日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月9日水曜日

◆J1鹿島 ルヴァンカップ準決勝第1戦 9日、敵地川崎戦 先発大幅入れ替え(茨城新聞)






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JリーグのYBCルヴァン・カップ準決勝第1戦は9日、各地で2試合が行われ、4年ぶりの決勝進出を狙う鹿島は神奈川県の等々力陸上競技場で川崎と対戦する。キックオフは午後7時。

6日のC大阪戦はボール保持率約30パーセントと守勢に回る時間が続いたが、中央を固めた守備で1-0の勝利。川崎もパスワークが持ち味で、チームスタイルが似た相手との連戦となる。8日のミーティングはC大阪戦の映像を用いて攻守の狙いを整理した。

大岩監督は「映像を見て(C大阪と川崎で)リンクする場面があった。注意すべきところを注意しながら、自分たちのボールの持ち方、視野の持ち方、スペースのつくり方をチームとしてやろうと話した」と明かした。

先発が大幅に入れ替わる中、右サイドはレアンドロと内田が縦の関係を組む。調子の上がらないレアンドロは1カ月以上公式戦出場がないが、内田が後方からサポートすることで力を発揮したい。内田は「彼の良さを出せたらいい。お互いの特長が生きれば(連係が)ぴったり合うと思う」とうなずいた。

体調不良でC大阪戦を欠場した小泉は全体練習をこなし、心配はなさそう。守備時の心構えについては「取ったらチャンスと全員が思っていられれば。プレッシャーをかけるところ、引くところの区別をしっかりできればいい」と話した。(岡田恭平)







◆J1鹿島 ルヴァンカップ準決勝第1戦 9日、敵地川崎戦 先発大幅入れ替え(茨城新聞)





◆ドイツ代表GKノイアー語る 友人・内田篤人…Jリーグ移籍…バイエルン…(報知)






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 バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(33)が、2日に行われたドイツ1部のバイエルン対ホッフェンハイム戦後、日本メディアの合同インタビューに応じた。日本ではかつてシャルケに所属した元日本代表DF内田篤人(31)と親交が深かったことでも知られる世界屈指のGKが、現在のチーム状況、日本人選手の印象や旧友・内田との思い出などについて語った。

 ―ホッフェンハイム戦は1―2と今季初敗北。ブンデスリーガ8連覇を目指す今季は、新加入選手(ブラジル代表MFコウチーニョなど)も加わったが、ここまでどういった印象か?

 「自分としては、もちろん勝ってこの場(インタビュー)に臨みたいと願っていました。しかし、敗北というのは試合につきものです。また、敗因は自分たちにあると思っていて、私たちのプレーが対戦相手を強くしてしまいました。ロンドンでの試合の勝利(10月1日、CLのトッテナム戦に7―2で勝利)があったので、後半戦で盛り返せるとみていました。残念ながら今日の試合ではそうはならなかった。簡単なミスでゴールを取られ、前半戦の終盤には絶好のチャンスを生かすことができませんでした。新加入選手についてですが、彼らの加入によってチームのメンバーの補強はしっかりできたんじゃないかと思います。より柔軟性に富んだチームになったと思うし、先発メンバーについてはこれからですが、まだシーズン序盤です。今シーズン私たちが最終的にどんな結果を残すことができるのか、まだ誰にも分かりません。私たちには大きな目標があり、それに向けてのやる気は十分で、どん欲に戦います」

 ―バイエルンは常に追われる立場のチームですが、王座を守る難しさとは? 個人としてチームとしてどう考えている?

 「まず、サッカーというスポーツのあり方によるところなんだと思いますが、プロ選手である以上は、常に勝利したいと思っているし、野心的であり続けます。勝利を得るためなら、全てを捧げます。今日もまた感じたと思いますが、ドイツ・チャンピオンになることは簡単なことではありません。今日のような日も必然的に伴ってきます。昨シーズンも最終的にブンデスリーガで優勝するのにかなり苦労しました。今私たちは7連覇というリーグ記録を保持しています。チームとしてはこの記録をさらに伸ばすことを目標にしています。私個人としても、さらなる優勝をどん欲に目指しています。私は、その7連覇の最初の優勝から全てを経験している選手の一人です。私以外には、トーマス・ミュラー、ダビド・アラバ、そしてジェローム・ボアテングも一緒に成し遂げてきました。もちろんそれは素晴らしいことで、このブンデスリーガ優勝記録の更新は私たちの一番の目標です」

 ―日本人選手では内田篤人選手と一緒にシャルケ時代に親交があった。今でも彼のことは気にかけている?

 「もちろん! 僕たちは彼のことを「ウチダサン」と呼んでいたし、彼は僕の友人です。彼がドイツに来たばかりのころ、全然ドイツ語が話せなくて、ドイツ語を教えたりもしました。アウェーの試合遠征後の飛行機の中でも。僕にとっては、それまで日本人選手と一緒にプレーしたことがなかったし、すごく楽しい思い出です。僕は彼と仲良くなり、チームにも加わっていきました。もちろん彼はとても優しいやつだし、素晴らしい能力を持っていたし、日本でも人気がある日本代表選手でした。ただ、負傷してしまったのは残念でした。おそらく膝の怪我が彼のキャリアをより大きく広げることを妨げたでしょう。もちろん、当時のことは思い出したりしていますよ」

 ―加えて、日本人の選手がドイツでたくさんプレーしていますが、対戦相手として印象に残っている選手は?

 「まずブンデスリーガにはたくさんの日本人選手が所属していました。日本人と対戦するのは、いつも難しいことです。彼らと対戦し、守備をするのは本当に難しい。彼らはスピードがあるし、俊敏だし、両足でシュートを打てる選手もいるし。彼らは、スペシャルなシュートを持っていると、ゴールキーパーとしては言及しなければなりません。私は、これまでにたくさんに日本人選手と対戦しましたが、彼らとの対戦はいつも喜びでした。なぜなら、彼らがいかに野心的で、いかにモチベーションが高いかが見て取れたからです。今、第一線で活躍する日本人選手を擁しているチームは、幸せでしょう。欧州各国にいる日本人を知っています。例えば、武藤選手はすごく良い選手です。あとは、岡崎選手がプレミアリーグに行ってしまったのは残念に思いました。彼もブンデスリーガで良いプレーをしている選手でしたから。その後も、たくさんの日本人選手がブンデスリーガにきて、ニュルンベルク、シュトゥットガルト、ホッフェンハイムなどでプレーしましたね」

 ―日本では、内田選手や、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ選手も神戸でプレーしていますが、将来的にJリーグでプレーする可能は? 

 「今の所、そういう考えはないけど、もちろんポルディやイニエスタが神戸で何をやっているんだろうと情報は追っています。単純にとても興味深いから。やっぱりこれまでに一緒にプレーしてきた選手は気になります。例えばバスティアン・シュヴァインシュタイガーの米国での活躍も気になります」

 ―(ドイツ代表の)ヨアヒム・レーヴ監督は、次の親善試合でGKテア・シュテーゲン=バルセロナ=を使うと明言しましたが、このポジション争いについてどう見ている?

 「そう明言されていますが、自分のプレーのためにまず集中して励むだけです。責任ある選択をしたんだと思います。良いと思いますよ。私は良いプレーをするだけ。考えることではありません」




◆ドイツ代表GKノイアー語る 友人・内田篤人…Jリーグ移籍…バイエルン…(報知)





◆小笠原満男が子供達に薦める親離れ。 大船渡での下宿とチャーハン選手権。(Number)



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 朝からウニやイクラなど、旬な海産物が並ぶ。食べ盛りの高校生は、ご飯の上に乗っけて一気にかきこむ。

 豪勢な朝メシだが、海沿いの漁港がある街ではめずらしい光景ではない。岩手県大船渡市は、サンマやホタテ、ムール貝など、豊富な海産物が漁獲される。

「齋藤先生が買ってきてくれるのはもちろん、他にもお裾分けでいろんな食べ物が届けられるんです。ウニやイクラもそう。大船渡ではいつも当たり前に食卓に出てきて食べていたから、大人になってからあんなに高級なものだってことを知りました(笑)」

 現在、鹿島アントラーズのアカデミー・アドバイザーとして育成部門の全カテゴリーに対してサポートを行う小笠原満男は、岩手県大船渡高校時代に下宿を経験した。今でも恩師と慕う、齋藤重信先生の自宅で高校3年間を過ごした。

「高校年代は多感な時期で、いろいろあるもの。そんなときに、いろいろ管理してもらえる。サッカーのためにみんなで共同生活をして“すべてをサッカーに向けましょう”という生活は、すごくいい経験になった」


練習後の「チャーハン選手権」。


 齋藤先生が不在のときは、ともに下宿する先輩後輩と自炊することもあった。焼きそば、肉野菜炒め、ときにチャーハン。学校での練習を終えて帰宅すると、簡単にできる炒め物を中心に、さっと食事の準備をする。「チャーハン選手権」と題し、誰が一番美味しく作れるかを争ったのは良き思い出だ。

「みんなと食べていれば、誰が何をどれだけ食べているのかを見られる。“あいつが食べているから、俺ももっと食べないといけない”とか。上級生がどういう行動をして、どういう発言をしているかを見ることもできる。集団生活も大事なこと。それに、親から離れることにもなる。自分のことを自分でできるようになるために、寮生活はすごくいいことだと思う」

 人として生きていくために、何をすべきか。当たり前のことを、当たり前にできるようになるために。下宿生活は、自然と小笠原自身の自立を促した。

「食べた後は自分で食器を洗っていたし、食事も洗濯も自分たちでやっていた。風呂やトイレも交代で洗う。基本は先生が食事を作ってくれていたけど、“手伝います”と言ってよくやっていたし、先生がいないときは、スーパーでの買い出しから“自分たちでメニューを決めてやれ”と言われて、自分たちで作った。いろんなことを覚えることができた。実家にいたら掃除も洗濯も料理も、全部、親がやってくれちゃうからね」


新たに完成した鹿島ユース寮。


 2019年9月、鹿島アントラーズのユース選手たちが寮生活を行う、アカデミーハウスが完成した。

 1階廊下の壁面には、アカデミーに関わるアントラーズの歴代選手たちがシルエットのデザインで描かれている。






 こだわったのは、スパイク置き場と洗濯物置き場。これまでスパイクと洗濯物が山積みになることがあったため、広く見やすいスペースを取り、最大500足のスパイクを壁にかけられるようにした。











「施設が整っているのは理想です」


 さらに、10個のシャワー、大人数で使用することを想定して3つの浴槽が設置された。設計の段階から必要スペースを提示し、その上で進めた賜物だ。実は26年前にできた鹿島アントラーズのクラブハウスもそうだったが、最初に作ったときに想定していた使い方は、年月を経ると変化していくもの。その経験も踏まえ、時代に合った使い方をフレキシブルにできるような作りにした。

 食堂のテーブルにクラブエンブレムがあしらわれ、内外観全体にクラブカラーを統一して使うことで、クラブへの帰属意識を高めることも意図している。

 土のグラウンドで育ち、アフリカのブルキナファソへの遠征も経験した小笠原は、「何事も経験」とよく言う。はたして、下部組織の最新施設をどう見たのか。

「個人的に、なんとなく今まで環境が整い過ぎていても良くないという考えがあったけど、やっぱりいい施設があるに越したことはない。今やヨーロッパや南米では施設をしっかりするのは当たり前のこと。本当に体のことを考えたら、施設が整っているというのは理想ですよね」


トップの練習をすぐ見られる幸福。


 今や情報社会。インターネットを検索するだけで、ある程度の情報は簡単に手にはいる時代になった。

「自分の進路を考えたとき、どこに進みたいかといえば、環境面も見ますよね。練習グラウンドが一定の場所ではなく、点々としているところもあれば、決まったロッカーがないところもある。それがアントラーズでは、ロッカーや寮が整っていて、トップチームがすぐ隣で練習している。ジュニア、ジュニアユース、ユースとどのカテゴリーでもトップをすぐに見られる環境にある。これほどうらやましいものはない。

 そこに、さらに新しい寮ができる。練習グラウンドから自転車で5分と、今まで以上に近くなるから、練習が終わってすぐに食事がとれるようになる。すごくいいと思うし、なによりうらやましいですよね」

 1991年、住友金属工業蹴球団へ加入したジーコは、常に言い続けてきた。

「施設が整うことでチームは強くなる」

 アントラーズ発足当初のロッカールームは、床がコンクリートで個別のロッカーもなく、パイプ椅子がある程度だった。そこから床にシートが敷かれ、フックを買ってきて壁に取りつけたりと、順々に体を成し、結果に結びついていった。


環境が整うことで、結果につなげる。


 2011年にできた、アントラーズ下部組織の専用施設である「つくばアカデミーセンター」にしても同じことが言える。それまで決まった練習場やロッカーがなかった状況で、施設が整った。つくばジュニアユースは、'15年に初の全国大会出場を決めて以来、今では頻繁に全国大会出場を重ねるまでになった。

「これだけうらやましい環境はない。サッカーに集中できる環境が整ったわけだからね。親から離れて集団生活をすることで、俺自身が経験したことだけど、学ぶことは多くあると思う。人として何をしないといけないのかを学ぶことはもちろん、精神的にも自立することにつながっていく。

 さらに僕らの立場から言えば、環境が整うことで、結果につなげないといけない。これだけ整えてくれたクラブのためにも、よりこれまで以上にトップで活躍する選手を輩出していかないといけない。僕たちスタッフはよりやりがいが出てきますよね」

 環境が強化に与える影響は大きい。トップで活躍する選手を生み出すために。小笠原にとって、ハードが整ったことによる新たな期待が大きく膨らんだ。


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◆安西 恩師との再会喜ぶ 子どもらの手本になっていると聞き「もっと頑張らないと」(スポニチ)






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 日本代表DF安西幸輝(24=ポルティモネンセ)が、恩師との再会を喜んだ。
 さいたま市での合宿2日目の8日、非公開練習を終えた後に取材に対応。10日のW杯アジア2次予選モンゴル戦が2日後に迫る中、「一日一日が勝負。こういう練習で一つでも多く(森保)監督の印象に残るようなプレーをしないといけない」とサイドバックの定位置争いに意欲を見せ、「そこに関しては凄く楽しい」と充実の笑みを浮かべた。

 練習場には、下部組織から所属した東京V時代の恩師である冨樫剛一氏(現強化部ダイレクター)が訪れた。練習前に同じ東京V出身のMF中島翔哉(25=ポルト)らと談笑。昔話に花が咲いたという。「今の子どもたちに、翔哉君だったり僕がこういうことをしてきたんだと伝えていると(富樫氏から)聞いた。(昔は)冨樫さんから(自分たちも)言われていたこと。僕もそっちの立場になったことで、もっと頑張らないといけないなって思った」と、気持ちを新たにしていた。




◆安西 恩師との再会喜ぶ 子どもらの手本になっていると聞き「もっと頑張らないと」(スポニチ)





◆海外組としての貫禄も?安西幸輝「いつも絶好調です」(ゲキサカ)



安西幸輝 Koki.Anzai


フットボールサミット 第16回 それでも「内田篤人」が愛される理由 / フットボ...


 欧州と日本の往復にも少しずつ慣れてきている。今夏、鹿島からポルティモネンセに完全移籍した日本代表DF安西幸輝にとって海外組として臨む代表合宿は今回が2度目。「(ポルトガルで)試合が終わってそのまま移動してきた」という強行軍だったが、「(前回の)9月よりは慣れた」と合宿初日から軽快に汗をかいている。

 長距離移動や時差といった条件も乗り越える必要があるが、コンディションについては「そういうことにあんまり敏感じゃないので分からないけど、いつも絶好調です」と笑顔で即答。海外遠征、海外での生活という点においても「ACLも経験しているし、ポルトガルもご飯はおいしいので」と適応は問題ないようで、「『(食事で)出されたものを食べなさい』とお母さんに言われていたので大丈夫です」と報道陣を笑わせた。

 コンディションの維持や所属クラブでのポジション確保など、代表選手だからこそ難しい面もあるが、それ以上に代表合宿で受ける刺激は大きい。「いろんなチームで頑張っている選手たちとサッカーができるのはいい経験になる。自分が強くなるチャンスだし、今回もいろんな刺激をもらって帰りたい」。そう目を輝かせると、「またみんなでサッカーができるのがうれしいし、すごく楽しい。監督にも感謝しているし、チャンスをもらっている以上、ここで結果を残さないといけない」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)




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