」。その野望が現実になる日が来れば、常勝軍団のまた新たな歴史が紡がれているはずだ。

(取材・文 竹内達也)


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◆「鹿島になかなかいない選手だと思う」新加入MF須藤直輝が語った自負と野望(ゲキサカ)





◆鹿島が新体制発表、節目イヤーに社長掲げた国内3冠(ニッカン)






鹿島アントラーズの新体制発表が17日、オンラインで行われ、小泉文明社長が国内3冠を目標に掲げた。

今季の鹿島は、移籍による加入は新外国人選手2人で、高卒、大卒の6人が入団。埼玉・昌平高から加入したMF小川優介(18)は前日の発熱で大事を取って欠席となった。クラブによると、既にPCR検査を受けて陰性の判定が出ており、現在は体調回復に努めているという。

クラブは今季、クラブ創設30周年。小泉文明社長は冒頭で「昨季の進化をさらに見せていくシーズン。昨季の戦術面の熟成、クオリティーの向上がテーマ」とし「ベースとなる現有の戦力は大きな変化がない。若い日本人選手たちが成長しながら攻守にアグレッシブなフットボールを進化させ、勝ちきる力を追求していきたい」と見据えた。今季の目標は、国内3大タイトルの獲得。小泉社長は国内3冠を「至上命題」とし「リーグは16年から優勝が遠ざかる。リーグの優勝が最大のミッション」と力を込めた。


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◆鹿島が新体制発表、節目イヤーに社長掲げた国内3冠(ニッカン)





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