フットボールサミット 第16回 それでも「内田篤人」が愛される理由 / フットボ...
欧州と日本の往復にも少しずつ慣れてきている。今夏、鹿島からポルティモネンセに完全移籍した日本代表DF安西幸輝にとって海外組として臨む代表合宿は今回が2度目。「(ポルトガルで)試合が終わってそのまま移動してきた」という強行軍だったが、「(前回の)9月よりは慣れた」と合宿初日から軽快に汗をかいている。
長距離移動や時差といった条件も乗り越える必要があるが、コンディションについては「そういうことにあんまり敏感じゃないので分からないけど、いつも絶好調です」と笑顔で即答。海外遠征、海外での生活という点においても「ACLも経験しているし、ポルトガルもご飯はおいしいので」と適応は問題ないようで、「『(食事で)出されたものを食べなさい』とお母さんに言われていたので大丈夫です」と報道陣を笑わせた。
コンディションの維持や所属クラブでのポジション確保など、代表選手だからこそ難しい面もあるが、それ以上に代表合宿で受ける刺激は大きい。「いろんなチームで頑張っている選手たちとサッカーができるのはいい経験になる。自分が強くなるチャンスだし、今回もいろんな刺激をもらって帰りたい」。そう目を輝かせると、「またみんなでサッカーができるのがうれしいし、すごく楽しい。監督にも感謝しているし、チャンスをもらっている以上、ここで結果を残さないといけない」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
◆海外組としての貫禄も?安西幸輝「いつも絶好調です」(ゲキサカ)