株式会社アクアバンク、筑波大学との共同研究を2016年12月より開始 動体視力のアップ・脳ストレスの減少などの様々な効果を計測
株式会社アクアバンク(本社:大阪市中央区、代表取締役:竹原タカシ)は、筑波大学大学院の矢田幸博教授の監修のもと、鹿島アントラーズユース(U-18)の選手を対象に2017年7月に水素ガス吸引時の脳実行機能テストを実施しました。
同社は、2016年12月より『水素吸引時の心理生理的効果の検証』を行っています。この試験では、第三者機関、ヒト臨床試験のエキスパートであるCPCC株式会社に依頼し、倫理委員会の承認のもと、臨床試験を実施いています。
今回の臨床試験では、選手に各種機能テストを行った後、5分間の水素ガス吸引を実施し、吸引前・吸引後の状態の違いを検証し、その結果脳機能の変化が確認され、選手のパフォーマンスの向上に有効的であることが判明しました。
【実験結果】
様々な項目で脳機能の変化に効果がみられ、アスリートのパフォーマンスの向上が期待できるといえます。
【試験結果の考察】
・動体視力、視野機能、左右認知機能などの上昇が観察されたことから視野機能が高まったことが推察される。
・皮膚感覚、指打機能、姿勢機能などが上昇したことから、運動機能、体性感覚機能が高まったことが推察される。
・疲労感やストレス意識が低下し、意欲や集中力が高まったという回答が得られたことから、気分、意識変容が推察される。
【総合判定と今後】
・10代のサッカー選手において、疲労感やストレス意識が低下し、意欲や集中力が高まったという結果となった。
・動体視力や左右認知機能が高まったこと、さらには運動機能や体制感覚機能が高まったことが示唆されたことは、サッカー選手として重要な心身機能の維持、改善につながることが期待される。
・今後、練習や試合前の水素吸引が選手のパフォーマンスや気分などに与える効果を検証し、さらには、練習や試合後の水素吸引が疲労感の低減や生理機能の回復に与える効果についての検証が必要。
【試験に仕様した水素吸引具】
器具型: 充電式携帯型水素ガス吸引具
水素発生方式: 電気分解式
発生量: 最大8ml/分
【試験内容】
① 静止視力・動体視力計測
視線を外さず目の前を動く物体の動きを追い続けられる視力を測定。動体視力測定装置を使い、動くものをどれだけ正確にとらえることができるかを検証。
② 脳ストレス計測
脳年齢測定装置を使い、計算式の穴埋めや色と数字の記憶を求めるなど画面のタップで回答を選んでいくことで脳年齢や脳ストレス、脳の元気度を診断。
③ 皮膚感覚機能・聴機能計測
脳実行機能測定装置を使い、複雑な課題の遂行に課題のルールやスイッチング、情報の更新などを行い思考や行動を制御する脳のさまざまな実行機能を測定。
【矢田幸博教授詳細】
矢田教授
1984年に佐賀大学大学院修了後、花王石鹸株式会社(現:花王株式会社)に入社、皮膚生理機能に関する基礎研究に従事。世界で初めて「紫外線による皮膚の黒化機構の解明」、「アトピー性皮膚炎の皮膚脂質代謝の解明」などを行う。
この間、留学を経て1992年医学博士取得。主席研究員として研究開発にあたるとともに2011年より久留米大学大学院客員教授、2012年より筑波大学大学院グローバル教育院ヒューマンバイオロジー 教授も兼任し教育、研究活動に邁進中。
【会社概要】
会社名:株式会社アクアバンク
設立:2011年6月7日
本社所在地:〒541-0059 大阪市中央区博労町1-8-15
代表者:代表取締役 竹原 タカシ
資本金:2億6250万円(資本準備金1億2000万円含む)
URL:https://www.aqua-bank.co.jp
事業内容:・ミネラル水素水ウォーターサーバー「アクアバンク」の製造及びレンタル
・ポータブル水素ガス発生具「KENCOS」の製造及び販売
・高性能低GI水素チョコレート「SuicCho」の製造及び販売
・水素健康グッズ「PoiPoi」の製造及び販売
・中性水素水スティック「SUISOL」の製造及び販売
・カスタマイズカートリッジの製造及び販売
・海外向け浄水及び水素発生システムの製造及び販売
鹿島アントラーズユース(U-18)を対象とした臨床試験を実施 水素ガス吸引により選手の脳機能の変化を確認アスリートのパフォーマンス向上に有効的であることが判明